NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
- 大口径の「Zマウント」を用いたフルサイズ（ニコンFXフォーマット）ミラーレスカメラ対応の標準ズームレンズ。ズーム全域で最短撮影距離0.3mを実現。
- 高画素デジタルカメラに対応するすぐれた光学性能により、開放絞りでも風景のディテールまでシャープに描写する。
- 広角24mmから中望遠70mmまでの使いやすい標準域の焦点距離範囲をカバー。日常のスナップからポートレート、風景まで、1本のレンズで撮影できる。
本ページでは掲載するECサイトやメーカー等から購入実績などに基づいて手数料を受領しています。
最安価格(税込)：¥117,940
(前週比：±0 
)
発売日：2018年 9月28日
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S のユーザーレビュー・評価
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2025年8月24日 20:35 [1981935-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 3 |
【操作性】
沈胴式。適切なトルクで伸ばすことが出来るが、慣れは必要。
ただ使ってれば別に気にならない。
【表現力】
素晴らしい。もちろんf4のこのレンジのズームとして。
S-Lineということもあり、無印と比べると明らかに均質な画質、高い解像が得られる。
24-120も近い描写だが、若干こちらの方がハッとする写真が多い。
【携帯性】
ここはこのレンズのメリット。
ズームレンジを抑えて沈胴式としたことで、f4の明るさでS-Lineの品質でこのコンパクトさを実現している。
24-120ではコンパクトなカバンには引っ掛かり、24-50では明るさが不足する。
室内のちょっとしたお出かけなんかに非常に便利。
24-200は24-120と用途が被って売却したが、こちらはなんやかんや持ち出す機会があるため残してある。
【機能性】
ここは他のNikon標準ズームと比べて少し劣るが、用途をハッキリさせれば問題ない。
逆に言えば用途や想定する写真が定まっていない時に持ち出すレンズではないかも。
レンズのビルドクオリティはとても良い。外装のツルツル仕上げは傷が付きやすくて気に入らないけど。
【総評】
Z6のキットで買って、なんやかんや他のレンズも使って、それでも手放せないレンズ。
元々レフ時代にはNikonにはこのスペックのレンズは無かった。Canonにはあった。
ZのAPS-Cにf4クラスのコンパクトズームが出たらお役御免になるかもしれないが、現状だとちょっと暗くて高感度必要になりそうな屋内施設で、荷物を減らしたい時に有効なレンズ。
24-120は撮影メインの時には頼れる唯一無二の相棒だけど、日常使いにはオーバースペックかつかさばる。
そんな時に、コンデジやスマホよりちょっと画質には期待したい、でもデカい重いは困る時に手にする感じ。
そう考えると、こうやって用途やシーンに応じて様々な選択肢から選べるって幸せなことよね。
キットで大量に出たから中古価格もかなり安いし、24-120に乗り換えた人も多いだろうから入手性が良いのも良い。
Zマウントを始めて、24-50とか24-200もいいけどZマウントの画質を感じたいならこのレンズを最初に手に取るのがいいと思う。
なんたってS-Lineズーム最安であることは間違いないし。
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2025年6月28日 22:08 [1971759-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 無評価 |
普段はポートレート中心に写真を撮っている。
サブ機のNikon Zfを海外旅行のお供に持ち出すために軽くバーサタイルなレンズを探していた。2025年現在、評価の高い24-120ｍｍ f/4 Sではなく、発売から時間が経っている当該レンズを採用したのは軽さ。40mm f/2 で行こうかと思ったが記念セルフィを撮るためにズームレンズにした。
重さはSONY 20-70 F4Gより約12g重いが、誤差の範囲。タムロン28-75を選ばなかったのは手持ちでのセルフィで最低24mmの焦点距離を確保したかった。(メイン機はSONY α7R3だが流石に年月が経っており、色味が最近のNikon機の方が好みなので最近はほとんど持ち出していない。GMレンズは全体的に出来がマジで最高であるが、ボディの吐き出す色味に不満が出てしまっているので防湿庫に眠ってもらっている)
閑話休題、前述の通りNikonの好きな色味をできる限り軽量な形で持ち出せるのがいい。使ってみると2018年発売ということも気にならなかった。
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2025年1月18日 15:58 [1926360-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 3 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 3 |
【操作性】簡便、ズームリングのトルクもちょうど良い。反面ピントリングはトルクがほとんどなく幅も短い。基本AFで、補助的に使うなら問題はない。
【表現力】パープルフリンジなど色ズレはほとんどなく、素直な表現。悪くないが、やはりf4、ボケは控えめ。スナップや風景などには充分だが、ポートレートではやはり f2.8 以下のレンズに比べて力不足。
【携帯性】軽いのはいいが、ややかさばる。Z 24-70 f2.8 レンズがだいぶコンパクトになったので、これを買ってからは f4 の出番が極端に少なくなった。
【機能性】望遠側のAFはほぼ問題ないが、広角側でのAFは少し甘いことも。撮ったら要確認。
【総評】スナップ向きだが、ややかさばる。
これまでつけっぱなしレンズであったが、f2.8 レンズを購入後はこれに取って代わられている。
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2024年8月1日 21:47 [1866259-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
参考になった18人（再レビュー後：15人）
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2024年7月20日 08:24 [1864829-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
【操作性】
沈胴式で、写真撮るまでの操作が一つ増えるということで
一点減点しましたが、苦になるということも無いです。
伸ばしてしまえば、レンズフード逆付けしたままでもズーム
操作出来ますので、ＰＬフィルター装着時にはフードが邪魔
にならないから却って便利かも。
【表現力】
解放がＦ４と欲張ってないせいかも知れませんが、解放から
隅まで素晴らしい、これがＺのSラインレンズか！
Zのカメラは新しいものばかりなので、本体の高感度性能が
よいもの（フルサイズで低画素なもの）を選べば、暗所で
ISO上げて使うことが出来、ボケ以外の明るさの問題は
気になりません。
【携帯性】
沈胴式なのもあり、コンパクトで持ち運びには有利。
幅的には、レンズフードが広角対応なので少し嵩張るかも。
【機能性】
レンズファンクションがありませんが、特に不便は感じません。
Ａ／Ｍスイッチでコントロールリングをフォーカスに出来る
ようにしておく、以外に私には使い方がわかりませんｗｗ
本品には手ぶれ補正機能なども無いため、これ以上付ける
べきスイッチ類も無いかと。
【総評】
実は、中古が非常に安価だったこと、Ｚレンズはキットの
40mm F2 SE以外持ってなかったことから、中古を新品の
半額以下で購入しました。70mm迄しか無いのが不便ですが
安く買えたので仕方有りません。逆に言えば、キット付属
ではない限り、新品で買うなら24-120mmにしましょう。
沈胴式なおかげでコンパクトで、軽くもあり、取り敢えず
お出かけ時にはコレ一本な状態になりました。
写りも不満な点は無く、ゴーストやフレアの類も非常に良く
押さえられていて、現代的な感じです。
一本目のZのズームレンズとして、（現時点では）安価で
質の良い中古が豊富なこともあり、お財布がさみしい
私のような者には最適解だと思います。
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2024年5月8日 19:50 [1842709-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
【操作性】沈胴式なので、写真を撮るには、最初にズームリングを回す必要があります。まあ、苦にはなりませんし、使うときには、回しっぱなしにしますので、問題はないです。
【表現力】画質は素晴らしいです。さすがは、ZのS-Lineレンズですね。
【携帯性】この機種を買った最大の理由は携帯性です。Fマウントレンズでf2.8、f4、f3.5-4.5レンズを使った教訓は、ズームレンズは携帯性で選ぶべしでした。
【総評】写真を撮るのは単焦点レンズと思っています。ズームレンズとは、やはり次元が違います。絞り解放のボケ具合は単焦点レンズにまかせ、ズームレンズは、だいたいf8.0に絞って使っています。しかし、さすがはZレンズです。ズームレンズでここまで解像するかと驚きです。
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2024年1月20日 15:49 [1804308-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
先日購入した初めてのニコンでフルサイズ機Z5用のレンズの候補として、このZ24-70F4Sの他に、Z28-75F2.8とZ24-200、Z24-120F4Sの三つの魅力的な標準ズームがそろっています。基本的に山登りにも持っていきたいので、長さと軽さがポイントでした。F2.8も魅力で、またZ24-200はキットレンズとしてお買い得の便利ズームですが、せっかくのフルサイズなので、より高性能なS-Lineに絞りました。Z24-120F4Sは最新型で、望遠域が広くて迷いました。本品に決めた理由は、モデルとしては少し古いですが、全長がZ24-120F4Sより3㎝も短くて（沈胴時）直径も小さく軽いので、携帯性に優れるからです。
【操作性】
ボタンなしで沈胴を解除できるのが良いです。ズーム操作もスムースにできます。
【表現力】
難しいことは分かりませんが、画質は素晴らしく、言うことありません。これがS-Lineなのか。
【携帯性】
重さはカメラ（Z5）と合わせ約1.2㎏になりますが、全長が短い（沈胴時）ので、首に下げて山へ持っていくのにぎりぎりOKです（フードを付けると3㎝長くなりますが）。
【機能性】
M/A機能は便利です。
【総評】
旅行用であればZ24-200がいいかもしれませんが、初めてのフルサイズ機に本レンズを選んだのは正解でした。造りも高級機らしく、持っていて幸せな気分になれます。山で遠くの山野草を撮ったり庭に来た野鳥を撮るには300㎜以上が必要で、そうなると次はタムロンの70-300㎜を購入しようかと（画質は本レンズより劣るでしょうが、安価で取り回しが良さそう）。
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2024年1月4日 09:41 [1611083-5]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
Z24-70mm F4とZ24-120mm F4を比較した感想
解像度はどちらもとてもよい。どちらもどの焦点距離でもFマウントの単焦点レンズ並によく写るように感じる。しかし24-120はあるサイトのテストで、解像度でグラフの上限を初めて超えたレンズと言われていたので、24-120の方が上かもしれない。倍率を考えると24-120の画質はすごい。
24-120の広角側の画面四隅の解像度が今ひとつというレビューを見かけるが、今回新しく手に入れた個体は遠景に関しては四隅までとてもシャープに写り、24-70の広角におとるようには全く感じない。24-120が密かに改善されたのかあるいはただの個体差なのかは不明。
ボケはどちらも使いやすくきれいだが、120mmのボケ量はかなりのもの。ネットの情報によると120mmF4のボケ量は70mm F2.8より大きい。
重さに関しては、焦点距離1ミリあたりの重さで考えると24-120の方がずっと軽い。
24-70mmは500gほどなので1mmあたり約10.8g
24-120mmの方は630gほどなので1mmあたり約6.5g
24-120はファンクションボタンやフォーカスリングが付いていてとても使いやすい。
デザインは24-120の方がずっと良い。
70mm以上が全く不要でコンパクトに収納できるのにこだわるなら24-70かもしれないが、それ以外の普通のユーザーは24-120がいいと思う。
ニコンは実質的に24-70を24-120に早くもアップデートしてしまったと思わせるラインナップ。
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2023年12月10日 02:06 [1790498-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
  |
 |
 |
|---|---|---|
ボディ内手ブレ補正のおかげで手持ちスロー撮影ができます。 |
||
 |
  |
 |
逆光耐性はかなり高いと思います。 |
比較的近接に強いのも魅力です。 |
初代Z6,Z7と合わせて使用しています。
以前から純正のZ 24-50mm F4-6.3を使用していましたが、
・50mmまでではやや物足りない場面がある
・50mmでF6.3は暗くボケも大きくならない
・最短撮影距離がやや長い（24-50mm：35cm,当レンズ：30cm）
の理由から買い足す形で当レンズを購入しました。
【操作性】
いいと思います。
24-50mmよりも沈胴のロックがやや固めですが、個人的にはこのくらい固いほうが好みです。
【表現力】
十分問題ないです。
特に開放から実用できるので、F4通しなのに満足な画質を得るためには1段絞らなければならず結果的に暗いレンズとしてしか使えないレンズのようなことにならずに済みます。
ネットのレビューでは24mm同士で比較した場合24-50mmのほうが24-70mmよりも解像するという話を聞きましたが、実際使ってみると違うようには見えませんでした。24-70mmでも必要十分に解像しているため、条件がスタジオほど整っていないフィールド撮影になるとその差は出てこないのだと思います。
一方で、全域にわたって完璧なレンズではないことに注意が必要です。ボケがやや硬めなこと、また画像6枚目を見ると分かりますが端にサジタルコマフレアが出ています。そのあたりの完璧な性能は大三元であるF2.8通しに譲るというところでしょうか。
【携帯性】
フルサイズでF4通しなら普通だと思います。むしろ沈胴機構で持ち運びしやすいサイズに収まっていると思います。
ちなみに沈胴状態ではZ 50mm F1.8Sとほとんど同じ大きさになっています。
【機能性】
必要十分です。AFの迷いはニコンの宿命だと思っていますし、そもそも動体を撮る際に使用することはほとんど稀なので別に気にしていません。
【総評】
今回は買い足す形での購入となりましたが、これがキットレンズとして付属しているのであれば最初からレンズキットで購入しておけばと若干の後悔があります。それでも中古で5万円前後で手に入れられるレンズということで、費用対効果は非常に高いと思います。
またZ 24-120mm F4Sという上位の存在もちらつきますが、あちらはさらに大きく中古相場も倍以上ですので、そのあたりは棲み分けがされている印象です。その中で特に動画を撮影される方には、広角域で最短撮影距離の短いこちらのレンズをオススメしたいです。
全体的に目立った個性はありませんが、その分最大多数のユーザーの欲しいスペックを許す限りまで取り入れた、キットレンズのお手本のような1本だと思います。Ｚマウントの標準ズームで迷ったらこれを買えば、正解である確率が最も高いと思いました。
- 比較製品
- ニコン > NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
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2023年10月24日 22:49 [1772212-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
|
|---|---|---|
【操作性】
操作自体に難しい部分はなく、AFリングも滑らかです。
ただ沈胴式である点がデメリット。沈胴式はサイズ面のメリットがあるのですが、やはり撮る時にワンテンポ遅れる点でマイナス１点です。
【表現力】
なんだかんだで文句のない描写です。Zレンズとしては最初期に登場した、キットレンズ。
その後、標準域をカバーするレンズが、多数出てきましたが、このレンズはズームとは思えない欠点のない画質です。レンズの味という面では面白味は少ない優等生的なレンズとも言えますが、開放の四隅まで十分な画質で、ボケ味も悪くなく、使っていて不満を感じる事はないです。
【携帯性】
何だかんだでフルサイズ用のレンズとしては、軽く小さく文句がないです。
F4通しで、500gで全長88.5mm は強みです。
【機能性】
AFも静かで非常に早く不満はありません。
【総評】
Zレンズ最初のキットレンズかつSラインレンズとのことで、開放から全域特に不満のない描写です。
ボケも美しいというものではないですが、癖がなく、F4通しなのでフルサイズで使えば、十分なボケが出ます。
28-75mm F2.8や、24-70mm F2.8, 24-50mm f/4-6.3, 24-200mm f/4-6.3など
その後に出た競合レンズが多すぎたこともあり、本レンズを手放したり、浮気した方も多いと思います。
しかしこのレンズの特徴は、画質に妥協する事なく、広角端24mmを確保しつつ、標準域までの十分な撮影をある程度身軽に行える点にあります。
あえて他のレンズとの比較をしながら、他のレンズでは補えないデメリットを挙げますと下記です。
※ メリットも()で書いています。
28-75mm F2.8 : 広角端が狭く、全長がやや長い。(明るさとフットワーク重視)
24-70mm F2.8 : 重い。 (最高の画質と明るさ)
24-50mm f/4-6.3 : 暗い、ボケ表現ができない、望遠が足りない。 (圧倒的な軽さ)
24-200mm f/4-6.3 : 大きくズームすると暗い。やや画質劣る。 (望遠含めこれ一本で済む)
24-120mm f/4 : 上位互換にも思えるがやや重く大きい (一本でバランスよくF4.0通し)
逆に言うと、他のレンズには尖った特徴があるため、24-70mm F4.0はどれも中途半端とも言え
万能な性能を持つこのレンズはなんとなく軽視されがちです。
でも他のレンズも含めて、長く使ってみて、一番使い勝手が良くも感じるレンズと思います。
とにかく画質はズームとは思えないぐらい安心です。
一本で済ますなら24-200mmが良いのですけど、望遠がそこまでいらないシチュエーションだと
これを使いつつ、特別なシーンでは単焦点といった使い分けで十分だなと思うことも多いです。
24-120mm F4.0 の方が良いようにも思いますが、レンズのサイズ感、そのバランスが一番の特徴です。。
24-50mmを除く他のレンズも、Fマウント時代と比べると十分軽く小さくなっているのですが
全長90mmを切るこのサイズ感が、サイズバランスとして意外に重要だなと感じます。
とにかくZ7, Z6, Z5系と組み合わせた時の、ボディバランスが抜群です。
これは個人の好みでもあるのですが、24-50mmを除く他のレンズは、どうもZマウントボディと合わせると微妙に長く大きいのです。
またキットレンズとして発売されており、中古も充実していて、価格の割に得られる体験価値が高いレンズだと思います。
Zマウントは標準ズームが充実しすぎていて贅沢な悩みではあり
何を選ぶか次第で、どの標準ズームが良いかは一概に言えません。
しかし、とにかく画質、サイズ、価格など、全体のバランスが最も良いのはこのレンズかなと、様々なZレンズを使った上で感じますね。
参考になった22人
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- レンズ
- 3件
- 0件
2023年10月2日 03:52 [1765686-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
使えば使う程「かなり正確で、十二分に美しい描写」だということが沁みて感じられるレンズです。
レビューを書き込む前に迷わず全項目に★5つを付けてしまいましたが、それ程までに「隙がない」レンズです。
唯一問題になり得る点といえば、このレンズが「沈胴式で、繰り出しが必要」なことなんですが、シャッターチャンスが来る前に予め繰り出して24mmに合わせておけば、何にも問題ありません。繰り出し前後で5mm程度しか全長が伸びないので、自分の場合はカメラを収納する時しか沈胴を利用していません。
このレンズの沈胴を繰り出し・収納を、撮影の機会がある度にしているとかなりストレスが大きいんですが、自分もいつ気がついたか、自然とそれをしなくなっていました。
さて、僕がレビューで言いたいことですが、このレンズはZマウントのS-lineのレンズとして、全く納得のいく完成度のレンズだということです。
Z6のカメラを扱うには当然Zマウントのレンズが必要なので、最初は何のつもりも無しにZ 24-70 f/4 Sレンズキットを手にしました。S-lineというバッジも、単に高級感出す為かな……っと思っていました。
しかしながらまあ、使ってみると常に「安定」した描写を連発し、ものすごく「自然」な使い心地でした。
つまり、余りにもストレスフリーで、使用感のノイズに気づかなかったのです。そのことがどれだけ有難いことか。
自分にとって、これが初めて触るZマウントレンズでしたが、これは汎用性の塊です。
「このキットレンズなんかは早々に手放して、とっとと別のレンズに手を出そうかな……」と考える人は多いでしょう。でも、このレンズは一旦、何か事情がない限りは手元に置いておくべきです。
「軽めに持ち歩ける便利なレンズは無かったかな」「いつもよりフットワークが要るな」「敢えてこだわりを捨ててみるか？」というような場面で、必ず役に立つはずです。
参考になった14人（再レビュー後：14人）
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2023年9月27日 19:56 [1762874-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
f4でも良いボケなんですけどね。 |
広角端24mmはいろんなことができますね。 |
70mmまで一本でいけちゃうのも魅力的です。 |
キットレンズのバラシとして安く中古に出回っていたので、Z5のお供に購入しました。
始めは文句なしの万能な相棒でしたが、単焦点に手を出すとレンズ沼発生！重いのにボケない、結局重さが決め手で24-50mmに買い替え。開放での写りがあんまり変わらんのです。24-50恐るべし…
といってもこいつはF4通し、望遠側70mmとポートレートも一本でイケちゃう万能さ、素晴らしいと思います。
参考になった8人
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2023年8月27日 14:03 [1751280-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 3 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
 |
 |
 |
|---|---|---|
 |
 |
 |
【操作性】
繰り出して使用するというのが、一手間かかるが、慣れかなと思います。ズーム、フォーカスなどスムーズで質感も高いです。
【表現力】
さすがはSラインのZレンズ。とてもシャープで空気感ある写真が撮れます。寄れるので、様々な表現可能です。f4通しで決して明るくはありませんが、フルサイズなので十分ボケますし、暗所でもAFで問題なく使えます。
作例はボディがZ5で、JPEG撮って出しです。
【携帯性】
Z5と合わせて使ってますが、500グラムあり、それなりに口径あるので決してコンパクトとは言えませんが、他のSラインレンズと比べたら携帯性はマシだと思います。
【機能性】
機能といえばAF、MF切替スイッチくらいで機能性は問題ありません。
【総評】
キットレンズということもあり、市場在庫も豊富。新品同様中古が5、6万あれば買えてしまう事を考えると有り得ないコスパで買わない理由がないくらい素晴らしい。
ニコンのフルサイズを買ったらまずは手に入れて損はないレンズです。一本あればあらゆる場面で使えるレンズです。
まずはこのレンズから始めて、他に足りないレンズを少しずつ揃えたら良いと思います。
参考になった11人
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2023年6月30日 01:05 [1730748-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
参考になった3人
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2023年6月5日 16:31 [1722829-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
初めは動画撮影用に購入しました。
元々は2450で撮影しており使用する焦点距離は24-35の間。
日中屋外でNDフィルターを噛ますくらいなのでF値問題無し。
カメラ一式を手放して再購入するにあたり2450で問題無かったのですが、価格に大差無いしどうせ撮るならSラインとこちらを購入した次第です。
正直なところ1080P動画での画質差はわかりません。
気分的な問題が重要なのです。
静止画は単焦点レンズを愛用しているためズームレンズの静止画は撮ることすらしていませんでした。
動画撮影後にそのまま付いていた本レンズで静止画を撮影してみたところ、
あれ？めっちゃ良く撮れてね？
妙に写りが良いのでちょっと調べてみると、
えっ？焦点距離全域で30cmまで寄れて最大撮影倍率0.3倍？
Z50F1.8とかアポラン50よりも全然寄れる。
試しに85㎜F1.8と70㎜でポートレートの撮り比べを行ってみました。
70㎜F4で撮影した結果
ん？これで十分じゃ？？
その後に85㎜F1.8と見比べてみると確かな差が存在するのですが比べなければ全然綺麗です。
描写の差もありますがボケ量が当然全く異なります。
それならば24120mmのテレ端で撮ればボケも増えるし、更に寄れるし、ズーム域も便利だし、最強なんじゃ？24120㎜は私の常用バッグにギリギリ入る大きさです。
120㎜でポートレートを撮ってみると・・・
なんだこの被写体との距離感は・・・
ポートレートというか盗撮の領域。
世の中には135㎜でポートレートを撮るのも全然あるそうですが、私の用途では離れすぎてしまいます。あと、やっぱり大きいです。
近接撮影はmacro apo-lanthar65mmと比べてみました。
アポラン65mmはF2ですが近接で撮る場合はボケボケになってしまうので絞る必要が出てきます。
そうなるとZ2470F4との明るさの差は無視できます。
それに私には0.3倍あれば十分みたいです。
沈胴が面倒くさいという意見もありませすが24㎜で撮影することが多いのであれば面倒臭いかもしれません。
でも、どうせズーム操作をすることがほとんどですし、MFレンズに慣れきっている私の身には全く以てストレスにはなりません。
写りが良くて、寄れて、ポートレートも風景もイケて、中古価格がぶっ壊れている
新品の定価であればこれくらいの描写をしても当然なのかもしれませんが。
オートフォーカスが欲しい時はこのレンズが良いのでは？と考えさせれるレンズです。
50㎜F1.8、85㎜F1.8との使い分けが増々難儀になってきます。
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