OM-D E-M1X ボディ
- 「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した、ミラーレス一眼カメラ。写真家向けのプロフェッショナルモデル。
- 縦位置グリップ一体構造を採用し、安定したホールディング性、高い操作性を実現し、約7.5段分の手ぶれ補正能力も備えている。
- AFマルチセレクター、オールクロス像面位相差AFセンサーによる快適なAFシステムを装備し、60コマ/秒の高速連写が可能な「プロキャプチャーモード」を搭載。

よく投稿するカテゴリ
2019年3月4日 05:09 [1203216-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 5 |
ISO 6400 手持ちハイレゾ |
ISO6400 手持ちハイレゾクロップ |
ライブND |
小動物 作例 |
夜景スローシャッター |
屋内手持ちハイレゾ |
【デザイン】
グリップ一体型でとても大きなマイクロフォーサーズですが、E-M1 Mark II+グリップとそう変わりません。
E-M1 Mark IIと違い、縦持ちグリップがとても頑丈な質感となっています。ただし、バッテリースロットがプラスチック製なのでここを先端として地面に落とすと破損する可能性が高くなるかもしれません。
【画質】
通常のRAWファイルはE-M1 Mark IIとそう変わらない画質ですが、JPEG出力のノイズ低減効果は改善が見られます。
個人的な見解としてはISO1600まで快適、ISO3200から徐々にノイズが気になり始めます。
手持ちハイレゾショットは予想以上に使える機能でした。広角なら1/10秒でも撮影に成功するため、ISO6400を使った撮影でも実用以上の画質を持つ高解像な写真となります。正直に言うとD850やZ 7のISO6400よりも低ノイズ・高解像。
【操作性】
前後のコマンドダイヤルがE-M1 Mark IIと異なる形状となっていますが、予想していたよりも違和感なく使うことが出来ました。
特にリアダイヤルはストラップ金具との干渉が無くなったのがGood。
ボタンレイアウトが従来機と異なるのでやや慣れが必要と思われます。
【バッテリー】
バッテリーはE-M1 Mark IIと同じBLH-1を2つ使用しています。充電器を利用することであっと言う間に充電完了。
消耗速度はE-M1 Mark IIと似ているか少し早いと感じました。負荷の高いと思われる手持ちハイレゾショットを多用していたからかもしれません。
AnkerのUSB-PD対応製品を利用することでUSB充電・USB給電に対応しているのを確認しました。
【携帯性】
あまりよろしくありませんが、このサイズを理解して買えば特に気になる大きさでもありません。
グリップが非常に持ちやすいので、撮影姿勢でカメラを保持している限り重さは気になりませんでした。
【機能性】
マイメニューは通常のメニュー画面でRECボタンを押すことでリアルタイムに登録できるのが便利。特にオリンパスはメニューが複雑で分かりづらいため役に立つはずです。
手振れ補正はE-M1 Mark IIと同様、とても補正効果が高く感じますが今のところ明らかな違いと言うのは感じていません。もう少し使い込む必要がありそうです。
ライブNDは基本的にRAW出力に対応するカメラ内コンポジットですが、合成の粗が目立たないシャッタースピードで撮影するとかなり使える機能だと感じました。ライブコンポジットと似ていますが、疑似NDとして理解しやすいシステムとなっています。
オートフォーカスはC-AFの基本性能や機能性が向上しているためMark IIとは使い勝手が別物となっています。少なくとも私の環境ではα7 IIIやD850よりも小動物を捕捉しやすいカメラとなりました。
一方でC-AF+TRはあまり改善が見られず、顔検出や瞳検出の精度は従来通りです。インテリジェント被写体認識AFを適用することで対象物への精度は飛躍的に向上しますが、個人的には鉄道より人体認識や鳥・小動物が欲しかったところです。
【液晶】
ファインダーの見え味はE-M1 Mark IIと似ていますが、全体的に見やすくなっています。アイカップはα7のように平らな形状となっています。遮光性はあまり期待できず、現状で大型アイカップの選択肢が無いのは何とかして欲しいところ。
モニターは従来通りですが、バリアングルモニタの動作が少し固くなっているように感じます。
【ホールド感】
グリップ形状はE-M1 Mark IIの握りやすさとLUMIX G9のサイズ感が融合してさらに使いやすくなった感じ。
これまで使ってきたミラーレス(α7 III・Nikon Z 7・EOS R・G9など)の中では最高。それほど大きなグリップが必要なレンズがそこまでマイクロフォーサーズに無いような気もしますが、PROズームレンズを装着するには最適と言えるでしょう。
【総評】
非常に高価なマイクロフォーサーズですが、第一印象としては「価格なりの価値はあったかな」と感じています。
他人におススメするには高すぎると感じますが、魅力的なオリンパスレンズを活かすには最高のボディだと思います。
OM-D E-M1Xの手持ちハイレゾショットを試す【第一回】
https://asobinet.com/review-omd-em1x-hand-highres/
OM-D E-M1XのライブNDを試す
https://asobinet.com/review-omd-em1x-live-nd/
OM-D E-M1Xの手持ちハイレゾをNikon Z 7と撮り比べる
https://asobinet.com/review-comparison-e-m1x-z7-highres/
OM-D E-M1Xの手持ちハイレゾは実際に使えるのか?実写で試す
https://asobinet.com/review-omd-e-m1x-highres-shot-shooting-review/
OM-D E-M1Xのインテリジェント被写体認識AFを試す
https://asobinet.com/review-omd-em1x-intel-af/
OM-D E-M1Xレビュー C-AFオートフォーカス編
https://asobinet.com/review-omd-em1x-af/
- 比較製品
- ニコン > Z 7 24-70+FTZ マウントアダプターキット
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
参考になった117人(再レビュー後:56人)
2019年2月23日 04:41 [1203216-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
画質 | 5 |
操作性 | 4 |
バッテリー | 4 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 5 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 5 |
ISO6400 F4 SS1/10 12mm 手持ちハイレゾショット |
クロップ |
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案外使いやすいダイヤル |
アイカップはぺったんこ(α7似) |
【デザイン】
グリップ一体型でとても大きなマイクロフォーサーズですが、E-M1 Mark II+グリップとそう変わりません。
E-M1 Mark IIと違い、縦持ちグリップがとても頑丈な質感となっています。ただし、バッテリースロットがプラスチック製なのでここを先端として地面に落とすと破損する可能性が高くなるかもしれません。
【画質】
通常のRAWファイルはE-M1 Mark IIとそう変わらない画質ですが、JPEG出力のノイズ低減効果は改善が見られます。
個人的な見解としてはISO1600まで快適、ISO3200から徐々にノイズが気になり始めます。
手持ちハイレゾショットは予想以上に使える機能でした。広角なら1/10秒でも撮影に成功するため、ISO6400を使った撮影でも実用以上の画質を持つ高解像な写真となります。正直に言うとD850やZ 7のISO6400よりも低ノイズ・高解像。
【操作性】
前後のコマンドダイヤルがE-M1 Mark IIと異なる形状となっていますが、予想していたよりも違和感なく使うことが出来ました。
特にリアダイヤルはストラップ金具との干渉が無くなったのがGood。
ボタンレイアウトが従来機と異なるのでやや慣れが必要と思われます。
【バッテリー】
バッテリーはE-M1 Mark IIと同じBLH-1を2つ使用しています。充電器を利用することであっと言う間に充電完了。
消耗速度はE-M1 Mark IIと似ているか少し早いと感じました。負荷の高いと思われる手持ちハイレゾショットを多用していたからかもしれません。
【携帯性】
あまりよろしくありませんが、このサイズを理解して買えば特に気になる大きさでもありません。
グリップが非常に持ちやすいので、撮影姿勢でカメラを保持している限り重さは気になりませんでした。
【機能性】
マイメニューは通常のメニュー画面でRECボタンを押すことでリアルタイムに登録できるのが便利。特にオリンパスはメニューが複雑で分かりづらいため役に立つはずです。
手振れ補正はE-M1 Mark IIと同様、とても補正効果が高く感じますが今のところ明らかな違いと言うのは感じていません。もう少し使い込む必要がありそうです。
ライブNDはとても気になる機能なので使い込んでからレビューします。
オートフォーカスを評価するにはもう少し使い込みが必要です。
【液晶】
ファインダーの見え味はE-M1 Mark IIと似ていますが、全体的に見やすくなっています。アイカップはα7のように平らな形状となっています。遮光性はあまり期待できず、現状で大型アイカップの選択肢が無いのは何とかして欲しいところ。
モニターは従来通りですが、バリアングルモニタの動作が少し固くなっているように感じます。
【ホールド感】
これまで使ってきたミラーレス(α7 III・Nikon Z 7・EOS R・G9など)の中では最高。それほど大きなグリップが必要なレンズがそこまでマイクロフォーサーズに無いような気もしますが、PROズームレンズを装着するには最適と言えるでしょう。
【総評】
非常に高価なマイクロフォーサーズですが、第一印象としては「価格なりの価値はあったかな」と感じています。
他人におススメするには高すぎると感じますが、手持ちハイレゾショットやライブNDに活路を見いだせる人ならば買って損はないのかなと思います。
(再度となりますが、オートフォーカスや連写性能は後日評価します)
ブログにもちょこちょこレビューを上げる予定
https://asobinet.com/
- 比較製品
- ニコン > Z 7 24-70+FTZ マウントアダプターキット
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
参考になった61人
「OM-D E-M1X ボディ」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2025年9月4日 01:23 |
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2025年7月22日 11:24 |
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2025年2月23日 19:32 |
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2025年2月4日 14:59 |
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2025年1月15日 01:03 |
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2024年10月30日 03:12 |
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2023年12月11日 17:16 |
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2023年11月21日 21:40 |
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2023年10月29日 12:03 |
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2023年10月15日 19:05 |
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