RAI PENTA
- 4つのBAドライバーと1つのダイナミックドライバーを採用し、独自技術によりバランスの取れた周波数特性を実現したハイエンドイヤホン。
- 人間工学に基づいて最適化されたハウジングと丸みを帯びたソフトなエッジが耳にフィットし、軽快かつ快適な装着感を実感できる。
- 高純度銀メッキ加工された銅製ケーブルは、20本のリッツ線で編まれた4芯仕様。MMCXプラグはロジウム加工され、高い接続性と耐久性を備えている。

- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.87 | 4.18 | 11位 |
高音の音質![]() ![]() |
4.94 | 4.15 | 15位 |
低音の音質![]() ![]() |
4.81 | 4.12 | 24位 |
フィット感![]() ![]() |
4.87 | 4.08 | 5位 |
外音遮断性![]() ![]() |
3.58 | 3.80 | 241位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
3.60 | 3.78 | 274位 |
携帯性![]() ![]() |
4.46 | 3.84 | 117位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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2023年4月12日 17:05 [1701023-5]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 5 |
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|
---|---|---|
アルマイト加工されたアルミ筐体の深い青が”品”を感じさせます。 |
「天空の城ラピュタ」に出てくるロボット兵の顔のような音導管孔が可愛らしいです |
【デザイン】高額ならば凝りに凝った3Dプリンティングのレジン筐体が当たり前と思っていた自分には潔いくらいシンプルで緻密な造形、そしてダークなブルーに一目惚れしました。大きさも耳への収まりが良く快適、一度はめたら簡単には外れないと思います。一瞬ひんやりしますがアルマイト加工のお陰かサラッとしているのでさほど冷たく感じませんでした。
【高音の音質】BAならではの明瞭さに加え、スーッと空気に溶けていき、決して刺さりません。加えて色気、艶感、麿みを感じさせる絶妙なチューニング、恐れ入りました。
【低音の音質】低域はドラムのキックは歯切れ良い「ドンッ!」、ベースサウンドは「ドゥーン」と言うような芯がありつつ適度な緩さで心地よい低域に心地よさMAXです。
全体を通してドラムのスネア、ハイハット、キックは心地良いです。
【フィット感】耳にすっぽりハマり、出っ張りも無いので快適です。イヤーピースは付属を全て試しましたが私の耳には合わず音も薄っぺらく聴こえたので、手持ちのスパイラルドットPro、Sedna Earfit、SpinFit100等を試しましたがしっくり来ず、現在SpinFit W1に落ち着きました。しかしまだまだ試し甲斐はありそうです。
【外音遮断性】フツーに外の音が入ってきます。
【音漏れ防止】多少は漏れそうです。
【携帯性】今まで使ったどのイヤホンのケースより革の質が良く格調高いものでMEZEのロゴが締まりを与えて気に入って使用しております。ピカピカに磨くのが楽しいです。
【総評】自分にハイブリッドは合わない、と言う思い込みを見事に払拭してくれたイヤホンです。某USA製BAを積んでいても中高域の乾いた音色が苦手でした。決め手はグローヴァー・ワシントン.Jrの代表曲「Just The Two Of Us」の間奏部分のスティールドラム。この音が今まで聴いたどのイヤホンも微かにしか聴こえずストレスでした。ヴォーカルに限らず中域を担当する楽器はどれも目の前で鳴ってるような錯覚を覚え、他の方も仰るように聴き疲れも少なく1時間聴いてももう1ステップ、2ステップ音量を上げてさらに聴き続けたくなる不思議な音です。そしてヴォーカル曲を聴けばバックの演奏が声に霞むことなく主張していますがそれなのに歌を邪魔しない不思議な立ち位置。そして好きなインスト系では主旋律のギターやピアノの音像は中央に位置するのに左右の耳の外から聴こえてくる錯覚を覚える、まるでヘッドホンのような聴くほどに癖になります。好き嫌い分かれそうな音ですが一聴すると他のイヤホンには戻れない魅力に溢れています。これは聴いて以来DUNUもNUARLも音が薄く物足りなくなりました。
単に高解像度・高精細なイヤホンは他にもたくさんありますがそれが全てでは無いんですね。ただし、イヤーピースに関してはまだ最適解とは言えない気がするのでさらなる探究に勤しみたいと思います。
【追記】
初使用から1ヶ月程を経てかなり音もこなれてきて心地良さが際立った反面、中から低域にややもたつきを感じて、最近発売されたばかりの真鍮の音導を備えた日本ディックス「COREIR」を試してみました。しかし明瞭感もあがり、解像感も高まったものの肝心の中域が薄くなり全体的に軽い音に変わった気がしたのと本機のノズルと相性が悪いのか正しく装着されているのに耳に置き去りにする始末、これはこのイヤホンを殺す、と感じて元のW1に戻しました。ケーブルは私の耳ではFiiO LC-RE Proでも不満が無いのでこのまま使い続けようと思います。やはりこれ以上ベストマッチングのイヤーピースは無いものでしょうか?
それにしても本来はJazz、Fusionをメインとして聴いていますが、ヴォーカルの再現性、迫力は圧倒的です。大好きな故ボビー・コールドウェルはもちろんの事、懐かしいブラックコンテンポラリー(ブラコン)の名曲ビリーオーシャンの「Suddenly」を聴いた時は「そんなに近寄って歌うの?」と声が出るくらい生々しいヴォーカルが楽しめました。決してモニターライクでは無いものの制作者がリスナーに「こう聴いてほしい」と言う意図を素直に表現したに違いないと思わせる再現性、凄いの一言です。
やっと出会えました。
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- イヤホン・ヘッドホン
- 1件
- 0件
2023年3月13日 16:29 [1571249-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 5 |
2年間程愛用。ポテンシャルは非常に高い。現在の構成はCayinMk2(ボードはR1)、ケーブルは澪標-極
【デザイン】
控えめに言って最高。青いボディが美しい。ただし、傷は出来やすいので気になる人は取り扱いに注意が必要
【高音の音質】
バランスよく伸びる高音も良いが、このイヤホンの最も得意なのはやはり中音(ボーカル)。非常に艶のある美しい音を奏でてくれる
【低音の音質】
迫力はそこそこ。バランス重視だが人によっては強く感じるかも
【フィット感】
抜群に良い。XELENTOとJHaudioAIONを持っているが(比較になるかは微妙)、雲泥の差
【外音遮断性】
正直なところそれなり程度。平均ぐらいはあるか?
【音漏れ防止】
微妙。構造上仕方ないとも言える。代わりに耳への圧というか負荷が非常に少ない耳に優しいイヤホンである
【携帯性】
比較的小型で持ち運びしやすく、フィット感が良いので移動中にズレる煩わしさ等は皆無。値段的に傷付きやすいことが欠点
【総評】
ケーブルは初期のものでも公式のバランスケーブルでもなかなか悪くないが、【澪標-極】を付けた後では使うことは2度とないのでは?といったぐらいの完成度の高い音になる。合わせると18万近い出費になってしまうがそれ以上の価値は間違いなくある組み合わせだと思う。個人的には30から40万クラスのイヤホンと張り合えるかなというくらいと言えてしまうほどなので一度でもいいので試してもらいたい組み合わせです!!
追記(2023年3月12日)
DAPはSONYのZX-707、イヤーピースはビクターのスパイラルドット++のMLからスパイラルドットProのLに変更。それ以外は変わりなし。スッキリした音で満足です。澪標極とスパイラルドットProでかなり低音の情報量が増してるのでロック聴くならおすすめの組み合わせですかね
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2022年2月20日 17:40 [1537694-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 4 |
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---|---|---|
右側がMAZE RAI PENTA +澪標 極、左側はJVC FW1500+ノーマル澪標 |
2022.1.20追記
先日思い切って澪標 極(約5万円)を購入しノーマル澪標からリケーブルしました。神機が更に良くなりました。
澪標をJVCのFW1500用に買い足そうと考えていましたが、つい極みに近づきたくて... ポチッと... 澪標はFW1500に引っ越しました。これも良い感じです。
===前の投稿はほぼ変わりません===
既に発売から2年半以上経過したREI PENTAですが、今更ながらレビュー致します。
●先に結論
濁りや停滞を全く感じない明瞭さがありながら尖った痛さも全く無い抜け感の良い素敵な音が楽しめます。厚み、重み、奥行き、拡がり、そして全体的なバランスなど 心地良い要素が盛り沢山で TZ700やXELENTO REMOTEなどに比べると中高音域寄りですが ボーカルが頑張るので 個人的にはリスニングで特に気持ち良く聴ける逸品ではないかと思います。
有線イヤホンではゼンハイザー IE900、Technics TZ700、beyerdynamic XELENTO REMOTE、SEA audio NEO(片側10BA機)に続き 神機に勝手に認定致します。
●環境
音源はDAP(shanling M6 ver.21、NEW hiby R6など)、イヤーピースは付属の2段シリコンからspiral dot++Lサイズに替えています。また、ケーブルも純正2.5mmバランスケーブルにリケーブルしています。更に澪標、そして澪標 極にリケーブルして素晴らしいものになりました。
【デザイン】
深いブルーカラーが素敵な美しいイヤホンです。想定よりコンパクトでした。
【音質】
明るく鮮明な音が印象的ですが、音粒は丁寧に展開して豊富ですので、優しい心地良い音に包まれる感じもあります。不思議と聴いていて気持ち良くなります。澄み渡るクリアーさがありながら音が尖がることなく煌めきます。鳴らしやすいイヤホンですが、音は音源によって変わる気がします。
高音域は分析的な印象は薄く抑制的ですが その響きは充分に美しく伸びやかです。そして、刺さることがありません。中音域は特に明るく澄んで明瞭です。ボーカルは中央の上寄りから鮮明に鳴り響く感じがします。低音域は余計な強調が無い綺麗な鳴り方をします。締まっていて力強さも備えていると感じました(spiral dot++の場合です。イヤーピースが小さ目の場合 低音が抜けて弱くなるようでサイズをMLからLサイズに変えて かなり頑張るようになりました)
全体的には、解析的、分析的な音になり過ぎず、優しい暖かみがあって包み込まれるような柔らかい音質です。その響きには厚みがあり、奥行きや拡がりも秀逸で音楽を気持ち良く楽しめます。なお、純正2.5mmバランスケーブルでバランス接続していますが、3.5mmアンバランスに比べると より細密感が増して澄んだ音に感じます。更に澪標、澪標 極にリケーブルし4.4mmバランス接続で最上に至りました。
【フィット感】
イヤーピースはspiral dot++Lサイズにしていますが、付属の2段シリコンでもピッタリとハマります。素晴らしいフィット感もこのイヤホンの優れたところです。
【遮音性、音漏れ】
イヤーピースにもよりますが、遮音性はあまり高くは無いようです。雑踏の音はそれなりに聞こえます。音漏れは周りがうるさければ大丈夫ですが、静かな場所で音量を上げると漏れる気がします。
【携帯性】
付属のハードケースは革の質感も良く独特の形状でデザイン的に好ましく思います。付属ケーブルも太すぎることはなくケースへの収まりも問題ありません。
【総評】
澄んだ美しい音に優しく包まれて気持ちが良く音楽を楽しめる逸品です。10万円以上のお値段の価値があると個人的には思いますが、購入検討にあたっては好き嫌いもあるので 出来るならば試聴をされると良いでしょう。
==備考==
前述した「勝手に神機認定したイヤホン」は結果的に実売価格は10万円以上の価格になっています。IE900は約16万円、TZ700は13.2万円ですが 価格コムで価格登録すらなく指定販売店店頭でしか買えません。
当機も10%還元込みでも11.5万円、2.5mm純正ケーブルを用意するとプラス1.8万円、合計では13.3万円ほどになり、個人的にも気軽に購入出来る価格ではありません。なお、澪標は3万円、澪標 極は5万円しますが後悔はありません。
とはいえ、イヤホン自体の好き嫌いはあるので試聴はした方が良いと思います。量販店ならばヨドバシの一部店舗、専門店ならはeイヤホンの名古屋以外の店舗ならば 展示、試聴機があるようです。(2022.1.8時点のHPよりの情報です) イヤホン自体の価格はそれなりにしますが、期待を裏切らない神機なので是非お確かめ下さい。
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2022年1月30日 12:44 [1544547-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 4 |
【デザイン】
美しいデザイン、美しいアルミ筐体、美しい色です。
Mezeのマークは好き嫌い出そうです。
エッジに傷がつきやすいのが勿体無い。
【高音の音質】
美しい、そしてボーカルがエロいです。
解像感重視のチューニングでは無いので、刺さる事もなく、そして煌びやかかつ繊細。不思議な音鳴りです。
【低音の音質】
1DDがしっかり低音を出してくれます。
ただ。ボワつくことはなく非常に上品に。
ハイブリッドにもかかわらず、低音だけが浮くような印象は無いです。
音のつながりの美しさを感じます。
【フィット感】
素晴らしいフィット感、今までのイヤホンは何だったのかと、頭を抱えたほどです。
イヤーピースはやや大き目が良いです。
小さいと左右で中域に音量差が生じます。
【外音遮断性】
圧倒的な音場を実現するため、筐体に空気孔があります。故に遮断性は悪いです。
【音漏れ防止】
空気孔は内側ですので、そこまで音漏れはしないと思いますが、確認手段が無いので...
【携帯性】
思ったよりコンパクトです。
ただ、傷はつきやすいようなので、気を使います。
【総評】
Meze Audioの音作りに興味を持ったのがきっかけです。
コロナで視聴に行く気が起きず、思い切って買ってみました。
dacにonso03 バランス接続で聴いてます。
なんでしょう、このイヤホン。
世界が変わりました。
素晴らしくクリア、かつ壮大な音場。
とてつもなく煌びやかで美しいボーカル。
1DD4BAにも関わらず、非常に自然なつながり、聴きやすさ。
そして抜群のフィット感。
リスニングイヤホンの最適解と思われます。
各ドライバーが絶妙に音域をオーバーラッピングすることで、この気持ちよさを演出しているのかも知れません。
解像感重視の方には忌避されるかも知れませんが、一聴の価値アリです。
ただただ幸せです。
Meze Audioが3年間かけて実現したかった音、その素晴らしさを今後も味わい続けていこうと思います。
なお、純正アンバランスはボーカルの艶upもややこもりを感じました。バランスの方が好みです。
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2021年11月27日 11:41 [1521677-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
【デザイン】
アルミ筐体にマットで深い青みが美しい仕上がりです。扱い方によってはエッジ部分のメッキ?が剥げて下地のアルミが出てしまうと思います。
【高音の音質】
伸びやかです。音の分離も良いのですが、不思議と耳に刺さりません。
【低音の音質】
ハイブリッドの良い特徴が出ており、低音もしっかり出ます。低音域の深さに鳥肌が立ったのはイヤホンでは本機のみでした。
かなり感動ものです。
【フィット感】
筐体が小さめなのでフィット感は良好です。夏場は金属のひんやりした感じも心地いいですが寒い時期は少し手のひらで握ってから装着するようにしています。
【外音遮断性】
一般的なカナル型と同等に遮音してくれます。
【音漏れ防止】
ベントがあるので少し漏れるかもしれませんが、そこまで大音量で聴く必要は無いと思います。低音量でも十分迫力を感じられます。
【携帯性】
セミハードのケースが付属しています。大きさも余裕があり、太めのケーブルにリケーブルしても大丈夫です。
【総評】
前述の通り、聴いて鳥肌が立ったイヤホンです。高額イヤホンは現在では多々ありますが、この音は他に変え難いと思います。MEZE audioの音作りに共感し、ヘッドホンを購入するに至った程です。
ある程度お金を出していい音を聞きたいと思っている方にお勧めしたい逸品です。ひとつだけ残念な点として、付属のケーブルは仕上げも本体と合わせてありとても綺麗なのですが、使用に伴いケーブル部が緑変します。音にはさほど支障はないと思いますが、あまり気持ちの良いものではないです。私は早々にリケーブルしました。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
参考になった4人
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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2021年9月27日 10:05 [1499411-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
デザインと質感のご参考に。 |
MMCX端子でケーブルの着脱が可能。 |
付属のハードケースとプラグ部 |
メーカー試聴機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
A&ultima SP1000と組み合わせ、ハイレゾ音源で確認しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
金属筐体で深みを感じる独特の色味。質感が良くロゴも誇らしげに輝いて格好良いと思います。
【高音の音質】
スカッと晴れ渡り、澄み切った空気の中に居るような開放的な高音質。レンジが広く、ボーカル帯域は飽和を感じず、子音が刺さり易い楽曲で試しても、刺激が嫌味にならず輝きとして楽しめます。帯域によらず安定感があり、曖昧になったり膨らむような音がなく、適度な輪郭を感じる明瞭なサウンド。音源に収録された微小な余韻成分をしっかり引き出し、響きが美しく空間が広く感じられるのも素晴らしいです。
お安くはありませんが、ハイエンドイヤホンとしてリーズナブルな価格設定だと思います。
【低音の音質】
楽々と鳴りの良さが心地よいです。質感表現に長け、低音域の音程や強弱の描き分けが緻密かつ安定。帯域によって曖昧になったり膨らんだりする部分を感じず、緻密にチューニングされていることが分かります。音の消え際がスムーズで空間の広がりが自然に感じられるのも良いです。
【フィット感】
金属筐体で重みがありますが、ケーブルは耳の上を通すタイプで安定感があります。フィット感は良好です。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
カナル型イヤホンとしては一般的な範疇です。
【携帯性】
小型軽量で質の良いセミハードケースが付属しています。携帯性は良好です。
【総評】
今回、RAI SOLOと比較試聴しました。価格帯が全く違いますが、表現力も桁違い。高額な製品ですが、完成度が高く、オーディオファンなら相応の価値を感じられると思います。
Meze Audioの思想を体感するなら、本機は良い選択と言えそうです。クオリティー面で満足度は「5」でも良いと思いましたが、10万円越えということもあり、慎重な製品選びをお勧めしたいことから「4」としました。
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2021年4月13日 14:18 [1443542-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 4 |
本レビューでは
・rai penta単体のレビュー
・リケーブル(バランス接続時)のレビュー
の二つに関して書かせてもらいます。
・単体レビュー
使用環境
DAP iPhone 12 pro 直挿し
イヤーピース コンプライ T400逆挿し
【高音】
刺さらない艶やかで美しい高音です。全く籠りはなく、適当な量の高音を鳴らしてくれます。聴き疲れは皆無です。
【中音】
パワフルな中音を鳴らしてくれます。
【低音】
低音は楽器の種類によって特徴が変わります。ベース音などは広がりのある低音を鳴らしますが、バスドラの音はぼやけることなく、タイトに鳴らします。
中低音に関してはかなりダイナミックの特徴が出ているように感じます。
【音場・音の分離】
音場はかなり広いです。この広さがこのイヤホンの最大の特徴だと思います。rai pentaを聴いた後に所有しているSE846を聴くと縦の音場がかなり狭く感じるほどです。音の分離に関してはアンバランス接続ではそれほど良くありません。
ただ、高中低音のバランスは極めて均等で、ジャンルを問わず、どの音楽も楽しく聴くことができます。
【装着感】
イヤーピース次第だと思います。
装着感とは少し異なりますが、このイヤホンは全く聞き疲れしません。その要因として、空気穴が関係していると思います(個人の見解です)。激しいロックなどを少し大きな音で聴いていても、どこか開放感が感じられ、ストレスとなるノイズを排除されているように感じられます。
【音漏れ】
空気穴のせいかもしれませんが、音漏れはあります。ただ迷惑になる程は漏れません。
【総評】
4年前に感動して購入したSE846の音が最近聴き疲れるようになり、こちらのイヤホンの購入に至りました。
様々なイヤホンを聴き比べましたが、艶やかな綺麗な音でかつ、音場の広い、聴き疲れのしないイヤホンは他にありません。いい意味で特徴のない自然なイヤホンです。
試聴できる箇所は非常に少ないですが、是非一聴してみてください。
・バランス接続レビュー
最後にバランス接続をいくつかのケーブルで試してみたので、簡単にレビューをいたします。
使用環境
iPhone 12 pro→oriolus1795
バランス接続全般
一般的な話かもしれませんが、バランス接続により、音の分離が凄まじく良くなり、音場がより広がります。ただ、人によっては情報量が多く疲れてしまうかもしれません。
以下、各ケーブルのレビューです。
○純正4.4mm5極バランスケーブル
アンバランス純正と比較して、高音がより綺麗になり、主張が大きくなります。一方、低音は広がりがなくなり、曲によっては埋もれてしまうこともあります。
○onso06
簡単に言うとアンバランス純正ケーブルをよりウォームになり、音場、分離が改善します。聴き疲れは皆無で一つ一つの音を楽しむことができます。しかし、楽器によっては高音が少しチープに感じられることもあります。
○nobunaga labs 澪標
化けます。バランス接続による音の分離、音波の広がりに加え、高音の美しさ、中音のパワフルさ、低音の深み、広がり全てが改善します。また、音の傾向がどこかアナログチックになり、楽器の余韻・ボーカルの息遣いが感じられるようになります。(試聴した際に、あまりにに感動して即購入しました。)
私にとってはこのケーブルがベストでした。
参考になれば幸いです。
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2021年3月9日 13:18 [1430974-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
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高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 5 |
【デザイン】
精緻に造形されたボディは宝飾品を思わせる佇まい。これを見ると値段が多少高めでも納得できる。
【高音の音質】
ハイレゾで高音を含んだロックやアンビエントを聴いてみたが、よく鳴っていると思う。
【低音の音質】
Shure SE846のローパスフィルターと比べると、ダイナミック型だと解る低音域の太さ。どちらが良いとは言い難いが、ズンと出るのは心地良い。
【フィット感】
ステムの軸径が太め且つボディが重めなので、しっかりしたイヤーチップが必要。自分の場合は純正の同梱品ではどれもダメ(しっかり嵌まらなかったり、耳孔が痛くなったり)だったので、Comply TX400を購入。
【外音遮断性】
Complyを付ければほぼ遮音される。
【音漏れ防止】
前項に同じだが、本体の空気穴から多少音は漏れるようだ。
【携帯性】
Shure SEシリーズと変わらない。付属のケーブルが秀逸で、糸のように柔らかく嵩張らない。付属のケースは大きめなので、自分は巾着袋に入れている。
【総評】
評判を聞きつけて、是非サウンドをトライしたいと思って入手した。メリハリ効いた濃密なサウンドと言うよりは、奥ゆかしく全域を上品に奏でてくれる。ゆったりと音楽を楽しむには最良の製品だ。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2020年10月21日 14:23 [1379365-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
■音質について
本機の音は全体的に(低音から高音まで)真性の「フラットバランス」で且つ「緩い」という印象。
「緩い」と言うと、あまり音が良くないイメージに捉えるかもしれないが、適度な明瞭感を持ちつつ変な強調感や歪み感や刺々しさといったものが非常に抑えられた(排除された)、言わば耳への労りを気遣い優しい音を与えてくれる「癒やしのゆるキャラ」といったイメージだと私は表現したい。
アナログ時代からのオーディオファンである私には、その「緩さ」がアナログオーディオリスニングの懐かしさ(アナログテイスト)を醸し出し好ましく感じて、嫌味な感じは一切無かった。
本機の仕様情報によると、「気圧平準化システム(PES)」という内部のエアフロー調節しドライバーの動作を最適化する仕組みが備わってるそうで、おそらくそれが耳(鼓膜)への圧力の負担を軽減する効果となって、この「緩さ」を感じるのではないかと推察する。
また、この「緩さ」は例えるなら「コシのないうどん」のようで、食べる人によっては好き/嫌いが大きく分かれそうなイメージでもある。
つまり、組み合わせるアンプやプレーヤーしだいで、良くも/悪くも聞こえるだろうというのが私の印象である。
実際に手持ちのプレーヤーでの再生音を表現すると以下のようなった。
●FiiO M11 Pro
プレーヤーがフラットで無味無臭的な音質で本機のキャラとダブるところと、プレーヤーの解像感を本機の「緩さ」がやや打ち消してしまい、地味で平坦な音調で抑揚感/躍動感に欠け、面白みの無く(つまらなく)聴き応えの無い音になりがちな印象。
つまり、この組み合わせはお互いの長所を引き出し短所を補い合うということにならず、上手くかみ合わない相性となっている。
●Cayin N3Pro
プレーヤーのアンプに色濃い音質特徴があり、低音側と高温側に聴き応えのある強調感を出しているので、本機と組み合わせた場合にそのアンプの特徴がダイレクトに伝わり、しかも本機の「緩さ」をカバーするようにしっかりとした音圧(抑揚感/躍動感)を感じることができる。
言わば、リスニングの楽しさを感じさせてくれる印象。
つまり、この組み合わせはお互いの長所、すなわち「聴き応え」と「耳への労り/優しさ」を両立させ、逆に互いの短所を目立たぬよう(派手過ぎず/地味過ぎず)上手くブレンドされたかのようにマッチしている。
おそらく、「Cayin N3Pro」と同傾向な音色の「FiiO M11(無印版)」ともマッチするだろう。
以上から、本機は地味な性格ながら相手となるプレーヤーを選ぶと言ってもよかろう。
それ故に、ユーザーによっては先述の「コシのないうどん」の如く、好みに「合う/合わない」の明暗差が出そうな気がする。
また、本機の付属ケーブルのプラグ(MMCXと3.5mm)にはロジウムメッキ加工をしている。
一般的にイヤホンは金メッキプラグを採用するものがほとんどだと思うので、これも本機の特徴と言えるところ。
ロジウムメッキのプラグを使うと音が締まる傾向にあることは、オーディオファンの中では周知の事実であるので、これもおそらく「緩さ」加減をチューニングするために採用したと推察する。
私的には、もう少し本機の音にメリハリ感をつければ、いろんなプレーヤーやアンプとのマッチ度が増すのではないかという思いがあり、リケーブルで本機の音質がどう変わるか?、手持ちのケーブルをいくつか試してみたが、やはりどれも本機と程良くマッチングするものはなく、音質は「緩さ」が増す傾向となり決してメリハリを出す方向にはいかなかった。
結局、付属ケーブルが一番マッチングが良い、即ちイヤホン本体とケーブルとでベストチューニングされているという印象結果となった。
付属ケーブルとの組み合わせがメリハリを出す(「緩さ」を許容する)限界なのかもしれない。
ちなみに、メーカーである「Meze Audio」の純正品ケーブルにバランス接続タイプのものが用意されているので、それも試してみたいという興味がある。
ということで、
本機は扱いにおいてつかみ所の無いとも言えそうな面があり、それを活かすも殺すも組み合わせ機材しだいという代物だと私は思う。
ただし、決して「じゃじゃ馬」というイメージでは無くて、「優しく素朴であり過ぎる」というのが妥当なイメージのような気がする。
私自身は本機のそういう性格は嫌ではないし、むしろ後述する自分が求めていたものに近く満足している。
先述のように、プレーヤとのマッチングが良ければ最良と言えそうなくらい、優雅な音を味わわせてくれるポテンシャルがあると、それに付け加えて本機のボディは比較的小柄で軽量であることから、装着感は優れているとお伝えしたい。
★追記★
あとで、手持ちのヘッドホン「MDR-Z7M2」の音を聴いたら、本機はこのヘッドホンの性格に非常に似ていることに気づいた。
「MDR-Z7M2」を使い始めたときも、本機のような「緩さ」を感じて、SONY純正ケーブル(MUC-B20SB1)とロジウムメッキプラグを使って締まりを出すように工夫したことを思い出した。
そのヘッドホンの工夫した状態での音をダウンサイジングしたのが正に本機の音という具合に感じた。
■最後に、
私は長年(40年近く)オーディオを趣味にしているが、若いときには所謂ドンシャリ系の音(特に低音強調)が好きでよく聴いていたが、そのせいで耳が難聴になりかけた嫌な思い出が過去にあるので、最近では年齢のことも加味して耳を労るようなオーディオ機材を選ぶようにしている。
その点において、本機は私にピッタリではないかと期待した上で購入に至ったが、その期待通りの製品だったと思っている。
食べ物の好き嫌いが多く偏食したり、辛いものや甘いものばかり食して健康を害するケースがよくあると思うが、オーディオもこれと同じで自分好みの音を追求して聴きすぎると、私のようにいつか難聴になる可能性大と思っていただきたい。
健康維持のため食べ物を節制するかの如く、早いうちから本機のような地味で素朴なオーディオ機材に慣れる努力も必要だろう。
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2020年6月23日 22:08 [1340551-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 4 |
【デザイン】
削り出し加工で形作られたアルミニウム製の本体は、
人間工学に基づいて耳孔にフィットするように緩やかな曲線を描いています。
企業ロゴ以外の装飾は特にありませんが、静かで機能的な美しさを醸していると思います。
【音質】
メリハリが利いた、シャープな音と形容すべきでしょうか。
音の像がはっきりと感じられ、ぼやけない印象を抱かせます。
Meze製品といえば弦楽器の表現が得意(という勝手なイメージ)ですが、
本機も例に漏れずギターサウンドは特に抜群です。
また、密閉されるカナル型でありながら、音場がかなり広く感じられるのも
特筆すべき長所でしょう。
本体表裏に開けられたチャンバーが音の抜けを促すことで、
この音場の広さを感じさせているのではないでしょうか。
【フィット感】
抜群です。しっかりフィットしてズレるということが有りません。
突然のポロリとは無縁と言い切っても過言ではないでしょう。
ただし、あまりにもフィットし過ぎるのでしっかり嵌め込まないと
耳孔の周りを圧迫して痛く感じることも…。
【外音遮断性】
カナル型の割には遮断しません。
とはいえ、外での使用時に周りの音が気になるというほどでは
ないでしょう。
【音漏れ防止】
ちょっとだけ漏れます。
【携帯性】
ちょっと幅大きめのケースです。
とはいえ、ハードケースですので耐久性は〇。
大きめといっても上着のポケットくらいならすんなり入るので
持ち運びに苦慮することは無いでしょう。
【総評】
価格的にも性能的にも、外出時に普段使いできるイヤホンの
到達点と言ってもいいでしょう。
この価格帯からそれ以上で再生環境に特別気を遣うことなく
使えるイヤホンはそうは無いと思います。
デフォルトのケーブルが銀メッキケーブル&ロジウムメッキ端子と
かなり良いスペックなのも特筆すべきでしょう。
ハイエンド機がどれか一つ欲しい、という方に是非お勧めしたい逸品です。
- 主な用途
- 音楽
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2020年4月25日 02:36 [1321458-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 5 |
音に不満は無く、デザインもとてもよい!
しかし私が聴く音量だと音漏れしてしまうのが難点笑
裏側のベントが大きいことが影響しているのかも?
外では使わず家用や散歩用に使っています。
- 主な用途
- 音楽
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2019年11月22日 22:18 [1277541-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 5 |
デザイン:写真で見た最初の印象よりも実物は小さく感じました、触った印象は以前持っていたアルミとステンの違いはありますが同じ金属製RHAのT20の雰囲気に近い印象。非常に精密で深く濃いブルーの表面処理も綺麗ですがキズが付きそうで扱に気を使います。
高音:ギター/サックス/トランペット/ピアノの奏で方が非常に綺麗でこのイヤホンの最大の特徴。
低音:量/主張共に控え目でバランス重視。
フィット感:ハイブリッド型としてはハウジングが小さく耳に収まりが非常に良いですね、ケーブルも扱いやすく不満はまったくありません。
外音遮断性:必要十分。
音漏れ防止:確認できていない為無評価。
携帯性:小さめのハウジング+癖のつきにくい柔らかめのケーブルなため収納性が良いですが左右の本体同士が干渉するのには注意しています。
総評:音質的にRAI PENTAはMAVERICK II Re(所有)と同じくやや中高音傾向のオールマイティーな印象、後者は透明感やキレを感じるのに対し前者は煌びやか/柔らか/サラサラ感と言ったキーワードが合う気がします。
全体の音質はMACBETH(無印)に近い印象もあります。
同価格帯で中低音厚めのWitch Girl S/WST-W60、低音主張の強いT8iEMKUと共に使い分け出来そうなイヤホン。
疲れにくい音質といった意味ではこの価格帯の中でもかなりレベルが高いと思います。
今まで購入した所有物でもルーマニアメーカーと言うのも初めてで希少ですね。
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- イヤホン・ヘッドホン
- 2件
- 0件
2019年9月30日 00:29 [1263402-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
【デザイン】マットな濃紺にシルバーの音叉のマークのハウジングで中々渋くてかっこいい
【高音の音質】明瞭だが刺さらない。抜け感もある
【低音の音質】量感があり、意外と柔らかい音。
【フィット感】非常に良い
【外音遮断性】耳にフィットしているのに、空気調節用の穴があいているため遮音性は良くない。
【音漏れ防止】ひとに確認してもらったわけではないが、大きな音で聴きすぎると多分音漏れする。ただ、(いつも使用しているが)常識の範囲内の音量で聴いている分には電車で横の人に迷惑がられたりはしない。
【携帯性】良い
【総評】
環境 DAP:SP1000M RG ケーブル:mrai-2.5sp-j (Meze純正2.5mm4極バランス) イヤホン:本機
評価項目の欄に概ね本機の特徴を書いているが、音に関することで書き足しておくと、
この機種は中域がもっとも美しく表現される。
そのため、ボーカルのある曲と非常に相性がよく、艶やかな声が近めで聴ける。
なお、バックの演奏はボーカルを邪魔することなく周りのほうで鳴り、各楽器のパートもそこそこ分離しているため聴き分けは可能。
このイヤホンは高域のほうに注目すると硬めの音(寒色系)に感じるが、低域まで含めた全体的な印象は全く硬くない。DAPの影響もあるかもしれないが、きつい音は出さず、自然で耳に優しい音を出す。
各音色に割と多めに余韻が感じられるが、不自然ではなく非常に心地よい。また、左右よりも奥行きを感じるような鳴り方だなと思う。
この余韻と空間的奥行きの表現が絶妙で、音楽を単なる音の集まりとしてではなく、音楽として聴かせてくれる。
音を正しく伝えることも重要だが、楽しく感じさせることも大事だ。このイヤホンは音楽を楽しく聴かせてくれる良機種。多くの音楽愛好家にお勧めしたい一品。
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2019年8月31日 10:39 [1255178-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 4 |
もういい加減イヤホン道楽からは足を洗ったつもりでしたが、ついたまたまネットでコレの記事が目に止まり、評価の内容と製品の風貌に何やら引っかかるものを感じてしまったのが運のつき。試聴もしないで購入してしまいました。RE-2000とか、XELENTO REMOTEとか、その他何個か他にも持っていますが、最近は気軽に使えるRE-800Jを往復通勤の友にする程度で、上には上が有っても自分的にはそこそこ満足という、ちょっと冷め加減の中での思いつきの購入でした。
DAPはAK320、ケーブルは別売り純正の2.5mmバランス端子仕様、イヤーピースはフェンダーの前身のAurisonicsで採用されていたシリコン系チップです。
@深い低音域はふやける事も無く締まって質感もしっかり伴い、このイヤホンの大きな個性になっていますが、そこだけが突出することなく、中域から高域まで違和感なく誇張感の無い自然なバランスで繋がる一体感。
A躍動的なダイナミックレンジを備えた力強さと繊細さが両立され、壮大でありながらも安定感のある端正な響。
B広く奥行き感のある3次元的な音場に音源の明瞭な解析分離能力を伴う優れた定位感が有り、開放的で抜けの良い音場感。
という印象で、データに含まれる音を最大限引き出して音楽を楽しく聴くことができます。
ヒアリング系で、音楽再生を意識したニュートラルな音造りは刺激的な音とは無縁で、逆に高域にそれらしい響きを期待する方には物足りなさを感じるかも知れません。幅広いジャンルの音楽を楽しめるという意味で納得できるバランスと思います。
別売りの純正ケーブルを手に入れる前に、手元で余っていた中華製とRosenkranz/Rainbowのバランスケーブルを使ってみましたが、どちらも低音域の存在感が顕著で、膨らみ過ぎて高域のキレをマスキングしてしまう傾向が感じられ、その時点ではこのイヤホンの評価にネガティブなものも感じたのですが、純正のバランスケーブルに換えた後は低域に適度な締まりが備わり、併せて高域も気持ち良く伸びきるようになり、純正ケーブルと一体で完成された音なのかと思っています。その意味で、リケーブルの相性は選ぶような気もしています。
バランスケーブルがオプションになって、2万円弱のコストが実質追加されるのは、C/Pという点ではマイナスですが、それを含めても他に得られない高品位で満足できるイヤホンだと思います。
BAドライバとダイナミックドライバの良いとこどりの理想形がハイブリットだと思うのですが、今迄色々試した結果は必ずしもそのとおりとは感じられなくて、日常使うのは殆どダイナミックドライバー1発機というここ数年でしたが、ようやく理想が実現されたイヤホンと出会えたように感じて大変満足しています。
- 主な用途
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- 接続対象
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2019年8月27日 15:42 [1254290-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 4 |
【デザイン】
超絶格好良いです。音叉のマークがマセラティに少し似てる・・?
【高音の音質】
BA4器が適切に必要な音を鳴らしてくれます。
イヤモニ志向のSE846も所持しておりますが、SE846で表現される音域より幾分余裕がある様に感じられます。
【低音の音質】
9mmのダイナミックが非常に強いと感じました。
曲によってはウーファー効かせ過ぎな印象がありまして、イコライザで少し落として聴かないと響き過ぎるかもしれません。
【フィット感】
皆さん口を揃えて同じ意見と思いますが最高のフィット感です。ユニバーサルモデルでは最高なのではないでしょうか。
【外音遮断性】
フィット感と被りますが、しっかりと耳の内部に沿いますので高いです。
COMPLYで更に遮音性は高まります。
【音漏れ防止】
少し漏れます。
筐体に小さな通気口が空いているのでそこから漏れているのかと思います。
【携帯性】
特に言及しません。普通です。
【総評】
幾つかの同価格帯のイヤホンを視聴しましたが、RAI PENTAだけ他のイヤホンと比べられない良さが際立ちました。
今のところ、これが私の最高のイヤホンです。
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