よく投稿するカテゴリ
2016年9月16日 15:25 [960498-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 3 |
デジタルファイルプレーヤーにHAP-Z1、CDプレーヤーにCDP-X5000、アンプにAccuphase E360、スピーカーにDALI HELICON400mk2の組み合わせで音楽を楽しんでいます。
タブレットで簡単にコントロールできる音楽環境にどっぷりと浸かってしまい、CDプレーヤーすら出番が無くなっているのに、もっと不便なアナログディスクの世界に再び戻って来てしまいました。
当初は昔のターンテーブルの中古でも買って・・・と物色してたけど、ヤフオクに出品されてた本品の新品を破格の2万円!で落札してしまいました。通常は中古でも4万円近くまで上がる人気商品なのに超ラッキーでした。
昔のターンテーブルの重厚さや手の込んだアーム類の美しさ、量産出来たからこそ許された贅沢な素材使いは最近の商品には真似の出来ない部分だけど、電子部品を含めて「家電製品技術」の著しい進歩は昔の技術に劣ることは基本的に無いはずと考えているので、今の技術で作られたターンテーブルにも興味深々だったのも事実。
というわけで、本品のそれぞれの評価ポイントは星マークのとおり。
なんといっても英国のRegaを想わせるシンプルなデザインが目を引きます。おそらくこの商品を購入した多くの人が、価格に反した(?)デザインに惚れるところから入っていると思います。スッキリとしつつある程度の高級感をも醸し出すデザインは合格点。
カートリッジやフォノイコまで標準装備だし、価格的にも「入門機」なので音は期待してなかったけれど、なかなかどうして素晴らしい音を聴かせてくれます。
低音がちょっと弱いかなとも思うけど、定位もしっかりしているし聴いていて不満は特にありません。もちろん高額なハイエンドのターンテーブルでの音をまともに聴いたことが無いので、比べてしまったらいろいろと思うところが出てくるのかもしれないけど、普段使いのデジタルファイルフレーヤーを聴いている耳にも違和感なく聴こえてきます。
今は内蔵のフォノイコをスルーさせて、Accuphase E360にビルトインさせたADボードを通して聴いていますが、前述の低音域の弱さも解消され、ますます満足度の高い音になりました。これでカートリッジも替えたら更に良くなるのかもしれないけど、今でも特に不満はないので、それはいずれ気が向いたらトライしてみようかと・・。
そのカートリッジ交換に関してはヘッド込みで16.5グラムが最大値になっています。標準でヘッドが10g、カートリッジが6.5gなので、標準より重いものには交換できないことになり、この交換選択肢の少なさを致命傷のように評されている方もいらっしゃるようですが、調べる限りでは6.5g以下でも結構な数のカートリッジはあるし、そもそもこの価格帯のプレーヤーで多様なカートリッジ交換を求めること自体に無理があるような気がしているので、個人的には致命傷どころか不満点にも上がりません。
不満点を上げるとすると、電源が背面の押しづらい場所にあること、アームレストが樹脂製でちょっと安っぽいこと、USB出力機能は無くてもよかったこと。そのかわりにオートアームリフト機能が欲しかったこと・・・でしょうか。
まずは久方ぶりのターンテーブル復活の入口としては非常にコストパフォーマンスが高い製品だと思います。いずれ、楽にコントロールできるデジタルファイルプレーヤーの出番が多いのは今後も変わらないと思うので、時折、ちょっとマニアックな気分でアナログディスクを聴いてみる・・くらいの使用頻度には無理のない選択だと思っています。
参考になった34人(再レビュー後:34人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
よく投稿するカテゴリ
2015年3月29日 13:04 [810765-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 3 |
| 操作性 | 2 |
| 機能性 | 2 |
塗装の綺麗な木製のベースにベルトドライブのターンテーブルとS字型トーンアームを配し、スイッチ類のデザインにも高級感があるアナログプレーヤーですが、残念ながらクラシックのLPを高音質でディジタル化し、大型ステレオ装置で鑑賞する用途には向かないと思います。
先ず、トーンアームの設計が窮屈で、最初から付属しているカートリッジを、ML針を使ったオーディオテクニカの高級型VMカートリッジAT150MLX(同社のマグネシウムヘッドシェルMG-10に装着)に交換すると、正常に盤面をトレースすることが出来ません。これは、カートリッジの取り付け法などの問題ではなく(勿論、オーバーハングも正確に調整しています)、実際全く同じカートリッジとシェルの組み合わせで旧いトリオ(現・ケンウッド)のダイレクトドライブターンテーブルのアームに装着した場合には、何の問題もなくLPが再生でき、素晴らしい音が出ます。同じカートリッジをこのティアック製プレーヤーに装着したときのみ、盤面をトレースできません。
AT150MLX装着時は、トーンアームのカウンターバランスがアームのかなり端に近づいてしまい、カートリッジの動きが重いように見えます。針圧も正しく出ているかどうかわかりません。
調べてみると、本機の対応カートリッジは自重3.5〜6.5g(シェル含まず)でした。付属品のカートリッジはオーディオテクニカAT100E相当品と言うことですから、AT100Eと同じであると仮定すると自重6.5g、一方AT150MLXは8.3gです。つまり、トーンアームの設計自体が、自重の重い高級カートリッジには対応していないと言うことですね。それにしても、最初から付属しているカートリッジでもギリギリで、これより軽いカートリッジというと、AT5V(6.1g)くらいしかありません。自重3.5gなどというカートリッジはあるのでしょうか?大昔のトリオ(!)のダイレクトドライブプレーヤーでもAT150MLXが使えるので、トーンアームが役不足に感じられます。メーカーHPにある、「ユニバーサル式トーンアームを採用し、お好みのユニバーサル式ヘッドシェルやカートリッジに付け替えて好みの音質を追求するといったレコード再生ならではの楽しさを味わうことが可能」と言う記述は、カートリッジの自重に対する制限から、実際は謳い文句通りでないと言う結果です。
もう一つの問題は、内蔵されているRIAAイコライザーの雑音です。このイコライザーは、オペアンプ(新日本無線のNJM8080)を用いたものですが、アンプにつなぐとはっきりと背景雑音が聞こえます。カートリッジからの出力をスイッチで切り替えて、内蔵イコライザーをバイパスさせる事は出来ますが、それはアンプにつなぐ場合で、本機のUSB端子からディジタル録音する場合には、内蔵イコライザーを通るわけです。従って、録音出力には必ず内蔵イコライザーの雑音が乗る形になります。
なお、カートリッジ出力を(内蔵イコライザーをバイパスさせて)直接アンプに入れる場合、本機にはアース端子はありません。外部の電源装置によるDC駆動だからという考えでしょうか。ただ、電源装置は極めて小型のスイッチング電源です。モーターも、当然ながらDCモーターで、回転精度は高くありません(公称+/− 2%)。
一部の通信販売会社では、本機にディジタル録音用のソフトウェアを同梱して販売しているようですが、ティアックの製品自体には録音ソフトは付いていません。説明書に、「別途ディジタル録音ソフトウェアをインストールしてお使い下さい」として、一例にAudacityなどが紹介されているだけです。本機を購入する人はパソコンの取り扱いに馴れているだろうという前提のようですが、そうすると「一見高級アナログプレーヤー」という外見とやや齟齬が生じます。
結論として、本機はアナログプレーヤーとしても、LPのディジタル化装置としても、かなり中途半端と言わざるを得ません。
参考になった90人
このレビューは参考になりましたか?![]()
レコードプレーヤー
(最近10年以内の発売・登録)
新着ピックアップリスト
(レコードプレーヤー)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス










