『1アカウント2台運用と新旧比較』 任天堂 Nintendo Switch (有機ELモデル) HEG-S-KAAAA [ホワイト] cymere2000さんのレビュー・評価

[cymere2000]

2022年1月19日 12:16 [1541144-1]

満足度	4

デザイン	5
ソフトの質	5
操作感	4
描画・画質	5
サイズ	4
拡張性	3

1アカウント2台運用と新旧比較

白画面比較	2台運用	初期型有線
初期型Wi-Fi	有機EL有線	有機ELWi-Fi

所在地が2か所ある為、ゲーム機に限りませんが多くのデバイスを2台運用しています。ただ、そうした中でもSwitchは携帯機であり持ち運べるので1台運用（ドックのみ2台）していました。
そんな中、有機ELモデルが発売となり買えればラッキーくらいの気持ちで抽選などに応募していましたが、購入できましたので発売日に購入した初期型と有機EL型の比較、そして2台体制に関してレビュー致します。

まず、一枚目の画像「白画面比較」ですが、こうして並べると一目瞭然かと思いますが、初期型液晶の黄ばみと有機EL型の白の冴えは逆の意味で凄いです。
恐らくですが最初からこうだった訳ではなく、寧ろ初期ロットの液晶はJDIからの供給であり日本人好みの青白画面でした。これが経年劣化でここまで黄ばんでしまったと云うのはバックライトは当然LEDでしょうからライトの劣化と言うより内部の熱処理が不十分で起きたアクリル板の焼き付きが原因だろうと思います。
実際、私は99%TVモードで利用していた為、その影響を強く受けたのかもしれません。携帯モードでの利用が多いユーザーだとここまで酷くはなっていないと思う。
まあ、それらを差し引いても有機ELの白の冴えは素晴らしいと思います。
また、画面サイズの違いもこうして並べて比較するとかなり差を感じます。

次に、二枚目の画像「2台運用」ですが、ご存知の方も多いとは思いますが、PS4等では普通に出来た同一アカウントでの2台運用が3DS及びWiiUでは出来ませんでした。これはアカウントに本体が紐づけとなっているのではなく、本体にアカウントを紐づけするというニンテンドーネットワークIDの謎仕様によるものでした。
これがニンテンドーアカウントでは改善され、競合他社と同様2台運用が可能となり、画像を見て頂ければわかるかと思いますが、画面左上の同一アカウント、一つのソフト、一つのセーブデータで2台運用することが可能となりました。
ただし、これは競合他社でも同様ですが、全ての機能を活用できるのは「いつもあそぶ本体」に設定した1台のみで、サブ機ではインターネットに繋がれている状態でなければDL版のゲームは起動できません。つまり、家外での携帯モードなどでの使用は大幅に機能が制限されます。
この「いつもあそぶ本体」のメイン/サブの切替は本体で簡単にできますが、切替作業は「いつもあそぶ本体」の方の解除が必要なので注意が必要です。
まあ、私の様にTVモードで家のネットワークに繋ぎっぱなしのユーザーには全く制限がないとも言えます。

最後は、ドックに内蔵されたLANアダプターの性能を初期型ドック+Buffalo USB3.0対応LANアダプターと比較した画像です（無線はおまけ）。
3枚目と5枚目を見て頂ければお分かりかと思いますが、変わりません。まあ、当然ですね。正直、遅くなっていなくてほっと致しました。
何回か計測して平均値に近いものを貼り付けたのですが、厳密に云うと有線無線共に微妙に有機EL型の方が高めに計測されます。誤差だとは思いますが、参考データとなります。

もう一つ、画像は用意しませんでしたが、ドックの冷却機構もかなり改良されています。実は2台運用の為のセットアップに2台同時に起動させデータのやり取りなど行うにあたり、初期型のドックで交互に両機とも行いましたが、有機EL型はかなり本体下部が熱を持ってしまい。ちょっと長期間の運用は怖い感じでした。その為、有機EL型のドックも開封し、途中からこちらで作業を行いましたが、有機EL型の方が熱を持つのは変わりませんでしたが、その熱量もかなり改善を見ました。
まあ、確認するまでもなく有機EL型のドックの方が風通しが良くなっているので当然ではあるのですが、万一有機EL型を初期型のドックで運用するという奇特な方が居られたら止めた方が良いとお伝えしておきます。

レベル

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