xDSD
- ダウンロードした音楽やストリーミングした音楽をPCM768/DSD512のフォーマットで再生することができる、Bluetooth対応ヘッドホンアンプ。
- バーブラウンのマルチビットDSD1793DACチップセットを搭載。「サイバードライブ・アンプ設計」がノイズを除去する。
- 3.8V/2,200mAhのリチウム・ポリマー・バッテリー搭載。S/PDIFで10時間、Bluetoothで8時間、USBで6時間の再生時間を実現している。
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2020年2月15日 20:28 [1139754-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
寝室用にiPhoneの音源を入力してライン出力を取り出すことができる機種を探したところ、あまり見当たらず、こちらに行きつきました。ですのでポータブル用途はあくまで二次的な目的に過ぎませんでしたが、使ってみたら、ポータブルDAC・アンプとしても最高の音でした。ささきさんのブログで「良い音」と記されていたのにも背中を強く押されました。
【デザイン】
小型軽量でiPhone8Plusと一体で持つのにはちょうど良いサイズです。波打つデザインは見た目優先かと思い、はじめはあまり好ましく思いませんでしたが、柔らかいプラスチック製のiPhoneのカバーの背にシリコンバンドで括りつけると、滑らずに収まる感じがして、そのためのデザインかしらなどと思い直しております。コネクターやボタンの作りはしっかりしている印象です。アップルのLightning-USBカメラアダプタでつなげるのですが、ちょうど良い感じで掌に収まります。
【音質】
アップルのLightning-USBカメラアダプタでつなぐと、とてつもなく良い音がします。iPhoneのNe Playerから出力すると、44kHzの音源も384kHzにアップコンバートされて当機種に送られます。ハイレゾ音源でなくても良い音が聴けます。
一方、ブルートゥースにより無線接続できるのも当機種の売りものですが、ちょっと試したところ有線接続と比べるとはっきりわかるほどざらついた印象でしたので、その後は使っていません。悪い音ではないとも思いましたが。
【操作性】
電源スイッチとロータリースイッチでほとんどのことをします。初めは戸惑いましたが、慣れてしまえば、難しくはありません。ただ、私のように据え置き用のライン出力と持ち出し用のヘッドホン出力を切り替えて使う場合は、いちいちその操作をしなくてはいけないのが面倒ではあります。その際に誤って無線接続と有線接続を切り替えてしまう場合もあり、注意が必要です。
【機能性】
私にとっては、iPhoneから入力でき、ライン出力があるポタアンというだけで、大変に充実した機能と評価できます。
【総評】
本当はもう少し安い機種を探していたので、ちょっとためらいましたが、前述のとおり、ささきさんがそこまで言うなら後悔はしないだろうと思って購入に踏み切りました。まったく素晴らしい音質で、少々けちって中途半端な機種を買わずにすんだことはとてもうれしいです。通勤時等に使っている分には、バッテリーは十分に持つ印象です。手に持っていると、けっこう発熱していることがわかります。この辺りも高音質な機種っぽい気がします。全体として、大変な高音質なのに、欠点と言えるほどの問題は見当たらないでいます。お勧めできる大変に良い製品だと思います。
追記です。
2年ほど使い、最近は通勤専用になりました。iPhoneに接続してゴムベルトでくくるのが面倒になり、単体のDAPの購入を検討しました。10万円以内の機種をいくつか試聴し、操作性等も含めてソニーのNW-ZX507がいいかなと思い、かなり買う気でさらに試聴したのですが、xDSDの方が音質が上に思えましたので見送り、もうしばらく使い続けることにしました。
販売店のZX507のポップに、wifiにつないであるので好きな曲を聴いてください、と書かれていたので試しましたが、それも自分のiPhoneプラスxDSDの方が上でした。iPhoneならアプリでアマゾンミュージックの音源を落として持ち出したり、自宅のレコーダーからテレビ番組を持ち出すこともでき、機能は万全です。2020年初頭、xDSDは最新機種ではありませんが、今でも十分に通用すると思います。
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- ヘッドホンアンプ・DAC
- 1件
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2018年10月12日 00:29 [1165469-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
【デザイン】
見た目は好みはあると思うが、斬新で、かなりいいデザインかと思う
【音質】
味付けは薄目ではあるが、元気よく細かい音までしっかり鳴らしてくれる
音源の良し悪しに関わらず、ポテンシャルを最大限に引き出してくれる性能がある
劇伴などはいい具合にメリハリが効いて手持ちの曲をすべて聞き直したくなるぐらいには心地いい
わりと得意なジャンルは広いかと思う
【操作性】
基本的に電源ボタンしか触らない
単純明快
【機能性】
スマホからの出力なら困ることはいまのところなさそう
ハイスペックなDAPとのコンビでなければ、むしろオーバースペックの感がある
【総評】
音質、見た目は相当にいい
値段以上の価値があるかもしれない
だが、一点だけ。メッキがすぐに剥がれる
このデザインでメッキ剥がれは致命的だ
そこ以外は本当に素晴らしい非の打ちどころのない製品であるのに
この一点があるため、手放しではお勧めできない
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2018年9月26日 16:19 [1161280-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 3 |
Mac(Audirvana) ー xDSD ー T5p 2nd / DT990
iPhone / iPad Pro ー xDSD ー Ti8E Mk2
上記のような構成で聴くことが多いです。
Apple Musicの配信圧縮音源をできるだけ心地良く聴きたい目的で購入しました。
iPhone+iTunesの構成を維持したままで、USBカメラアダプター経由で本機をつなげると格段に音が良くなります。
おかげで、Apple MusicとiTunesストアの音質の悪さに気づき、spotifyとmoraを積極的に利用するようになりました。
音質の傾向は、iFi nano iDSDとは異なる、元気なサウンドで、原音そのままではなく、録音の悪い古いCD音源も盛って粗が目立たないようにしてくれます。
ただ、iFi micro iDSD BLなど、同社の上級アンプと比べると、一音一音鮮烈なものの、悪い意味で音の線が太い印象。
細やかな音も、響く音も、全部に盛ってしまうのが、音場を狭くしている印象です。
とは言え、比較すればの話なので、屋外の雑踏で聞き流し用途では、むしろ好ましい場合もあると思います。
また、nano iDSDから進化している点としては、ハイレゾ再生が良くなった点も上げられます。MQAは本機で初めて視聴しましたが、とても綺麗に聞こえました。
無線は、有線に比べ、はっきり音質は落ちます。それでも、
iPhone ー(Bluetooth)ー xDSD ー Ti8E Mk2
iPhone ー(Bluetooth)ー Anker ZOLO liberty+
だと、前者の方がはっきり良いです。当たり前ですが。
iPhoneの場合は、iPhoneでデコードしたAACを再圧縮してBluetooth飛ばす仕様なので、iPhoneにイヤホンを直挿しした音に近いです。
有線・無線の切替が現状のFWでは適格に機能しておらず、無線でつながっているはずなのに音が出ないという場合がしばしばあります。
その場合は、iPhone側でBluetooth端末から一旦xDSDを削除して、つなぎ直す必要があります。いちいち面倒なのでなんとかして欲しいものです。
本機にはiFi独自のSバランスという、1つの3.5mm端子で、バランス/アンバランス接続ができるようになっていますが、私の耳ではわかりやすい音質の向上が感じませんでした。(Ti8E Mk2にALO Tinsel 3.5mm4極をアダプタで3極化して検証)
昨今のバランスブームの需要に応えるため、とりあえず付けた感が否めないので、採用がレアな3.5mm4極ケーブルを本機のために用意する必要はなさそうです。
出力はアンバランスでも十分高いです。250ΩのDT990を力強くドライブします。ただし600ΩのT1 2ndはボリュームMAXまで捻る必要があるので、少し心許ない印象。メーカーは鳴らせないヘッドホンは無いと豪語していますが、過度な期待は禁物です。
高出力なアンプのせいか、バッテリー持続時間は短めです。USB給電式ではないので、スマホとつなげばたった6時間(Bluetoothで8時間)しか持ちません。ここは大きな不満点。せっかくコンパクトなのに、別途USBバッテリーを持ち歩くのでは本末転倒です。
本機はHighやLowなどのゲイン切替はなく、ボタン2つ、スイッチ1つ、ボリュームノブ1つ、端子3つのシンプルな構成なので、操作に迷うことはなく、誰でもすべての機能を使いこなせると思います。
筐体の仕上げは独特ですが、デザインや質感が悪いとも感じませんし、本体の熱がそれほど上がらない点から、放熱にも大きく貢献していると思います。
高出力、Bluetooth付ながら、サイズと重量など携帯性の良さを鑑みると、直接のライバル不在です。強いてあげるならPoly + Mojoですが、価格が違い過ぎますね。
価格帯としては、1〜2万円のポタアンやエントリーレベルのDAPからステップアップするには悪くない選択肢だと思います。
DSD512やMQAの再生に対応しているなど、これからの音楽配信のトレンドを押さえて、スマホから有線/無線で柔軟に音楽を高音質で聴く手立てとしては、最適解の一つではないかと思います。
参考になった4人
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2018年5月28日 07:19 [1130847-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
モバイル用にiFi Audioのnano iDSD(シルバー)と据え置き用に同社のmicro iDAC2を持っていました。nano iDSDはとてもいいDAC兼ポタアンで今も現役で使っていたのですけれど,ちょっとアップグレードしたくなりまして,最初は特注オペアンプを使ったスペシャルバージョンのnano iDSD BLを検討していました。そこにたまたまxDSDというニューモデルが発売になり,迷いまして,結局xDSDを購入することに。
同社にはmicro iDSD BLというモデルがあって,大変評判がいいのは知っているのですけど,いかんせん大き過ぎる。気軽にかばんに入れて持ち出せるサイズではないということで対象外。というわけでnanoかxDSDのコンパクトサイズが落としどころだったんです。
xDSDはBluetoothを搭載していて,無線接続でも結構いい音がすると評判のようですけど,僕は必ずしもBluetoothが必要というわけじゃありませんでした。だからnano iDSD BLでも良かったんです。でもいろいろとレビューを見ているうちにxDSDに心が傾いて購入に至りました。というわけで以下の感想はUSB有線接続によるものです。
音の傾向としてはまずディテールの表現がmicro iDAC2直挿しの感じに近く,nanoとはもう完全に別物です。加えて線が太くなってエネルギッシュな表現ができるようになり,かつシルキーな滑らかさもあって,最新のハイレゾだけじゃなくて古い録音やCDなんかも結構楽しく聴けるようになりました。これまでのモデルは音源に正直というか,くそまじめに原音をそのまま脚色せずに届けることを心情にしているようなところがあって,いい録音なら素晴らしかった反面,駄目な録音はほんとに駄目駄目だったんです。でも今回のxDSDはいい意味で盛ってるというか,同社の持つ真空管じゃないのに真空管のようなフィールのトランジスタアンプ(同社はTubestateと呼んでます)をもっと前面にフィーチャーした感じでしょうか。
据え置きの用にpro iCANというアナログヘッドホンアンプも持っていまして,こちらは本物の真空管が入ってるんですけど,さすがに本物には適いませんけど,やろうとしている音の傾向はpro iCANのTubeモードなのかなと思いました。
音場の広さという意味ではnanoとあんまり変わらない感じですね。広がりを求めるならmicroシリーズの方がいいでしょうけど,あの大きさがモバイル用途で我慢できるならといったところ。据え置きメインで考えているならxDSDじゃなくてmicroシリーズに行った方がもちろんいいでしょう。
もしモバイル用途でnano iDSD BLと迷ってるなら思い切ってxDSDに行った方がたぶん幸せになれる気がします。値段が倍以上しますのでお財布と相談ですけれど。
- 比較製品
- iFi audio > nano iDSD
- iFi audio > nano iDSD Black Label
- iFi audio > micro iDSD Black Label
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ヘッドホンアンプ・DAC
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鴻池賢三 さん
(ヘッドホンアンプ・DAC)
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