40mm F1.4 DG HSM [ソニーE用] レビュー・評価

満足度：4.72

（カテゴリ平均：4.57）

満足度ランキング—位

集計対象7件 / 総投稿数7件

1. 5 71%
2. 4 29%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 取り扱いは簡単か	4.44	4.51	-位
表現力 思い通りのイメージの写真が撮れるか	4.85	4.50	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	2.20	4.26	-位
機能性 AF精度やMF対応などの機能性	4.51	4.34	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[ニックオブザネーム]

2024年8月11日 16:24 [1873281-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	3
機能性	4

ロマンを追い求めて

シネレンズの設計を流用し、開発されたという本レンズ。一眼レフ向けに設計されたものですが、一眼レフ華やかりし頃からこのレンズのデカさ、重さは話題になっていましたが、ミラーレス向けにフランジバック分後玉部分が延長された本レンズは、コンパクトになったミラーレスボディも相まってかなり大きく重く感じます。
なにせ、40mmというそこまで尖った焦点距離ではないのにもかかわらず、重量は1.2kgにもなります。また、大きさも、ちょっとした望遠レンズ並の大きさがあり、複数のレンズを持っていこうと考えたときに、カメラバッグにどう入れようか、そもそも持って行くべきか悩まされます。
しかし、写りに関していえば、その大きさ、評判に見合うものがあります。明らかに写りのシャープさが違います。同社の24-70mm F2.8 DG DN（旧型）や、20mm F1.4 DG HSM Artなどのレンズを使用してきて、その写りには満足していましたが、この40mmは頭一つ抜けています。開放からバシバシ使える写りで、もはや絞りは被写界深度を変えるためのものでしかないということを感じさせます。
AF性能は、一眼レフ向けの設計で、超音波モーターを使用したものですが、α7R4との組み合わせでは十分使えます。動きの早い被写体に対して満足行く速度ではないかもしれませんが、焦点距離を鑑みると、問題にならない速度です。駆動音はやや大きいので、動画だと音が乗ってくるかもしれません。
あとは、40mmという焦点距離は普段遣いで便利な焦点距離で、カメラにつけっぱなしにしてある程度なんでも対応できる焦点距離で面白いですね。もう少し手軽なサイズ感だといいのですが、35mm F1,4 DG DN Artだと近い焦点距離で一回りくらいコンパクトなので、気軽につかえる写りのいいレンズがいいという方は35mmのほうが良いかもしれません。
まあ、やはりでもシネレンズの設計を流用して、SIGMA最高峰の写りとも言われるレンズというのは、ロマンです。一度は手にしてみたいと、思っていたんです。いまや発売から年数もそれなりに経ち、レンズの設計も進歩していますので、もっとコンパクトで写りのいいレンズは他にあるとは思います。それでも欲しいと思えるのは、ロマンを追い求めてとのことだと思います。

レベル

アマチュア

主な被写体

風景

子供・動物

室内

[とびしゃこ]

2024年8月1日 00:03 [1869432-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	1
機能性	5

とにかくデカい。が、描写が素晴らしい。

１．蕪の表面の質感も素晴らしく、前後のボケも柔らかい。（F1.4）	２．シグマに特徴的な？青かぶりも気になりません。（F1.4）	３．果実のみずみずしさと、ボケの良さ。（F1.4）
４．石の質感が出ていると思います。（F1.4）	５．もう少し寄れたら文句なしです。（F1.4）	６．逆光も強いと思います。（F7.1）

【操作性】
望遠レンズを思わせる太い鏡筒はマウント側で
急に細くなりグリップの中指背面も当たりません。
ゴム部分だけで幅4cmもあるフォーカスリングの
回転角は約110度で動きもスムーズです。
フード根元のゴム部分はホコリが付きやすいです。
フードロックがあります
レンズを下から左手で支えると親指で操作できる
やや硬めのAF/MF切り替えスイッチがあります。
MFはメカニカルです。（ミラーレスでは無関係ですが）

【表現力】
解像はα1（5000万画素）でテストしました。
平面テストの等倍拡大での開放四隅の描写は、
レフ用のF1.4とは思えないほど整っています。
中心部と比較すると解像に少し差はありますが、
中心部は等倍以上でも粗が目立ちにくいです。
中心部と四隅を同レベルに揃えたいなら、F4
で十分かなと思います。
実写上は被写界深度を稼ぐ目的以外で
絞る必要はなさそうです。

カメラ側で補正不可能な軸上色収差も
かなり抑えられていますので、金属の光沢や
白い被写体でも開放F値で撮影できます。
特質すべきはピント面前後のボケ方です。
癖がなく柔らかくボケへの移行が素晴らしい。

逆光耐性は優れていると思います。
（写真はkenkoPro-1Dフィルター付です）。

写真はα1、α7CIIでクリエイティブルックのスタンダート、
太陽光かAWBのJpeg撮って出しです。
レンズ補正は全てオートです。

【携帯性】
最大径x長さ87.8mm×157mm, 1,260gと
あきれるほど大きくて重い40mm単焦点です。
Eマウントの40mm近辺のレンズ比較では、
SEL40F25G: 68x45mm, 173g
45mm F2.8 DG　DN: 64x48.2mm, 235g
NOKTON 40mm F1.2: 70.1x59.3mm, 420g
20-40mm F2.8 VXD：74.4x86.5mm, 365g
と圧倒的です。

花型フード（これも大きい）装着でさらに大きくなり、
もはやちょっとした望遠ズームでも持ち歩く感覚です。
ちなみにSEL70200GM2は88x200mm,1045gで
本レンズより3�p長いですが、200g以上も軽量です。

【機能性】
F1.4で室内でも夜でもどこでも活躍できます。
IFとはいえフォーカスレンズも大径のはずですが
HSMパワーで静かに思いのほか高速で動きます。

最短撮影距離0.4m、最大撮影倍率0.154倍です。
手元のテーブルフォトでは0.2倍程度は欲しいです。
（参考）
SEL40F25Gは0.2倍（MF時0.23倍）、
シグマ45mm F2.8 DG DNは0.25倍、
NOKTON 40mm F1.2は0.204倍
20-40mm F2.8 VXD 0.196倍（望遠側）

防塵防滴構造なので安心感があります。
円形絞りも備わっています。

【総評】
コントラスト、解像を表すS線とM線が
高い位置できれいにそろうMTFをみながら
いつか使ってみたい！と思っていました。
メーカーのアウトレット品が格安で放出され
シグマが大きくなるのを厭わずに作った
シネレンズの実力を知りたく購入しました。

スナップには全く不向きな図体のレンズで、
ポートレートも慣れていない人だと
威圧的にすら感じるサイズ感です。
28‐45mmF1.8登場とともに
ディスコンになったようですが、
機会があったら使ってみてください。
描写とボケが本当に素晴らしい。

比較製品

シグマ > 45mm F2.8 DG DN [ソニーE用]

SONY > FE 40mm F2.5 G SEL40F25G

TAMRON > 20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)

レベル

アマチュア

主な被写体

人物

風景

子供・動物

夜景

室内

その他

[tosha]

2023年5月20日 08:42 [1716363-1]

満足度	5

操作性	4
表現力	5
携帯性	4
機能性	4

今ならマジで買いです、DG DN化要望!!

【操作性】
2018年後半のレンズでHSMでDG DN前なので絞りリングが無い、個人的にはここが一番欠点。

【表現力】
いやはや凄いの一言! 　発売時期から凄いとは聞いていたがF1.4開放からのシャープネス・ディストーション・解像度と凄い、50mm F1.4ZAメインだが、この透明感とシャープスとボケ（広角では）を知るとこれしか使う気が起きない。

【携帯性】
1.2kg単焦点を重いと思うかは考え方次第。　今でも45やRB67 ProSDを使うので、比べれば2kgのカメラなんてコンパクトカメラ、縦グリ付ければバランス取れる。

【機能性】
40mmでレースや航空機などの動く被写体は撮れないし、撮らないので問題なし

【総評】
これを買う人間は恐らく2つに絞られると思う。
1.　40mmと言う絶妙な画角が好きな人間。35mmでは広く50mmだと近いのこの中間にある最高の画角が40mm、人が見たそのままの画角で、35mm前に出る・50mm後ろに下がるこの微妙な補正を日頃から感じており、45カメラの150mmレンズの画角が欲しいと思ってた人。
2.単焦点の画質のみに拘る人間。性能の為ならレンズなんて大きくても構わない。 重いなら日頃から筋トレでもすれば良い、むしろ撮影しながらトレーニング出来ると考える人。
　この2点で頷く人は間違いなく買いです。重いレンズが嫌いな風潮で、この.2kgの最高のレンズを誰も見向きもしなく値段も下がり、新古状態でも7万円、新品でも10万レベルの40%オフ。　一点だけ要望があれば、DG DN化にしてAFボタンと絞りリングを付けて貰えれば最高なんだけど、35mm 85mmの様に刷新されないかな~。　

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

人物

風景

[ktosi]

2022年12月13日 18:26 [1658243-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	4
携帯性	無評価
機能性	5

素晴らしい、レンズ

多摩湖にて	ちょっとした遊び心

【操作性】
特に難しい操作は無し
【表現力】
カメラは、α7R�Vを使用しているが、このカメラを生かし切れる、レンズだと思います。
α7R�V以降の高画素カメラに対し、選択肢に入れられる、レンズだと思う
【携帯性】
このレンズに対して、携帯性を語るのは理解できない。重いですね。
望遠レンズを持っているみたい。
【機能性】
動き物を撮るのレンズでは無いので、AF速度は気にしていなし、ピント性能は
OK
【総評】
シグマのArtシリーズはこれで、３本目、14-24 F2.8　24-70 F2.8
最後に40mm F1.4
ズームレンズだけでは、寂しいので、単焦点レンズが欲しかった。
標準レンズぐらいの画角を探していたが、40mmという画角
標準では無い、かといって、広角では無い、面白い画角です。
ニコンのレンズで40mmF2を持っているので、感覚的には、理解できる、画角です。
私にとって、ちょうどいい、画角です。
24-70で撮っても画角的には40mm~45ｍｍが多い、ということは、私にとっての
標準領域の画角ということになるかな。

購入に関して、新品にするか、中古にするか、迷っていたら、神様はお救いの手が
私にありました(^.^)

さり気なく、価格ドットコムでで価格情報を探っていましたら、何と、カメラのキタムラ
でアウトレット価格、73,000円

翌日、購入した私が立川駅を歩いていました(^.^)

このレンズ、重いのなんか、へっちゃらだ〜
良い絵を撮りたい　と思っている方、このレンズ　おすすめです。

50mmが標準レンズだ〜と思っている方、目からうろこが取れます。

だからこそ、このレンズ　おすすめです。

レベル

アマチュア

主な被写体

人物

風景

その他

[DAWGBEAR]

2019年5月30日 19:20 [1230791-1]

満足度	4

操作性	4
表現力	5
携帯性	1
機能性	無評価

大きく重い、しかし写りは凄い

f5.6	f7.1	f2.0
f1.4

35mmでは少し広いと感じることもあるので、
40mmの画角に惹かれたのがまず。
大きく重いとは分かっていたのですが、
届いてみて箱を開け、まずレンズが入っているレンズケースの大きさにびっくり。
40mmの単だと考えると、やはり躊躇してしまいました。
しかし装着してEVFを除いて見るとそれが一変、思わずはっとしてしまいました。
すっきりとした見えは、一枚ヴェールをはがしたようです。

実際に写してみての感想は装着時の感動とおり、
期待を裏切らないものでした。
これを付けて写すと、何気ない風景が絵になってしまう気がしています。
現代的な写りながら、どこかに味わいを感じさせてくれる写りをします。
シネマで良く使われる画角だからなのか、
また流れもなく、周辺まで解像しているからなのか、
ボケの自然さから来ることなのか、
収差の徹底的な排除からきていることなのか、
現在、その印象はどこから来るのか確かめているところではあります。
あと逆光にはかなり強い印象です。

とにかくデカくて重いですが、これは新しい次元の写りだとも感じています。
しかし他メーカーの似たような路線と思われるレンズより、格段に安い。
1回は装着して写してみることを強くオススメします。

ネガティブなところは、
周辺減光がかなり強めです。しかしこれは私は逆に好みでもありますし、
またわざと味付けでこうしているんじゃないかともいい意味で感じています。
ソフトで補正できますしね。
またボケは自然にとろける感じで美しいのですが、レモン型の口径食が出ます。
私は嫌いではないので許容ですが、
嫌な人は注意です。

またFEマウントでは私にとって初のシグマになるのですが、
AF合焦時、DMFやAF-SよりAF-Cの方がスッと早く合焦します。
しかしAF-Cでは、被写体のピンとる場所によっては、
すんなり合焦しない場合があり、DMFもしくはAF-Sではそういった時でも合焦します。
AFスピードは、24-70GMや100-400GMと比べれば遅いかなと思うぐらいで、
使いものにならないものでは決してないという印象ですね。
まだ早い動きものについては使っていないのでなんとも言えません。
上記はa9での感触です。

とにかく大きくて重く、24-70 GMより大きいです。
しかし70-200GM装着よりは当たり前に小さく、楽です。

40mmという画角は、目線感覚のスナップに楽しい画角ですが、
装着してぶらりというのは覚悟がいります。
そういう人はbatis 40にいかれた方が賢明だと思います。

しかし何よりも写りだと言う人は1回使って見るべきレンズだと思います。
写りに惚れ込むレンズの一つだと思います。

主な被写体

人物

風景

子供・動物

夜景

室内

スポーツ

報道

その他

[ｃｆｆｍ]

2019年3月26日 06:41 [1211306-1]

満足度	4

操作性	3
表現力	5
携帯性	2
機能性	4

異常な大きさ

CP+のシグマブースで担当者の方から、このレンズは凄いですというコメントを頂き購入しました。
まず手にとって、大きさと重さに驚き。40mmレンズとは思えない大きさ、FE24-105mmF4のズームレンズより大きく重い
シグマARTのカリカリの分解能に憧れていたが、RM3とこのレンズの能力から手振れに相当気を使わないとその恩賜には
合わないようです。
F１.４では被写体深度は極めて薄くマクロレンズ並み（桜の花びら）のようですね
サンプルの写真を見てください。

レベル

アマチュア

主な被写体

風景

[wataru915]

2019年3月9日 15:07 [1207154-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	無評価
機能性	5

シネレンズって凄いの？　〜Planar T*FE 50�o F1.4 ZAとの比較〜

SIGMA40�oF1.4　眉間にピン	FE50�oF1.4　眉間にピン	SIGMA40�oF1.4　お雛様の顔にピン　中央の花はたまたま
FE50�oF1.4　お雛様の顔にピン　うーん、中央の花は悪くない	SIGMA40�oF2.0　お雛様の顔　この辺からレコードレベルのシャープネス？	最小・最大40�oというか標準域レンズの比較　※SIGMAはEマウント用なので少し背伸び

SIGMA50�oARTから置き換え、今まで最高峰と信じていたレンズと比較してみた。
焦点距離が違うので距離とかシャッタースピードのバラツキはあります。そもそもFE50�oだけ補正ありにしてた…

「ちょっと、ちょっと、FE50�oF2.0は見せてくれないの？結局少し絞れば大差ないんだからさあ。」って？

・・・

メーカーの名誉と、これまで自分で撮りためた作品の存在意義の為、掲載を差し控えます。


ボケはいまいちな部類に入るんだろうね。各所のレビューは悪くない？
開放からシャープだとしょうがないんだろうけどね。FE50�oもボケはいまいちだったけど。

あと、皆様ご存じの通りアホほど重いです。
よく「この描写が手に入るなら重さなんて…」って言われてるけど、自分はぎりぎりそう思える。ボケマスターはアウトだったけど。
危惧してた三脚使用時のお辞儀も大丈夫だった（ベルボンUT-63使用）


フードの一部のゴム素材は各所のレビューの通りでまじ終わってる。
因みにこの前買った70�oカミソリのフードも同じようにゴムっぽいけど、埃まではつかないかな。
気づけば最近SIGMAしか買ってない…


結論、今まで使ったことのあるレンズで間違いなくF1,4開放の性能はNo.1。
SIGMA135ARTとこれが当分メインかな。

シネってシネマの略らしけど、シネレンズって凄いね。

レベル

初心者

主な被写体

人物

子供・動物

室内

スポーツ