35mm F1.2 DG DN [ソニーE用] レビュー・評価

満足度：4.24

（カテゴリ平均：4.57）

満足度ランキング351位

集計対象6件 / 総投稿数6件

1. 5 67%
2. 4 17%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 17%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 取り扱いは簡単か	4.30	4.51	322位
表現力 思い通りのイメージの写真が撮れるか	4.39	4.50	275位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	3.75	4.26	309位
機能性 AF精度やMF対応などの機能性	4.55	4.34	154位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[ReviewForYourHappiness]

2023年4月4日 16:03 [1588693-2]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	無評価
機能性	5

GMを超えた至高の３５ミリ単焦点

３５ミリは最も多くのソニーEマウントで、最も美しく撮れる３５ミリであると思っています。

このレンズ、AFで唯一の３５ミリF1.2レンズですが、それが本品の本質的な差別化要素ではないと思っています。　大口径３５ミリは、この距離感がもたらすパースと深度の浅さが極上の立体感をもたらしますが、このレンズのボケの美しさとボケの連続性、解像度の高さは、このメリットを引き立たせることができます。

色味はJPEG撮って出し（R4）では３５GMと比べ、一見あっさりしていますが、派手さを抑えてトーン豊かに記録されており、金属面の輝きも美しいです。

３５ミリF1.2は、APS-Cクロップするとほぼ５０ミリF1.４程度に相当し、非常に使い勝手が良いです。　また光を多く取り込むので、ISOを３０％程度下げて撮影することができます。　絞り、AF/MF,でデクリックが一通り揃っており、これらが（GMよりも）実用的な配置になっています。

家族写真が主ですが、人を撮る場面で最も美しく記録ができる一本であると感じており、最も稼働率が高い一本です。

レベル

アマチュア

主な被写体

人物

風景

[No_chill]

2022年2月24日 10:51 [1554490-1]

満足度	1

操作性	3
表現力	1
携帯性	4
機能性	5

玉ボケが酷すぎる！！が、個体差の範疇らしい。。

85mm f1.4 DG DNがとっても素晴らしいレンズだったので、こちらも買ってみました。

が、あまりにも酷すぎる。玉ボケに線のようなモノガ入ってしまい、仕事で使えるようなレンズではありませんでした。購入当初から線が入っていたため、メーカーへ修理依頼を出したのですが、個体差の範疇ということで修理してもらえず返送。

これが個体差！？そういえば新作の150-600mm DG DN artにも高コントラスト下で色収差が出ていたし、最近SIGMA大丈夫ですか？？150-600mmは望遠レンズとしては安価な方だったので諦めましたが。。

SIGMAさんはかなり好きなメーカーなのでもっと高品質な物を生産していただきたいです。

よろしくお願いします。。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

人物

夜景

[さすらいのかずぽん]

2020年8月20日 12:07 [1359575-1]

満足度	5

操作性	4
表現力	5
携帯性	2
機能性	5

重いけれど唯一無二

【操作性】
絞りリングはデクリック設定も可能。私はリングは使わずカメラ側で操作するのでいつも"A"に合わせている。時々いつの間にか触れて設定が変わっていてギョッとする事があるので-1。滑らかで質感も良く持ち味は非常に良い。安心感がある。

【表現力】
個人的に35mmは好きな画角で、このレンズ以外にもDistagon 35mm f1.4 ZM(ライカM用）NOKTON classic 35mm f1.4II S.C（ライカM用）を使用。ガラスのような独特の空気の厚みが好きなコシナDistagon。フレアーが凄まじくクラッシックな描写が特徴のNOKTON classic。どちらも携帯性に優れていて、スナップからポートレートまで絵作りに合せて使い分けている。こちらの35mm DG DNはとにかく繊細な絵が欲しい時に使う。Distagonに勝るシャープネスだがカミソリと表現するには少し違う気がする。数字には出てこない感覚的な話だが、ボケた背景も含めてなんとも形容し難い繊細さをまとった空気感の表現はこのレンズならではかもしれない。シリアスで静寂な絵に向いている。Distagonの方がこってりしているが、SIGMAの写りが安っぽいわけではなくこちらも上質。優劣ではなく好みの問題。明らかに今までのシグマレンズよりも一皮向けた表現力がある。特に開放からやや絞ったくらいが凄い。

【携帯性】
1キロオーバーでSony 24-70 f2.8 GMより重い。持ち歩くにはそれなりの覚悟が必要。カメラバックが明らかに重くなる。当然ながらスナップには向かない。被写体とじっくり対峙できる時に持ち出す本気レンズ。カメラ側は是非ともバッテリーグリップを付けて重装備にされることをお勧めする。バッテリーグリップがないとカメラとのバランスが悪く指が疲れる。

【機能性】
AF速度に関して不満を感じたことはない。瞳AFも違和感なく追従している。そもそもブンブン振り回すレンズではない。絵に対しての信頼感から、プライベートの作品撮りよりは仕事で使うことが多い。スイッチ類は適度な硬さがあるので勝手に動いたことはない。絞りリングだけがちょっと緩いので残念。フードの一部がゴム製なので、ゴミがつきやすいのが少し気になる。

【総評】
シグマの変態加減をまざまざと見せつけられる存在感のあるレンズで表現力は素晴らしい。この巨大なレンズをぶら下げてでも最高の絵を撮りたい人にはおすすめ。Distagonと比較されている方はどちらも試写をされての検討をお勧めする。どちらも個性があり、性格が異なるので好みの絵が出る方を選ばれた方が良い。SIGMA fpと同時発表だったため地味な存在だが、ファインダーを覗けば感動のあるレンズ。もっと認知されても良い気がする。

レベル

プロ

主な被写体

人物

風景

その他

[でぶねこ☆]

2019年10月17日 05:38 [1248592-4]

満足度	4

操作性	5
表現力	5
携帯性	3
機能性	2

これは正に魔性のレンズ。

再レビューですが、原文は修正しないで作例だけ追加します。

昨日買ったばかりの速報レビューです。
ミラーレス専用設計と言うことですが、思いのほか大きい。
それでもF1.4に比べてコレだけで済んでいるのだそうです。
外観は、絞りリングが付いたこと。フォーカスホールドボタンが付いたこと。フードにロックボタンが付いたこと。これって、明らかにソニーのGMレンズを意識しています。その上で、ソニーが出さないであろうF1.2で攻めたのは正解だと思います。
使用感。AF作動中の音と振動が思いのほか大きいです。動作は充分な速さがありますが、たまに、大きく外します。連写をしていると、構図によっては結構外します。比較対照になるであろうSEL35F14Zを使った事が無いので、SEL2470GMとの比較になりますが、合焦率は2470GMに負けます。
また、使っている最中にα9がフリーズする事が１度有りました。いったん電源を切って入れ直したら復活。

問題点ばかりを羅列しましたが、写りは最高です。
ピントが来ている所のカリカリ感とバックのとろとろなボケとの組合せには、衝撃が走ります。特に絞りをF2よりも開いた時は、2470GMでは絶対に撮れない世界になります。コレだけでもこのレンズを買った価値が有ります。
2470GMも充分良い写りですが、このレンズは、それにプラスして非日常的なレベルのボケとカリカリから来る独特の立体感があり、望遠レンズでの背景を始末した写りとはまた別の独特の表現力になっています。
大口径広角レンズ。このレンズが本領を発揮するのは、黄昏時からだと思います。F1.8よりも１段明るいアドバンテージを生かした写真を撮りたいですね。

まだ発売直後なので、ファームウェアが充分こなれていないのだと思います。
AFの大外しやボディーのフリーズが解決したら唯一無二の手放したくないレンズになります。
シグマさんよろしくお願いします。

作例は、あまり適切では無いかも知れませんが、夜のみなとみらいで撮りました。絞り解放でのボケの大きさは素晴らしいですが、画面の隅の方に行くと、レモンぼけになります。絞りを2.8程度まで絞ると、ほぼ円形になります。
(作例の最初の２枚の左上の方をご覧ください）
ボケの形に差が出る一方、f1.2とf2.8でのISO感度の差は絶対的ですね。
f2.8でもこの程度のISOでは、まだまだ余裕が有りますが、もっと暗い、f2.8でISOが12800程度まで行くような場所では、f1.2の明るさが本領を発揮すると思います。

ここから、追記です。
このレンズの癖を理解して撮ると、出てきた結果は驚嘆するばかり。
やはり、絞りを開放から2.8の間で使うのがお勧めです。
やけに写りすぎると言うか、実写感が半端ないです。
欠点と言えば、α9で使ったときに、連写速度が最高15コマ/秒に制限されてしまうことですね。サードパーティーレンズの宿命です。

当初作例はアップしないと言っていたのとは、別のジャンルをアップしています。あしからず。

レベル

アマチュア

主な被写体

人物

風景

子供・動物

夜景

室内

[killer fruits]

2019年9月28日 11:38 [1262931-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	4
機能性	5

大満足です

35mmの明るいレンズが欲しくて購入しました。
FEマウントでAFの35mmの選択肢は、いずれも開放f1.4で、純正のディスタゴンがシグマのARTレンズがあります。
開放f1.2だとフォクトレンダーのノクトンかサムヤンのXP、Kerleeというメーカーにもあるようですが、いずれもマニュアルフォーカスレンズです。
純正品には最近AFのf1.8も加わりましたね。
しばらく検討して決めかねていたところに、シグマのこのレンズが発表されました。
ディスタゴンと同じ価格帯で半段も明るいレンズ、しかも最新の設計となれば期待して良さそうだと考え、予約して発売日に手に入れました。

鏡筒はARTシリーズと同じ黒い外観で材質も似ていますが、若干質感が異なるように思います。
こちらのレンズの方がより高級な質感に感じます、銀色のDNマークも綺麗だと思います。
レンズフードのロック機構は歓迎です、先んじてソニーのGMに導入されていますが、これがあると安心感が違います。
重さは確かに重いはずなのですが、カメラに装着すると不思議とそう重くは感じません、おそらく本体とのバランスを考えた設計なのでしょう。

AFは正確かつ高速で非常に快適、薄暗い場所でも迷わず動作します。
肝心の描写はピント面の繊細でシャープな解像感と、柔らかく綺麗なボケが相俟って、大変満足出来ます。
開放から素晴らしい描写で、f8くらいに絞り込んでも解像感や線の細さ、瑞々しさは変わりません。
「透明感」を感じる描写で、個人的に非常に好みです。
以前のシグマは寒色寄りであっさりした色乗りの印象でしたが、このレンズはより鮮やかに感じます。
歪曲収差は補正しないと気配は感じますが、しかし問題になるほどではありません。

総評として、個人的には大満足です。
シグマには是非今後も明るいレンズを発売して欲しいです、f1.2でシリーズ化を期待しています。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

人物

[『ありがとう御座います』]

2019年7月28日 15:22 [1246335-1]

満足度	5

操作性	4
表現力	5
携帯性	5
機能性	5

SIGMAさん...素晴らしいレンズをありがとう

【操作性】
絞りはカメラダイヤルではなくレンズ側ですが、
クリック有り無しが選べるので自分は有りです
感覚的にですが1DXとEF35mmF1.4L2に比べると、
一呼吸だけAFがゆっくりしている気がしますが、
自分の撮影スタイルでは問題ありません。
今後のファームでもう少し良くなるかも？

【表現力】
同じ35mmで考えると、
Canon EF35mmF1.4L2よりも、
当たり前だけどボケますw
ボケ方は好みです。

【携帯性】
ミラーレス設計ですが、
いつものSIGMA Art です。
決して小さくは有りません。
40mmF1.4Artも使っているので、
苦にはなりませんがEF35mmと比べると、
一回り大きいですね。
ただ、1.2なのでトレードオフ

【機能性】
AFL
クリック
AF
絞りとメカメカしいw
自分は良いと思います。

【総評】

自分としては透明感と色とボケが好きです。
シャープに関しては問題無いかと。
このレビューを書いている時はa9とR3ですが、
R4もオーダーしているのでR4発売後に、
追加でレビューします。

SIGMAさん ありがとう御座います😊

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

人物

風景

子供・動物

夜景

室内