LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8 S-E2470パナソニック
最安価格(税込):¥207,180
(前週比:-865円↓)
発売日:2019年 9月25日

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2025年7月5日 09:13 [1973576-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 4 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
タイトルでも書きましたが、
このレンズは光を写した際の表現と立体感が並外れて高いです。
これは各方面で数値にも出ていますし、他社製との比較等でも明らかですが、実際に使用するとその出てくる画の違いをまざまざと感じられます。
キャノン、ニコン、ソニーやライカやツァイスなど”大手”や"名玉"などの上位レンズを複数使い込んできた方々ほど違いを感じると思います。
最近はズームレンズでも各焦点域で高画質であったりボケ味が美しいものが当然となっていますが、その中でもこのレンズは突出しています。
フォーカス域の平面的な写りだけなら最近出たLUMIX S 24-60mm F2.8のほうが半歩ほど精細ですが、それはスマートフォンでも叶えられる「今の時代に初心者を欺ける」記録方向の描写を狙っているレンズの写りです。
※値段や大きさ等を考えれば当然なので選択は自由です。
しかしこのS PRO 24-70mm F2.8が写す描写は、ピントが合っている部分から徐々に離れている部分の描写やボケが最も自然で表現力が並外れているレンズです。多くの単焦点レンズよりも立体感を感じられる写りを出してくれます。
上記の部分がズームレンズでは数値性能優先にすると特に省かれてしまいやすい部分なのですが、この部分をガラスの使用量自体も際限なく利用したことで上位で解決出来ているのだと思われます。
カメラや表現経験値の浅いYouTuberの方々が"S PROの軽いもの"という次の機種への要望の話を国内外で目にするようになりました。
しかし、カメラの写りとはレンズの設計や、それに伴うガラスの使用量に直結します。それがこのS PROの目指した画質へのこだわりそのものなので、もし数年後にS PROが作り変えられたとしても、ガラスの使用量や重さは画質を捨てない限りは軽量化はできません。
この画質や表現力の高さこそがレンズの重さに現れているのです。
それはセンサーサーズの違いと勘違いされることが多いですが、センサーサイズが変わった際に最も変化する部分は、光量よりも「光が高精度でガラスをどれだけ多く通過したか」です。
センサーサイズが大きくなればレンズの工学的な光の通過面積や体積も増えます。
反射やガラス自体の精度も関わりますが、レンズのガラス部分は光の道であり、ガラスの量が多いほど光の道筋を正確にコントロールしやすくなります。
1インチでもマイクロフォーサーズでもAPS-Cでも、フルサイズや中版でも、使用されるレンズの品質やガラス量が最も画質に影響がある重要部分です。
だからこそもともと広いレンズ面を必要とする中版カメラは画質の低下や精度の低下が起きにくいですし、マイクロフォーサーズでも最近のパナLEICAのレンズは他社のフルサイズレンズよりも明らかに写りが良いものが増えているんです。
もちろんその分光の窓口であり道を作るガラスの使用量が増えているので、レンズ自体はとても重くなってきています。
そして、当然ですが画質を良くする設計とガラス自体の精度、そして反射を抑える工夫や高価なガラス素材の組み合わせがあってこそ実現できます。
その前提で、使用ガラス量を贅沢に使うからこそ画質が更に良くなります。
私はこのレンズがあったからこそLUMIX Lマウントにしました。
操作性ではバイワイヤではフォーカスクラッチ機構よりも電子ボタンが欲しいですが、発売時期を考えると難しかったでしょうし仕方ないですね。
もし数年後に次の機種出たとしても、画質が良くなったり急激な軽量化は不可能だと断言できますが、外装で多少の小型化と電子制御系の追加は欲しいと思います。
このレンズは開発者の思いが全て注ぎ込まれた歴史的な名玉との地位を確実に得ていくと思います。
そして重いです。大きいです。割と高額です。
しかし、
その負担が全て画質や表現力に向けられた最高のレンズの一つです。
初期からほぼ受注生産状態で残存数もとても少ないレンズではありますが、Lマウントレンズで最もおすすめできる表現力が高い良いレンズです。
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2022年5月21日 12:15 [1583862-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
S5で使用しています。
【操作性】
ズームリングのトルクが程良く心地よいです。重いレンズではありますが、ズームによるレンズの繰り出しが少ないのでバランスが良いと感じます。S5はカメラ側のマニュアル・オートのフォーカス切り替えスイッチがファインダー近くにあるため、ファインダーを覗きながら操作できませんので、ピントリングにフォーカス・クラッチ機構があるのが便利。重宝しています。
【表現力】
開放F2.8の滲みというか柔らかい表現が素晴らしい。もちろん絞った際の解像・色のりもGood!S5のキットレンズである20-60mm F3.5-5.6は線の太い印象ですが、24-70/2.8は解像しつつもデジタル特有のカリカリ・ギトギトという感じは全く無く、柔らか描写という感じがします。
【携帯性】
大きく重いです。S Pro50/1.4も持っていますが、同じような大きさ・重さです。分かって購入しているので、不満はありませんが、★は3としました。複数のレンズを携行するには少々しんどいです。最近はLマウントの小型/軽量レンズが増えてきたので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。
【機能性】
先に記したフォーカス・クラッチ機構が便利。防塵防滴というのも心強い。
【総評】
このレンズを買ってからキットレンズの出番はなくなりました。安くないレンズですが、値段以上の価値があると思います。Certified by LEICAは伊達ではないと思わせる満足度の非常に高いレンズです。2.8の明るさ・ボケが必要で、大きさ・重さを許容できるならマストバイでしょう。
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2022年1月4日 22:23 [1536519-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
初のLマウントレンズです。
中古で購入し、写真と動画の両方で1年以上使ってきました。
ボディはS1、ファミリーユース視点のみのレビューです。
【外観・重さなど】
鏡筒はプラスチック/ゴム/金属が同じくらいの割合で使われています。
他のマウントの24-70/F2.8も同じかもしれませんが、とにかく大きくて重たいです。
手振れ補正がなくても935gです。
S1にマウントすると、S1がG8/G99のようなマイクロフォーサーズ機に錯覚するくらい大きいです。
持ち出しの頻度は余り高くなく、持ち出したとしても行く先々は親子連れが多いのでカメラバッグから取り出すのをためらうことも。
自宅での子供の撮影で使うことが多いです。
【描写】
数少ないネット上の人物作例で判断して購入したのですが、とても満足しています。
ディスプレイで拡大表示させると確かによく解像しているのですが、写真全体を眺めると解像感が前面に出てこず、しっとりとした柔らかい描写に感じます。
色乗りがかなり特徴的で、とてもこってりした描写をします。
赤、桃、黄、緑、青、紫などはだいぶ誇張されます。
人肌は少しやりすぎなくらいクリーミーになることもあります。
撮って出しが前提でこういった色の傾向を必要としない場合は他のズームレンズのほうが良いかもしれません。
非常にスムーズな前後ボケからくる自然な立体感や抜け感がとても気持ちが良いです。
ボケのスムーズさはレンズの重さと引き換えかなと思うようにしています。
【AF】
走る人物程度の動体でしたらコンティニュアスAFでなんら問題なく追従できているのではないでしょうか。
【まとめ】
大きくて重たいレンズですが、解像度が高いのにしっとりした表現をする不思議な描写で、前後のボケがとてもスムーズ、色乗りに特徴のあるレンズです。
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2021年11月24日 02:42 [1520719-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
主にLumix S5で動画撮影用として使用しています。
購入から1年ほど使用してきましたが、非常に素晴らしい写りで満足しています。
他にもLumix,sigma合わせてレンズは多数所有していますが、重さが気にならない状況であれば殆どこれ一本で写真も動画も完結してしまうほどです。
レンズ自体の手ぶれ補正は無いですが、基本的にジンバルに載せて運用しているので気になったことはありません。そもそもLumixはボディ内手ぶれ補正が優秀ですので、よほど手持ちで走ったりしない限りは問題ないかと思います。
唯一の問題は重さと大きさ。
これは他社のレンズでも同じことが言えるのでこのレンズに限った話ではないですが、それでもレンズだけで1kgほどあるので旅行などで気軽に持ち運び、なんてことは出来ないです。
特にジンバルを使った運用は次の日筋肉痛必須の重さになります。。
とはいえ、それを考慮してもやはり使いたくなってしまう魅力がこのレンズにはあります。
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2019年12月27日 16:25 [1286899-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
ズームの自重落下もなく、フォーカスのトルクもベスト。
AFは実用上充分な速さです。
シグマArt35mmF1.4と併用しています。
最大の魅力は描写。モノクロで撮ったときに特に良さが分かります。
自分的にはライカ、ツァイス要らずになりました。
逆に言えば、描写にこだわりがなければ買わないほうがいいと思います。
重さ1キロありますので。
作例は開けるようでしたらぜひオリジナル画像をご覧ください。
買ってよかったです。
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2019年10月7日 22:40 [1266117-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
フルサイズ機はパナソニック以外にニコン、SONYを使っていますが、大三元標準ズームレンズ比較では、一眼レフ機用は論外として、ミラーレス機用レンズでは、ニコンのZ24-70mm F2.8 Sレンズと双璧をなす、とてもクオリティの高いレンズです。SONYの24-70mm F2.8 GMレンズは設計がやや古いせいもあって、周辺解像の低下と色収差(軸上・倍率収差)が目立ちますが、このレンズはそれらをクリアし、望遠端の解像も素晴らしいです。
AFも速く正確で、唯一大きく重い点(一眼レフ機用より軽い)も手ぶれ補正がしっかりと効く要因の一つと良い方に考えたく思ってしまいます。(^-^;
24-105mm F4との比較では、解像はどちらもしっかりとしていますので、F2.8の明るさとボケの綺麗さが必要な方には、お勧めレンズです。
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