Technics SL-1200MK7-K [ブラック]パナソニック
最安価格(税込):¥125,799
(前週比:±0 )
発売日:2019年 5月24日

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2022年12月13日 15:30 [1658162-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 5 |
サイズ・可搬性 | 5 |
機能性 | 5 |
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2M-BLUEを付けたSL-1200MK7 |
YAMAHAのターンテーブルTT-S303が、中華製の使えない(アームリフトも無い)機種だったので、価格的には「倍」になりますが、「伝説のSL-1200」の最新版「MK-7」に買い換えました。
巷で話題のテクニクス50周年記念モデル「SL-1200MK7-L」は在庫稀少でプレミア価格が付いて手が出ませんでしたが、全く同じ機能の「SL-1200MK7-S」は何と10万円未満で購入する事が出来ました。(価格.com情報より安い)
恐らく「口コミ」を読む方は購入を検討している方が多いと思いますので、「SL-1200MK7」の購入に当たって注意すべき点から申し上げます。
先ず、此の機種には「カートリッジ」が付属しておりません。
兄弟機Tecnics「SL-1500」には「ORTOFON M2-RED」が標準装備されていますが、本機は違います。従ってカートリッジを別に購入する必要があります。
更に本機に付属のカートリッジ取り付け用ネジは長過ぎて(少なくとも)「ORTOFON」のカートリッジには使えませんでした。「ORTOFON」カートリッジ付属のネジを使って取り付ける事が出来ました。
此の辺の事は「取扱説明書」には全く記載されておりませんのでご注意下さい。
クラシックやジャズを聴く私は「ORTOFON M2-Blue」(2万7千円)を買い足しましたので、結果的に総額「10万円超え」になった事になります。
「カートリッジ取り付け」はかなり根気の要る精密作業になります。
以上の点を除外すれば、大変優れモノのターンテーブルです。
「伝説のSL-1200」は伊達ではありません。
ターンテーブル本来のパフォーマンスを阻害しない範囲で色々な「便利機能」が付いているのも、自分好みにカスタマイズする事が出来るので、他社のターンテーブルと全く違う楽しみがあります。
前述の「カートリッジ無し」も「ユーザーのお好みに合わせて好きなカートリッジを付けて下さい」という意味で捉えると「カスタマイズ」の一環として納得出来ます。
詰り、本機は「マニア向け」「中・上級者向け」なのでしょう。
「初心者」が買うターンテーブルならもっと親切・簡単機能の付いた機種が幾らでもあります。
但し、其れ等の機能の影響でターンテーブル本来のパフォーマンスが阻害される事にもなるのですが・・・。
最後にもう一つ加えたいのは「取扱説明書」が、小川理子ディレクターのメッセージで始まっている事です。
「私達はこんな想いで此のターンテーブルを造りました」というメーカーの「顔の見える取扱説明書」は初めてです。(DENONの創業110周年記念モデルの場合、感謝のメッセージは取扱説明書と別でした)
「物造り」にかける「松下イズム」は健在である事が分かります。
Tecnicsブランドと其の象徴「SL-1200」の復活が如何に困難な事(金型すら無かったそうです)であったかは小川理子さんの著書『音の記憶』で読んでみて下さい。
機能面では「元祖ダイレクト・ドライブ」のモーターが更に進化していますので、ストップスイッチを押すと瞬時に停止するのは、此れまでベルトドライブオンリーだった私には新鮮な驚きでした。
回転チェックのLEDの色を赤/青の好きな方に設定出来るのも隠された「機能」です。
因みに製造工場は長らく優れた性能のパナソニック製品を組み上げて来た「パナソニック・マレーシア工場」です。どこぞにあるとも知れぬ「中華製」でなかった事もお勧め出来る点です。
中華製のYAMAHA「TT-S303」は付属のRCAケーブルを端子に突っ込んでも「ユルユル」で直ぐに抜けます。
「Canare」のRCAケーブルに買い換えて漸く繋がった事を考えても、YAMAHAとTecnicsの2つのターンテーブルは価格が違うと言うより抑も「設計」「造り」自体、全く次元が違う事が分かります。
「超初心者」以外なら、自信を以てお勧め出来るターンテーブルです。
結局、何に於いても「安物買いの銭失い」は「真理」なのですね。
参考になった4人
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2022年9月26日 19:01 [1607982-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 5 |
サイズ・可搬性 | 3 |
機能性 | 4 |
今までDENONのDP300Fを使っていましたが、より高級感を求めてSL1200MK7を購入しました。
限定の特別色もありましたが、ノーマルのブラックもステルス感がカッコ良く、そのままで良いかと思いノーマル色を買いました。
届いた第一印象は重厚感があり、重さも中々の重量感があり、安定性を予感させるものでした。
それまでフルオートを使ってたこともあり、キューイングレバーによるマニュアル操作は面倒にならないか?という少し不安もありましたが、これが思いの外楽しく、機械を操作しているという楽しみに変わりました。
車もそうですが、やはりマニュアルの方が楽しいです笑
ただひとつ、キューイングレバーで針を盤面に落とす時、オイルダンパーが効いて静かに針が落ちるかと思ったのですが、思いの外スっと落ちるので、レバー操作はゆっくりと、を心がけています。
レコードのSTART、STOPは秀逸ですね。
ボタンを押してすぐに最高速度に達し、STOPを押すとすぐに止まるので気持ちがいいです。
その他で言えばケーブルや電源を好きな物に変えられるので、今後の楽しみが一つ増えました(^ ^)
とりあえずケーブルをモガミの物に変えてみたいと思います。
- 演奏場所
- 自宅(マンション)
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2021年9月18日 22:24 [1496329-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 5 |
サイズ・可搬性 | 4 |
機能性 | 5 |
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ダストカバーを取った状態 |
【デザイン】
この機種を選ぶ人はこのデザインに不満を抱くことはないでしょう。
それほどに伝統と熟成を兼ねた懐かしみのあるそれでいて精悍でとにかくかっこいいスタイルデザインだと感じます。
【操作性】
古くからオーディオに親しんできた人はこの様式にも慣れ親しんできているに違いありません。
【サイズ・可搬性】
物が物だけに頻繁に持ち運ぶことに適した製品ではありませんが、それほど重くも大きすぎることもないです。
【機能性】
フルオート機能はありませんが、オーディオ専用ターンテーブル機に比べるとDJユースに特化した多彩でマニアックな機能を備えています。
【総評】
今回DJユースとして購入したわけではありません。
過去各社の量販オーディオ製品に存在した多くのアナログプレーヤー雛形の面影を現在も引き継ぎ続けていることへのリスペクトと、純粋に中級オーディオユースとしても使用に耐える作りや機能、性能を評価しての購入です。
ハードワークが要求されるクラブ環境で鍛えられてきた名機たるこの品番を一度味わってみたく思ってました。
参考になった5人
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2019年9月20日 11:16 [1232287-3]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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操作性 | 5 |
サイズ・可搬性 | 4 |
機能性 | 5 |
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プラッターを真横から見る |
購入後3か月半が経過し、自分なりの最適と思われるチュ−ニングとなったので報告します。
1.ターンテーブルシート
クチコミにも多くの意見が寄せられていますが、オヤイデのBR-12(5mm厚軟質)と東京防音のTHT-291(4mm厚硬質)の
2枚を重ねるのが最良という結論です。
1枚のときよりも高音の伸びがよくなり、低音の坐りも良く、なによりボリウムを上げたときの雑音が減少します。
よりSL-1200Gに近づいたと思います。
こうするとスピンドルの上部余裕が2mmしかなくなりますが、DL-103など背の低いカートリッジを取り付けるときもアームの
高さ調整を回すだけで済み一石三鳥です。
2.インシュレータ(脚)
MK7付属の脚でも十分なのですが、ホームセンターで売っている洗濯機用の防振ゴム(厚さ3cm)を重ねました。
効果てきめんで台をたたいても針飛びせずボリウムをMaxに上げてもハウリングしません。
知人からATのインシュレータを借りて比較しましたが洗濯機用のほうが効果はたかかったです。
3.ケーブル
ベルデンのRCAケーブルにしたところハムが減りました。
4.カートリッジリードワイヤ
ATのAT6101に交換しました。僅差ですがヌケが良くなりました。
5.スタイラスライト
白から青の高輝度LEDに交換しました。ついでに照射角をやや上向きにしてシートが厚くなった分をカバーしました。
クチコミでSL-1500C推しの方は余計なものは要らないと言われますが、暗めの部屋で使う時スタイラスライトは無くては
ならないと思っています。針をレコードの側面に当てるリスクが減ります。
LEDは青系のほうが認識性は高いと思います。
最後にDJで使っている方のレビューもお聴きしたいです。
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45年前に買ったテクニクスのSL-1300という機種のオート機構が具合悪くなった。
自動スタートをかけると針が所定の位置に降りず毎回誤差が出るようになった。
手動でやれば全く問題ないのだが、性能も上がったことだろうし新しく買うことにした。
まだMK7の発表前だったので候補はSL-1200GRかパイオニアのPLX-1000だった。
しかしSL-1200GRは予算的に高すぎだしどこも定価販売、あのピカピカのシルバーもなにか気に食わない。
PLX-1000はよく動かなくなるというクチコミを散見し、買う気は失せた。
denonなどのベルトドライブ機種はメインテナンスが大変そうで購買意欲が湧かない。
やはりテクニクスのDDでなければという意識があった。
そうこうしているうちにMK7の発表もあり即座に予約、全国発売日の前日に購入した。
まず心配事の1つだった「自重32gの重量級カートリッジ、オルトフォンSPU-GTEが使えるか」であるが、なんら問題なく使えた。
補助ウェイト無しということだったのでアームの構造が変わりウェイト取付不可になったのかと思ったが、最後部にネジ穴があったので、手持ちのMK3付属のウェイトを増量したものが何の問題もなく取付られ演奏できた(写真)
最新のDD駆動は素晴らしいに尽きる。
とにかく回転が安定していて雑音も全く聞こえず大変静か。古いレコードが息を吹き返したよう。
防振機構もさすがディスコで鍛えられただけあって完璧で、周囲で飛び跳ねてもまったく針飛びしないし本体をたたいても音がしない。
アームの追従性も良くなっていてこれまで再生不能だった反ったレコードも難なく再生。
強力な起動トルクとブレーキはCDの一時停止のようにも使える。
LEDを赤青切替えられるのも楽しいし、まさか3個所いっぺんに変わるとは思わなかった。
しいて言えばスタイラスライトは白よりも青のほうが見やすいのでこちらも切り替わると良かった。
(DIPスイッチが1つ空いている)
あと不満なのは、ダストカバーに蝶番が無いのと上面の文字が金ではなく白なので安っぽく見えること。
でもこれは「MK7 10万台達成記念スペシャルゴールドバージョン用」とかに取ってあるのかもしれない。
ここまでMK7の性能が上がると1200Gとの差がどれだけ縮められたか興味がある。
電気製品を定価で買ったのは生まれて初めてだが、良い買い物をしたと思う。
【デザイン】
オールブラックなのは気に入っている。オーディオ機器はアンプもスピーカもDark系の色なのになぜターンテーブルだけ光沢色だったのか。ただロゴの文字が白で高級感に欠ける。
【操作性】
非常に良く洗練されている。ただアームをあと1.5mm低くまで調整出来ればBetter。
スリップマットと厚手のゴムマットを重ねて凌いでいる。
【サイズ・可搬性】
重量もあり可搬性は考慮されていない。
<設置>
電源ケーブル、RCAジャックの位置が奥まりすぎ。電源ケーブルは本体を押さえて力を入れて挿さないと接触しない。
【機能性】
スイッチ、回転数切替、イルミ共good!逆転は曲名当てクイズに使えそう。
【総評】
1972年の初代SL-1200の\59,800から50%しか上がっていなくてこの高性能化は安いもの。
SL-1200GRよりもお買い得だと思います。
- 比較製品
- パナソニック > Technics SL-1500C-S [シルバー]
- パナソニック > Technics SL-1200G-S [シルバー]
参考になった45人(再レビュー後:39人)
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