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2019年10月1日 17:36 [1264041-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 機能性 | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 安定性 | 4 |
| 軽快性 | 4 |
| サポート | 無評価 |
| マニュアル | 無評価 |
【機能性】
作譜ソフトに求められる基本的な機能は備わっています。加えて、GuitarProの名の通り、ベンドなどギターの奏法指定の細かさ、再生時の再現の確かさには目を見張るものがあります。
反面、DAWソフト的な機能はあまり充実しているとはいえません。
以下、使っているうちに感じた機能的な問題点を列挙してみます。
・MIDIスルーができないため、他のスタンドアローンのソフトウェア音源と合わせて使う際に不便な場合がある。
・MIDI入力を有効にすると即、譜面への入力も有効になってしまう様子。このため、「選んだ音色をMIDIキーボードで試奏する」といったことができない。試し弾きしているつもりでも、容赦なく譜面に書き込まれていってしまう。
・既存の楽曲を聴きながら譜面に起こす際など、その楽曲のオーディオファイルを読み込んで譜面とシンクロ再生させられればずいぶん便利になりそうですが、見る限りできない様子。仕方なく別途、音楽再生用のアプリを併用していますが、作業効率が下がります。
また純粋な作譜ソフトとしても、たとえば自由記述のメモ機能に少々難があります。
・音符に対する配置が固定、かつどの音符に対してのメモなのかが一見してわからない。なので「3番目のミの音は〜」などとわざわざ明記しないと文意不明になりやすい。結果、記述そのものが冗長になる。
・メモが少し長くなると互いに重なり合って配置されてしまい、視認性が下がる。
【使いやすさ】
手放しに「使いやすい」とはいえないです。が、経験的にいうと作譜アプリというのは一般に扱いづらいものなので、他との比較でいえばかなり使いやすい部類です。
実際に使ってみると「どこがだよ!」と思う方もいるかもしれませんが、粘るうちに設計思想のようなものが見えてきます。
かつて使っていた中では、フリーソフトのMuseScoreは同じくらい取っつきやすい印象でしたが、再生時の音質にはやはり限界を感じました。
他にも有名どころをデモ版などいくつか試してみたのですが、管弦楽が念頭にあるものが多い印象で手に余りました。
音質と使い勝手を両立した作譜アプリはないのか!と絶望しかけたときに出会ったのがこのGuitarProだったので、個人的には「使いやすい」といわざるを得ません(;^_^A
【安定性】
たまに不意に落ちることがあるので手放しには褒められませんが、安定している方だと思います。
また、自動バックアップもわりと機能していて、「編集したらすぐセーブ」をうっかり忘れていた際には助けられています。
【軽快性】
DAWがそれなりに動く程度の、比較的高性能なPC上で使っているせいもあるかもしれませんが、ストレスを感じることはほぼありません。
【総評】
MuseScoreに比べれば、さすがに有料アプリというべきか、再生時の音色ははるかに優れています。
そのわりにファイルの総サイズが小さいのは、おそらく比重が圧倒的にバンド系に偏っているからで、特にギターが優秀です。一方、ストリングスなど管弦楽系の音色は質が下がるようです。
操作系統は、基本的にすべて右クリックやパレットからできる→ショートカットキーを憶えればより効率的に使える、という合理的なアプローチで作られています。
その感覚を飲み込めれば作業が捗るようになっていきます。
難点を多く挙げましたが、他の有名どころの有料作譜アプリに比べれば断然取っつきやすい、優れた作譜アプリだと思います。
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- 音楽ソフト(DTM・ボカロ)
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2018年4月12日 20:41 [1107620-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 機能性 | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 安定性 | 5 |
| 軽快性 | 5 |
| サポート | 無評価 |
| マニュアル | 無評価 |
機能性・・・・・5:自分的には十分なので
使いやすさ・・・4:(前verからの or) 単に慣れの問題
安定性・・・・・5:自分的には十分なので
軽快性・・・・・5:重たかったこと特にないので
サポート・・・・無:使わないので無評価
マニュアル・・・無:使わないので無評価
満足度・・・・・5:4.5くらいのところ四捨五入で5
○オマケ
・OS Macなら、本来ショートカット設定無い項目にも
好きにショートカットを設定できるので操作性や
表示/非表示関連は、やろうと思えば効率化を図れる
・再生音、バンドスコアならオケ伴奏結構イケる
○Guitar Pro 7 私的感想
・変 更:Guitar Pro 6から大きくUI・操作性、あと機能も変更
・再生音:楽器パート(=Tr)毎にMIDI音かRSE音か選べる
※Guitar Pro 6では全パートMIDIか 全パートRSEか
・追 加:保存時のオプションで ロックをかけられる
開く、編集、ファイナライズ、の3種
※ファイナライズ以外は要パスワード設定
・表 示:UI変更→操作性も変更、個人的には表示/非表示がより
ワンタッチになった感:
- 編集パネル《編集パレット:左側》
- Mixer《グローバルビュー:下部》
- 曲情報&ファイル情報《インスペクタ:右側》
- 楽器パネル≒指板の表示/非表示
※楽器種により、指板/keybord/Drum入力
- 歌詞、コードダイアグラム
・表 示:歌詞&コードダイアグラムは表示が独立してfloat形式に
・Audio化:WAVだけじゃなく、 MP3 と FLAC Ogg も
○不具合関連
・バグ修正:MIDI書き出しで、タイで繋いだ音符(の後ろの方)が
無くなる(抜け落ちる) のが修正されてる!
・改 善:歌詞入力で動作(反映)が重かった→多少改善されてる
※註)これはマシンパワーの差なのかもしれん
・不具合:MIDI読み込みで、3連符とか音価(音符の長さ)が
細かくなるとちゃんと読み込んでくれない…
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2017年12月13日 11:37 [1086268-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 機能性 | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 安定性 | 5 |
| 軽快性 | 5 |
| サポート | 3 |
| マニュアル | 3 |
Guitar Pro 6(以下GP6)の時から使っています。
GP6の時は、音符の自動調整機能にバグが有って、何度もサポートに情報提供しました。
なかなか治らないなと思って何年かしたらGP7に更新されました。問題点が一気に改善されて機能強化もされています。
良い点:
・TAB譜と五線譜が連携して、どちらから書きだしてもお互いを編集できます。(やりやすい方から進められる)
・TAB譜では同じ音程を出すのに他の弦でも可能な訳ですが、その移動がショートカットキー等で簡単に出来ます。
・様々な演奏方法(チョーキング、アーミング、等)の微妙なニュアンスも調整できて、音程が変わった所を五線譜にも反映できます。
(五線譜への反映については、GP6には無かった強化された機能)
・使用する音源として、ストラトやレスポールなど代表的なギターが選べて、使用するピックアップも選択できます。
音を出すのに使用するアンプやエフェクタも選択・調整可能です。
(自分で音を作ってゆくので、アンプやエフェクタの調整方法が下手だと、良い音にはならないと思うので要注意です)
・自分のギターとPCを繋いで、GP7に設定したアンプやエフェクタに自動的に切り替えてTAB譜を見ながら再生速度も調整した練習ができる(らしいが、試してないです)(GP7で強化された機能)
・ギターに限らず、4〜8弦の弦楽器をTAB譜に出来ます。
・変則チューニングに対応していて、その時の音程で五線譜に音符を表示させることも、移調楽器の様に五線譜にはスタンダートチューニングであったとして音符を表示させることも選択可能です。
移調楽器として五線譜を書けるのは、管楽器やオカリナ等の移調楽器の楽譜を書くのに便利です。
・変則チューニングは、代表的なものが予め登録されているし、任意に作る事も可能です。
・弦楽器以外の楽譜(鍵盤、管楽器、ドラムス、等々)を書くことも可能です。
・一つの五線譜に4つのレイヤーを重ねられるので、低音パート、旋律、等、複数のパートを同じ五線譜に書くことも可能です。
クラシックギターでは、親指で鳴らす音を低音側に併記するのが多いと思いますが、そういった楽譜を簡単に書けるのが便利です。
それぞれのレイヤーは全て普通に表示するか、一つのレイヤーは普通で他は半透明表示にするかを選択可能です。
・音符の旗の表示位置(上下等)、ひとまとめにする範囲等、自由に調整可能です。
・印刷に使用するフォントや書式を自由に設定できるので、印刷するにも便利です。
・スマホやタブレット用のアプリもあるので、データを持ち歩く事も可能です。
(但し、そのアプリでは編集機能はかなり劣りますし、表示も限られ、更に再生される音源がかなりチャチになるので、紙で楽譜として持ち歩い歌方位が良いと思います)
問題点:
・音符の間隔は自動調整なので、一つの小節の中で部分的に音符が密集している所だけを拡大して書くことが出来ない。
一部に密集した個所が有ってそこが見える様に拡大すると、少なくともその小節全体を拡大しないといけない。
・glissについては、滑らせる範囲や速さを調整する機能が無い。今後強化して欲しい。
今は細かい音符にして分割する以外に、演奏時に気に入ったglissにする方法はない。
・開発者の人数が少ないらしく、サポートへ連絡すると自動の返信は直ぐ来るけど「少人数で頑張ってるけど、時間が掛るからゴメンネ」というもの。
ちゃんと説明してくれる場合も多いですが、複雑な問題の場合は全く音沙汰がなく「フォーラムで情報得られるかもね?」で終わる場合もあります。
当然全て英語です。
・GP6の時、日本での輸入販売業者が一旦倒産して日本語でのサポートは無くなりました。
GP7では開発元直接のサポート(英語)のみです。
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