8mm F2.8 UMC FISH-EYE II シルバー [ソニー用] レビュー・評価

満足度：4.00

（カテゴリ平均：4.57）

満足度ランキング—位

集計対象3件 / 総投稿数3件

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
操作性 取り扱いは簡単か	4.09	4.51	-位
表現力 思い通りのイメージの写真が撮れるか	4.22	4.50	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	4.22	4.26	-位
機能性 AF精度やMF対応などの機能性	4.09	4.34	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[北野三四郎]

2024年5月1日 05:07 [1840206-1]

満足度	4

操作性	5
表現力	4
携帯性	4
機能性	5

中華製の台頭があってもCP良好

SAMYANG 8mm F2.8 Fish-eye F5.6	SAMYANG 8mm F2.8 Fish-eye F8.0	SAMYANG 8mm F2.8 Fish-eye F11
SAMYANG 8mm F2.8 Fish-eye F16	SAMYANG 8mm F2.8 Fish-eye F22

　画角180度のAPS-C専用対角魚眼レンズ。非防塵/非防滴、手ぶれ補正無し。
最大径x長さ:60x64.5mm、金属マウント、重量265g。最短撮影距離0.3mと近接性能はもの足りない。2014年12月初出。

ビルドクオリティは良好で、ズシリとした密度感がある。
絞りリングはF2.8-4-5.6-8-11-16-22と整列している。中華製魚眼では最大F値の一つ手前の表示が無いものがある。
レンズフロントキャップがやや特殊な構造でフードとの噛み合わせで装着するタイプ。これまで所有した3台の魚眼レンズのフロントキャップはいずれも被せ式だった。

フォーカスリングのトルク感は強めでMFでの安心感がある。

解像力は、α6700でテスト、像面湾曲があるようだが、F8がスウィートスポット、
画面中央では、絞り開放F2.8-4では良好レベルに僅かに届いていない。F5.6で向上し良好、F8ではギリギリの素晴らしいレベル、F11ではとても良好で、F16から軟らかくなり始める。
隅では、開放F2.8では良好に僅かに届かず、F4でギリギリの良好レベル、F5.6-8でとても良好、F11でやや低下し良好レベル、F16から軟らかくなり始める。

逆光耐性は概ね良好。作例

周辺減光は絞り開放では判るが、F5.6から有りや無しやとなる。

色収差が判るが、Lightroom Classicで容易に除去できる。


2014年12月初出でCPはとても良好だったと思われる。令和では中華製の台頭があるもCP良好。



蛇足ながら、

電子接点が無いので、Exifでの焦点距離、絞り値等は空白となります。
私は、[exiftoolGUI]、[exiftool]を活用し、原画ファイルに直接書き込んでいます。
[ExifToolGUI-51600-JP-002]を使えば、[ExifToolGUI-51600]に日本語化パッチを当てることもできます。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

風景

その他

[ヴィルヘルム�U]

2018年6月22日 14:17 [1137133-1]

満足度	4

操作性	4
表現力	4
携帯性	4
機能性	4

ほぼ満足

Eマウント用魚眼レンズとして他に適当なものが無かったので本レンズを購入しました。SAMYANG製レンズは初めてだったので、一抹の不安がありましたが、造りもしっかりしており、ピントもシャープで、杞憂だったようです。
ただ、絞り羽根数が６枚の偶数のため、画面に太陽を入れた場合、光芒が６本しか現れないのが少々不満です。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

風景

[podkozo]

2016年2月28日 01:06 [908752-1]

満足度	4

操作性	3
表現力	5
携帯性	5
機能性	3

Eマウント魚眼の無難な選択肢。ただし、寄れない。

【操作性】
フォーカスリングが異様に硬いのが難点。

【表現力】
35mm換算12mmと、ミラーレス用のものとしては広いほうの画角です。歪みのない、きれいな円弧を描く、魚眼イメージを撮ってくれます。開放でも、隅々まで解像してます。ややフリンジが出ることがありますがLightroomで簡単に除去できる程度で、問題は無いです。

【携帯性】
意外に細身で、小さく見えます。その割にずしりとしますが、不快なほどではありません。キャップも外れにくく、レンズ前玉を傷つける心配がありません。

【機能性】
MFですが、とにかく魚眼ですので、「１」と「∞」の間にピントをリングを回しておけば、たいていは大丈夫なはずです。しかし、フォーカスリングがもう少し扱いやすければ・・。それから、レンズ端から30センチ程度までしか寄れませんので、接写はできないです。

【純正フィッシュアイコンバータと比較して】
純正フィッシュアイコンバータは画角がやや狭い（35mm換算で14mm程度？）のに加えて、どうもレンズ自体が僅かに歪んでいるようで、魚眼イメージとしては、中途半端かつ正確な円弧を描いていない、気持ち悪い写真ばかりを量産していました。しかもどれだけ絞っても周辺部の画質が荒れていました。ソニーの黒歴史のひとつとも言える製品ですが、本レンズはこれを見事にカバーしてくれました。ただし、フィッシュアイコンバータは被写体に5センチまで寄れるのが、唯一の長所。Eマウントで魚眼マクロをやりたい人には、依然として必須アイテムなのですが。

【総評】
APS-CのEマウントで魚眼風景写真を堪能するなら、ほぼ唯一の無難な選択肢です。とても楽しいレンズですが、こういう製品をなぜソニー自らがきちんと作らなかったのか、謎ですし、とても残念です。

レベル

ハイアマチュア

主な被写体

風景

夜景