Qutest
- コンパクト DAC「2Qute」の後継に位置する、シンプルでコンパクトなDAコンバーター。
- 49152タップを実現するFPGAを搭載し、時間当たりの演算回数が増加することで、従来モデルと比べタイミング・S/N・ダイナミックレンジなどの性能が向上。
- USB入力でのノイズフィルター機能「ガルバニックアイソレーター」や、4種類から好みを選べるデジタルフィルターなどを採用。
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2021年3月13日 13:22 [1432506-1]
| 満足度 | 4 |
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| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
購入してから1年、リスニング用メインシステムにオーディオデザインの電源と共に組み込んで使用しています。
オーディオ系レビューは初めてなので何卒お手柔らかに...
とりあえずQutestのレビューから始めます。
【環境】
Denon DNP800NE→光デジタルでQutest(オーディオデザイン電源化)→ELSOUND ECP-22(セレクターとして使用)→crown D-75a→自作スピーカー(Technics SB-2ベースのFountekリボンツイーター自作)
【デザイン】
文句なしです。かなり素晴らしいと思います。音楽を聴いている時に邪魔にならない、ちょっと無機質ながらも幻想的な不思議なデザインです。
【音質】
何か聴き比べられる他社のオーディオ用DACや別ソースがないと良さには気づけないくらい自然な音で、他の方が書かれているように、透明感のある水という表現がドンピシャです。
良くも悪くも無個性、正直買ってすぐに組み込んだ時は「うーん?20万出して買った意味あるのか...?DNP800NEの方がキャラクターあったし戻そうかなぁ」と思ってしまうくらいには静かで存在を感じさせない音です。
だけれど一度これを聴くと他のDACはちょっと胃もたれしちゃうかも...ってな感じの派手さもないシンプル且つ高解像度な音だと思います。
ピアノ音源だとか、名指しするとharuka nakamuraさん近辺のゆったりした音楽聴くには大抜擢の音という印象です。
使用2ヶ月後くらいにオーディオデザインの電源に付け替えましたが、その時は「あ!ちょっと硬水寄りになった!」って感じの変化を低域辺りに感じました。
ちょっちアナログちっくな音ですかね。
【操作性】
Theシンプルな操作性で特に考える操作に困ることとかはないです。2つボタンのついた箱です。本当に。
【機能性】
一応機能としてフィルターと電源投入後16秒間出力電圧を選べます。
1v、2v、3vと選べます。
僕のおすすめは1v白色フィルターで、1番透明度が高く立体感のある音が体感できると思います。
2v、3vは環境によりけりですが、高域がちょっと張りついたような平面的な音になります。
【総評】
存在感があまりないが故感動とかはないですが、いてくれた方が気持ちの良い音を出してくれる優しい浄水器って感じです。
かなりヨイショされすぎてるせいで人によっては本当に「え...つまんない...」と感じます。
癖のないオーディオライクなサウンドを探している方、他機材との音的な相性に不安を持っている方にはおすすめです。
【RME Babyface pro fsとの比較】
さて、ここからが本題です。
レビュータイトルにあるRMEのオーディオインターフェイス「Babyface pro fs」と音の比較をして見ました。
普段DTMでlo-fiちっくなものやクラブミュージックを作っているのでそこまで真面目な比較はできないと思いますが悪しからず。
まず前提に「RMEは商品の価格・グレードによって大袈裟に音が変わるということは無い」と言うコンセプトがあることを頭に入れていただけると助かります。(ソースは忘れてしまい提示できませんが、どっかのDTM機材用サイトに書いてあったのだけ覚えています。)
上記のコンセプトで行くとBabyfaceは実質ADI-2系列と同じ様な特性・出音になると思います。
ちなみに普段Babyfaceを使っている環境は
Macbook→Babyface pro fs→ Bigknob Passive→Genelec 8030c
と言った感じです。
Babyface自体ほぼほぼスタジオ機材ということもあり、かなりフラットで癖もなくマスタリングやミックスにどえらい正直者なので、「音源が悪い」と一発で聞けたもんじゃないものが出力されます。作る側としては堪ったもんじゃない敵です。
そのおかげでマスタリングが行いやすいという点もありますが...
比較方法は、USB接続したQutestとBabyfaceをFoobar2000で出力先変更&ELSOUNDセレクターでINを切り替え、Crown D-75a→自作スピーカーで同じ音楽を聴くというやり方です。
音源はCDからFlacでリッピングした下記の音源を使用します。
haruka nakamura - ヘリオス
安野希世乃 - フェリチータ
上記の音源を繰り返し聴き比較した結果、Babyfaceは立体的で厚みのない音、Qutesutはあまり立体的ではないが厚みがある聴きごたえのある音という印象を持ちました。
Babyfaceは音のステージが広く、音の定位が確認できるくらいの奥行き感・広がりがあり結構立体的です。
ボーカルは基本的に奥の方にいます。
その分フェリチータではボーカルのレイヤー構成(奥行き)が分かるくらい細かく再生されます。
しかし代償として音が薄っぺらいです。かなり薄いです。(特に低域)
多分音を分解しすぎて迫力がないといった方がしっくりきます。
リスニング用途ではなく、あくまでも作った音源のチェック用・定位を確認するためのモニター感が否めません。
Qutestは割かしスピーカーとスピーカーの内から音楽が流れている、空間的にはあまり広くなくそこまで立体的な音ではありません。
奥行きはBabyfaceの2分の1の距離感と言っていいでしょう。
ボーカルが結構前の方に来ます。
しかし、その分音の密度は圧倒的にQutestの方が高く、アナログチックな再生「リスニングライク」な再生ができています。
Qutest単体の音質評価でも書いたようにオーディオ用DACとしては味付けのない部類ですが、RMEのBabyfaceなどのプロ用機材と比較してしまうと味がある感は否めません。
ADI-2自体DACとしては売られていますが、多分土俵がほぼほぼ違う域にいると思うので
「音楽を楽しみたい」方はQutest
「音の構成、立体感を楽しみたい」方はRME
と、選択するのがベストなのではないかなと個人的には思います。
ちなみにダンスミュージックやアニソン等のちょっとごちゃつく音源はRMEの方が分離が良いので聴きやすいです。
シンプルな音源はQutestの方が心置きなく聴けます。
以上、結構適当な感じにはなってしまいましたが比較レビューを締めたいと思います。
長文の拝読ありがとうございました。
- 比較製品
- RME > Babyface Pro FS
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2018年7月3日 22:43 [1140081-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
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|---|---|---|
Violectricと横幅はほぼ一緒 |
これまでずっとmojoをデスクトップで愛用してきており、ヘッドホン使用時は、AEON Flowではmojo直挿し、HD800(バランス)だとmojo→Violectric HPA V281で、スピーカー(ELAC BS403)使用時も、同じくmojo→V281→PRIMARE A34.2→ELACとなり、AEON Flow以外の方法は面倒な接続切り替えをしなければなりませんでした。
そこにHugo2とほぼ同じ処理能力の据え置き型Qutestが、悩まずに買える価格帯で出たので、CHORDの音にやられている私としては飛びつかずにはいられませんでした。
【設置後第一印象】
最初に感じた印象は、空気感というのか音場という言葉だけでは足りない、包み込む音全体がクリーンというか正確というか、「おお、やはり違うな」と感じてしまいました。今まで使っていたDACが、OPPO HA-1とmojoだったので、当たり前なのかもしれません。
【音質・解像感】
これ見よがしの高域の解像感も、無理に伸ばしたような低域も、このQutestにはまったくなく、音源の再生に忠実に全処理能力を注いでいるように見えます。Qutestで聴くと、大きな音も背後の小さな音も、残響も、何もかもが正確に元の音を再現しているように聞こえます。ボーカルの息づかい、サ行の擦るような音は、荒れずにきわめて自然で、口の開き方まで見えるような解像感です。クラシックは弦の湿度感まで伝わってくるような、冷たすぎず、ウォーム過ぎず、です。打ち込みばかりの曲より、生楽器の録音で違いがはっきりします。
【不満な点】
オーディオブログで有名なSandalさんも指摘されていましたが、BNC/RCAアダプターぐらい同梱したらいいのではと思います。さいわい手元にカナレ製BNC-RCAピンがあったのでラッキーでしたが・・・。レビューに多々指摘のあるSW電源もしょぼそうだったので、私はApple純正の5.1V/2.1Aに替えました。認識できるほどの違いはないですが、付属品があまりにも軽量スカスカだったので。
【Qutestの位置づけ】
CHORD公式スレッドで設計者のWatts自身が書いているとおり、これは外部アンプでスピーカー使用をメインにする人向けの製品です。ヘッドホン使用がメインならHugo2を入手せよと彼は言っています。
【Hugo2との違い】
単純にHugo2からバッテリー、Bluetooth、アンプを外しただけのように思っている方も多いらしいですが、Wattsのコメントでは、ノイズ関連のために基板の設計はかなり気を遣ったとあるので、演算チップはほぼ同じでも、本機用の設計見直しはしっかりやったようです。それでも、Chセパレーション、S/N比、THDでHugo2とQutestには、ごく小さな違いが出ています。Chセパレーションは、CHORDの公式サイトではQutestのほうがいいように出ていますが、Wattsのテスト記録では、それは最も悪い条件の値で、同じ条件ならHugo2のほうがほんのわずか良かったということ。S/N、歪率も本当にわずかにHugo2が良いということですが、主に使用電源の差ではなかったかと思います。また、Wattsの説明によれば、ノイズの大部分(90%)は抵抗から出る熱ノイズ(ナイキスト/ジョンソン・ノイズ)だそうで、これを抑えるためにDAC以外の設計にもかなり気を遣ったと書いています。いずれにしても、驚くほどの超低ノイズ性能を、Hugo2、Qutestは実現しています。
【イギリスのショップから購入】
国内もイギリス本国も初回出荷分は即完売で、5月はどこも予約販売でした。予約なら、どこでも同じと、イギリスのショップに注文を入れました。5/11に注文したのですが、その時点では納期は2-3 weeksで、日本出荷分より早いかも、と期待しましたが、3週間経っても「処理中」で、担当者に問い合わせたら「CHORDから出荷されてくるのを待っている。今のところ6月中旬の予想。」との返答でした。結局、現地発送は6月25日でした。ちなみに価格はメーカー希望小売価格の1,195ポンドでしたが、輸出なのでVAT(消費税相当)がなく995.83ポンド、送料を入れても1,005.82ポンド、日本円で15万でした。ただ通関時に内国消費税6,900円、通関手数料200円がかかりました。製品の種類によっては、私は日本代理店経由でなくともかまわないと思っています(保証の問題)。Violectricのヘッドホンアンプも同じように個人輸入しました(アメリカ経由)。
【結論】
以前、愛用のイヤホン(CampfireAudio Polaris等)を持参して、mojoとHugo2を何度も聴き比べましたが、このレベルのイヤホンでは価格ほどの差を感じることはありませんでしたし、ポータブルでは音環境の問題もあり、あえて高価格のHugo2を選ばなくとも十分楽しめると思っていました。しかし、mojoを持ち出すことが少なくなりヘッドホンアンプに接続して聴くようになった今では、ポータブル用ではなく、据え置きに特化したQutestに替えて良かったと思います。Hugo2をお持ちの方は買い換える必要はないと思いますが、mojoを据え置き用途で使っている方は、買い換えはありだと思います。(ただし組み合わせるアンプはそれなりの水準でないとmojoとの違いがはっきり出ないかもしれません)
毎日、聴き慣れた楽曲をQutestで再発見している状態です。
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- Chord Electronics > Mojo
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- ヘッドホンアンプ・DAC
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2018年5月16日 12:41 [1128220-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 3 |
【デザイン】
シンプルな作りですが安っぽさなどは無く、据え置き機の中にも溶け込みます。
好みは分かれるデザインでしょう。
【音質】
解像度は非常に高いですが、ハイ上がりの傾向などは無くアナログライクな出音。
音の厚みが凄まじく非常にこってりとした音ですが、迫力が凄く楽しいです。
長時間の再生ではボリューム次第で聴き疲れはあるかもしれません。
フィルターについては、私の環境では大きな変化は感じられませんでした。
【操作性】
こちらも単純明快。誰でも簡単に使えます。
強いて言うならば、出力ゲインの調整が電源投入直後のみなのが不便かもしれません。
【機能性】
最低限の必要な機能は揃っていると思いますが、XLR出力ができないのは大きな減点対象。
欲を言えばAirPlay対応などもあれば、より取り回しは良くなったと思います。
【その他】
導入1週間ほどでのレビューです。
構成はヘッドホン環境。PC(USB出力)→Qutest→P-700u→HD800
USBケーブルにUC-HR、HD800はReference 16にリケーブル済みです。
元々はDACにSonicaDACを使用しておりました。
HD800の特性と相まってハイ上がりな構成となっていましたが、入れ替えにより見事に改善されました。
逆にP-700uと喧嘩する...ということもなく、良好なバランスを保てております。
自分自身が勘違いしていた点を一つ。
ガルバニックアイソレーションが有効なのはUSB-B端子のみで、電源用USB端子には影響しません。
ネット上では「USB端子」と曖昧な表記がされているケースがありますのでご注意下さい。
通常のACタップからアイソレーショントランス側に挿し替えた瞬間、出音がガラッと変わりました。
【総評】
20万円という大きな予算こそ必要ですが、それに見合う音質だと思います。
SonicaDACとの比較もよく上がりますが、機能面では完敗のため用途次第とはなってしまうかと。
ただ、入念なノイズ対策を施してまでAirPlayを使いたいわけでもないですし、何より楽しくないでしょう。
- 比較製品
- OPPO > Sonica DAC
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