『野球撮影において唯一無二の存在』 SONY α1 ILCE-1 ボディ narashiさんのレビュー・評価

[narashi]

2021年7月12日 08:36 [1471958-1]

満足度	5

デザイン	5
画質	4
操作性	5
バッテリー	3
携帯性	5
機能性	5
液晶	5
ホールド感	5

野球撮影において唯一無二の存在

野球撮影を主としております。
これまでフルサイズミラーレスはEOS R6とα9�Uを使用してきましたので比較しながらのレビューになります。
【デザイン】
αシリーズの通例のデザインなので特にフラッグシップ感はありません。
ボディデザインは誇張しないながらも前面の「α1」の金ロゴは好きです。
【画質】
5010万画素あるので当然ですが、野球撮影においてトリミング耐性が高いのはとても助かります。
その反面、ISO:8000辺りからノイズが目立ってくるので高画素不要なシーンでは低画素高感度モデルと使い分けたいと考えています。
【操作性】
ボタン・ダイヤルも多く、幅広く割り当てできるので自分なりの操作性を追い求められます。
スポーツ撮影において左肩の二段ダイヤルの存在は大きいですし、α9�Uより少し操作しやすくなりました。
【バッテリー】
体感ですが、α9�U>R6=α1です。
予備バッテリーが1つあると安心です。
1日2試合野球撮影をする際には、バッテリーグリップを装着しておりますので2つ体制です。2試合フルでも心配ありません。
【携帯性】
これだけのスペックを従来モデル同等のサイズに収めてきたので文句ありません。
【機能性】
アンチディストーションシャッターによる動体歪みの抑制は感動に値します。α9�Uよりバットの歪みが抑えられており、進化を体感できました。
しかもブラックアウトフリーで秒間30コマですから、野球撮影においては現在これを上回るカメラはありません。
AFの動体追従性能もα9�U時点で凄かったですが、尚良く感じます。
但しR6にあった頭部認識AFであれば、帽子やヘルメットを被った選手の横顔や後ろ姿も捉えてくれたのに、と思うこともあります。
ファームアップで頭部認識AFの搭載を期待しております。
手振れ補正はR6の方が上ですが特に問題ありません。
【液晶】
普通に綺麗で満足しています。
R6と同等か少し綺麗なイメージです。
低位置縦構図が辛いので三軸チルトが良かったです。いっそ今どきバリアングルでも良かったのかなとも思います。
【ホールド感】
過去にαシリーズはグリップが浅いと思い、敬遠しておりましたがα7R�Wあたりから良くなり、α7S�Vで完成したイメージです。本機もがっちりホールドできるので満足しています。
【総評】
この価格なので満足できて当たり前とは思ってしまいますが、私にとっては唯一無二のカメラです。
勢いで買ってよかったと思っています。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

人物

風景

スポーツ