nano iDSD Black Label
- バーブウラン製のマルチビット・トゥルーネイティブ・チップセットを採用し、DSD/PCMも再生可能なハイレゾ対応DAC。
- 内蔵のiEMatch回路によって、極端に高感度なヘッドホンやIEMでも、ボリュームの全範囲にわたってヒス・ノイズなしで聴くことができる。
- 10時間ノンストップで再生できるリチウム・ポリマー・バッテリーを搭載している。
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2022年1月14日 13:47 [1539367-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
やや古い機種ですが、なぜか価格が上昇傾向という不思議な状況になっているので、レビューを書くことにします。リビングでつかうことが多いノートPCに接続して音楽を聴くために購入。実質的に据え置きとして使用。詳細なスペックは他にゆずることとして、オーディオ的な面での機器構成の特徴は USB で入力したデジタル信号を XMOS で処理し、それを、今や古典的とも言えるバーブラウン最後のチップセットでアナログ変換する、という点です。肝心の音質はオーソドックスな高級オーディオにも通じる、どこか聴き慣れた自然な高音質。聴き慣れた、と言うのは、例えば Mojo の音質と較べてのことです。Mojo などFPGA でシグナル処理するDACが、エンジニアの嗜好を反映する傾向が強い印象を受けることが多いのです。一方、nano iDSD BL の音はより正統派の音に近いと感じられます。勿論、価格なりの限界はあって、音質にはやや粗い面もありますが、私は曲や気分によって Mojo と本機を使い分けています。 Mojo はとても滑らかで精緻な粒子感を感じられる音ですが、滑らかさに人工的な色付けが感じられるのに対して、本機の音はモニター的な自然さで、古い音楽の激しさや粗さも素直に表現できるからです。音質のレベルは Mojo に引けを取らないと思いますので、コスパがかなり良いとも言えます。
使用上、不便に感じられるのはUSB接続の形式が、本体側がUSB-A オス、という奇妙なもので、付属ケーブルを使えばいいのですが、それがとてもゴツいのです。本体はコンパクトですが持ち運びには向いていないと思います。
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2018年11月11日 00:12 [1173282-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
final E5000を購入したものの、DP-S1では鳴らし切れず、バランス接続(2.5mm4極)も試してみたものの鳴らし切れていないという実感がありました。そこで、ポタアン探しを始めてCHORD Mojoか当機かで結果、こちらを購入し音楽を楽しんでいます。
屋外用にワイヤレスのWH-1000XM2を購入していましたが、それを使わなくなってしまうほどに好みの音質でE5000を鳴らしきってくれています。
【デザイン】
マットブラックな金属製のボディで高級感があると思います。DP-S1とバンドで重ねても統一感があり、気に入っています。
背面にデジタル入力用のUSB端子とLINE出力端子があるので、据え置き用途でも配線が裏側に統一できるので、PCオーディオでも使用しています。
【音質】
比較的硬めな音で、悪く言えば個性が少ない音質とも言えます。しかし、この音の性格がE5000と絶妙にマッチしてくれており、DP-S1直挿しよりもよりスッキリして、音の線が太くなるので、アンプのパワフルさも実感しています。
やはり、E5000の性能を最大限に生かすにはこのようなハイパワーなアンプが不可欠なんだと再認識させられました。
【操作性】
まずはボリュームノブについて。ポタアンとしてはかなり軽いトルクなので、ポケットや鞄にしまうとボリュームノブが物に当たって動くということがしばしばあります。また、E5000(14Ω・93db/mW)をDirect端子に接続して使用すると、リスニング音量のノブの回転幅が狭く、歩きながらなど不安定な状態だとボリュームの微調整が難しいことがあります。
次にプレイヤーとの接続について。当機の電源をオン・オフする際にはプレイヤーと接続を解除する必要があります。解除せずにオン・オフすると、当機がプレイヤーから電力供給しようとするので、DP-S1だとフリーズ→再起動となってしまうので、接続が必須となります。また、プレイヤーと接続したまま当機の電源を入れるとバスパワー駆動、当機の電源を入れた後にプレイヤーと接続するとバッテリー駆動というような挙動になっており、プレイヤーから当機へ電力が供給されることがないようにはなっています。しかし、DAC-HA200を使ってきた者としては、いささか不便に感じたので、星3とさせて頂きました。
【機能性】
基本的に、当機への入力はUSB入力のみとなっており、アナログ入力、光入力などは省略されています。ポータブル用途では、DP-S1との接続でしか使用しないので、必要十分なのですが、据え置き用途では、光入力が必要な場面があるので、欲を言えば光入力があれば良かったかなとは思いました。
プレイヤーとの接続には、OTGケーブルが必要になりますが、当機はUSB-Aのオス端子が搭載されているため、iOSであればCKK(カメラコネクションキット)をそのまま当機に接続できますし、一般的なOTGケーブルでも接続できるので非常に気軽です。両口microUSB-Bだと鞄の中でプラグが破損する心配がありますが、USB-Aであればその心配も必要ありません。
【総評】
E5000を購入して、DP-S1単機では力不足ということで購入しましたが、想定通りの活躍で非常に満足しています。3万円という低価格には全く見合わない高音質を実現しており、コストパフォマンスに非常に優れていると感じました。
参考になった3人
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2018年2月4日 12:19 [1101638-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
【デザイン】
Black Labelになってから、無駄な突起などがなくなり落ち着きのあるデザインになりました。
持っていて恥ずかしくないポタアンだと思います。
【音質】
かなり良い。
ポタアンとしてmojoはデジタル処理の究極形だが、こちらはアナログ処理の究極形。
アンプ部のつくりが素晴らしく、またiEMatch端子があるのも非常に便利。
純粋なLineOutも備わっていて、据え置きとしても利用可能。
Direct端子からの出力はとてもハイパワーで、ハイインピーダンスのイヤホン、ヘッドホンも難なく鳴らします。
iEMatch端子はホワイトノイズがかなりの高感度イヤホンでも皆無です。
通常、出力にアッテネーターを挟むとBA型のイヤホンは音が大きく変わってしまうのですが、このiEMatchは設計がうまく、ほとんど音が変化しません。
おそらく直列ではなく並列のアッテネーターでコントロールしているのではないでしょうか。
素晴らしい出来です。
音は特定の音域を強調することなく、とにかく滑らかでアナログライクな音になります。
この点、mojoと印象が近く、コスパは非常に高いといえます。
とにかく聴いていて心地よく、DAPのアンプ部では再現できない繊細さがとても良いです。
デジタルフィルター切り替え機能もありますが、結構音が変わるので好みで選べるようにしてくれたのもありがたいところ。
【操作性】
一度電源を入れてからケーブルをプレイヤーに挿さなければならないので、少々面倒です。
その代わりとしてカメラアダプターやOTGケーブルを直接挿せるので、トレードオフですね。
ボリュームがややゆるく、ポータブルとしては回りやすいのが難点です。
まあ、これよりも悪いアンプは山ほどあるので標準的という感じでしょうか。
【機能性】
カメラアダプターやOTGケーブルを直接挿せる。
LineOut, Direct, iEMatchが選べる。
PCM, DSDだけでなくMQAも対応可能。(2018/02/03時点ではMQAはベータ版)
デジタルフィルター切り替え。
十分だと思います。
ただ、OPPOのHA-2シリーズほどの機能性、利便性は期待しないほうが良いでしょう。
あちらはポタアンとしてのほぼ完成形の機能性ですので。
バッテリーの持ちはDSDだと短くなるようですので注意が必要です。
次回作はバッテリーの強化を希望します。
一方でファームウェアの更新があるのは素晴らしいと思います。
サポートの対応もとてもよく好印象です。
【総評】
アプローチは違えどmojoと張り合える音質な一方で、値段は約半額と驚異的なコスパを誇ります。
HA-2SEと並んで4万円以下のポタアンでベストバイと言えるでしょう。
3万円以下というのは破格です。
イギリス同士、CHORDとiFIが結集して製品を作ったらすごいことになりそうなのですが...。まあ、夢ですね。
「アナログっぽさ」 mojo > nano i DSD BL > HA-2SE
「デザイン」 HA-2SE > nano i DSD BL > mojo
「携帯性」 HA-2SE > nano i DSD BL ≧ mojo
「機能性」HA-2SE > nano i DSD BL ≧ mojo
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2017年11月20日 18:26 [1079977-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 無評価 |
| 機能性 | 無評価 |
ifiの製品はこれが初購入になります。
600Ωのヘッドホンも鳴らせるとのことなので、試しにT1 2ndで聴いてみました。
音量は普通に取れますが、ボリュームのダイヤルを半分ちょっと回すとホワイトノイズが目立つようになります。
…まぁ、半分以上回すと爆音になるのでそこまで上げる必要もないですが(笑)
音質は価格の割に良いと思います。(個人的には)
空間は広く感じませんが、中低域に厚みが出てボーカルものが聴きやすいです。
ただやはりポータブルですのでT1 2ndをある程度でも鳴らすには無理がありますね…
でも初めてのポタアンとしては良いかと!
参考になった5人
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2017年11月18日 22:15 [1079519-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 音質 | 3 |
| 操作性 | 2 |
| 機能性 | 3 |
発売と同時に購入しましたが、肝心のMQA対応がないままの到着。
その後、対応ファームウェアのベータ版がリリースされましたが、これはDSD11.2に対応しておらず、製品のフル機能が評価できません。
また、PCと接続時のバスパワー駆動とバッテリー駆動の切り替えは、以前の製品と同様、その都度USBの抜き差しが必要で、操作性はいまひとつという感じです。
音質については、PCMとDSD5.6は、これまで使用していたKORGの100mに比べ、ヴィヴィッドさと透明感に優れている印象で、価格を考えると良い製品かと思います。
デザインは、すっきりとしていてブラックの仕上げも悪くはないのですが、RCA出力端子が無くなったのは、ちょっと残念です。
何はともあれ、一日も早いファームウェアの更新が待たれます。
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ヘッドホンアンプ・DAC
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