GTW 270 Hybrid レビュー・評価

2021年 1月21日 発売

GTW 270 Hybrid

  • USB-CゲーミングデバイスとのaptX LL(低遅延)接続で、ハイエンドのオーディオ再生を実現するハイブリッドワイヤレスイヤホン。
  • 90分間の充電で最大5時間の連続使用が可能。充電ケースを使用すれば、さらに20時間ゲームセッションを延長することが可能。
  • Nintendo SwitchやAndroidスマートフォン、PC、PS4に加え、標準Bluetooth5.1接続にも対応している。
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ヘッドホンタイプ:左右分離型 装着タイプ:両耳用 GTW 270 Hybridのスペック・仕様

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GTW 270 HybridEPOS

最安価格(税込):¥17,820 (前週比:±0 ) 発売日:2021年 1月21日

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満足度:3.56
(カテゴリ平均:3.85
レビュー投稿数:4人 (プロ:1人)
  1. 3 0%
  2. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
フィット感 装着したときのフィット感など 3.94 3.88 24位
音質 音はよく聞こえるか 4.31 3.98 13位
マイク性能 マイクの性能はよいか 3.00 3.81 29位
  • ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

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西川善司さん

  • レビュー投稿数:66件
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プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む

満足度4
フィット感5
音質4
マイク性能3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

パッケージ写真

パッケージ内容物。付属ケーブルは延長タイプとTYPE-A/TYPE-C変換タイプの2種類

USBオーディオデバイスとして認識されるUSBドングル。接続端子はUSB TYPE-C

イヤフォン部。音量調整は出来ないが、停止、次曲といった再生制御には対応している

バッテリーを内蔵した収納ボックス。背面にはUSB TYPE-C端子があり給電/充電が行える

EPOSコンパニオンソフト。ファームウェアのアップデートなどはここから行うことになる

「GTW 270 Hybrid」は仕事の関係で入手した。

オーディオ機器メーカーのゼンハイザー系のゲーミングブランドということで期待の製品として迎えたことはいうまでもない。

さて、この製品は、いわゆる「ワイヤレスイヤフォン」なのだが、やや捉えづらいところがあるので、まずはどういう製品なのかを解説したい。

「Hybrid」というキーワードだが、これは「Bluetoothでも、同梱のUSBドングルでも両方の接続形態で使えます」という意味をなしている。

筆者は、主にゲーミングPCでの活用を行ったが、まずは、USBドングルでの接続形態での使用感から述べていく。

USBドングルは、PCに接続するとUSBオーディオデバイスとして認識される。

ペアリングは簡単で、イヤフォンが収納された専用ケースの蓋を開けて、ペアリングボタンを長押しし、同時にUSBドングル側のペアリングボタンを押せばペアリンクが終了する。

USBドングルとペアリングされたイヤフォンは、低遅延コーデックのAptX LLで接続されるため、リアルタイム性の高いゲームで使用しても遅延を感じない。

ただ、この接続形態では2つほど問題があると感じた。

1つは、音量の変更をイヤフォン側、あるいはドングル側で行えないこと。
すなわち、PC側のサウンドのプロパティ側で音量を設定する必要がある。
しかし、筆者のゲーミングPCでは、どうしても最大音量に設定しても音量が小さく、迫力あるゲームプレイは体験できなかった。
「PCとの相性で音量が小さくなる」というのは、他のレビューサイトでも報告されているので、次期後継製品などでは改善を望みたい。

要望としては、やはり、音量は、イヤフォン側で設定できるようにするか、あるいはそれが無理ならばUSBドングル側に音量調整ボタンを付けるなどして調整出来るようにして欲しいと思う。

2つ目の問題は、USBドングルでの接続形態では、イヤフォンの内蔵マイクが機能しないことだ。
これはメーカー公式サイトのFAQにも載っているが「仕様」とのことである。
マイクは後述するBluetooth接続時のみ機能する仕様となっているのだ。
ここも残念だ。
せっかく、低遅延性能をウリにしているのであれば、マイクにもこの性能を与えて欲しかったと思う。

続いてBluetooth接続形態での使用感について述べる。

PCとのペアリングは「設定」-「デバイス」のメニューから「Bluetoothとその他のデバイス」タブの「Bluetooth又はその他のデバイスを追加する」から行う。
ペアリングの手順はUSBドングルのときと変わらない。
イヤフォンが収納された専用ケースの蓋を開けて、ペアリングボタンを長押しし、同時にWindowsの前述のメニューに入り「デバイスを追加する」を実行すればOK。

ただ、PC内蔵Bluetoothや、一般的なBluetoothアダプタなどで接続すると、0.5秒くらい遅延して音声が再生される。これはリアルタイム系のゲームではかなり不自然で常用には厳しい。

「イヤフォン自体はAptX LLに対応しているのであれば」…と思い、手持ちのAptX LL対応BluetoothトランスミッターのTT-BA09(TaoTronics Bluetooth トランスミッター レシーバー)を用いて、ペアリングしてみたところ、無事、Aptx LL接続が叶ったようで、前述したような遅延がなくなった。
それこそ、USBドングルでの接続と同等の低遅延での接続が行えた。

筆者の場合は、ゲーミングPCの光デジタル端子からTT-BA09に光ケーブルで接続し、トランスミッター(TX)モードにしたTT-BA09と本製品のイヤフォンをペアリングした。

なお、USBドングル接続時には音量が小さすぎた問題は、Bluetooth接続時には起きなかった。

さて、Bluetooth接続時は、イヤフォンに内蔵されたマイク機能が使えるようになる。
しかし、その音質は電話の音声並みの品質となる。
この音質では、ゲーム実況などの声の吹き込みには不充分だと考える。

「なぜBluetooth接続時のマイク音声が低音質になってしまうのか」というと、これは、Bluetoothのマイク音声用のコーデック(プロファイル)に高音質なものがないため。なので、Bluetooth側の規格の問題で、EPOS/ゼンハイザーのせいではないのだが、独自の伝送技術を採用して高音質なマイク音声機能を実現している製品もあるので、だからこそ、USBドングル接続時は高音質マイク機能を提供して欲しかったと思う。

ちなみに、EPOS/ゼンハイザー製品には、まさに「独自の高音質マイク音声伝送に対応した製品」として「GSP 370」が存在する。
本機にこの機能がないのがなんとも口惜しい。
筆者はこのGSP370も所有しているが、ゲーム実況などをするのであれば、マイク音質の面でGSP 370の方がいい。

 なお、イヤフォンの音質自体は良好だ。

 音質の傾向はいわゆるナチュラル系で、低音から高音までフラットなバランスのサウンドとなっている。

 まとめると「GTW 270 Hybrid」は…

●低遅延でリアルタイムゲーミング用途に使いたい

付属のUSBドングルを使う
Aptx LL対応Bluetoothオーディオトランスミッターと組み合わせる

●マイクを使いたい
Bluetooth接続で使えるようになるが、マイクの吹き込み音声の音質はよくない

●音量調整をヘッドセットで行いたい
対応していない。

という感じになるだろうか。

比較製品
EPOS > EPOS/SENNHEISER GSP 370

参考になった5

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あるとんKKさん

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フィット感4
音質4
マイク性能無評価

プロのレビューを見て買ったいました。
良しも悪しその通りのそんな感じで参考になりましたというお話で、やっぱり気になる音量調整ですかね。
こればっかりはやっぱりそれが出来れば良いのになと思いましたね。
あと気になった点はイヤホン及びケース形状的にイヤーピース変更はし辛いですね。
ケースが完全に付属していタイプのイヤーピース形状になっていて、浅型フラットのタイプの奴以外はハマらなくなりますね。イヤホン本体もノズルが付属に合うようになっていて引っかかりもそれようだし細目なのでイヤーピースを交換する際はかなり注意が必要です、私も個人的に耳にずっぽし入るタイプが好きなのでゲーム専用とは割り切ってはいますけど、常用したい人で浅型フラットのイヤーピースが苦手な方は要注意です。

でもやっぱり専用ドングルでのATPXLLの効果は素晴らしいですね。
本当にまるで遅延を感じません。
本機の魅力はそれだけで必要十分といった感じで、というかこれを目的にしないで買わないでくださいと言った感じです。

使用目的
ゲーム

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JOYWOMANさん

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満足度5
フィット感5
音質5
マイク性能3

【フィット感】
問題ありません。長時間つけていても違和感なく、外れる様子もありません。

【音質】
ゼンハイザーへの期待を裏切りません。
ワイヤレスイヤホンの中でもかなり高いレベルの音質と思います。

【マイク性能】
最低限の音質で、ドングルとの併用は不可能です。
最初からマイクを使う用途ではない、もしくはマイクは別途用意している方であれば問題になりません。

【ノイズについて】
利用開始時点でプツプツというノイズが頻繁に発生し、ハズレ製品だったかなと落胆したのですが、ファームウェアをアップデートし、Bluetooth環境を見直したところ完全になくなりました。

【総評】
ワイヤレスでゲームで使える超低遅延で音質が良いワイヤレスイヤホン……そんな贅沢をすべて満たす商品を探していたところ、本製品が唯一でした。

左右分離型のワイヤレスイヤホンでaptX-LLに対応しているものは現状ほとんどなく、aptX-LL以外の規格ではどうしても遅延が発生するので、タイミングがシビアなゲームには向きません。
本製品は専用ドングルで接続して超低遅延を実現できます。個人的にFPSや音ゲーでも問題なく、有線と変わらないレベルで遅延を感じません。

専用ドングルで接続できるのでトランスミッターを別途用意する必要もなく、ペアリングの煩わしさがなく、非常にコンパクトに使える点としての利点は大きいです。

ひとつ注意点としては、上記の通り環境によってはBluetooth干渉してノイズが頻繁に発生するので見直す必要があります。

総合的に、ワイヤレスでペアリングの煩わしさもなく楽に使えて、遅延もなくゲームや動画、音楽、映画、色んな用途に向くよくばりなイヤホンなので価格の価値はあります。

使用目的
ゲーム
その他

参考になった1人(再レビュー後:1人)

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Toyo6811さん

  • レビュー投稿数:62件
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満足度2
フィット感3
音質4
マイク性能無評価

【フィット感】イヤピが微妙。

【音質】流石にゼンハイザーだけあってかなり良い。

【マイク性能】付属ドングルで使用する場合、apt-X LLの仕様上、そもそもボイスチャット不能。

【総評】音質は良いが、問題多数。(付属ドングルでPS4proに接続した場合)
・PCに専用アプリをDLし起動した状態でのみフルコントロールが可能。
・ではCS機接続だと何か一部でもコントロール出来るのかと言えば、何も出来ない。
音量ですらゲーム機側での音量設定のみ。
・ゲーム機(PS4pro)だと、PS4側の音量設定で目盛を「2」にしてもかなり大音量。
・ブツブツと言うノイズが頻発する。恐らくはドングルの質が悪い。
【結論】

「ゲーミングTWS」と言う製品は他に無く意欲的な製品だとは思うが、老舗ゼンハイザーのゲーミングブランドであるならばその名に恥じぬよう徹底的に作り込んで欲しかった。

使用目的
ゲーム

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