56mm F1.4 DC DN [フジフイルム用]
- 大口径レンズの楽しさをミラーレスシステムで体験できる、開放値F1.4の単焦点・中望遠レンズ。ハイパフォーマンスな「Contemporary」ライン。
- 動画AFに対応する光学設計とステッピングモーターの採用により、オートフォーカス時の静かで自然なフォーカスワークが可能。
- 高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。マウント部にゴムのシーリングを施し、さまざまな環境での使用に配慮している。
最安価格(税込):¥46,890
(前週比:-3,090円↓
)
発売日:2022年 4月 8日
よく投稿するカテゴリ
2024年4月3日 18:06 [1831031-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
寄れます |
絞ってみた |
|
比較のためVILTROX AF56/1.4を… |
【操作性】
単焦点なので簡単。
フジのユーザーとしては絞りリングが欲しいけれど、写りには関係ない部分でのコスパ重視で問題ない
【表現力】
以前、VILTROX AF56/1.4 STMを使っていました。
金属鏡筒で絞りリングもあって良い佇まいのレンズでしたが、寄れないのが不満でした。
そこで、同じ焦点距離・絞りで寄れるこのレンズとドナドナ。
単焦点はフットワークが大切なんですが、寄れるのは使い勝手に大きく影響するのです。
【携帯性】
VILTROXと比べると全長が短いので、収納性は良いと思います。
ただし、フードはもう少しスマートなのにしてほしい。
樹脂のボディだから幾らか軽い気もします。
【機能性】
寄れるのが何より嬉しい!
フジXマウントとしては絞りリングがあれば嬉しいのだけれど、ボディ側のダイヤル操作で問題はありません。
【総評】
寄れるレンズにしたくて手を出しました。
ソコは狙い通りなのですが、写りは悪くない…と言う程度。
VILTROXと比べて大きな違いは感じません。
でも、使い勝手抜群なので納得です!
参考になった3人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2023年7月4日 12:50 [1734044-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
【操作性】
絞りリングがあれば完璧ですが無くてもどうとでもなります。
【表現力】
この画角の単焦点は純正の旧56mmしか使ったことがないので最近のものとは比較出来ませんが、開放からしっかりと写るしボケもキレイです。
価格、サイズを抜きにして、描写だけで評価しても純正に引けを取らないのでは。
【携帯性】
AFが使える明るい中望遠としては最小クラスでしょうか。
純正がAPS-Cのメリットを捨てたようなサイズであることを思うとこのサイズで収まっているのが奇跡に感じられます。
【機能性】
AFが静かにスッと動くのでストレスはないですね。
【総評】
純正より遥かに安く、小さいサイズとは思えない素晴らしいレンズ。
個人的には付けっぱなしでの中望遠スナップにオススメです。
参考になった9人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2023年7月4日 12:06 [1734020-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
【操作性】
絞りリングがないのは残念、フロントダイヤルだと時間かかっちゃう。
【表現力】
XF56mm F1.2 R(旧型)は雰囲気が好きで手放せないけれど、出る幕なしかも。
F1.4解放:4Kモニター全画面(約40%表示)だと絞ってるか判らないくらいシャープ、等倍以上の表示で少し眠さが判るくらい。F4が全域ピーク、非常に切れの良い画になります(と言ってもバキバキにシャープなだけ、という訳でもない)。
色収差(フリンジ)は輝度差の大きい時+F2未満で多少発生、それ以外は問題なしです(XF56mmF1.2RはF2でも盛大に収差が出て、晴天時に水面の泡立ちとか撮るとピンク一色になりますw)。
【携帯性】
小さい!軽い!X-H2での利用で、スペック以上に軽く感じます。コンパクトプライムのXF35mmF2と同じ感覚(実際には少し重さ違うけど)。F1.4でこれは本当に素晴らしい。
【機能性】
MFはリングの感触含めて良好(ここは好みなので評価難しいけど)。
AFは基本的に静かだし精度も良好ですが、どうも迷うことも多々ありました(全距離サーチいっちゃう感じ)。像面位相差で動けない?そんなことない?あまりその辺詳しい人間でなくて分かりませんが、2021年以降に出てる純正レンズと比べると「あれ?」という事が多々ありました。動体C-AF試せてませんがちょっと不安。
【総評】
初めてのシグマレンズでしたが、解像の仕方や発色、そしてボケも含めて「非常に素直」という印象でした。主観ですが、純正だったら「4020万画素対応レンズ」に掲載されそうな解像度です。
とにかく写りには何の不満もないうえ、この軽量コンパクトでF1.4は「性能」ですね!しかも安い!
唯一、不安材料のAFに関しては、作例含めて今後使い込んで加筆できたらいいなと思います。
23mmF1.4など、今後のシグマさんのXマウント用単焦点、期待できるようになりました。マクロもぜひ!
そしてやはり自分がXマウント(APS-C)を選択した原点、「機材は軽量に、出来るだけ綺麗な写真」のために、写りのいい軽いレンズは正義です。
参考になった20人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2023年6月3日 11:29 [1710473-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
比較@ |
比較A |
【操作性】
Xシリーズの純正レンズを使っていれば、レンズに絞りリングが付いているが
このレンズには付いていませんので、カメラ本体のフロントダイヤルで操作
することになります。
【表現力】
旧型のXF56mmF1.2Rと新型のXF56mmF1.2R WRも所有していたので、この
レンズと合わせて3本での描写感ですが、旧型のXF56mmは解像感がやや
甘い感じがします。
このレンズは旧型のXF56mmF1.2Rよりも確実に解像度は良いと感じます。
また、新型のXF56mmF1.2R WRと比較しても、解像感の優位性はあまり感じ
ませんでした。(同等の解像感があります。)
色合いも含めた描写性では、新型のXF56mmF1.2RWRは全体的にやや黄色味
が強めで、SIGMAの56mmF1.4の方はやや青みが強めな感じがしました。
全体的にはこちらのSIGMA56mmF1.4の方が締まった感じがあります。
【携帯性】
旧型よりも大柄になり重量も1割増えて445gとなった新型XF56mmF1.2RWR
と比べてSIGMAの56mmF1.4は、非常にコンパクトに納まり重量も280gで
新型XF56mmF1.2RWRより165gも軽くい。(添付の写真参照)
APS-Cのメリットが生かされ非常に軽量コンパクトに出来ていて良いです。
【機能性】
純正の新型は旧型よりも最短撮影距離が20cmも短くなり、50cmとなった
ので寄れなかった旧型と比べると随分使い易くなりました。
その新型と同じく、SIGMAの56mmF1.4も最短撮影距離は50cmなので
引き分け。
新型XF56mmF1.2RWRの優位性は、絞り羽根が旧型の7枚よりも4枚多い
11枚になって玉ボケの丸みが綺麗になったこと。ちなみにSIGMAの56mm
F1.4は9枚で、最近のレンズとしては平均的な枚数で、玉ボケも角々しない。
もう一つ、AF時の消音性は、ステッピングモーターを使用しているSIGMAの
56mmF1.4の方が静かで、新型XF56mmF1.2RWRはLM(リニアモーター)を
非搭載なので、旧型と同じようにAF時にククッククッっという動作音と振動が
気にかかります。
AFスピードもステッピングモーター搭載のSIGMAの56mmF1.4の方が早い
ような気がします。
【総評】
純正の新型XF56mmF1.2R WRと比べても、解像感、描写性では、ほぼ互角
AF性能では新型XF56mmF1.2RWRより速くて消音。
価格的(2023.6.1現在)には、SIGMAの56mmF1.4(約43000円)と格安なのに
新型XF56mmF1.2RWRは(約125000円)と3倍近い価格の差。
コンパクト性も一目瞭然で、重量も445gと280gで約1.6倍の重さ。
やっぱり、APS-Cの利点は軽量コンパクトなレンズを使えることだと思うので
その点からは、新型は失格、SIGMA56mmF1.4は合格です。
私は、旧型、新型、SIGMAと3機種を撮り比べて、SIGMA56mmF1.4を残して
旧型、新型は手放すことにしました。
というか、今回SIGMA56mmF1.4の良さに気付きました。
同時期にSIGMAからXマウント用に発売された16mmF1.4、30mmF1.4それと
今回比較した56mmF1.4の3台では、このSIGMA56mmF1.4が一番優秀だと
思いました。
参考になった56人(再レビュー後:55人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2023年4月14日 15:36 [1703105-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
【操作性】
特に不便はありません。
リクエストがあるとすれば、絞りリングが欲しかったかな??
F1.4スタートだと、それなりに絞る為に本体操作が面倒だったりします。
【表現力】
満足です。やっぱり最新のレンズは解像力がすごいなーと関心してしまいました。
まだまだX-T1が現役で使えてしまいます。
【携帯性】
明るいレンズなので、やはり本体含めると重いっちゃ重いです。
ハンドバッグに入れっぱなしはキツイ。
【総評】
やはりシグマレンズは大好きです。
別のレンズも揃えたいです!
参考になった2人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
- レンズ
- 1件
- 0件
2023年4月2日 12:00 [1699558-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
手軽に持ち出せる、扱いやすい画角のレンズなので重宝しています。
参考になった1人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2023年3月18日 01:36 [1693360-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
開放F1.4の中望遠レンズとしては小型で軽量 |
後ボケはきれいで、ボケ感にも満足 |
主題を明確にしやすい |
【操作性】
絞りリングがないので、絞り設定はボディ側で行います。
それ以外は特に問題ありません。
【表現力】
前ボケがやや硬いですが、後ボケはとてもきれいだと思います。
また、Xマウント用の中望遠レンズとしては寄れる(最大撮影倍率0.135)ので、テーブルフォトにも使えそうです。
【携帯性】
35mm換算84mm、開放F値1.4の大口径中望遠レンズとしては相当コンパクトだと思います。
ピントリングや外装の一部に金属以外の素材を使うなど、重量も280gと非常に軽く、スナップで持ち出すのに最適です。
【機能性】
XF56mmF1.4 R APDとの比較ですが、AFは速くスムーズです。
ただし、SIGMA 56mm F1.4 DC DNは、絞り羽根の動作がやや遅く、絞りが変化した際に露出が安定しない問題を抱えています。シャッター速度をAUTOにしていると、明るさに応じて絶えず絞り羽根が動くため、シャッター半押しを解除するたびに画面がちらつき不快です。
この現象は、18-50mm F2.8 DC DNでも発生していたので、FUJIFILMのAF機構との調整がうまくできていないのだと思われます。SIGMAのサポートに連絡して確認してみましたが、この現象はメーカーも確認しており、今後ファームアップで対処していく予定があるようです。
【総評】
軽量コンパクト、近接撮影性能、簡易防塵防滴を備えて、新品でも4万円半ばのリーズナブルさ。
写りは最高ながらAF性能に劣るXF56mmF1.2 R APDからこちらのレンズに入れ替えました。
参考になった18人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2022年11月3日 08:52 [1641288-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
絞り:F1.4 |
絞り:F2.0 |
絞り:F2.8 |
絞り:F4.0 |
絞り:F5.6 |
絞り:F8.0 |
【操作性】取り扱いは至って簡単、レンズフード脱着もスムーズ、シッカリ、逆付けも良好。
【表現力】
・なかなか良い、ただし絞りを開けたとき逆光でフリンジ発生が惜しい。
・背景の玉ボケも気に入った写りです(絞りを変えて撮った写真を掲載)
【携帯性】SIGMA同シリーズ3本の中で最も軽量コンパクト!(ナイス)
【機能性】AF性能良好、防塵防滴が嬉しい、欠点はフォーカスブリージングが大きめなこと。
【総評】
X-S10、X-T3でのポートレートやスナップ用途に購入。
純正XF56mmF1.2R(旧型)より良いです。
・寄れる
・軽量コンパクト
・防塵防滴
・作りが良い、特にレンズフードがナイス(純正XF56mmのフードが不出来だから)
参考になった22人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
- レンズ
- 4件
- 1件
2022年5月8日 16:00 [1571913-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
よくボケます |
対象も引き立てられる |
明暗差があってもよく写る |
風景もクッキリ |
食べ物もこれくらい寄れる |
樹齢300年、雰囲気もよく撮れる |
本レンズ、以前SonyEマウントでも使用していました。
シグマはとがったレンズやカメラを造る好きなメーカーです。
Xマウントにやっと参入してくれたので珍しく発売日に購入。
※1ヶ月使用した印象を追記、サンプル写真を入替ました
【操作性】
ピントリングは凹凸があり回転も滑らかで使いやすいです。
レンズは樹脂製ですが硬質で質感はいい。
フードもきっちり取り付けられて表面もラバーのような加工がしてあります。
絞りリングがないことはXFレンズに慣れると少し不便に感じます。
【表現力】
XF単焦点レンズと写りの傾向は異なります。
ヌケがよく色味もスッキリ写ります。ソニーマウントの時も感じたのシグマレンズの特徴と理解しました。
ピントがあった部分はとても解像感があり、ボケも綺麗。
ボケはふわっとボケるタイプかな。
暗部もよく写りダイナミックレンジが広く感じます。
換算84mmの少し圧縮が効いた遠近感のある写真が撮れます。
【携帯性】
私の知る限り56mmF1.4のAFレンズで最も軽く短い。
特に全長が短いのがいい。カメラにつけてもバランス良く見えます。
【機能性】
何より寄って撮れるのがいいです。
Xマウントの56mm単焦点ではXFの最短撮影距離が70cm、トキナーは60cm、シグマが50cm
50cmより長くなると不便に感じることが多くなります。
(SonyEマウントではMFでさらに寄れましたが、XマウントはAF/MF共に実測47cmでした)
ピント合わせは早いです、絞り調整の方に時間がかかっている印象。
絞りを開いた状態で明るい所で撮影していると、絞り羽根が小刻みに動いて画面がちらつきます。SonyEマウントの時は感じなかったので、今後ファームアップで改善されると思っています。
簡易とはいえ、防塵防滴機能はあるのは埃がカメラに入りにくいと感じ安心感があります。
【総評】
待ちに待ったシグマレンズ。
今回発売前に予約購入したためか限定レンズケースがついてきました。
「Xマウント発売記念」とのことでメーカーの姿勢が嬉しかったです(^_^♪
XFや先に発売されたトキナーレンズと比べ、小さくて寄れるのがいい。
写りもXFレンズと傾向は違いますが、スッキリシャープに写ります。
これから中望遠の印象的な写真が手軽に撮れると思うと楽しみです。
参考になった20人(再レビュー後:18人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2022年4月27日 06:06 [1574561-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 2 |
【操作性】
フォーカスリングのみのシンプルなデザインです。
カメラによってはMFのレスポンスを「リニア」「ノンリニア」に変更可能。
ただし、リニア時はピント全域を移動するのに数回転必要となり、動画撮影で現実的な操作とは言えません。
富士フイルムでは一般的な絞りリングを搭載していないので、カメラによっては絞り操作が不便と感じるかもしれません。
【表現力】
●解像性能
絞り開放から非常に良好です。
競合レンズとなるVILTROXやTokinaと比べてF1.4付近における周辺部や隅の解像性能が良好。
絞ると差は縮まりますが、F1.4を活かしやすい特性を備えています。
●コントラスト
絞り開放付近は僅かにコントラストが低下します。
と言っても逆光次第でコントラストが大きく低下するVILTROXほどではありません。
ほどよくソフトな印象ですが、F2.8まで絞ると改善します。
●色収差
手ごろな価格の大口径レンズとしては2つの色収差が良く抑えられています。
特に目立ちやすいパープルフリンジやボケの色付きを心配する必要が無いのは嬉しいポイント。
●その他の収差
全体的によく補正されていますが、歪曲収差はデジタル補正を前提としています。
プロファイルで簡単に修正できますが、プロファイルを適用できない環境では注意が必要です。
●周辺減光
他のXシリーズのレンズと同じく強制的に補正されます。
できれば周辺減光の補正をオフにする選択肢が欲しかったところ。
●ボケ
後ボケ重視で柔らかいボケを楽しむことが出来ます。
撮影距離が長い場合でもボケが騒がしくなりにくく、価格を考慮すると満足度は高い。
さらに軸上色収差による色づきが少ないので悪目立ちしない点もGood。
F2.8まで絞るとコントラストが改善し、背景次第で少し騒がしくなるので、ボケ優先であればF1.4~ F2あたりがおススメ。
【携帯性】
中望遠 F1.4レンズとしては非常に良好です。
【機能性】
●フォーカス速度
ステッピングモーター駆動で滑らか、静かに動作します。
●フォーカスブリージング
皆無ではありませんが、通常の撮影ではそこまで目立ちません。
●フォーカス精度
F1.4からF2に絞った際にピントの山が遠側に移動するフォーカスシフトが発生します。
中景でもこの影響を確認しており、F1.4のAFでピントを固定した後に絞るような撮影では注意が必要。また、高輝度のためにF1.4設定でもライブビュー中は絞りが閉じるような場合もフォーカスシフトの影響が発生します。
(フォーカスシフトが個体差の可能性もありますが、少なくとも手持ちの個体では影響が顕著だったので明記しておきます)
これは富士フイルムのAFシステムが問題なのかもしれませんが、遠景撮影時はピントの山を外すことがあります。富士フイルム純正レンズでも経験したことがあるので、レンズ固有の問題ではないかもしれません。
●フォーカスレンジ
富士フイルムXマウントの中望遠レンズとしては寄りやすい(50cm~)です。
【総評】
フォーカスの諸問題で少し不満が残るものの、光学性能に関して言えばコストパフォーマンス抜群だと思います。デジタル補正を前提とした歪曲収差や周辺減光を除くと、これと言った欠点が見当たらず、かなり使いやすい大口径レンズと感じました。個性的ではないかもしれませんが、中望遠レンズで何を買おうか迷っているのであれば、このレンズが丁度良い選択肢になると思います。
ブログにてレビューを連載中です。
https://asobinet.com/tag/56mm-f1-4-dc-dn-review/
Flickrにオリジナルデータを公開中
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72177720297948273
参考になった31人(再レビュー後:31人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2022年4月25日 23:50 [1574243-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
クラシックネガ F2.0 |
クラシックネガ F1.4 |
クラシックネガ F1.4 開放でも十分なシャープネス |
最近ポートレートを撮る機会が増えたので、大口径中望遠をいくつか検討し、このレンズを購入しました。
比較したのは
・56mm F1.4 DC DN
・XF56mm F1.2 R
・XF50mm F1.0
・atx-m 56mm F1.4
の4本です。
結果として一番安価な選択肢を選んだわけですが、満足しています。
まず名ポートレートレンズと名高いXF56mm F1.2ですが、写りの良さには定評があるものの、それ以外の部分(AF駆動音や最短撮影距離)に目を向けた時、やはり現代基準では少し時代遅れ感が否めないと感じたためパス。
XF50mm F1.0はF1.0 という明るさには心を惹かれたし写りも一番好みだったものの、845gという重さを考えると冷静になってしまいパス。
655gのXF16-55mm F2.8ですらちょっと重いと感じていたのに、それよりさらに200g近くも重くなるというのは覚悟が試されます。
atx-m 56mm F1.4ですが、これも写りは非常に好み、かつ軽量のため有力候補に。ですがファームウェアアップデート周りの不安が拭えなかったのでパス。
というわけでSIGMAを選びました。
良い点
・このレンズはとにかく小型軽量。かといって質感が低いわけでもありません (マットな表面処理でモダンな外見なのでクラシカルなフジのボディーには合わないかもしれませんが)。
・寄れます。私のような素人には最短撮影距離の短さに無意識に助けられていたという場面が意外と多いです。
・そしてなにより、画質に文句を付ける部分が見当たりません。ピント面はシャープでありながらボケはとてもきれい。安価であることを差し引いてもライバルに引けを取らないと感じます。
悪い点
・絞りリングがない…と言いたいところですが、今までも絞りはボディ側で操作していたので個人的には全く不便を感じず。
他には…特に思いつかないです。
正直、写りに関しては評判のいいレンズ揃いなのでどれを選んでも満足はしていたでしょう。
しかしこのレンズには小型軽量、かつ安価という+αの価値があります。
気軽に持ち運べる。安価で他のシリーズを揃えやすい。
APS-C一眼の原点に返るような設計思想に「そうそうこうだよね」と一人勝手に納得してしまう、そんなレンズでした。
参考になった22人
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2022年4月24日 09:34 [1573702-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
純正の56mmは使ったことないですがこちらの方が寄れるのでこちらを選びました。X-T30につけて撮りにいきましたが思った以上に軽くとても楽に撮影ができました。
絞りリングがないのが最初は慣れませんでしたので機能性は3としています。
拙いですが画像載せておきます。
参考になればと思い画像追加しました。
参考になった12人(再レビュー後:12人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2022年4月11日 17:26 [1570468-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
シグマ f1.4 ピントは狛犬のおでこです |
APD f1.4 ピントはシグマ同様、狛犬のおでこ |
シグマ f2.8 狛犬の顔の輪郭が引き締まりました |
APD f2.8 非常に安定していて綺麗です |
シグマ f8.0 ボケは心持ち、こちらの方が大きいようです。 |
APD f8.0 瓦の描写が実に良い。流石です。 |
久々のレビューですが、純正56mmAPDと比べてみました。
【このレンズの長所】
・純正56mmより微妙に小さく、軽い。
・ほんの少しだけ寄れる。
・純正56mmが未踏の防塵防滴タイプ。
・AFが静か(速度はそこまで違わない気がする)。
【操作性】
あるべきリングが無いという印象。つるんつるんというか…逆に言えば、余計なものが一切付いてないリーズナブルな造り。操作をミスすることはまず無いと思います。
【表現力】
悪くないかと。ボケは綺麗ですし、解放では若干ボンヤリしていますが、絞ればキリっとした描写になります。ただ、今回取り比べた写真を比較すると純正に比べてシャドウ部が明るめに写っていました。レンズの癖でしょうか?
【携帯性】
純正以上に小型軽量。持っていて楽です。
【機能性】
まずフードが良いですね。しっかりしていてカッチリハマります。あとは防塵防滴。雨天時等、純正56mmを使えない状況でも安心して使えるのは結構大きいと思います。
【総評】
純正品に比べると描写は甘めですが、防塵防滴等の付加価値を考えると人によっては選択肢になるんじゃないかと思います。僕なんかは植物園が結構好きなのですが、水が滴る亜熱帯ゾーンを歩く場合にはこういうレンズが必要になります。
- 比較製品
- 富士フイルム > フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD
参考になった19人
このレビューは参考になりましたか?![]()
レンズ
(最近10年以内の発売・登録)
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】pc
-
【Myコレクション】メインアップグレード最終稿
-
【Myコレクション】自作パソコン
-
【Myコレクション】SUBPC 2025 WHITE
-
【欲しいものリスト】a
(レンズ)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス






















































![56mm F1.4 DC DN [フジフイルム用]で撮影した写真](
https://photohito.com/uploads/photo176/user175981/b/1/b11d033d2c2721ddc4db5d03bceacb42/b11d033d2c2721ddc4db5d03bceacb42_t.jpg
)




