Astell&Kern AK T9iE
- 「アコースティックベントポート」がレスポンスにすぐれた低域再生を可能にする密閉式有線イヤホン。従来品「AK T8iE MkII」のアップデートモデル。
- 2層構造の「アコースティックフィルター」が導管に汗や異物が入り込むのを抑制するとともに、高域特性の最適化によりスムーズな高域再生を実現する。
- 独自の「TESLAテクノロジー」による正確でニュートラルなサウンドが特徴。ハイブリッド構造のケーブルは電気抵抗率を低く抑え純度の高い伝送が可能。
-
- イヤホン・ヘッドホン 725位
- カナル型イヤホン 383位

- 4 0%
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.86 | 4.18 | 17位 |
高音の音質![]() ![]() |
5.00 | 4.15 | 4位 |
低音の音質![]() ![]() |
5.00 | 4.13 | 7位 |
フィット感![]() ![]() |
4.20 | 4.08 | 176位 |
外音遮断性![]() ![]() |
4.00 | 3.81 | 149位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
4.00 | 3.78 | 182位 |
携帯性![]() ![]() |
4.01 | 3.82 | 213位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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- イヤホン・ヘッドホン
- 19件
- 7件
2022年6月11日 00:03 [1590629-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 3 |
定価15万ほどで発売されたbeyerdynamicのシングルDD機。
T8iE,mk2,Xelentoの流れを汲み発売された機種です。
密閉感のある音作りだったこれまでの機種から、抜けの良い音作りへ変化しました。
ある意味個性が薄くなったとも取れるため、好みの分かれるポイントかもしれません。
付属ケーブルがこれまでの細いものから太いものに変わりました。
そのため、装着感に影響が出ています。
耳掛け部分はワイヤー入りのため、うまく角度を調整してやる必要があります。
mmcx端子が結構クルクルと回ってしまうのですが、そのおかげで耳へフィットする角度に合わせやすいところもあります。
余談ですが、店の試聴機のmmcx端子がホットボンドで固められており、どうやっても耳に装着できないという経験をしました。試聴できない試聴機とは…。
ケーブルが太い上、プラグ部分も大きく、また付属の3.5mm変換ケーブルもデカいため、変換ケーブルをつけた上で収納のために巻くと大きな物体になります。
xelento時代の携帯性の良さがまるでありません。
付属イヤーピースは例の独特な形状のやつです。
耳に吸い付ける感じに装着します。
傘は左右非対称な形状のため、装着の際には正しい向きが存在していますので注意です。
傘の広い側がイヤホンの外に飛び出すように装着します。
付属イヤーピースを使用しての音質は高音低音しっかり上下出ており、バランスがいいです。
Xelentoは個人的に低音が腰高な印象で上下のレンジには不満を感じたのですがこのイヤホンでは感じませんでした。
(Xelento自体多くの方から高評価を得ているイヤホンなので当時の私の再生環境のせいかもしれません)
高音は線が細くキラキラした音も出るため、最初は高音の出るイヤホンだという印象をもつかもしれません。
高音に比べると低音は少し遠くの距離から聞こえるところがあるように思います。
低音は線は細めで、アタック感はしっかりあります。
わずかに遠くから聴こえるところがあるせいか、少し余韻のような響きも感じられます。
ボーカルは特に前に出る感じはありませんが、滑らかで聴きやすいです。
全体的に頭内ではなく耳の外周で鳴っているような感覚があり、少し距離感のある低音も合わさり、比較的くつろいで聴けるイヤホンのように思います。
携帯性が低下し装着感は悪化しましたが、癖がなくバランス良く聴きやすいイヤホンのため、多くのハイエンド機種を持ちながらも外出のお供はこのイヤホンに手が伸びる、という選択は十分あり得ます。
生産終了に伴う在庫一斉セールによって中古相場も比較的早く下がり、手を出しやすい価格になっています。
しかしこのメーカーの製品は同じドイツのsennheiser製品同様、中国製の偽造品が存在するので中古購入の際には注意が必要です。
(見分け方に関してはクチコミ欄を参照ください)
少し評判的には埋もれた感のある製品ですが、十分に銘機だと思います。
- 主な用途
- 音楽
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2022年1月6日 13:16 [1537005-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 4 |
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|
---|---|---|
【デザイン】
造形・質感共に素晴らしいです。
私物の個体はコネクターあたりに小さな窪みがあったのが減点対象です。
【高音の音質】
非常にスムースで特定の帯域が強調されることはなく高音域まで綺麗に伸びています。
final a8000のような圧倒的な煌びやかさはありませんが文句無しの完成度です。
【中音の音質】
非常にボーカルが生々しく感じます。女性ボーカルによく合います。
再現性も素晴らしくギターのうねり具合が歪みを感じることなく堪能できます。
【低音の音質】
SONYやJVCのWOODシリーズのような圧倒的な存在感はありません。
タイトながらも非常に質感の高く感じます。
音抜けが良く音場が広く感じます。
【フィット感】
付属のイヤーピースが独特でベストポジションを探るのに難儀しました。
イヤーピースの向きにも注意が必要です。
装着感自体は良好です。
【外音遮断性】
特に問題ありません。
【音漏れ防止】
同上
【携帯性】
同上
【総評】
個人的な感想としてはダイナミック型イヤホンの完成形だと思います。
低音から高音まで一貫してフラットで音のつながりも文句が無く欠点が少ないと思います。
音場も広く他のイヤホンのような密閉感を感じることがなくセミオープンのようなイヤホンだと感じます。
同価格帯のイヤホンは一聴して分かる明確な特徴がありますが
T9IEは再生機器や再生音源そのものを再生しているように感じます。
テスラテクノロジーのおかげで歪みを感じないのは素晴らしいです。
感度が高くハイエンドなアンプ・DAPに合わせることをお勧めします。
【再生環境】
ZX2+PHA-3+T9IE
DX200+T9IE
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2021年7月21日 23:35 [1473157-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 5 |
(2021.7.21 更新)
T8ie mk2 に固定していた Crystal Cable Next を外してリケーブルしたところ、低音域の量感不足が解消され、全音域にわたって音質が向上しましたので、レビューを見直しました。
【デザイン】
良いです。
同様のデザインのAK T8ie、T8ie mk2、XELENTO REMOTE、XELENTO Wirelessは全て購入しましたが、いずれも素晴らしいデザインだと思います。
【高音の音質】
良いです。
音の傾向は、T8ie、T8ie mk2 と同様ですが、本機が最も高音域を重視しているようです。
特筆すべきは、付属のケーブルでも十分に高音質であるということです。
高音域は、付属のケーブルでも、T8ie mk2 + Crystal Casble Next と遜色ない音質です。高音域は、T8ie mk2 より癖がなく、より綺麗に聴こえてきます。
【低音の音質】
手持ちの他のイヤホンやヘッドホン(例えば、T8ie mk2、XELENT Wireless、Aventho Wired、Aventho Wireless、Kaiser10 Universal Aluminium等)と比べると、明らかに低音域が薄いです。
静かな屋内であれば許容範囲ですが、電車やバスの中では低音域が足りないと感じます。
(2021.7.21 更新)
Crystal Cable Nextにリケーブルすることにより、低音域も十分に音圧が得られるようになり、全体域に亘って超高音質になりました。
なお、Cristal Cable Cantabileでは同様の効果は得られませんでした(逆に低音不足に拍車がかかり、高音域の伸びも失われるように感じました)。
【フィット感】
付属のイヤーピースは独特であり、私の場合、ケーブルとイヤホンを回転しないようにテープで固定し、イヤーピースの取り付け角度(回転方向)を合わせることにより、耳と一体化するかのようにフィットします。
しかし、ケーブルとイヤホンを固定しないと、違和感があります。
【外音遮断性】
問題ないレベルと思います。
【総評】
(2021.7.21 更新)
やっと、長年使ってきた Kaiser10(Universal Aluminium)、及び T8ie mk2 を超えるイヤホンが手に入りました。
Kaiser10 は、高解像度ですが、装着感が今一であること、T9ieの方がワイドレンジであること等から引退予定。
T8ie mk2 は、Xelent Wireless用の Bluetooth モジュール(CC Xelento WL)で、ワイヤレスイヤホンとして利用する予定です。
- 主な用途
- 音楽
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2021年5月16日 21:59 [1454523-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 4 |
dapが気に入っていたのとbeyerdynamicとのコラボモデルに魅力とプロの方のレヴューを見て興味を感じての購入。
特徴のある音ではありませんが、高音質です。あまりに正当派で少し退屈な感じがする程です。その代わり、使い勝手が非常に良く、安心して高音質が楽しめる点が、本製品の一番の魅力だと思います。
高音よりで高解像ですが、オーテクほどではなく、バランスが良く取れているので、ジャンルによらずにそつなく鳴らします。良い音源はそれが分かるように鳴らし、音源が悪くてもそれを際立たせることなく鳴らします。
見事だと思いました。
バランスの良さとそこからくるオールマイティぶりが一番の特徴だと思います。
フィット感も装着も独特で、装着が耳に挟み込むタイプなので、初めは戸惑いました。
しかし、慣れると、装着時の圧迫感がほとんどないので、非常に快適です。
残念だったのは、品質にばらつきがあり、初期不良による交換を繰り返さなければならず、苦労したことです。
beyerdynamicとのコラボモデルに見合う品質に向上してほしいです。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2020年12月6日 07:41 [1395084-5]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 3 |
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---|---|---|
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|
AK380、AK320、DX220+OTGケーブル+AIM電子UA3→UD505+TEAC CG-10M→MURAKUMO→当機 |
【デザイン】
ダークグレーの金属ハウジングにbayerのマーク(L側)とAKのマーク(R側)が付いていて格好良いデザインです。
【高音の音質】
付属ケーブルの傾向も多いかと思いますが、高音域は良く出ますね。
ケーブルは、7N OCC銅線に4N銀コーティングしたハイブリッドケーブルを使用しているので。
DAPによっては、聴いていると高音域がちょっと出過ぎる傾向にあると思うので、そんな場合はPW AUDIOとかのMMCXタイプの7N OCCケーブルにリケーブルすると丁度良い感じになると思います。
【低音の音質】
ダイナミック型のテスラドライバーのイアホンだけ有って必要十分に出るので、ロック、ハードロック等も心地良く聴けます。
【フィット感】
付属のイアーピースは、耳にフィットするタイプの針の返しの様な特殊なイアーピースを使用しているので、サイズが合えばぐっと耳に差し込んでイアーピースが返し状になる様に使うとキチンとフィットする様に作られています。
専門店での試聴段階では、ちょっと装着感が良くないのかと思ってましたが、新品の箱開けしてイアーピースも初期段階ではじめに一つ付いている方向でR、L側間違わない様に装着すると装着感は全然悪く有りませんね。
ただフィット感は個々耳の形にもよると思うので、装着感が付属の物で合わなければオーテクのファインフィットとかカスタムイアーピースを使った方が良いでしょう。
【外音遮断性】
特に問題有りません。
【音漏れ防止】
イアホンなので、特に問題有りません。
【携帯性】
付属のケーブルは、ちょっと太いのでVISION EARSの横長のちょっと大きめのイアホンケースを使用すると問題有りません。
【総評】
AK T8ie MK2のアップデートモデルで有り、正当進化版のAKコラボのテスラドライバーのイアホンです。
解像度が高く、高音域も良く出るので、再生環境によっては銀コーティングしていないPW AUDIOとかのMMCXタイプの7N OCCケーブルにリケーブルした方が高音域が良く出るDAPの場合聴きやすくなると思います。
各L、Rの金属ハウジングにベント穴が一つ空いていて、音の抜けも良い様に思います。
付属ケーブルは、7N OCC銅線ケーブルに4N銀コーティングしたハイブリッドケーブルで2.5mmバランスケーブル+2.5mmバランス端子→3.5mm3極アンバランスのバランス端子とアンバランスに変換出来るケーブルが付属しているので、デフォルトの状態で使うので有れば別でバランスケーブルを購入する必要は有りません。
恐らく既存のAKのフラッグシップモデル SP2000でサウンドチューニングしてると思いますが、私の手持ちの下記の機材でも十分高音質でリスニング出来ています。
私の再生環境では、星4.5くらいですが四捨五入して星5つの評価とさせて頂きます。
【再生環境】
AK380MT直挿し、AK380MT+AK380AMP、AK320直挿し、AK320+AK380AMP、IBASSO AUDIO DX220(各バランス駆動)
PC→ifi idefender++→AIM電子 UA3→ifi ipurifier2→AIM電子SHIELDIO UM1ーCOO15(0.15m)→ACRO L1000→ifi IEMatch 2.5→当機(2.5mmバランス駆動)
追記…
尚、このイアホンは、エージング、バーンインは約100時間程度行って下さい。
それくらいで大分聴きやすくなります。
【再生環境の追加】
AK380、AK320、DX220→OTGケーブル+AIM電子UA3→UD505+TEACのマスタークロックジェレーターCG-10M→Brise Audio MURAKUMO4.4mm→2.5mm変換アダプター→AKT9ie(バランス駆動)
TEACのCG-10Mに接続しているBNC同軸ケーブル、RCAケーブル、電源ケーブル、オーディオアクセサリー、オーディオグレードのノイズ対策された電源タップ等については、CG-10Mのスレッドに詳しくレビューを上げているので興味の有る方は、そちらを御覧ください。
物量投入で、この環境ではダイナミック型のイアホンとは思えないほど超解像度でTEACのリファレンスマスタークロックジェレーターCG-10Mを噛ましているのも有り素晴らしいです。
この再生環境では、文句無しの星5つですね。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
参考になった2人(再レビュー後:1人)
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2020年12月2日 18:54 [1394515-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
【デザイン】カッコイイ
【高音の音質】とてもきれい リアル
【低音の音質】リアル
【フィット感】良い
【外音遮断性】まあまあ
【音漏れ防止】普通
【携帯性】出来る
【総評】とても良いです。
隙のない音のパネルが押し寄せてくる印象です。
他のイヤホンを音のパネルに例えるなら、メッシュ状に感じてしまうほどです。
抗いようのない、このイヤホンの解釈を全力で受け取らないといけません。
素晴らしいのですが、
bgmや気楽に聴くものではないと思います。
で、音がとても近くて、密度が濃いので、
音場は狭く感じます。
広大などという意見もよくありますが、私は疑問です。
私は dita のtwinsの方が音場広大でクリアで気持ちよく聞ける気がします。
(KANN CUBEで聞いているせいでしょうか?
でもse100だとつまらなかったです。)
でも、音の全部が克明に描かれ、揺るぎない自信で鳴らしてくる凄さがあります。
ケーブルは見た目の印象より、柔らかくしなやかで良いです。
クリーニングは絶対難しいですので扱いには気をつけたいと思います。
これで聴きたいと思う音楽を
聴こうと思います!
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
参考になった2人
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プロフィールヘッドホンからホームシアター、音楽、クルマ関連などの記事を手がけるライター。専門誌やWEBサイトに寄稿するほか、TBSテレビ開運音楽堂やレインボータウンFMなどにもレギュラー出演させていただいてます。音元出版VGP、CDジャーナル・ヘッド…続きを読む
2020年5月9日 10:14 [1314520-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
メーカーからサンプル機を長時間にわたって借用させてもらったので、200時間ほどのエージング後、様々な環境で試してみました。組み合わせたDAPは、AK「KANN CUBE」や「SP2000」、iBasso「DX160」などです。
【デザイン】
先代となる「AK T8iE」と近しいデザインですが、シックな色合いになったことなどから、上品さ、上質さが更に増した印象となりました。ケーブルもダークシルバーとカッパーの編み込みとなり、かなりの高級感を持つようになりました(実際高いケーブルなのですが)
【高音の音質】
とてつもなくハイスピード、歪みを極限まで押さえたピュアサウンドです。ただし、組み合わせによっては高域の鋭さばかりが目立ってしまうので、プレーヤーのチョイスやイコライザー設定など、(好みに合わせた)ベストな組み合わせを見つけ出すことが必要です。
【低音の音質】
フラットバランスよりやや強めの低域ですが、フォーカス感が高く、キレも良いので、演奏のグルーブ感がとてもよく伝わります。
【フィット感】
イヤホン本体がとても個性的なデザインであることに加え、特殊な形状のイヤーピースを採用していることもあって、装着には多少の慣れが必要です。とはいえ、イヤホン本体はかなり軽量ですので、ベストな位置へしっかり装着できれば、とても軽やかな装着感です。
【外音遮断性】
カナル型のため、まずまずの遮音性があります。
【音漏れ防止】
ハウジングにポートがあるためか、ほんの少しの音漏れを感じます。
【携帯性】
ケーブルがやや太めですが硬くなく、キャレングケースも用意されているので、携帯性はまずまずといえるでしょう。
【総評】
新品の状態で視聴を始めましたが、かなり高域がキツく感じたため、やや多めの200時間ほどエージング。勢いの良い音にはなりましたが、高域の鋭さは変わらず。これは、好みが分かれそうだの思ったのですが、プレーヤーをいろいろなメーカーのDAPと組み合わせてみたところ、意外と振り幅の大きいサウンドキャラクターになることを発見しました。とてもハイスピードな特性とストレートな音色を持ち合わせているので、普段以上にDAPの特徴を顕著に表してくれるようです。好みとしては、AK「KANN CUBE」との組み合わせが気に入りました。やや差魚が強めでしたが、とてつもなくクリア&ダイレクトサウンドを楽しませてくれました。また、iBasso「DX160」(DD Hi-Fiの変換アダプタ「2.5mm to 4.4mm 変換Plug」を利用)との組み合わせは、ややウォーミーな音色傾向ながら、Jポップが聴きやすかったです。AK「SP2000」との組み合わせは、クラシックやアコースティック楽器の演奏を聴くのにベストでした。
聴き飽きることなく長く愛せそうな、良質な製品だと思いました。
参考になった3人(再レビュー後:3人)
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