プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2022年12月27日 01:31 [1594858-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 風量 | 4 |
| 静音性 | 3 |
| 微風 | 5 |
| サイズ | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
本体。フロントビュー。やや上向きのスタイル。 |
本体。サイドビュー。持ち手は革。機能だけでなく、素材もハイブリッド。 |
本体。バックビュー。灰色の部分は、ストッキングのようなプレフィルター。 |
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フィルターを本体より分離。 |
プレフィルターを外したフィルター。パーティクルフィルターと明記されている。 |
コンソール。とてもシンプル。 |
家庭の空調は、エアコンが壁掛けである以外、基本床置き。このため人が快適に過ごせるはずのスペースに、空調家電が鎮座していることなどは割と良くある話だ。特にコロナ禍の現在、コロナウイルス対策用の空気清浄機、オゾン発生器、イオン発生器、次亜塩素酸を使った空間清浄機を使っている人も多い。それに加えて、初夏、エアコンを使わない間の扇風機、部屋干しの洗濯物でも嫌な臭いがしないように衣類乾燥機(除湿器)を使っているとなると、本当に足の踏み場もなくなる。また、コンセント数も足らない。
このため、今、空調家電で主流になりつつあるのが「ハイブリット化」。「扇風機+サーキュレーター」などのようなハイブリッド家電は「扇風機」「サーキュレーター」という純血種(祖先)を絶滅に追い込む勢いだ。しかしファンで風を起こすのは一緒だとしても、扇風機とサーキュレーターでは要求される風質が異なるので、近縁でもハイブリッド化はそんなに簡単ではない。
そんな中、最近流行り始めているのが、扇風機に空気フィルターを取り付けた「扇風機+空気清浄機」。ただし、作りが開放的なモデルは、空気清浄機としての機能はすごく弱い。というのは、空気清浄機の密なフィルターに空気を通すためには、別ルートで空気が送れないようにし、必ずフィルターを通過させる仕組みを設けなければ、ならないからだ。ダイソンのように、気流の動きを十分解析する必要がある。
ブルーエアの「Pure Fan Auto」は、ハイブリッドでもかなり欲張りで「扇風機+サーキュレーター+空気清浄機」。澱みがちな室内の空気に、流れ(気流)を作り、空気の「循環」と「送風」、双方行うことを狙ったモデルだ。ブルーエアの空気清浄に対する考え方は共感できるし、持っている技術がすごいのも事実。しかし、扇風機の風、人が気持ちいいと感じる風は一筋縄ではいかない。難しいのだ。しかも近年どんどん進化もしている。大メーカーが「こんな物」と作っていた扇風機は、当時ベンチャー企業であったバルミューダにより大きく変えられてしまった。ユーザーも、単なる風ではなく、気持ち良い風を支持した形だ。
シンプルに見える扇風機であるが、心地よさのために、ファンの動き、モーターの動きを徹底最適化する必要があるし、最適なポジションの確保、首振り、寝た後を考慮したタイマーなども必要だ。
そう言う目でもると、「Pure Fan Auto」は不都合なところがある。設置時に方向を決めると、以降風向きを変えることができないのだ。方向を変えるのは、「Pure Fan Auto」を持ち上げて、設置しなおす必要がある。また、風力は「1」「2」「3」「オート」「ナイト」の5段階に調整できるが、「2」「3」は風の吸気音がかなりすごい。
「Pure Fan Auto」は閉ざされた空間で使用するファン付きの空気清浄機であり、あくまでもファンはサポート機能となるからだろうと思う。しかし告知されている「空気清浄機付きファン」というには、ファンの機能がかなりプアだ。
しかし技術使用から言うと、モーターは微風が使える「DC(直流)モーター」。羽根は11枚の「多枚羽」。仕様としては申し分ない。つまり、「1」「オート」「ナイト」は微風を中心とした扇風機、「2」「3」は循環を狙うサーキュレーターとしたのだが、その能力が十二分に煮詰められていない感じだ。
例えば「微風」をメインとした扇風機の機能は「接近」して使うのが良いのだが、布団の側に大きな立方体があるのは、高さがない「Pure Fan Auto」といえども少々重く感じる。ベストな微風はどこからともなく吹いてくるわけで、視覚でもこの様な押し付ける感じがあると、イマイチだ。
では、空気清浄機機能をメインに考えてみるとどうか。「Pure Fan Auto」は28畳対応の空気清浄機であり、0.1μm以上の空中浮遊物を99.97%コシ取れる力を持っている。ただし、当フィルターは化学物質を吸着させる活性炭系のフィルターを有しないので、ニオイ物質、ホルムアルデヒドをはじめとする揮発性有機物質(VOC)の除去はできない。ここは一般的な空気清浄機とは異なる。その分、ファンが強化されたモデルと考えれば良い。
化学物質が発生しやすい、リビング(料理)、水周り系の設備(清掃、消毒)があるところではなく、どちらかというと寝室、書斎、玄関のようなドライ環境での使用が望ましい。風のパワーがある分、玄関で花粉などを確実にとらえるなどには向いていそうだ。
似た仕様でも、例えば「2」の風量まで扇風機系で、首振りができるとなると話は変わってくるのだが、現在のところは優れたポテンシャルを持つ発展途上モデルという感じだ。
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プロフィールITmedia等の情報サイトで記事を書いている フリーランスのライター、兼、IT先端技術コンサルタント。
モバイルやクラウドを駆使するスマートワーク研究をライフワークとしている。
【主なWeb媒体】
ITmedia 誠Biz.I…続きを読む
2022年6月4日 22:47 [1588846-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 風量 | 4 |
| 静音性 | 5 |
| 微風 | 4 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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背面 |
上部 |
少し大きめのACプラグ |
カカクコム経由でメーカーよりお借りすることができたのでレビューしよう。
本機は、空気清浄機でシェアが高く、テレビのCMでも聞いたことがあるかもしれないBlueairの製品である。しかし、本機は空気清浄機ではなく、空気清浄機の機能を持ったファンだという説明を受けている。どう違うんだろうかと興味を持った。
【デザイン】
外観は確かにファンである。空気清浄機のデザインではなく、紛れもなくファンである。
上部にハンドル(とって)がついていて、コンセントがあればどの部屋にでも持ち歩いて使える。
白い、ほぼ立方体のボディに、革のイメージのハンドルがついている。愛着が持てそうな、まさにいい感じだ。
背面には空気を清浄化するためのフィルタが配置されている。
ただ、残念なのはファンのくせに、風の方向を調整する機能が一切ない。まあ、本機はやっぱり「ファン」ではなく、「空気清浄機」なのだろう。
評価は「4」とした。
【使いやすさ】
上部にあるボタンと表示で直感的に操作ができる。
風の強さ「1」、「2」、「3」、そして「Auto」、三日月の「ナイトモード」を切り替えて使用する。
キッチンで料理を始めたり、部屋の空気が汚れると本体左上のLEDが青から赤に変わり知らせてくれる。Autoモードの場合は、このときファンの風量が自動的に大きくなり、空気清浄機の機能が最大限に働く。
評価は「5」とした。
【風量】
上記「3」のとき風量最大である。
まあ、そんなに強くないなあという印象だ。風呂上がりに涼む用途には力不足だろう。
評価は「4」とした。
【静音性】
上記風量最大「3」のとき、同じ部屋で会話に邪魔になる程度の音は発生する。
一方で、風の強さを「1」にしたり、ナイトモードにすれば、かなり静かになる。
評価は「5」とした。
【微風】
風の強さを「1」にしたり、ナイトモードにすれば微風になる。微風というよりも、近くに寄らないとほとんど風を感じない。
まあ、やっぱりファンというよりは空気清浄機なのかもしれない。
評価は「4」とした。
【サイズ】
329x395x286 mmというサイズは、リビングに置くにはまあ適当なサイズと思う。
評価は「4」とした。
【総評】
はっきり言って、「空気清浄機の機能を持ったファン」というよりも「空気清浄機のファンに少し寄った製品」というところと感じる。
でも、まあ、悪くない。
今回、空気清浄機能の実力までは試せていないが、大変シンプルにフィルタを使って実現する仕組みは、従来のBlueairの製品と原理的には変わらない。
同社の製品ラインアップに、魅力的な製品がひとつ加わったことが確認できたと思う。
個人的にはもっと「ファン」にしてもよかったかなとも思うが、これは今後に期待したいと思う。
評価は「4」とした。
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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2022年5月31日 10:38 [1586588-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 風量 | 5 |
| 静音性 | 4 |
| 微風 | 無評価 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
本体横から。上方向にわずかに傾きがある設計 |
本体裏側(吸引側) |
吸気側のパネルを外したところ |
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ファン部 |
フィルターをパネルから外した状態。プレフィルターは布製で着せ替え可能。水洗いもOK |
本体天面。移動に便利なレザー調のハンドルと操作部を備える |
ブルーエアの空気清浄機能付きファン。メーカーより実機をお借りして試用。
ファンでありながら、適用床面積28畳までの空気清浄性能を実現した製品。ウイルスレベル0.1μmまでの微粒子を99.97%除去できるという「HEPASilent テクノロジー」による空気清浄機能と、11枚の羽根で空気を細かく分けて、肌あたりのいいなめらかな風を生み出す、特許取得のファン技術を搭載したのが特徴だ。
空気清浄機専業メーカーとして、これまで数々の製品を送り出してきたブルーエアがファン寄りに製品をカスタマイズしたような印象。簡単に言うと、「Blue 3610」の上半分を向きを横にしてファンにしたような製品。空気清浄機能付きのファンとしては、バルミューダの「GreenFan C2」を彷彿させるところもある。
本体サイズは329(幅)×395(高さ)×286(奥行)mm、重量は約4.7kgで、適用床面積が〜28畳、推奨フロア面積〜18畳と、GreenFan C2に比べると、大型で風の届く範囲も広く、大広間に適した製品。清浄したきれいな風を65度の広がりで、到達距離9mにおよぶ広範囲、やさしく届けることができる。
空気の状態を可視化するLEDランプを搭載。風量は3段階で切り替え可能で、オートモードとナイトモードも備える。オートモードは、センサーで感知した室内空気環境に基づき、自動で本体の運転スピードを調整、ナイトモードは、運転スピードが低速になり、LEDライトが暗くなり、5秒後に本体のすべてのランプが消える。運転音は25〜54dBで、風の圧力も音も穏やか。消費電力は4〜44Wで、1時間あたりの電気代は0.1〜1.2円。
木目のスタンド(脚)やレザー調のハンドルを採用した、北欧発の空気清浄機メーカーならではのデザイン性も魅力的。メインのフィルターの他に、プレフィルターは5色を用意し、インテリアに合わせて付け替えが可能だ。
個人的に欲を言えば、角度を変えられるとよかった。+Wi-Fi経由でスマホと連動する機能などもないため、リモコンも欲しいところ。とはいえ、キレイに浄化された穏やかな風と、デザイン性は魅力的。それなりにサイズも大型なので、大空間に向いている。
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プロフィール小学生の時に読んだ科学雑誌に触発され電子工作を始める。学生時代は自動車整備に明け暮れ、その後はサーバー/ネットワークエンジニアを生業としながら、2002年よりPC自作、改造、電子工作の記事を執筆。近年はLEDや電子回路を使った家庭用・植物…続きを読む
2022年5月24日 14:35 [1584740-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 風量 | 5 |
| 静音性 | 4 |
| 微風 | 4 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2022年5月、メーカーよりモニター貸与。
【デザイン】
非常に良い
同社のお家芸ともいえる、北欧家具を彷彿させるシックなデザイン。
ボディは厚めのプラスチックながらヤボったさはなく、最大風量時もビビり感はない。
本体とフィルターフレームの結合部も精度が高く、容易に安心して脱着できる。
【使いやすさ】
非常に良い
空気清浄はフィルターのみのパッシブタイプなので、ときどき掃除、半年を目安に交換するだけで、複雑な操作は皆無。
ストッキング状のプレフィルターが洗濯できるのも好印象。
操作スイッチは電源On/Offと風量調整のみ、風量をAutoにしておけばOKな気軽さも良い。
【風量】
非常に良い
風量は1(弱)〜3(強)とナイトモードの4段階。弱を1とすると、中は8、強になると20の印象で、メリハリのある設定。
標準的な日本家屋では、強の風量はやりすぎにも思えるが、洗濯物の部屋干しには重宝するだろう。
【静音性】
良い
1(弱)は生活音に埋もれ、静音と呼ぶにふさわしい音量。
2(中)/3(強)は風量重視のためそれなりの音量になるが、ファンやガードからの風切り音、本体のビビりや共鳴もなく、耳障りには感じなかった。
28畳対応であることを考えれば、良くできていると表現できるだろう。
【微風】
良い
ナイトモードと名付けられてはいるが、弱と同じか10%オフぐらいで、風量もモーター音も極端な差は感じられない。
弱でも充分マイルドなので夜間も気になるほどではないものの、やや期待外れにつき「非常に良い」には及ばなかった。
【サイズ】
非常に良い
存在感があるものの、目安40cm四方あれば置けるのでコンパクトな部類。
また、空気清浄機+扇風機/サーキュレータの2台よりもはるかに省スペース、あれこれ置いて部屋の雰囲気を乱すことがないのも大きなメリット。
【総評】
上下の風向調節がないのが気になったが、床にも風を感じるほど拡がるので調整機能はかえって無用。
言われてみれば当たり前の構造ながらも、空気清浄しながら循環、吸気側にフィルターがあるのでファンが汚れにくい、と極めて合理的な設計は高く評価したい。
これからの高温多湿な時期にはもちろん、一年を通じて活用できるのも魅力。
空気清浄機やサーキュレータを購入予定の方には、ご検討いただきたい一品である。
参考になった4人
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