ADL GT40α
- PCオーディオ用デバイス「ADL GT40 USB DAC」の後継機となるフォノイコ搭載(MM / MC対応)のUSB DAC。
- LPなどのアナログ音源を24bit/192kHzでデジタルアーカイブ化できるADCを搭載。アナログ音源の入力信号を3段階でゲイン調整が可能。
- アナログレコード再生の際、フォノイコライザーとしても使用できる。MM、MC、Line入力に対応する。
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2015年9月28日 13:37 [862095-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
以下のように比較してみました。
1〜PC+foobar2000+GT40+KEF M500
2〜PC+Bughead Emperor+「イヤホンジャック直挿し!」+KEF M500
Bugheadはとにかく良い音が出ます。私の経験ではUSB-DACを繋ぐよりも高音質です。
ただ扱いが難しい。高スペックのPCが要求されますし、セッテイングが未だによくわかりません。
欲張って高音質の設定にするとPCがフリーズします!
まるで異種格闘技のようで公平ではないかもしれませんが、こんな比較もあり得るということで・・・・。
音源は八神純子の「思い出は美しすぎて」(24bit192khz)です。
サビの部分「思い出は」の「は」がどれだけ伸びるか、刺さらないかがポイントです。
さて結果は・・・・・?
ほぼ互角でした!
音の粒立ち、分離ではBugheadがやや上回り、音圧、低音の押し出しではGT40の方が良かったです。
Bugheadは音はいいのですが、あまりにクリアなので長く聴いていると疲れます。低音が薄めなので、
ハイレゾだと余計高音がキンキン響いてしまいます。
GT40は全体的に芯があるというか、高中低域すべてで押して来て弾んでいるという感じです。
聴いていて楽しいのはGT40の方です。しなやかさがあると言えるかも知れません。
ただ、Bugheadの次にGT40を聴くとやや音がこもっている感じはします。
リケーブルで更に楽しめると思います。DSD対応モデルが出ることを期待します!
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- ヘッドホンアンプ・DAC
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2015年8月9日 10:19 [848399-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
PCオーディオとハイレゾでやかましいオーディオ界隈ですが、
ベテランの方はレコードをハイレゾでデジタル化したい、
という要望を持つ方は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
が、問題はPCへの取り込み機材。
探してみると、この要望にこたえる機材が非常に少ないことに気がつきます。
どうも、WEBの先人たちのページを見ると一度フォノイコを通し、
ライン入力から音楽制作用のUSBインターフェースを介して
取り込んでいるケースが多いようです。(それもひとつの方法だと思います)
しかし、機材のメイン入力はマイク入力になるので、
基本はバランス接続で、感度もインピーダンスも異なります。
このあたりはレコーディング系の知識がないと、ちょっと敷居が高いかもしれません。
できれば1台で面倒なことなく全部こなしたい、
そんなわがままに答えてくれるのが、このGT40αです。
日本のメーカー品では、私の知る限り選択肢はこれしかありません。
海外メーカーのものはPS Audio、Thorens、Rega、NAD、などをWEBで見つけられますが、日本での入手はPSとThorensを除くと代理店が無く、
電源関係の事情もあり、実用や修理を含めた購入までのハードルはかなり高いと思います。
安価で入手可能なART、AmericanAudio、Pro-Jectはハイレゾに対応していません。
といっても、アナログ機材の視聴はアナログ環境との相性もあるため、
前モデル(GT40)から気になっていたものの、なかなか踏み切れずに居ました。
今回、2015年9月末まで行われているフルテック様の無料貸出しキャンペーンを知り、
なんとGT40αとGT2ケーブルを自宅環境で視聴する夢が叶いました。
以下、レビューさせていただきます。
アナログ周りは以下の機材です。
プレーヤー:ThorensTd-321、SME3009imp
カートリッジ:オーディオテクニカAT33MONO(MC)、ShureV15typeIII(MM)
音源は50年代〜70年代までのJazzレコードです。
【デザイン】
デザインはオーソドックス。筐体の色も落ち着いたいい色だと思います。
PCまわりに置いても、オーディオまわりに置いても、違和感はありません。
電源ボタンとUSB/ANALOGの切り替えスイッチがプラスチックですが、
価格を考えると仕方ないところでしょうか。
【音質】
USBケーブルもFurutech Gt2を貸していただきました。
このケーブルは世評も安定しており、比較がしやすいと思いセレクト。
アナログの取り込みでは、粒がたっており、濃厚というケーブルの特徴と見事にマッチします。
解像度も相当あるようで、特にモノラルのボーカルものではボーカルと楽器が混濁せず、ボーカル部分がくっきりと浮かび上がってきます。
こういうのを音に立体感がある、というのでしょうか。
Wireworld Ultravioletなど手持ちのUSBケーブルも使ってみましたが、交換すると平坦な音になり、やはりマッチングはGt2が格段に優れていると感じます。
【操作性】
正面は電源、入力切替とヘッドフォンアンプのボリュームのみ。
シンプルで迷うことは無いと思います。
製品写真を見ればお分かりのとおり、MC・MMの切り替えやLineとの切り替えは背面ですが製品自体がコンパクトですので、フルサイズアンプ等の背面をいじるのとは異なり、
簡単に変更可能です。
【機能性】
これ1台で3つの機能があります。
@アナログ取り込み
メインの機能でしょう。
Phono入力のアッテネータは背面スイッチで、3段階ありますので
幅広いカートリッジに対応できると思います。
ALine入力
たとえばテープ資産のデジタル化やラジオのPC録音など、幅広く使えます。
Bヘッドホンアンプ、DAC
単体でDAC、ヘッドホンアンプとして使えます。
なお、フルテックのHPではAudacityが取り込みソフトとして推奨されており、
WindowsはASIOドライバが用意されています。
MacはUSBをつなぐだけで認識します。
今回、取り込みはiMacでソフトはAudacity、32bitFloat/192khz設定で行い、
24bit/192khzのWAVファイルに書き出しました。
(32bitFloatの取り込みは、Audacityのデフォルト推奨値です)
【総評】
ほかに選択肢が、などと書いてしまいましたが、
アナログ系の資産を手軽かつ高音質にデジタル化できるすばらしい製品です。
ヘッドホンアンプとしてUSBDACも兼ねるので、コスパも間違いなく高いでしょう。
今のところ、PCからアンプにLine出力することと、DSD対応のために別のDACを残していますが、そこも兼用できればそのDACは売り払えます(笑)
このような製品を継続して出し、今回視聴キャンペーンをおこなっていただいたフルテック様に感謝です。
ここからはやや蛇足ですが。。。
ここ2年ほどでイヤホン・ヘッドホンを中心にバランス接続が増えてきました。
正直、あれは「携帯音楽プレーヤーに合わせてイヤホンの感度を上げた」結果、小さな信号を高音質で扱うためアンバランス接続のクロストーク限界が見えてきたのであって、これまでのオーディオのLineレベルではRCA(アンバランス)で十分だったと思います。
で、アナログに関してはMM,MCカートリッジからは非常に小さな信号しか出ていません。
しかも、カートリッジを見れば分かるとおりもともとバランスで出ているので、ここのインターフェースをバランスで統一するのはメリットが大きいと思います。
もうひとつの流れがDSD。
アナログとの親和性が良い、と聞いてはいるものの、知る限りPS Audio Phono Converterが唯一の製品で、デジタル化のためだけに出すには値段がちょっと厳しい。
次バージョンでは、バランス入力対応とDSD対応、ライン出力を、ADL価格でぜひ。。。
参考になった10人
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2015年8月2日 10:00 [846853-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
フラッグシップには、その会社の特別な思いや同じ価格帯で負けられないスペックを詰め込む事ってあり得ると思う。
縁あって使用する機会を得たFURUTECH製DACを約10時間試聴してみた。 自身所有のiDSD ifi nano との比較を試みた。目立たないFURUTECH のDACではあるがその結果がこれ:
使用DAC: FURUTECH製 GT40α (比較DAC: iDSD ifi nano)
■ ヘッドホン : Philips Fidelio X2 (以降 X2、300時間以上エージング済み)
■ USB cable : フルテック GT2 Pro-B-1.2m
■ ヘッドホンケーブル: Fiedelio X2 付属品
■ 音楽ソフト : XMplay (色々試した中でこのソフトの音質は無料ソフトでは秀逸)
■ 試聴音楽 : 「最後の言い訳」 山本潤子、他J pop 数曲
■ 原音 : CD 44.1KHz をExact Audio CopyでWAV Ripping
1)デザイン
実に堅牢で、ずしりと重いが4点支持にて非常に安定しているので、室内使用には全く違和感がない。 デザインは堅牢さが勝り若干“無骨”さが目立つ。 しかし造りが良心的と言うかとても安心感を抱かせてくれる形状だ。
2)音質
CDの44.1KHzの音源をXM play経由で192KHzと384KHzにup-sampling (Foobar2000 ASIO経由) しifi nanoを使用しX2で聴いていた。 アコースティックのセパレーションは悪くない。 溢れるような音量は無いが音質にメリハリがあり明瞭さもそこそこ取れていた。 DSDの5.6MHz (JRiver Media Center 20使用)では音質がソフトになり、ヴォーカルの角が取れる感じ。 音量は多めと感じたが、私は192/384KHz の方がより原音に近い音質ではないかと感じている。
次にGT40αを接続し192KHzで聴いてみた。 音が溢れる…ストリングスやピアノのセパレーションが抜群に良く、[坂本冬美]の澄んだ艶っぽい歌声が頭の中心より前面でしっかりと定位している感じ。 DACのスペックや能力の違いが聴いた瞬間、直感的に判るほど音質がアップしフラッグシップならではの良質な音を届けてくれる。 S/N値がifi nanoと比べて5~10くらいアップしてるのではないかと感じるほどクリヤーで明瞭だ。 Sony のバランス接続に似て左右のセパレーションが際立ち、メリハリが効いた音質がX2を通して聴こえる。 音質のupgrade により好きな音楽を再び聴きなおしてもいいかな…って気になる。
2)操作性
一言「概ね判り易い」。 Volume のノブは掴みやすく操作しやすいが、ノブに示されたVolume矢印は本体の色に同化して
いて判りにくい。 PHONESは据置型を目的とした6.3mm⏀のみで3.5mm⏀が無いのが残念。 アナログInput/Output とも非常に判り易く接続が容易と思える.
3)機能性
ASIOにも対応する非同期型。 サンプリング周波数は最大192KHzまで対応しているので必要にして十分な音質が
得られている。
4)総評
価格ドットコムの最安値 39,800円(8月1日現在)、仕様やこの品質を考慮すると非常にコスパが高い。 何でもありのifi nano は44.1KHzのPCM (WAVE) の音源をDSD 5.6MHzや384KHzまでup samplingを可能にする等、それなりに楽しめたDACであるがGT40αと比較してみてコスト面で音質を犠牲にしてしまったかも知れない。 GT40αとPhilipsのX2とは相性が良く、またUSBケーブルとして使用した FRUTECH社製のGT2 Pro-Bの高品質ケーブルが音質にプラスになっているかも知れない。 バランス接続にも劣らない明瞭で高度なセパレーション機能によりストリング系、ピアノ系などの繊細な高音がきっちりと聴き分けられ、女性ヴォーカリストの澄み切ったメゾソプラノからアルトのヴォーカルは非常に爽やかな音質で定位し、リスナーをコンサートの世界へ導いてくれる。 良いDACだと思う。
5)満足度
この価格帯でこの音質が得られることを考慮すると満足度は非常に高い。
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(ヘッドホンアンプ・DAC)
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