SP 45mm F/1.8 Di USD (Model F013) [ソニー用]TAMRON
最安価格(税込):¥102,740
(前週比:±0
)
発売日:2016年 5月12日
SP 45mm F/1.8 Di USD (Model F013) [ソニー用] のユーザーレビュー・評価
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2020年6月1日 12:16 [1333452-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
2016年 5月発売。フルサイズ標準レンズ、フィルター径φ67、最大径x長さ:80.4x91.6mm、重量515g、重量は非VCとVC搭載とでさほど変わりません。VC搭載キヤノン用540g、ニコン用520g。簡易防滴構造が施されています。
最短撮影距離0.29m、最大撮影倍率0.29、APS-Cサイズではハーフマクロ的に使える私好みの明るく寄れるレンズです。
AF速度はまずまずの速さで、フルタイムマニュアルフォーカスが可能です。
解像力は、絞り開放からかなりの解像力で、F2.8でキリリとしてきますが、硬すぎるということは無く、ボケが大きくやわらかく美しい。
周辺減光は開放では目立ちますが標準レンズとしては普通レベルで、F5.6以上に絞るとほぼ均一になります。
歪曲は僅かなタル型歪曲が感じられます。
色収差が若干大きいと感じられます。F5.6くらいまで絞っても極僅かに残ります。
"色収差"と言えば、オリンパスの銘玉中の銘玉OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F2を思い出します。色収差がかなり大きく、パープルフリンジで画像全体がマゼンタが強調されたような描写になることもありました。こちらも、開放からシャープで少し絞ればかなりキリリとなるものの、硬すぎるということは無く、ボケが大きくやわらかく美しいレンズでした。
逆光耐性は良好です。
発売時の価格では手が出せなかったものの、最近の中古価格でやっと購入できた味わい豊かな銘玉です。
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2018年5月25日 20:08 [1130271-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 操作性 | 5 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 5 |
1.開放からシャープ。実写ではあまり周辺光量低下は目立ず。(f1.8) |
2.手元のアップにちょうど良い画角です。(f4) |
3.マクロ域でもシャープで、ボケもきれい。(f4) |
4.歪曲は少ない。(f4.5) |
5.逆光もフレアでない。(f8) |
6.絞るとさらにリアル感が出ます。(f8) |
ソニーAマウント版のレビューがないようですので
すこし使用感などを書いてみます。
【操作性】
鏡筒前側に幅広ゴム巻きのフォーカスリングがあります。
およそ180度の回転で無限遠から最短0.29mになります。
上から見て鏡筒左側にAF/MF切替スイッチがあります。
操作はしやすいです。
ソニーAマウント版は、ソニー機にボディ内手ブレ補正
があることから、他マウントにはあるレンズ内手ブレ
補正のオン/オフスイッチは省略されています。
大き目の花形フードはクリック感と共にしっかりと固定
されます。付属のフロントキャップは中つまみ方式で、
フードを付けたままキャップの付け外しができます。
【表現力】
開放f1.8の明るい標準レンズです。
開放f1.8ではそれなりに周辺光量低下が目立ちますが、
f2.8まで絞るとかなり改善され、f4ほぼなくなります。
開放f1.8でもコントラストも十分で、中心部から周辺
まで解像しています。
F2.8に絞ると全体にコントラストが上がりシャープさが
増します。f4で周辺光量も含めほぼ全画面に均一な
描写になり、f5.6ではさらに全体にコントラストたち上がり
万全な描写です。歪曲収差は目立ちません。
逆光でコントラスト低下や激しいゴーストは出ないですが、
明るい空抜きの木の枝など場面によってパープルフリンジ
が目立つことがあります。
開放からシャープなレンズとしては、ボケも大きく
柔らかいです。点光源のボケには年輪ボケがみえる
ことがあります。
総じて開放から使えるレンズといってよいと思います。
(作例はα99IIのJpeg撮って出しです。)
【携帯性】
最大径x長さ:80.4x91.6mm 重量:515gとf1.8クラス
の標準レンズとしては大柄で重いです。
純正プラナー50mm f1.4は最大径x長さ:81x71.5mm
重量:518gと本レンズより2cm全長が短い以外は
ほぼ同じです。
SAL 50mm f1.4は最大径x長さ:65.5x43mm 重量:220g
と本レンズより圧倒的に軽いです。
写りに定評のあるシグマArt50mmf1.4は最大径x長さ:
85.4x99.9mm 重量:815g(シグママウント参考値)です。
シグマの大きさと重量は個人的範疇から外れるとして
純正プラナーとならすこし長い分、本レンズの携行性
はよくないことになります。
手ブレ補正がなければもう少し、細く短くできたはずで、
Aマウントユーザーとしてはちょっと惜しい!気持ちです。
【機能性】
標準50mmレンズよりもちょっとだけ広めの画角の45o
レンズで、開放F1.8の明るいレンズです。
最短撮影距離は0.29m(最大撮影倍率0.29倍)と近いです。
SAL50mm f1.4の最短撮影距離は0.45m(同0.15 倍)、
プラナー50mm f1.4ZAの最短撮影距離は0.45m(同0.14倍)、
シグマ50mmf1.4の最短撮影距離は0.4m(同0.18倍)です。
ライバルよりもずっと近接でき、マクロ的にも使えます。
AFはUSD駆動で非常にスッ、スッと静かピントが合います。
当方は旧ミノルタ製のレンズが基本のラインナップですので、
初のリング式超音波モーターは快適です。十分に速いです。
MFへの切り替えは鏡筒左のAF/MF切替スイッチで行います。
ソニーAマウント版には手ブレ補正機能が省かれています。
その分(数十グラム)軽くなっています。
AF微調整は必須です。
カメラボディ内のAF微調整を使ってもよいと思いますが、
タムロンの新SPシリーズから、TAP in Console(シグマの
USBドックのようにレンズマウント部に装着し、レンズ側で
フォーカスのずれを補正しておく機器)が使えるように
なりました。
近距離(0.29m)、中距離(0.77m)、無限遠の計3点で、
AF微調整ができます。
インナーフォーカス式レンズは、フォーカス位置により
光学系が変わるため、ズームレンズのように焦点距離も
変わったりします。
そのため複数の撮影距離でAFでのピントを追い込める
Tap in Consoleは単純なボディ側AF微調整よりもよさ
そうです。(ソニーA版では他に35mm f1.8、85mm f1.8、
90mm f2.8マクロ(F017の方)に使えます。)
【総評】
単純に大柄なレンズですが、シグマArt50mm f1.4程は
重くありません。プラナー50mm f1.4に対しては圧倒的
な近接能力で軍配が上がります。SAL50mm f1.4には全体
に描写性で優位性があります。
価格対性能比の非常に高いレンズだと思います。
Tap in ConsoleによるAF調整でピントもばっちりで、
α99IIの高解像にも負けていません。
全面で開放からコントラストが高くてシャープながら
ボケも優しいですのでスナップや子供、ポートレート
などの写真にはぴったりです。
4万円ちょっとで入手可能な“Made in 青森”の高性能
タムロンSPブランド標準レンズです。50mmよりちょっと
広い画角で使いやすく、マクロ的なアップもこなします。
画角と描写と近接能力が気に入ってしまい、
大きいですけど・・(^_^;)、満足度は5点です。
- 比較製品
- SONY > Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM SAL50F14Z
- シグマ > 50mm F1.4 DG HSM [ソニー用]
- SONY > 50mm F1.4 SAL50F14
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