『セカンドカーでのスペシャリティーカー用途がお勧め』 トヨタ プリウス 2023年モデル トロッコ001さんのレビュー・評価

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『セカンドカーでのスペシャリティーカー用途がお勧め』 トロッコ001さん のレビュー・評価

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トロッコ001さん

  • レビュー投稿数:1件
  • 累計支持数:40人
  • ファン数:1人
満足度3
エクステリア4
インテリア1
エンジン性能4
走行性能1
乗り心地3
燃費4
価格4
セカンドカーでのスペシャリティーカー用途がお勧め

Z(2WD)の試乗車を乗りました。
ご厚意で86も試乗しましたので新プリウスをメインの比較レビューです。

【エクステリア】
スーパーカーというよりも近未来カーな印象です。
先代クラウンと並んだ姿は、非常に小さい車の印象で、住宅地の駐車場で見た場合、見劣りしますかね。
アルファードの横に並んだオデッセイが小さく見えてしまう、あのイメージです。

Aピラーの角度が凄いです。86に乗り込む場合、低めの車高を意識して「よっこいしょ」と乗り込む、あの感じです。
新プリウスの場合も、Aピラーの角度を絶えず意識して乗り込む必要があります。
慣れの問題と軽く流さず、毎日となればストレスになるかも。

フロントは違和感なくカッコ良いです。
リヤテールは、両端を下げずにワイド化した方が良かったかも。

後席のドアハンドルは使い勝手が悪く、高齢者や子供だと戸惑うかも。まあ慣れですが。

これだけ大胆な空力ボディでありながら、CdA値は先代並みとのことです。
先代に比べて燃費の効果も変わらないなら、乗降性や居住性を著しく落とす必要は無かったと思います。

クラウンクロスオーバーも車高の高いSUVであれだけ大胆なデザインが出来るわけですから、
車高が低いスポーツカーデザインにする必要は全く無かったと思います。
今のフロントとリヤのデザインがあれば車高は30プリウスでも十分成立できたでしょう。

【インテリア】
指摘されているメーターは身長が低い方には支障になる可能性が高そうです。
私は一番低いシート高、低めのハンドルポジションという運転スタイルが好みなので、それほど支障はありませんが。
まずは、ご自身の好み、運転しやすい運転ポジションを探すべく、シートとハンドルを調整するのが本来のドライビングポジションです。
調整の結果、どの位置でもメーターや運転視界が支障なく見えるかと言えば、厳しいケースが出てくると思います。
メーターや視界確保のための本末転倒なシート調整は、「それ違うよね」という感じです。
展示車の試乗で嘆いている低め若い女性の方がおられ、評論家さん動画とまさに一緒だと思いました。

上位グレードの12.3インチのモニターは車両価格に相応しい装備です。
この点、大衆車カローラとは差別化を図ってますね。
一方で下位の8インチモニターは明らかに見劣りします。この点だけでもこのグレードはパスしたいですね。

その他の電子装備は最新基準に相応しい装備内容なので、まあ十分でしょう。
左右独立温度設定などはありませんが、これも困る点ではありません。

質感に関して、350万クラスとしては、やや不満点が多いかもしれません。
プラスチッキーな感じで、スペシャリティーカーとしては残念な部分です。
乗り降りや視界など問題点に比べれば、全く気にならない箇所でしょうか。

【エンジン性能】
2リッターと1.8のパワー差は体感できますね。ただ、この車にとってエンジン性能などどうでも良く、燃費も悪化するので、エンジンは、1.8でも良いかなと思いました。
静粛性は先代と変わらないです。あまり進化を感じられませんでした。
セールスも1.8燃費は先代と同等とのことです。
静粛性では日産eパワーのノートオーラ、応答性ではホンダeHEVのシビックの方が良いのでスタイリング以外の実用性を重視するなら、試乗することをお勧めします。

【走行性能】
ハンドリングは、良くなっているのでしょう。フロントノーズの回答性は非常に良いです。
タイヤ幅は195サイズのエコタイヤでハイグリップではなく、過信は禁物です。
タイヤ外径アップ、細身タイヤは、走破性と乗り心地向上にも貢献しています。
全般的に、なんちゃってスポーツカーとしてスタイリングを楽しむのに留めておくのが良さそうです。攻める楽しむ領域なら圧倒的にシビックの方が良さそうです。

真横に向いたかのようなAピラーが視界を妨げますので、右折左折の視認性重視の方は要確認でしょう。プリウスではお約束の後方視界の悪さも継承していますが、デジタルミラーの設定はありません。

【乗り心地】
見た目にインパクトのある19インチタイヤです。
見た目は薄いですが、扁平率50で乗り心地も良く、轍などの外乱の影響を受けにくく大径タイヤの恩恵を体感できます。
タイヤ幅195というレアサイズなので、あくまでエコ優先、燃費優先と考えた方が良いでしょう。
ハードコーナリングは禁物です。
レアなタイヤサイズの欠点として、一般的に入手が難しく、タイヤコストが掛かると思います。

【燃費】
セールスいわく、1.8は先代並み、2.0は、1〜2割悪化と言っていました。まあ、ここを気にする方は少ないでしょう。

【価格】
込380から450万となり、先代からも価格アップですね。
まあ、先代指名買いの高齢者富裕層にとっては、全く気にならないと思います。
むしろ、このスタイリングに惹かれた若年層には厳しい価格帯ですが、スポーツ走行重視なら他社の方が良いかもしれません。
納車待ち期限も長く、急いだところでもう遅いので、冷却期間として実用性を良く考えた上での選択が良いです。

【総評】
ネガティブなネット意見も多いのですが、実際に事実だと思います。
なので、メインカーとしてセダンやSUV、軽ハイトワゴンなどをお持ちだったり、2ドアクーペから、やや落ち着いて新プリウスにするなど、非日常を楽しむ「スぺシャリティークーペ」としての割り切った使い方が相応しい車だと思います。
C-HRなどもスタイリング人気からの下降線です。まあ飽きられるのも早いのが尖がったデザインの宿命でしょうか。
30から50プリウスに安心して乗りかえたような高齢者は、間違って乗換ないよう祈るばかりです。

【PHEV】
0-100km加速6.7秒と500万超えに見合った付加価値を求めるなら、PHEVでしょう。
EV航続距離も実質70kmは走るようで、自宅充電設備10万程度で、純EV車として使えます。

レビュー対象車
試乗

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満足度3
エクステリア4
インテリア1
エンジン性能4
走行性能1
乗り心地4
燃費5
価格5
セカンドカーでのスペシャリティーカー用途がお勧め

Z(2WD)の試乗車を乗りました。
ご厚意で86も試乗しましたので新プリウスをメインの比較レビューです。

【エクステリア】
スーパーカーというよりも近未来カーな印象です。
先代クラウンと並んだ姿は、非常に小さい車の印象で、住宅地の駐車場で見た場合、見劣りしますかね。
アルファードの横に並んだオデッセイが小さく見えてしまう、あのイメージです。

Aピラーの角度が凄いです。86に乗り込む場合、低めの車高を意識して「よっこいしょ」と乗り込む、あの感じです。
新プリウスの場合も、Aピラーの角度を絶えず意識して乗り込む必要があります。
慣れの問題と軽く流さず、毎日となればストレスになるかも。

フロントは違和感なくカッコ良いです。
リヤテールは、両端を下げずにワイド化した方が良かったかも。

後席のドアハンドルは使い勝手が悪く、高齢者や子供だと戸惑うかも。まあ慣れですが。

これだけ大胆な空力ボディでありながら、CdA値は先代並みとのことです。
先代に比べて燃費の効果も変わらないなら、乗降性や居住性を著しく落とす必要は無かったと思います。

クラウンクロスオーバーも車高の高いSUVであれだけ大胆なデザインが出来るわけですから、
車高が低いスポーツカーデザインにする必要は全く無かったと思います。
今のフロントとリヤのデザインがあれば車高は30プリウスでも十分成立できたでしょう。

【インテリア】
指摘されているメーターは身長が低い方には支障になる可能性が高そうです。
私は一番低いシート高、低めのハンドルポジションという運転スタイルが好みなので、それほど支障はありませんが。
まずは、ご自身の好み、運転しやすい運転ポジションを探すべく、シートとハンドルを調整するのが本来のドライビングポジションです。
調整の結果、どの位置でもメーターや運転視界が支障なく見えるかと言えば、厳しいケースが出てくると思います。
メーターや視界確保のための本末転倒なシート調整は、「それ違うよね」という感じです。
展示車の試乗で嘆いている低め若い女性の方がおられ、評論家さん動画とまさに一緒だと思いました。

上位グレードの12.3インチのモニターは車両価格に相応しい装備です。
この点、大衆車カローラとは差別化を図ってますね。
一方で下位の8インチモニターは明らかに見劣りします。この点だけでもこのグレードはパスしたいですね。

その他の電子装備は最新基準に相応しい装備内容なので、まあ十分でしょう。
左右独立温度設定などはありませんが、これも困る点ではありません。

質感に関して、350万クラスとしては、やや不満点が多いかもしれません。
プラスチッキーな感じで、スペシャリティーカーとしては残念な部分です。
乗り降りや視界など問題点に比べれば、全く気にならない箇所でしょうか。

【エンジン性能】
2リッターと1.8のパワー差は体感できますね。ただ、この車にとってエンジン性能などどうでも良く、燃費も悪化するので、エンジンは、1.8でも良いかなと思いました。
静粛性は先代と変わらないです。あまり進化を感じられませんでした。
セールスも1.8燃費は先代と同等とのことです。
静粛性では日産eパワーのノートオーラ、応答性ではホンダeHEVのシビックの方が良いのでスタイリング以外の実用性を重視するなら、試乗することをお勧めします。

【走行性能】
ハンドリングは、良くなっているのでしょう。フロントノーズの回答性は非常に良いです。
タイヤ幅は195サイズのエコタイヤでハイグリップではなく、過信は禁物です。
タイヤ外径アップ、細身タイヤは、走破性と乗り心地向上にも貢献しています。
全般的に、なんちゃってスポーツカーとしてスタイリングを楽しむのに留めておくのが良さそうです。
攻める楽しむ領域なら圧倒的にシビックの方が良さそうです。

真横に向いたかのようなAピラーが視界を妨げますので、右折左折の視認性重視の方は要確認でしょう。プリウスではお約束の後方視界の悪さも継承していますが、デジタルミラーの設定はありません。

【乗り心地】
見た目にインパクトのある19インチタイヤです。
見た目は薄いですが、扁平率50で乗り心地も良く、轍などの外乱の影響を受けにくく大径タイヤの恩恵を体感できます。
タイヤ幅195というレアサイズなので、あくまでエコ優先、燃費優先と考えた方が良いでしょう。
ハードコーナリングは禁物です。
レアなタイヤサイズの欠点として、一般的に入手が難しく、タイヤコストが掛かると思います。

【燃費】
セールスいわく、1.8は先代並みとのこと。
2リッターは1、2割悪化と言っていました。まあ、ここを気にする方は少ないでしょう。

【価格】
込380から450万となり、先代からも価格アップですね。
まあ、先代指名買いの高齢者富裕層にとっては、全く気にならないと思います。
むしろ、このスタイリングに惹かれた若年層には厳しい価格帯ですが、スポーツ走行重視なら他社の方が良いかもしれません。
納車待ち期限も長く、急いだところでもう遅いので、冷却期間として実用性を良く考えた上での選択が良いです。

【総評】
ネガティブなネット意見も多いのですが、実際に事実だと思います。
そういった意味では、メインカーとしてセダンやSUV、軽ハイトワゴンなどをお持ちだったり、
2ドアクーペから、やや落ち着いて新プリウスにするなど、非日常を楽しむ「スぺシャリティークーペ」としての割り切った使い方が相応しい車だと思います。
C-HRなどもスタイリング人気からの下降線です。まあ飽きられるのも早いのが尖がったデザインの宿命でしょうか。
30から50プリウスに安心して乗りかえたような高齢者は、間違って乗換ないよう祈るばかりです。

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プリウス 2023年モデル

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