TU-HP02 レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.41）

満足度ランキング—位

集計対象10件 / 総投稿数10件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.00	4.32	-位
音質 音質の良さ	5.00	4.46	-位
操作性 操作のしやすさ	5.00	4.18	-位
機能性 搭載機能が充実しているか	4.22	4.14	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[Heartbert]

2017年3月13日 15:44 [985869-2]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	5
機能性	3

水々しさと立体感が凄い！

【デザイン】
シンプルです。私は機能美だと思ってます。
【音質】
全体域が水々しく、基音+残響感で満たされます。
デジタルソースと、チープなプレイヤーから出てくる平面的な音が、立体感と残響音を得て、すべての帯域の重心も下がり、ヒステリックさが消えます。
声やピアノ、タムやシンバル、サックス、トランペットなど、非常にリアリティが増します。

【操作性】
ボリュームとゲイン調整ノブが有るだけです。
【機能性】
アナログを増幅するだけですから。。
【総評】
皆様のレビューに触発され、絶版寸前で入手できました。
普段聴く音楽は、EDMからRnB、HipHop、50'sジャズやHMなど、なんでも聴きますが、特に音にこだわるモノはジャズです。
ホームオーディオもアルテックランシングルのSPに真空管アンプですので「それに近い音をポータブルで」という事で、本機を購入してみましたが、先陣のレビューになるほど納得致しました！
超高域に散っていたハイハットシンバルの音が、厚みを増してストレートに飛んでくる感じとか、耳障りなピアノの右手のアタックが、生音のように迫力を増します。

✳追記
2017年3月中旬時点で、少量入荷した旨をメーカーからのメールにて確認しました！EKジャパンの直販サイトは要チェックです！

✳本体付属のミニケーブルでは、真価を発揮しません！せめて4、5千円ぐらいのミニケーブルを使う事を強くお勧めします。水を得た魚のように唸りだします。

[rock176]

2017年2月14日 19:14 [1003870-1]

満足度	5

デザイン	3
音質	5
操作性	5
機能性	3

解像度アップ

【デザイン】
見た目は気にしないといった面持ち
【音質】
音の分離、解像度が非常に高くてビックリです。ノイズもありません。解像度が上がった分奥行きや空間を感じます。低音の量感は若干減った印象ですが解像度がグッと上がりベースの音がなんとも心地良いです。


【操作性】
かんたん操作
【機能性】
必要最小限
アナログのみで、電池駆動なので永く使えそう。

[ディスクリート]

2016年12月29日 22:02 [932083-3]

満足度	5

デザイン	5
音質	5
操作性	5
機能性	5

真価を発揮するにはクリアーでフラットな音源で鳴らすべし！！

スタックは前回同様シリコンゴムの縦掛けで安定します。	ベルデン88761の赤ケーブルとTU-HP02の赤パネルがいい感じです。

周りの機材が変わったって発見したことに基づいてレビューしなおします。（機材が以前の私と同じような方は前のレビューを参考にしてください。）
　
　【現在の使用機材】　fiioX5 2nd ≫fiio L17 ≫ TU-HP02 ≫ BELDEN88761（赤） ≫ AKG K712 pro

DACはシャープでクリアーでフラットで定評のあるX5 2nd です。そこに解像度の高いｋ712をこれまたクリアでフラットなベルデン赤でリケーブルしたので、ごまかしのきかない再生力が生まれました。さぞ良い音が鳴ると思ってワクワクして聞くと「あれ・・・」なんかおかしい。解像度は上がってパワーも上がっているのに全然気持ちよくない。なんか不自然でごちゃこちゃしている・・・。

いろいろ調べた結果、原因が判明しました。

私はネット情報をうのみにしてCDをアップサンプリングし、さらにDSD5.6にコンバートして「DSDいいなー！！」と歓んでいたわけです。確かに以前の環境ではそのままのサンプリングより良い音に聞こえました。ところが今はなんだかDSDよりFLACの方が音が良い。どうやら機器の性能が向上したことにより、偽物のハイレゾ、水増しの不自然さが聞き取れるようになってしまっていたのです。不自然な音に真空管特性で倍音が加味されてしまった結果、なんとも気持ちの悪い音になっていたわけです。

試しに同じサンプリングのWAVとFLACを聴き比べると、明らかにWAVの方が音が自然ではありませんか！

より原音に忠実に、余計な味付けなくTU-HP02に送ってやれば、さらに気持ち良い音を鳴らしてくれることを発見した次第です。
結果、聴き始めたら何時間でも飽きずに聴いてしまって睡眠不足気味になってます。この音はやばいです！

再販があるとのことなので、興味のある方は是非この唯一無二なポタアンを手に入れてください！

[ワ・ダルチェ]

2016年12月15日 06:18 [985550-1]

満足度	5

デザイン	5
音質	5
操作性	5
機能性	3

オススメしたいです♪

ぼちぼち 100時間使用しました。
TU-HP02をレビューします。

ポータブルなので 音場とドライブ力。それと解像度(結局全部)据え置き型アンプには かないません(笑
それなのに このアンプ 聴いてて 気持ちが良いんですよ♪

本機の音は 非常にクリアーで水々しくクッキリした音なんですが、エージングが進むにつれて 音のカドが取れ とても柔らかい音になり ほのかにエコー成分も香ってきました。
含なるほど！！これが真空管アンプの音を目指した音かぁ！と 納得。
私の場合 ゼンハイザー HD700を鳴らしていますが けして鳴らしきれてる感じはしません(笑) でも聴いていて とても気持ちが良い音なので ついつい時間を忘れて 聴きいってしまいます。

総評
TU-HP02は ただひたすらにダンピングファクターが高く 高解像度な据え置き型ヘッドホンアンプとは 一線を画す商品です。ヘッドホンをチカラで ねじ伏せるような 鳴らし方はしませんが、高級思考の人にも 是非一度オススメしたいアンプのひとつですね。リーズナブルなアンプですので 騙されたつもりで ポチッてみては如何ですか^_^

オーディオ製品には松竹梅 それぞれに良さがある事がわかるはずです。

[SN-mk10]

2016年11月6日 16:20 [974788-1]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	5
機能性	5

アンプでこんなに変わるんだ!　選んで正解、心地いい音!!

TU-HP02(1)	TU-HP02(2)	TU-HP02(3)
TU-HP02(4)	TU-HP02(5)	TU-HP02(6)

せっかくヘッドホンアンプを買うんだから、アンプを介する意義を感じられるものにしたいと思っていました。しかしながら、地方では試聴環境が整っていないため比較試聴が難しく、なかなか購入に踏み切れなかったのですが、諸々の製品レビューを拝読し、財布と相談した結果、本機を購入いたしましたので、使用した感想を記します。

【デザイン】ヘアライン仕上げが美しいアルミ筐体に赤いガラエポ基板でできたフロントとエンドのパネルが、メーカーの生い立ちを感じさせる、いかにもな感じ。高価なダイキャスト品を使ったり切削加工を施したりした独自形状の金属筐体を使ったものは高級感があってかっこいいですが、TU-HP02の余計なところに金をかけない潔さもまたカッコイイです。
ひとつ難を言えば、ヘアライン仕上げが粗くコーティングもされていないため、持った時に滑らなくてよい反面、そのままテーブルの上を滑らせたり、DAPと直に重ねたりすると、相手の表面に傷がついたり塗装が剥がれたりすることがあるので、その点だけは要注意かと思います。

【音質】DAP直挿しとTU-HP02を通した音を聞き比べてみると、TU-HP02を通すと、滑らかなのに音の分離感が向上し、厚みと広がりも増した感じになります。特にアコースティック楽器の表情が豊かになって活き活きと感じられ、ボーカルも生々しくなって、ちょっと大袈裟かもしれませんが、目を瞑ると自分がコンサートホールにいるような、目の前で歌っているような、感覚に陥ります。それだけ生音に近い音が出ているのではないかと思います。
また、音像がぼやけることなく柔らかになったように感じられ、聞き疲れしにくいので、この心地いい音を聞いてしまうとTU-HP02を通さずにいられなくなると思います。
その後で、DAP直挿しに戻すと、TU-HP02を使う以前は感じなかったのですが、全体に音が固く、平板になったように感じられます。
真空管アンプを通したヘッドホンの音を聞いたことがありませんので、その意味での比較はできませんが、明らかにアンプを通すことのご利益を感じさせてくれる製品だと思います。

【操作性】スイッチは、電源スイッチを兼ねたボリウムと入力ゲインのhigh/low切り替えスイッチのみで、シンプルそのもの。電源を入れると、「VIRTUAL TRIODE」の文字が緑色に点灯します。ボリウムの操作感も適度なトルク感があって、いい感じ。
電源に単三電池を用いており、背面中央のネジを緩めると、アルミ筐体から本体が迫り出してきて、そこから引き出せば完全にケースと本体が分離でき、本体後部に単三電池4本が収納できます。
操作面で難しいことは一つもないと思いますので、操作性は良好です。

【機能性】アナログ入力の純粋なアンプですので、機能的な拡張性はありませんが、多くの充電池内臓型ポタアンが数時間〜十数時間の駆動時間なのに対し、本機は電源が単三電池で、アルカリ乾電池で30時間、高容量の充電型単三電池であればさらに長時間も期待できるのは魅力。1900mAhのeneloopを使用していますが、1日2時間程度の使用なら、２〜３週間に一度充電すれば間に合います。

【総評】ヘッドホンは、いくつか所有していますが、いずれも通勤時の使用を想定して、コンパクトで低インピーダンス、能率の高いものを選択しているため、特段アンプを介さないと充分駆動できない（いい音が出ない）とも思ってはいなかったのですが、アンプでこんなに音が変わるんだ、というのを実感しました。本機は、それをいい音で分かりやすく実感させてくれるとても良い製品だと思います。
上述の通り、機能的な拡張性はありませんが、だからこそアンプとしての機能に特化して、その存在意義を感じさせるものでなければならないところ、本機は十二分にその役割を果たしてくれるものだと感じます。

[Moto-ya]

2016年9月21日 15:10 [959028-3]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	5
機能性	5

中域高域に暖かい艶が乗り、低域が震えながら沈み込みます。

−−−−−−−−−〔2016年9月21日追記〕−−−−−−−−−
　やはり特徴的な音です。故に「気持ち良く聴ける」イヤホンとの組合せ・相性があるなぁ、と実感しています。自分の持っているイヤホンでは、HA-FX850にSONYの純正オプションケーブルMUC-M12SM1をつなげたものが一番しっくりくる、というか、いつまでも聴いていたくなるような心地良く響く音を奏でてくれてます。FX1100も持ってますが、850の方がしっくりくる感じ。上手く説明できませんが。MDR-EX1000ですと、なんだか音が痩せた感じになってしまって、でも痩せてるのに響いてる感じがちょっと違和感。FX850の若干曖昧でレトロな感じがマッチするのかなぁ。

　それから、3.5mmのGND分離4極プラグって、この機種に限らず多くのポタアンで普通に使えるんですかね。この機種で使えて喜んでいたのですが、FiiOのA3でも普通に使えることに気づきました。ちゃんとプラグ根元側のGND接点LR両方にジャック側の電極が接するようになってるんですね。DAPの場合、インラインコントローラー対応とかでダメなケースが多いようなので、知識不足でした。

−−−−−−−−−〔以下、当初レビュー〕−−−−−−−−−
【はじめに】
　iPod touch＋oppo HA-2 をメイン機、FiiO X1 とX3 2nd をお手軽常備直挿し機として使っていましたが、FiiO X1 に同社のお手軽ポタアンA3を繋いでみたところ、ラインアウトからアナログ接続するポタアンってのもオーディオ的には楽しいなと30年前のオーディオ少年心が蘇ってしまい、X3 2ndの相棒として本機を購入してしまいました。（ディスクリートさんはじめ皆様のレビューに、かなり触発されました。）

【デザイン】
　パッと見、一昔前の2.5インチ外付けHDDケース。前面＆背面パネルが黒やシルバーだったら無骨な感じになりそうですが、ここが赤だからカジュアルな雰囲気で楽しさがあります。この前面・背面パネル、おそらく基板と同じ素材ですかね。何層も重ねたガラス繊維にエポキシを染み込ませたものだと思います。プラスチックじゃないですよ。さすがエレキット。手作り感満載です。サイズは思っていたより小さかったです。X3を上に乗っけたとき、良い感じの安定感で収まりますね。ケーブルは安価だけど高音質ということで定評のあるFiiO L17 を使用していますが、ボリュームつまみのアルミ感とL17のプラグが良くマッチしています。

【音質】
　表題のとおり、あるいは異口同音各所のレビューで皆様がおっしゃってるとおり、暖かく艶の乗った音色です。イヤホンは今のところHA-FX850で使っており、X3直挿しよりも「歯切れの良さ」は落ちる感じもありますが、気持ちの良い残響感に包まれます。MDR-EX1000では、HA-2と比べて中域・ボーカルが前に出てきて艶めかしくなる感じ。あと、低域が響きながら（震えながら？）沈んでいくようなところなんかは、真空管的雰囲気かなぁ、という感じです。全体のバランス的にはHA-2の方が整ってるような印象ですが、当機は聴き疲れせず、いつまでも聴いていたくなるような魅力があります。

【操作性・機能性】
　ボリュームノブでカチッと電源が入る感触、なかなか良いです。程良いトルク感。電源が入ったとき、イヤホンから「ぼわんっ」と昔の音響機器の電源を入れたときに発するようなノイズが走るのが何とも嬉しい。雰囲気あるな〜、って感じです。

　さて、嬉しい誤算が。取説にざっと目を通していると「本製品は、3極プラグ、4極プラグ式のヘッドホンに対応しています。」という気になる記述が。え。3.5mm 4極プラグ使えるの！？ってことで、HA-2専用となっているNOBUNAGA蜉蝣付けてるHA-FX1100と、標準ケーブルのプラグを3.5mm4極に改造したMDR-EX1000を挿してみると、片側から音が出ないとかAMラジオっぽい音になるとか、そういう不具合は一切無く見事に左右から綺麗な音が。イヤホンケーブルの付け替えは頻繁にしたくないので、4極プラグのまま使えるというのはとっても嬉しい誤算。左右GNDが基板上でどうなっているのかはさておき、少なくともイヤホンからジャックまでは「GND分離」でいけるということですね。もっとも、上流のDAPとの接続はGND共通の3極結線なわけですが。

【おわりに】
　好き嫌いの分かれる音質かもしれません。アナログ的な美しい音、私は好きです。手作り感あふれるデザイン、造りも愛着が湧きます。そして4極GND分離プラグが使えるという点。「買って良かったな」と思わせてくれたポタアンです。

比較製品

OPPO > HA-2

[ヒガップ]

2016年7月10日 11:35 [943915-1]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	5
機能性	4

以外に、はまるきゃりーぱみゅぱみゅ

T、SONIC MP330＋TU-HP02＋SE215SPE-Aで、きゃりーぱみゅぱみゅ、ど、はまりしました。
アナログ盤聞いているみたいだ。ウオークマンだとだめ品がよすぎます。
この組み合わせで気分は70Sだ。

[ガングリフォン]

2016年7月6日 04:59 [942391-3]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	5
機能性	5

なにコレ！いいじゃない。

WM A20→D/OUT→INPUT→ATH-WS1100
ソース AAC256〜ハイレゾ。
イコライザー全OFF
【デザイン】
単三電池４本使用のためやや幅が広いですね。気になる方は気になります。
個人的には単四４本で幅を詰めるか、立体的にして厚みは増してもよかったかなと思います。
全体的な造り色使いは、２万円らしい出来。良いと思います。
シルバーにレッドの蓋がカッコよいです、インディケーターの緑も良い感じです。
【音質】
正直、舐めてました。イーケージャパンかあ〜という感じ？
それでも今回購入したのは”FETに真空管（三極管）特性を持たせることにより分解能が高く、真空管アンプのような温かみのある音作りを実現”個別の半導体デバイスで組み上げたディスクリート構成”というメーカーの謳い文句が気になってしょうがなかったから。
まんまです（笑）このメーカーさん大げさでも何でもありませんでした。
めちゃ良い音です。これで2万円はお得以外の何ものでもありません。
【操作性】
単純そのものですね。
【機能性】
何といっても私が良いと思った点は、WMのD端子に接続しているにもかかわらず、イコライザーが有効になる点です。
ソニー製のポタアンは全てこれがOFFとなります。殺されちゃうんですね。
イーケーさん、本当分かってらっしゃる。素晴らしい。
【総評】
実は以前TU-HP01を所持していましたが、イマイチ真空管の良さが実感できませんでした。そりゃそうだよね音質なんてオペアンプ次第だもの。真空管を殺した構成で成り立つわけなし。
その点この商品は余計なものなし、あくまで真空管っぽい音質と開き直っています。
これが、素晴らしく良い音なんです。解像度、迫力？
違う、このアンプはDAPの良さを最大限に引き出してくれるアンプなんです。だからDAP、ヘッドホンによって音が変わります。
ソースも勿論ですが、この様々な要素の長所を伸ばしてくれるポタアンって他にあるんでしょうか？
私はこれは良いアンプだと思いますよ。バランス接続は出来ませんが、日常使用においては最高だと思いますね。
DAPはWM以外にも色々所持していますので、これからいろいろ楽しもうと思います。
とにかくこれはイーケージャパン/製作者さんの愛が一杯詰まったポタアンだと確信しました。
文句なく☆5つです！

[袞竜]

2016年2月5日 18:30 [901688-1]

満足度	5

デザイン	3
音質	5
操作性	5
機能性	3

良いアンプです

【デザイン】やや角ばり気味で質感もやや無機質

【音質】真空管の音を再現と言う謳い文句に偽りなくまろやかでタイトな音が出ます、真空管アンプの悩みだった温まらないと音が悪かったり、ノイズとも無縁です。
出力も高く低能率のヘッドホンも鳴らせます。

【操作性】ボリュームとゲイン調整のシンプルな構成

【機能性】アナログ入力、出力のみ

【総評】音質的には満足だが単三電池四本を使うためか幅が大きいのが残念。
が電池が乾電池なので交換が容易なのとドライバー等を使わずに電池交換が出来るのでトレードオフか？
三万を切る価格ながら音質的では特に欠点が無い機種です。

[ちっけん]

2016年1月23日 14:33 [897766-1]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
操作性	5
機能性	4

ぜひ一度聴いてみてほしいアンプ

12月に購入して1ヶ月ほど聴き続けたのでレビューしたいと思います。

【環境】
F886→TU-HP02→UE900s

【音質】
聴き始めてまず感じるのが解像度が高く抜けのよい高音。
中高域に丸みがあり、まず刺さるということはないと思います。
また、分解能が高いからか明らかに音場が広がります。
ピアノや女性ボーカルの高音を聴かせるバラードが本当に心地よいです。

音の傾向としては中域よりかと思われます。
ボーカルの息づかいに耳を奪われるのは、付与したという2次高調波のおかげでしょうか。
ボーカルを近くで感じつつ、楽器の高音や低音が周囲に広がるようなイメージです。

また、真空管の温かさを推しているので、聴く前は低音がボワボワするのかと思っていたのですが、
驚くほどタイトで勢いもあるのでテンポの早いドラムの音が楽しく聴けます。

【使用感】
乾電池式なのでバッテリーのへたりとは無縁なのがまず嬉しいですし、充電式乾電池なら経済的。
出先で電池が切れても買えば済むのも安心感があります。
ただやはり重さはあります。

真空管アンプだと振動や携帯に干渉された時のノイズ、発熱が気になりますが、TU-HP02は心配ないです。

どちらも地味ですが大事なことなので嬉しい。
特にノイズはポタアンとしてはかなり気になる点なので、真空管アンプにはないメリットかと。

【結論】
流行りのバランス出力やDAC機能もなく値段も低価格帯であるためか注目されにくいですが、　
この価格帯でこれほど音質に変化が感じられるポタアンはなかなか無いのではないでしょうか？
弱点らしい弱点もなく、もっと上の価格帯でも勝負できるように思います。

ぜひ一度聴いてみてください。おすすめです。