『【再レビュー】ファームウェアVer1.7に更新して』 OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1 ボディ lp82145さんのレビュー・評価

2022年 3月18日 発売

OM SYSTEM OM-1 ボディ

  • 有効画素数約2037万画素裏面照射積層型「Live MOSセンサー」と、従来比約3倍高速化した画像処理エンジン「TruePic X」搭載のミラーレス一眼カメラ。
  • ノイズ処理技術により常用で最高ISO 25600、拡張で最高ISO 102400の高感度を達成。防じん・防滴保護等級IP53、-10度の耐低温性能を備えている。
  • 「5軸シンクロ手ぶれ補正」で最大8.0段、ボディ単体で最大7段の補正効果を実現。1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF方式を採用。
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価格帯:¥184,000¥257,453 (4店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ : ミラーレス 画素数:2293万画素(総画素)/2037万画素(有効画素) 撮像素子:フォーサーズ/4/3型/LiveMOS 重量:511g OM SYSTEM OM-1 ボディのスペック・仕様

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OM SYSTEM OM-1 ボディOMデジタルソリューションズ

最安価格(税込):¥184,000 (前週比:±0 ) 発売日:2022年 3月18日

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lp82145さん

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満足度4
デザイン5
画質4
操作性4
バッテリー4
携帯性5
機能性5
液晶5
ホールド感5
【再レビュー】ファームウェアVer1.7に更新して
当機種だいたいの場合は何とかなります(被写体認識「鉄道」)
当機種シャチのショーは迫力があっていいですね(神戸須磨シーワールド)
当機種人慣れしているのか、堂々としている猫様でした

だいたいの場合は何とかなります(被写体認識「鉄道」)

シャチのショーは迫力があっていいですね(神戸須磨シーワールド)

人慣れしているのか、堂々としている猫様でした

当機種明暗差が大きな状況だと、AFが簡単に迷うという挙動は相変わらずです
当機種被写体認識の対象となる被写体が複数画面に入っていると、認識の安定性が落ちます
当機種パナソニック製のレンズと組み合わせても、それなりに手ぶれ補正は有効です

明暗差が大きな状況だと、AFが簡単に迷うという挙動は相変わらずです

被写体認識の対象となる被写体が複数画面に入っていると、認識の安定性が落ちます

パナソニック製のレンズと組み合わせても、それなりに手ぶれ補正は有効です

〔令和7年1月時点で〕最新のファームウェアVer1.7に更新して、半年程度使用した経験を踏まえて、再レビューさせていただきます。

なお、本来であればオリンパス〔OMDS〕製のレンズと組み合わせたうえでのレビューを用意するのが筋と思われます。しかし、12-100mm F4レンズを破損させたことによって、最近はパナソニック製のレンズと組み合わせて使うことばかりです。

OMDSが公表している「ファームウェアVer1.7における改善点」を列挙しておきます。

・S-AFとC-AFの「オールターゲット」 時の、主要な被写体に対するAF性能を向上しました。
・撮影時の「消去」 ボタンでのメニュー操作に対応し、右手でのメニュー操作を可能にしました。
・手持ちハイレゾショットの合成アルゴリズムを改善しました。
・その他カメラの動作安定性を向上しました。

【デザイン】
特に不満はありません。

【画質】
「センサーサイズなりの画質」という限界という点では、ファームウェアがどうなろうと変わりありません。
静止した被写体であれば、「手持ちハイレゾショットによる対応」が可能です。ただし、「合成アルゴリズムの改善」の恩恵を目に見えるかたちで受けることができるかというと、微妙なところもあります
(個人的には、Ver. 1.6まででも、手持ちハイレゾショットの挙動や待ち時間に不満を感じることはありませんでした)。

【操作性】
Ver. 1.7へのアップデートによって、「消去ボタン(ゴミ箱ボタン)」がメニューボタンとしても利用できるようになったことは、「明確な改善点」であるといえます。
とはいえ、結局は「マイメニュー」機能で、よく使う機能を集約することが必須であることにも、変わりはありません。

【バッテリー】
ミラーレス機であることを踏まえると、こんなものでしょう。
充電器が付属しなくなったことはマイナスです。
とはいえ、自己責任で格安互換充電器を買ってきて、それで充電すれば、そこまで気にはなりません(購入以来2年半ほどこの体制で運用していますが、今のところは問題ありません)。

【携帯性】
“レンズを含めた総合的な機動力”こそが、マイクロフォーサーズ環境の真価です。

【機能性】
上述のように、12-100mm F4を破損させたことによって、「シンクロ手ぶれ補正」の恩恵を享受することはできなくなりました。
もっとも、パナソニック製のレンズとの組み合わせ−−本体側かレンズ側いずれかの手ぶれ補正機構を利用−−であっても、しっかりとホールディングすれば、夜間や室内であっても、〔広角〜標準程度の焦点距離であれば〕たいていは何とかなります。

被写体認識も「だいたい」においてはアテになるかと思われます。
ただし、ファームウェアのアップデートによる機能向上を感じることは〔個人的には〕ありません。複数の認識対象が画面に入っている際のターゲティングの不安定さという問題も、相変わらずです
(ただし、〔被写体認識機能に対応する被写体のうち〕鉄道、鳥といったところしか私は撮影しないので、被写体が変わると事情が変わる可能性はあります)。

また、本機種のAFの「弱点」として個人的にかねがね気になっているのが、明暗差が極端なところになると、AFが簡単に迷うことです(逆光時や夕陽や夜間の鉄道撮影など)。
この「AFが簡単に迷う」という挙動もまた、ファームウェアのアップデートによって改善されることが「ない」ところです。

【液晶】
「こんなもの」でしょう。

【ホールド感】
さすがに良好です。

【総評】
OM-1を購入した際には、〔今の時点では熟成されていないところもあるかもしれないけれども〕「ファームウェアのアップデートによって機能の追加や機能の向上の余地が多々ある」と喧伝されていた〔ような気がします〕。そのあたりの情報源が、今となってはきれいさっぱり抹消されている〔という気もしますけれども〕。

ところが、〔みなさまもご存じの通り〕本機種の機能向上・機能改善ファームウェアが放置されていた状況で、出てきたのはまさかのマイナーチェンジ機である“MarkII”でした
(MarkIIを買う余裕は、私にはありません)。

MarkIIが登場したということは、本機種への機能向上・機能改善ファームウェアの適用も打ち止めになるということです。

もちろん、OMDSの企業体力を踏まえると、〔ファームウェアVer. 4.xまでアップデートを繰り返したかつてのE-M1(無印)のような〕手厚いファームウェアの向上はできないのでしょう。
理想をいえば、〔物理的に対応できない機能を除けば〕MarkIIの新機能を本機種にも降ろすためのファームウェアのアップデートが行われることです。しかし、「それをするとMarkIIを買ってもらえない」というのがメーカーとしての言い分なのでしょう(もっとも、それをしてもしなくても、そもそもOM-1 MarkIIがどの程度「売れている」のかは微妙なところです…)。

それでも、発売前/発売直後の「喧伝」はどこに行ったのだ…と、突っ込んでみたくもなるわけです。
他方で、企業規模を踏まえると、〔いかにMarkII発表時の〔負の〕反響が大きかったとはいえ〕Ver. 1.7を「出してくれただけマシ」というべきなのかもしれません…。

現実問題として、たいていの撮影においては〔Ver. 1.7をもってすれば〕「だいたいは何とかなる」ことは事実です。
ただ、「ポテンシャル」をどこまで活かしているのかというと、もどかしいところもあります
(そういえば、最初にレビューを書いた際に「被写体認識機能を使って認識枠が出ていても、微妙にピントがずれていることがある」ことを問題点として挙げました。Ver. 1.7になっても変わっていません…)。

現にMarkIIが販売され、〔令和7年1月時点で〕公式オンラインストアでは本機種が「販売終了」になっていることを踏まえると、〔バグフィックスや新レンズ対応を除けば〕これ以上のファームウェアが出てくることがないことも、受け入れるしかないのでしょう
(「現にあるものを工夫して使え」というところでしょうか)。

レベル
アマチュア
主な被写体
風景
夜景
その他

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満足度5
デザイン5
画質4
操作性4
バッテリー4
携帯性5
機能性5
液晶5
ホールド感5
マイクロフォーサーズ新世代
当機種編成写真の鉄板構図であれば、問題なく認識してくれます(被写体認識「鉄道」使用)。
当機種鉄橋の上でも問題ありません(被写体認識「鉄道」使用)。
当機種鳥も大体はアテになりますが、ときどき前後の枝に合焦します(被写体認識「鳥」使用)

編成写真の鉄板構図であれば、問題なく認識してくれます(被写体認識「鉄道」使用)。

鉄橋の上でも問題ありません(被写体認識「鉄道」使用)。

鳥も大体はアテになりますが、ときどき前後の枝に合焦します(被写体認識「鳥」使用)

当機種被写体認識が効かないことも稀にあります(意地悪な条件であることは事実ですが…)。
当機種明暗差のある状況(夕暮れの残響)。
機種不明ノーマルショットとハイレゾショットの等倍切り出し比較です。

被写体認識が効かないことも稀にあります(意地悪な条件であることは事実ですが…)。

明暗差のある状況(夕暮れの残響)。

ノーマルショットとハイレゾショットの等倍切り出し比較です。

これまで、使用頻度という意味ではマイクロフォーサーズ機をメインで使ってきました(現在では、E-M1 MarkII(以下、E-M1_2)とG9 PRO(以下、G9)を併用)。

とはいえ、いずれも5年〔以上〕前の機種であり、進境著しいフルサイズ機と比べると、いろいろと古さを感じさせる状況になってきました。
それでも、〔オリンパス機でいうならば〕E-M1 MarkIIIやE-M1Xには全く食指が動かなかったのですが、OM-1の登場で、マイクロフォーサーズ機も、ついに“新世代に突入”です。
・・・ということで、いろいろと背伸びして−−他マウントの手持ち機材やレンズを下取に出して費用を捻出して−−、発売から数ヶ月を経て、ようやっと導入です
(令和4年5月中旬に注文して6月中旬に届きました。1ヶ月半ほど使用してのレビューとなります)。

さて、“おー”カメラの真価〔進化〕やいかに
(以下、基本的にはファームウェアVer. 1.1での評価となります)。

【デザイン】
〔本機種は例外的に〕OLYMPUSロゴを継承することもあって、E-M1_2と印象に大差はありません。
大きさや重さにも大差はありません。

【画質】
従来機と比較して〔高感度耐性が〕1段分から2段分進化…という触れ込みですが、等倍で見ていると、E-M1_2やG9とそこまで劇的な差があるようには思えません。
フルサイズ機(当方所有のα7III)と比べれば、歴然たる格差があります。そこはセンサーサイズなりです(※個人の主観です)。

他方で、合成時間が短くなったうえに異次元の手ぶれ補正機能を活用して、“実用レベル”になった手持ちハイレゾショットを使うと、夜間撮影時のノイズ低減という意味で、“センサーサイズを超えた画質”になります。
これは正直〔いい意味での〕誤算でした
(もちろん、ハイレゾショットの特性上、静止した被写体でなければ使うことができませんが…)。

【操作性】
E-M1_2使いとしては、特に戸惑うことはありません。
メニュー画面が刷新されまして、従来の複雑怪奇・わけわからん状態からは一歩改善です。
もっとも、結局は「マイメニュー」で、よく使う機能を集めるカスタマイズをするのですが…。

【バッテリー】
従来機との互換性を切り捨て、大容量化しました。
E-M1_2と比べると、確かに持ちはよくなっています。

他方で、充電器が付属しなくなったことはマイナスですね。
加えて、別売の純正充電器が、“異様に高い”−−2個同時充電可能とはいえ、実売13,000円はないわ…−−ということで、自己責任で格安互換充電器を買ってきて、それで充電しています(バッテリーについては、純正バッテリーをもう1個追加)。
今のところは、それで特に問題はありません(長期的な影響は不明ですが)。

【携帯性】
この点は、マイクロフォーサーズ環境の面目躍如ですね。
E-M1_2とほぼ同等、G9よりやや小さく軽いです。
ボディサイズだけ見れば、〔フルサイズ機の〕α7IIIと大差ないのですが、“レンズを含めた総合的な機動力”こそが、マイクロフォーサーズ環境の真価です。

【機能性】
E-M1_2の時点ですでに「完成」の域に達していたシンクロ手ぶれ補正が、もはや“異次元”に達しています。手持ち1秒レベルはおろか、数秒レベルでも、きちんとホールディングさえすれば十分にイケます。
シンクロ動作しないレンズとの組み合わせであっても、明らかに従来機よりもぶれにくくなっています。

また、被写体認識もいい機能ですね。
とりあえず、鉄道、鳥といったところで試してみましたが、従来機とは歩留まりのレベルが変わりました。ただ、「全面的に信頼できる」とまではいかないこともまた、歴然たる事実です。

小さい鳥の場合は、いろいろと難しいところもあるでしょう。
他方で、大きな鉄道車両の場合は、もう少し何とかなってほしい気も・・・
(やや意地悪な条件ですが、雨の降りしきるなかで撮っていたら、鉄道車両を見失うこともありました。また、斜めアングルだったり、後追い撮影だったりすると、認識が追いつかないこともありました)。

【液晶】
背面液晶はこんなものでしょう。
ファインダーが従来機とは一線を画するレベルに底上げされたことは朗報です。もっとも、〔他社機ですが〕G9の時点ですでにOLED採用ファインダーに慣れていた身からすると、本機種のファインダーに、そこまで劇的な感動を覚えなかったことも事実です。
とはいえ、連写時のブラックアウトが大幅に軽減されたことは朗報です。

【ホールド感】
これは、E-M1_2の頃からいいですね。
しっかりと手に吸いつきます。

【総評】
マイクロフォーサーズ機としては、間違いなく「一段進化した」といえます。
背伸びして導入しただけの甲斐はありました。

私の使い方で特に評価しているのは、以下の点です。

・被写体認識(割とターゲットは多様)
・〔ただでさえ強力だったのに〕さらに強化された手ぶれ補正
・〔読み出しの速い積層型センサーを搭載した効果か〕電子シャッター撮影時のローリングシャッター歪みが軽減されている(ゼロというわけではありませんが)

他方で、新世代のフラッグシップ機だからこそ、もう少しなんとかなってほしいところがあることも事実です。私の使い方であれば、以下の点は気になります。

・被写体認識機能を使って認識枠が出ていても、微妙にピントがずれていることがある
(特に、鳥の場合に多い。また、鉄道車両の場合も、角度や天候によってはアテにならないことがある)
・メカシャッターの連写速度が10コマ/秒を上限としている
(積層型センサーの恩恵で、電子シャッターでもある程度はなんとかなりますので、それ以上の高速連写は電子シャッターでということなのでしょうが)

ともあれ、せっかく〔いろいろと背伸びして〕導入したのですから、今後もガンガン使っていこうと思います(大幅なファームウェアのアップデートがあった際には、再レビューもしてみたいと思います(令和4年8月時点で最新のVer. 1.2においては、特に変わったような印象はないですね・・・))。

レベル
アマチュア
主な被写体
風景
夜景
その他

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