『高い完成度のカメラ』 CANON EOS R6 Mark II ボディ なかどんさんのレビュー・評価

2022年12月15日 発売

EOS R6 Mark II ボディ

  • 有効画素数最大2420万画素35mmフルサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を採用したフルサイズミラーレスカメラ。
  • 粘り強く追尾し続けるトラッキング性能を発揮し、人物/動物/乗り物の検出精度の向上と、被写体対象範囲が拡大。
  • ボディ内手ブレ補正機構を搭載し、レンズ内光学式手ブレ補正との協調制御により最大8.0段の手ブレ補正効果を発揮する。
最安価格(税込):

¥267,900

(前週比:-100円↓) 価格推移グラフ

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価格帯:¥267,900¥460,583 (46店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ : ミラーレス 画素数:2560万画素(総画素)/2420万画素(有効画素) 撮像素子:フルサイズ/36mm×24mm/CMOS 重量:588g EOS R6 Mark II ボディのスペック・仕様

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EOS R6 Mark II ボディCANON

最安価格(税込):¥267,900 (前週比:-100円↓) 発売日:2022年12月15日

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『高い完成度のカメラ』 なかどんさん のレビュー・評価

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デジタル一眼カメラ
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満足度5
デザイン3
画質5
操作性4
バッテリー4
携帯性4
機能性5
液晶3
ホールド感5
高い完成度のカメラ

本機を購入して1年半が経過し、R5mk2がいよいよ見えてきた時点でのレビューです。
仕事では貸与された機材を使っていますが、撮影内容によっては私物である本機を持ち込みます。
趣味ではR8と共に航空機や野鳥、自転車競技などを撮ります。


【デザイン】【携帯性】【ホールド感】【操作性】
 フルサイズミラーレス中級機としてはボディサイズは普通、しかしグリップはしっかりと持つ事ができます。
素材は外側ポリカーボネート、中身マグネシウムでこれは重量とのトレードオフですね。
 物理ボタンやレバー類も奇をてらったものではなく、近年のキヤノンさんそのものです。
右肩の電源レバーは非常に使いやすく、オンから流れるようにシャッターを切る事ができます。
(本製品の評価とは別になりますが、縦グリはデキが微妙なので早く改善してもらいたいです)


【画質】
 本機の高い解像感は従来の2400万画素を超えた印象を受けます。レンズによる違いが分かりやすいですね。
 高感度耐性については素でiso6400程度まで、昨今のアプリによる強力なノイズ低減では25600程度まで実用的に使えます。
 印象的なのは粘り強く美しい白の表現で、ブライダルや花などの撮影では本当に助けられます。
またスキントーンもいつものキヤノンさんですね。
 記録方式については後で追い込んで現像する方はcRAWではなくRAWで撮りましょう(jpgでもかなり完成された画で仕事でも十分使えますが)


【バッテリー】
 初代R6に比べると1.5〜1.8倍は持つようになりました。レフ機時代の「電源入れっぱなしで半押し復帰」がやりやすくなった印象です。
半日の航空祭などでは予備バッテリーがひとつあれば持ちます。二泊三日の観光旅行でも予備が2つあれば十分でしょう。
USBによる充電・給電にも対応しています(条件が厳しいので仕様チェック推奨です)


【機能性】
 AFは評判通り強力です。暗所でも素早く合焦し、今回から登場した馬、鉄道、飛行機に限るならばR3より優秀な印象です。
ただその性能を100%発揮するには特性をしっかり把握する必要があります。レフ機で長く撮ってきた人が同じ感覚で使おうとしても上手くいかないでしょう。現場に向かうまでにじっくり検証・設定しましょう。

 電子シャッター時の40枚/s連写はバッファや書き込みに比べて高速過ぎます。少しでも待ちを緩和する為できるだけ高速なSDカードを使いましょう。
ボディ内手ぶれ補正も強力ですが、カタログ値ほどではないですね。

 R6mk2全般、設定項目が多く煩雑で、自分なりの設定を見つけるまでは苦労するかも知れません。決まれば本当に頼りになりますが。


【液晶】
特筆するような部分はありません。個人的にはバリアングルよりチルトの方が好みです。
ファンダーに関しては先代R6より見やすくなりました。MFもしやすいです。


【総評】
 発売から1年半経ちましたが依然として推せる秀才型カメラです。
初代R6から僅か2年での後継機登場ですが、これほどの完成度ならば納得です。
個人的に特に評価したいのが運用上の安定感で、購入してから今までフリーズや消失等、動作がおかしくなった事は一度もありません。初代R6ではたまにフリーズして大切な場面で撮れない事もありました。

 もうすぐR5mk2やR1、またいずれR6mk3が発売されると思いますが、
先々においてもR6mk2が良いカメラである事は変わらないと感じます。高く評価します。

レベル
プロ
主な被写体
人物
子供・動物
夜景
室内
スポーツ
その他

参考になった144人(再レビュー後:48人)

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満足度5
デザイン4
画質5
操作性4
バッテリー4
携帯性4
機能性5
液晶3
ホールド感5
やはり良くできたカメラ

購入後9か月が経過し、細部まで良く見えるようになってきました。
R8と併用で趣味での軍用機や野鳥、自転車競技の撮影といったものが中心です。
仕事では貸与されたレフ機が基本ですが状況によって本機も持ち込みます。


【デザイン】【携帯性】【ホールド感】【操作性】
 グリップはキヤノン機らしくしっかりと持つ事ができます。
ボディの質感については、外側ポリカーボネートですが安っぽさはありません。ただ30万オーバーのカメラとして考えると微妙なラインです。
 右肩に移った電源ボタンは非常に使いやすく、電源オンから流れるようにシャッターを切る事ができます。また左肩の写真/動画切り替えダイヤルも秀逸です。初代R6からこうすべきでしたね。


【画質】
 本機はキレも発色も非常に良いですが、レンズによる違いがより大きく出る機種だという印象です。
新シャープネス云々というメーカーの売り文句通り高い解像感があります。
 初代R6との比較では、欠点だった暗部の色被りは大きく改善されており、また400万画素の増加はパッと見た目の画質より運用上での差が大きいです。
 高感度耐性については素でiso6400程度まで、lightroomやDxOのノイズ低減で25600程度まで実用的に使える印象です。
 全体で印象的なのが白の描写の美しさ。ブライダルでは本当に助けられますし、この為だけに本機を買っても良いと思えます。


【バッテリー】
 初代に比べると1.5〜1.8倍程度は持つようになりましたね。レフ機時代の「電源入れっぱなしで半押し復帰」がやりやすくなった印象です。


【機能性】
 売りのトラッキングAFはかなり強烈です。同社のAPS-C機と違って暗所でも素早く合焦し、今回から登場した馬、鉄道、飛行機に「限る」ならばR3より優秀な印象です。
ただその性能を発揮するにはAF設定と、その特性を使う側がしっかり把握する必要があります。
レフ機の中央一点で長く撮ってきた人がそのままの感覚で使おうとするとAFの性能を活かせません。
準備段階から現場でも新しいアプローチが必要になります(ちなみに被写体認識に「自動」が追加されましたが、挙動が微妙なので私は使っていません)

 
【液晶】
平凡。初代と変わらない印象です。


【総評】
 mark2は初代R6で気になった部分を丁寧に潰す&機能の向上を行っており、本当に完成度の高いカメラですね。心臓部が似たスペックの弟分R8が既に発売になっていて本機と併用していますが、どちらも強力なAFと美しい描写が気に入っています。

 一方、本機の不満点はその価格です。
発売時から何とかもう少し抑えて欲しかったですね。

 現時点でR6mark2はこのような印象です。
今買ってどうなのかという話ですが、一部ではR5mark2の具体的な噂が聞こえてきつつあり、大は小を兼ねるのか、確認してからの購入でも良いと思います。
 また心臓部が似た仕様のR8についてですが、気軽な散歩などではR8を持ち出す事が多く、一方で航空祭など連写が必要だったり長玉つける場合はR6mark2を選びます。またたまに仕事の現場に持ち込むのもR6mark2の方です。似た両機ですが、用途によっては相応の違いが出ます。これからどちらかの購入を検討されてる方はじっくりと比較された方が良いですね。

レベル
プロ
主な被写体
人物
子供・動物
夜景
室内
スポーツ
その他

参考になった22

満足度4
デザイン3
画質4
操作性5
バッテリー5
携帯性2
機能性5
液晶3
ホールド感5
非常に完成度の高いカメラ

購入後3か月時点でのレビューとなります。
本機を使うのは趣味での航空祭や野鳥撮影といったものが中心です。
(仕事で人物やブツ撮りをしますがキヤノンの別の機種を使っています)


【デザイン】【携帯性】【ホールド感】【操作性】
 グリップはさすがキヤノン機らしくしっかりと持つ事ができます。
初代に比べ指遊びがいくぶん少なくなりました(手の小さい方は前の方が良かったかも知れません)
構造変化が影響しているのか、ボディを持ち上げた瞬間は初代よりほんの僅かに重く感じます。
ボディの質感については、外側ポリカーボネートですが、安っぽさはありません。ただ30万オーバーのカメラとして考えると微妙なラインです。
 右肩に移った電源ボタンは非常に使いやすく、電源オンから流れるようにシャッターを切る事ができます。また左肩の写真/動画切り替えダイヤルも秀逸です。


【画質】
 キレの良い画像です。初代に比べ画素数が約400万画素増えましたが、これは1.6倍クロップ時に相応の違いとなって出ます。ただ依然として一千万画素にも満たないので緊急用といった印象は拭えません。
また個人的にデジタルテレコンは信用が置けないので使っていません(後で自分でクロップするかサブのR10に持ち替えます)

 画作りの全体的な傾向は初代と似ていますが、画素数増加に反してダイナミックレンジはさらに広がった印象です(特に高輝度側)…RAWでの追い込み甲斐がありますね。
 jpg撮って出しでは初代で気になっていたAWB時の偏りがだいぶ緩和されました。
そして高感度耐性ですが、ノイズの出方が独特なのか処理がやや難しいです。付属ソフトDPP4での現像を前提とした場合、私個人の許容上限はiso6400までです。初代では12800でもOKという場面が多かったのですが…(あくまでDPP4無料版での話です。ディープラーニング技術が使える有料版や、サードパーティー製アプリのでノイズ処理を行った場合はもっと上の感度まで実用的に使えます)


【バッテリー】
 カタログ数値以上に初代との開きがあります。mark2はレフ機に迫るレベルです。
初代では予備2本を持ち歩いていた場面でも1本で余裕を持って足りるようになりました。これは撮影方法にも変化を与えていて、まめな電源オフが減り、シャッターチャンスを逃す事も減りました。


【機能性】
 売りのAFはかなり強烈です。サブのR10で最新のトラッキング性能は体験していますが、R6 mark2は暗所でも素早く合焦し、今回登録された馬、鉄道、飛行機に限るならばR3より優秀かも知れません(ただし撮影条件が悪かったりR3にも登録されている被写体ならば依然R3の方がしっかり補足・追従します)

 R6 mark2は実際運用する上で地味に各所の快適性能が上がっています。
初心者にカメラ渡して撮る事ができるシーンモードの追加、wifiの仕様向上で通信周りが素早く快適になりました(BT接続していると起動が遅かったのはファームウェアで改善されたので必ず最新版にしましょう)
マルチアクセサリーシューの搭載、電子シャッターは30sまで切れるようにもなりました。本当に最新鋭のカメラといった印象です。

 ところでこれは個人差があると思いますが、mark2は設定項目が非常に多く(特にAF周り)、ベスト設定を探るのが大変な機種です。
私はこれまで多くのキヤノン製カメラを使ってきましたが、ここまで煩雑に感じたのは初めてです。贅沢な悩みですが、これも現代的なカメラの使いこなしに必要なのでしょう(もちろん買ってきてそのままシャッター押すだけでも十分使えるカメラですが)


【液晶】
平凡。初代と変わらない印象です。


【総評】
 mark2はR6のマイナーチェンジである事には変わりありません。しかし初代で気になった部分を丁寧に潰す&機能の向上を行っており、本当に完成度の高いカメラです。これ1台買っておけばプロユースにおいてもほぼ問題なく使用できます。

 一方mark2の不満点はその価格です。
これを書いている時点でボディ最安は税込37万です。
使う人によっては10万安いR8で何ら不満は無いでしょう。初代R6も新品がほぼ同じ価格です。10万あればまともないいレンズが一本買えるので大きいです。
 購入を急がないのであれば、噂されているR5 mark2や、一世代飛ばしてR6 mark3を待つのもテです。そこはしっかり考える必要がありますね。

 さて実際に運用した場面ごとの感想ですが、航空祭では曇天であまり条件が良くありませんでしたが、見事に性能を発揮してくれました。ある程度以上の大きさになるとコクピットにしっかり合焦、また遠距離も初代R6より大デフォーカスかます割合がぐっと少なくなりました。画質面でも白飛び耐性が高く余裕があります。
 野鳥撮影では笑ってしまうくらい飛翔中の鳥の眼にピントがいきます。この辺りはただでさえ優れているR10の食いつきをもっと強力にした感じです(以上はあくまで純正RFレンズを使った場合の話です。EFやサードパーティー製レンズでは試していません)


 現時点でR6 mark2はこのような印象です。
とにかく動きモノに強く、これで撮れなければ自分のウデのせいと納得できます。
一方で決して安いカメラとは言えず、進化の激しいボディよりはレンズに投資したい気持ちもあります。そうなってしまうと初代R6やR8も視野に入ってきますが…。
それでも持っていると満足感の高い一台です。まさに万能機。

レベル
プロ
主な被写体
人物
子供・動物
夜景
室内
スポーツ
その他

参考になった30

満足度4
デザイン3
画質4
操作性5
バッテリー5
携帯性3
機能性5
液晶3
ホールド感5
ブラッシュアップ版R6

正月休みを挟んで結構な枚数撮りました。
主に初代R6と比較する形で書きたいと思います。買い替えを検討されている方の参考になれば幸いです。

【デザイン】【携帯性】【ホールド感】【操作性】
本当に初代との差は僅かです。グリップは指遊びがいくぶん少なくなりましたが、
手の小さい方は前の方が良かったかも知れません。
重量は僅かに軽いはずですが持った感触は逆に重く感じます。重量バランスや剛性が変化したのでしょうか?
RATEボタンは不要に思えますがなぜかそのまま…右肩に移った電源ボタンは使いやすいです(先代からの買い替え組は慣れるまで左肩に指が行ってしまうと思いますが)
質感については、R5と違い外側がポリカーボネートですが、安っぽさはありません。ただ30万オーバーのカメラとして考えると微妙なラインです。


【画質】
1DXmk3譲りの先代もキレッキレ画質でしたが、本mk2も負けずに必要以上にキレてます。明瞭度を普段から-1で使っても良いくらいです。
画素数が約400万画素増えましたが、これはクロップ時に結構な違いとなって出ます。
デジタルテレコンは今ひとつ信用が置けないので使っていません(クロップするかサブのR10に持ち替えます)
画質の全体的な傾向は初代と凄く似ていて、ブラインドテストでは分からないでしょう。上でクロップについて書きましたが、2400万画素ではトリミング耐性はやはり良いとは言えません。

ダイナミックレンジですが、初代では無かったオートライティングオプティマイザと高輝度側階調優先の重ねがけができるようになり、RAWでの追い込みに余裕ができました。
また初代で結構気になっていたAWB時の偏りがだいぶ緩和されましたね。
そして高感度耐性ですが、初代より結果的に厳しい印象です。ノイズの出方が独特で処理が難しいです。私個人の許容上限はiso6400までですね。初代では12800でもOKという場面が多かったのですが…(あくまでDPP4でノイズ処理を行った場合の話です。本体の方では試していません)この辺りは後々改善されるかも知れないので、あくまで現時点ではという事にしておきます。

余談ですがキヤノンは昨今の機種の高感度耐性にモノを言わせ、暗めのレンズをRFマウントでよく出していますが、やはり明るいレンズの方が正義に思えます。


【バッテリー】
よく持つようになりました。ようやくレフ機に迫ってきた感じがします。
初代では予備2本を持ち歩いていた場面でも1本で余裕を持って足りるようになりました。これは撮影方法にも変化を与えていて、まめな電源オフが減り、シャッターチャンスを逃す事も減りました。

【機能性】
売りのAFはかなり強烈です。サブのR10で最新のトラッキング性能は体験していますが、R6 mk2は暗所でも素早く合焦し、今回登録された馬、鉄道、飛行機に限るならばR3より優秀かも知れません。ただし地力というかトラッキングや瞳AFをオフにした状態では初代R6とそこまで大きな差は無いように感じます。その辺りはR3が圧勝です。

mark2は実際運用する上でAF以上に各所の快適性能が上がっています。
初心者にカメラ渡しても即使いこなせるシーンモードの追加、
wifiの仕様向上で通信周りが素早くかなり快適になりました(その反面、Bluetoothをオンにしてスマホと連携していると立ち上がりが遅いです。これは早くファームウェアアプデで改善して欲しいですね)
マルチアクセサリーシューの搭載、電子シャッターは30sまで切れるようになり、
ローリングシャッター歪みもR5並に感じています。最新のカメラとして総合性能が底上げされた印象です。

ところでこれは個人差があると思いますが、mark2は豊富な選択肢の中からベストな設定(カスタマイズも含めて)を探るのが大変な機種です。しかもせっかく見つけたベストな設定がファームウェアアプデで無駄になる可能性もあります。
これまで多くのキヤノン製カメラを使ってきましたが、ここまで煩雑に感じたのは初めてです(初代R6やR10でもありませんでした)。贅沢な悩みですが、これも現代的なカメラの使いこなしに必要なのでしょう(もちろん買ってきてそのままシャッター押すだけでも十分使えるカメラですが)


【液晶】
変わらない印象です。


【総評】
全体の印象として二代目というよりR6のマイナーチェンジである事には変わりありません。しかし初代で気になった部分を丁寧に潰してあり、強力なAFと相まって本当に完成度の高いカメラです。まさにスタンダード。

mark2の不満点について述べるならばその価格ですが、
初代からの買い替えはR6を下取りに出して約15万、本mk2は約35万なので差額の20万を払う価値があるかどうかですね。私は認識に「飛行機」が対象となったので買い替えを決意しました。初代R6を飛行中の小型航空機…特に戦闘機に向けた時に割と大デフォーカスかますのが本当に痛かったのです。
ちなみに先日あった航空祭では初代R6よりR10(同時にそれぞれRF100-400使用)の方がヒット率が高くモヤモヤしました。
初代からmark2への買い替えは、価格差に納得できないのであれば、将来出るであろうR5 mark2やR6 mark3を待った方が良いかも知れません。

一方でこれからR6を買う人は、多少高くてもmark2を買った方がストレスが少なくて済みます。mark2は様々な面で完成度が高いので、使っていて仕様書以上に気持ちが良く満足感が高いです。
初代R6はR5と共にキヤノンが及び腰だったミラーレス市場で気合いを入れて作った機種ですが、同時に過渡的な練り込み不足の印象もありました。

以上、mark2購入後3週間程度経った時点での感想です。
個人的な本命は航空祭ですがシーズン的にお休みなので、現在はR10と併用して野鳥撮影をメインにしています。
さらに枚数を撮ったりファームアップで違った面も見えてきそうなので、その時はまた再レビューします。

レベル
ハイアマチュア
主な被写体
人物
風景
子供・動物
夜景
スポーツ
その他

参考になった28

満足度4
デザイン3
画質4
操作性5
バッテリー5
携帯性4
機能性5
液晶3
ホールド感5
ブラッシュアップ版R6
機種不明しばらく併用して比較しました
   

しばらく併用して比較しました

   

主に初代R6との比較に特化する形で書きたいと思います。
買い替え検討されている方の参考になれば幸いです。

【デザイン】【携帯性】【ホールド感】【操作性】
本当に初代との差は僅かです。グリップは指遊びが少なくなりましたが、
手の小さい方は前の方が良かったかも知れません。
携帯性は本当に変わりません。
重量は僅かに軽いはずですが持った感触は逆に重く感じます。剛性が変わったのでしょうか?
あまり評判の良くないRATEボタンもそのまま、
右肩に移った電源ボタンは使いやすいです(先代ユーザーは慣れるまで左肩に指が行ってしまうと思いますが)

【画質】
1DXmk3譲りの先代もキレッキレ画質でしたが、本mk2も負けずに必要以上にキレてます。
明瞭度を普段から-1で使っても良いくらいです。
画素数が約400万画素増えましたが、これはクロップ時に結構な違いとなって出ます。
デジタルテレコンは今ひとつ信用が置けないので使っていません(クロップするかサブのR10に持ち替えます)
全体的な傾向は初代と凄く似ていて、ブラインドテストでは分からないでしょう。WBは偏りが無くなりましたね。

【バッテリー】
よく持つようになりました。ようやくレフ機に迫ってきた感じがします。

【機能性】
売りのAFはかなり強烈です。R10で今時のトラッキングは体験していますが、
R6mk2は暗所でも素早く合焦し、登録されている被写体に限るならばR3より優秀かも知れません。
それより実際運用する上でAF以上に各所の快適性能が上がっています。
初心者にカメラ渡しても即使いこなせるシーンモードの追加、
wifiの仕様向上で通信周りが素早くかなり快適になりました(その反面、立ち上がりが遅いです)
マルチアクセサリーシューの搭載、電子シャッターは30sまで切れるようになり、
ローリングシャッター歪みも多少改善されています(多分…です)。

【液晶】
変わらない印象です。

【総評】
二代目というよりR6のマイナーチェンジですね。
しかし初代で気になった部分を丁寧に潰してあり、強力なAFと相まって本当に完成度の高いカメラです。まさにスタンダード。
R6は下取りに出して約15万、本mk2は約35万なので差額の20万を払う価値があるかどうかは買う人次第でしょう。私は認識に「飛行機」が対象となったので買い替えを決意しました(初代R6を飛行中の小型航空機…特に戦闘機に向けた時に割と大デフォーカスかますのが本当に痛かったのです)
航空祭では初代R6よりR10(同じRF100-400使用)の方がヒット率が高くモヤモヤしましたがこれで解消するでしょう(今はまだ旅客機しか撮っていませんが)

欠点らしい欠点はその価格と、くどいようですが左肩の謎RATEボタンですね。
AF性能だけでなく各所の快適性能が上がったブラッシュアップ版R6、が現段階での評価です。
さらに枚数を撮ったりファームアップで違った面も見えてきそうなので、その時はまた再レビューします。

レベル
ハイアマチュア

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「EOS R6 Mark II ボディ」の新着レビュー

レビュータイトル 満足度 投稿日時
R5じゃなくても充分  5 2025年9月2日 21:27
非常にバランスが良い!一つ言うとするなら…  5 2025年8月21日 23:08
400mmクラスのレンズでも気軽に手持ち撮影できます  5 2025年7月14日 18:07
キャノン縛りならば、一番バランスが取れていて、お勧めします  5 2025年6月28日 00:11
オールラウンダーなカメラ  4 2025年5月18日 21:42
コンパクトさを活かせる  4 2025年5月16日 18:27
全然良いです!!!  4 2025年5月15日 17:32
高感度特性が良い  5 2025年5月10日 11:26
良いものはいいけれど  4 2025年4月5日 13:12
AFの速さと正確さ  5 2025年2月22日 10:57

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