8010AP [単品]
- 高効率なDクラスアンプにより高い出力(高域25W+低域25W )を実現した、2ウェイ3型パワードモニタースピーカー。コンパクトで持ち運びにも便利。
- シンプルさを重視して作られ、ホテルの客室、中継車、小規模スタジオなどでも快適に使用でき、各用途に専用のマウントアクセサリーが用意されている。
- アクティブ・モニターはバランスXLR入力、3型ウーハー、3/4型ツイーター、クラスDパワーアンプ2基を搭載。
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2023年5月27日 13:46 [1718538-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
アクティブモニターの定番中の定番Genelecの一番小さな製品。
今回は机のサイズ的にこの機種かiLoud Micro Monitor の2択だったので、こちらを選択。
Genelecなら視聴しなくても大丈夫だろうという信頼があるので視聴もせずに購入。
組み合わせるサウンドデバイスはADI-2 Pro FS R Black Edition
使用ケーブルはタチイTPS7182にノイトリックの「ふつう」のプラグをつけた自作ケーブル、なお、半田は鉛入りの千住工業のスパークル半田。
PC、サウンドデバイス、本器をとりあえずつないで音を出すと、「ん、なんかぶーみーだな」
8010には、インシュレーター兼簡易スタンドがついてるけど、これだけでは机との干渉を抑えることができないらしい、手で持ち上げるとGenelecらしい音がでる。急いで8010-320B/W 8010用L型テーブル・スタンドを購入、8010は背中にねじ穴が6個あって、ディスプレイマウントにも取り付けられるようになっているので卓上かつ高さが欲しい時にはAmazonあたりで購入できる安いモニターアームを流用してもいいかも。とにかく、あたりまえだけど、スタンドは必須。
スタンド自体はすごくよくできた製品でデザイン的にもこれがあった方がかっこいいw
それでも若干ブーミーな感じがする。ほかの投稿者の方は「箱なりを感じる」と書いてたけど、箱なりなのか、バスレフポートの問題なのか、机天板による反射なのかはわからない、DSPで補正してもいいとは思うが、とりあえず、スタンドの足をとって、foqに変えてみるとすっきりする。
カタログスペック的には75hzまでしか低域がでないことになってるけど、正直充分。
近接で聞くにはいろいろな意味でちょうどよい感じで、使ってるYAMAHAのヘッドホンHPH-MT8と音色的にも似てるのでヘッドホンと8010を切り替えた時の違和感がめちゃくちゃ少ない。
オーディオ的には、癖がなく、きちんと分解能があり、空間表現にも優れているので悪くないが、癖のなさが物足りないかもしれない。なお、8畳程度の部屋ならこの機種でも充分音が回ります。
これだけで、スピーカーとパワーアンプがそろうのでコスパもよいと思います。
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2022年10月15日 09:42 [1633124-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
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|---|---|---|
普段、メールやWEBを見るなどの時、自作PCではスタインバーグ UR242経由でオンキョウのGX-D90で聞いていた。
DTM用としてはiMacを使用しているがスタインバーグ UR44経由でスピーカーをノイマンのKH 80 DSPにアップグレードし満足度アップしたので、自作PCでもアップグレードのために購入した。
設置場所の奥行きがあまり無いため、奥行きの小さくて済むIK-Multimedia iLoud Micro Monitorとこのgenelec 8010APくらいしか候補がなかったが、やはりモニターとして定評のあるgenelecを選択した。
以前は大音量にするとGX-D90のリミッターが働いて無音になることがしばしばあったが流石にパワーアンプの違いもありそのようなことは起こらない。
音質としてはモニター用そのままで高域・低域ともに特に強調されることなく良いと思う。
流石に重低音はそのサイズからむりなのでそこは最初から理解しているが、普段使いとしては全く問題なくグレードアップの効果は某オーディオメーカーでオーディオ機器の設計を生業としていた自分でなく、全く素人の妻でもいい音になったと言ってくれている。
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2022年2月22日 08:41 [1382314-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 3 |
| サイズ | 5 |
【用途】
自宅でのProTools作業などのために当機を購入。
「モニタリング」が主眼。リスニング用には別アンプ&スピーカーを用意している。
【購入までの経緯】
今まで、超小型の BOSE/M3 を13年ほど使ってきたが、先日ついに、片側チャンネルの音量が下がり周波数特性も左右で差が出てしまい直らなくなった。
このスピーカー、低音域のエンハンスや高音域の処理はオーディオ・マニアからは酷評ばかりだったことを記憶している。
しかし、超小型モニター・スピーカーとしては小音量でも高音域の切れや低音域のパンチもあり、小音量でも「判りやすいサウンド」で意外に使えるものだった。
BOSE/M3 の後継機はなく、弟分 BOSE/M2 が買い直しの選択肢と思えたが、
BOSE/M3 とは見た目はほぼ同じでも仕様やサウンドは異なり、2018年に販売終了している。
改めて、今後少なくとも10年使える小型モニター・スピーカーを探すこととなった。
自宅自室でのモニタリング用なので基本的に小音量。
広くないデスク上に置くため本体が小型であることが大事な条件であり、その中で、確実な動作やサウンド安定性に優れたものを探すこととなった。
クリエイターに人気の「IK Multimedia/iLoud Micro Monitor」も気になったが、デザインとLch側集中制御には触手が伸びない。BOSE/M3 もLch側集中制御だったがその点は好きではなかった。
また、USB-DA (TEAC/UD-301) からの接続はバランスでXLRとなるため、入力がXLRのものにしたかった。TEAC/UD-301 にはアンバランス接続のRCA出力も付いているが、これはリスニング用システムへの結線に使用している。
こうなると選択肢が少なくなり、スタジオ仕事でもよく使うプロ向けメーカーGENELEC (フィンランド) の超小型モニター・スピーカーの当機8010APMに目が止まった。
2014年に発売された8010APMは、もともと民生用として発売されていた6010BPMの後継であり、業務用として一部仕様変更したものだ。8010APMの民生向けは「G-One」として入力をアンバランスRCAにした仕様で売られている。
【デザイン】
いやみの無いシンプルなデザインは同社8000シリーズに共通するもので、単なる意匠ではなくサウンド向上のための機能と呼べる超実用的なデザイン。
●低音域の回折現象を低減する丸みを帯びたデザイン「MDE」。
●ツイーター周りが楕円状に少し窪ませ高音域の放射拡散や軸外特性改善を狙う「DCW」。
●底面に付いているゴム樹脂製の立体インシュレーター「Iso-Pod」。
ツイーター、ウーファー共に金属製のパンチグリルで覆われている。もちろん出音にも影響するが、
そこは設計段階から折込み済だろう。
小さいので持ち運びも想定されている。そんなとき、もしグリルがないと誤ってツイーターやウーファーを指で押さえてしまうかも知れない。そうなったら一発でアウトだ。特にツイーターはお釈迦。
持ち運びにこのユニット保護グリルはとても有意義だ。
筐体が小さいので前面右下のLEDは少し大きいく感じる。
個人的にはもっと小さくて照度の低い白色LEDが良いのではないかと思う。
【高音の音質】
自然な高音域でモニタリングしやすく、耳に刺さるような鋭さは無い。
仕様上の周波数特性は20kHzまで伸びている。
十分な仕様だが、ハイエンドへ向かって綺麗に伸びている印象は少ない。
【中音の音質】
解像度が高く、ボーカルや楽器音の芯、パンチ感、ニュアンスを聴き取りやすい。
耳が痛くなるようなサウンドではなくナチュラル。
【低音の音質】
仕様上の周波数特性は74Hzまでで、それより下はバッサリと落ちている。
筐体とウーファーユニット口径が小さいためであり、物理的な限界値だろうから仕方ない。
それほど問題にはならない。
でも、実際の聴感上はもう少しローエンドを聴き取りたくなることがある。
まぁ、それはスタジオで行うことにするし、モニタリングヘッドフォンにも良いものがある。
ローエンドより気になったのが、150Hzから200Hz辺りの若干の膨らみ。
デスク上にそのまま置くため、インシュレーター「Iso-Pod」が付いているとは言えデスク面の反射などで中低音域が膨らんで明瞭度が下がる。
また、箱鳴りの傾向が若干感じられる。
これには背面の「DESKTOP」スイッチで200Hz近辺を下げて低音域の明瞭度を上げることができる。但し−4dBとなるので少し過剰かも。−2dBくらいが良いと思う。
【サイズ・設置・改善】
まさに「手のひらサイズ」!
業務用スピーカーメーカー超大手GENELECからこれほど小型のモニター・スピーカーが出ていることはある意味驚き。
狭いデスクエリアに無理なく置ける。
しかし、デスクに直接置くと、どうしても耳より大分低い位置になる。Iso-Podの調整機能で角度を調節できるが7°ほどの調整範囲なので今少し足らない。
そこで、上述の中低音域の明瞭度改善も兼ねて専用スタンド「K&M/23271B」を購入した。
※GENELECアクセサリーの型番は「GENELEC/8010-320」となっている。
マイクスタンドの世界最大手K&M社がGENELEC製品用に供給している専用スタンドだ。
4mm厚手金属板でしっかりとした造りと重量。「Iso-Pod」を外してからこのスタンドを装着する。
周波数特性や定位が良くなり、高音域の抜けや全体の解像度がアップ!
このスタンド、オススメ!
業務用パワードスピーカーのため、音量ボリュームは付いていない。
USB-DAコンバーターのボリュームはヘッドフォン用に使用しているので、8010APM用には別途「T.C. Electronic/Level Pilot X」を購入したが、ボリューム部品方式上避けられない極小音量時のギャングエラーに困り、結局バランス回路のアッテネーターを自作した。これはかなり大変だった・・・。
【総評】
周波数特性には一考の余地はあるが、そのサイズと機動性、モニタリングしやすい無理のないサウンド。そして、シンプルだが過不足のない機能性。
GENELECブランド製品の耐久性に加え、製品登録によって5年の長期保証も可能。
10年以上の長い付き合いとなりそうだ。
参考になった5人(再レビュー後:5人)
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プロフィールDTM、デジタルレコーディング、デジタルオーディオといった分野を中心に書いているライター。高校・大学在学中よりシンセサイザ、シーケンサなどの開発、製品化を行っていたが、1989年にリクルートに入社して編集者に。2004年に早期定年退職をす…続きを読む
2018年10月20日 15:47 [1167524-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
手のひらサイズなのにパワフルなモニタースピーカー 8010A |
リア側にはスイッチが搭載されている |
入力はXLR バランス端子 |
8010Aは、小さいのにも関わらず、非常に強力なGENELECのモニタースピーカーだ。そもそも、GENELECはフィンランド発の老舗スピーカーメーカーなのだが、プロの中でも評判が高く、モニタースピーカーのスタンダードの1つに数えられている。その中でも、8010Aは8000シリーズの最小モデルで、3インチウーファーと3/4インチツイーターを装備。手のひらサイズの見た目からは想像できないパワフルさで、設置スペースがあまり確保できない人や出先でも使いたい人にピッタリなモニタースピーカーだろう。
GENELECのモニタースピーカーは、各サイズごとに再生音量や再生可能周波数帯に違いはあるが、基本的なサウンドクオリティは保たれている。これは8010Aもそうで、全体的な印象としては、他の大きさのものと似た出音をしているのだ。音質的にも、中音域から高音域の分離感がよく、リバーブなどといった空間も見えやすい、まさにレコーディングスタジオで使われているスピーカーの音がする。ただし、スペック表にもあるように低域は67Hzまでしか出ないので、低域をモニタリングしたいときはヘッドホンなどを併用するといい。逆にいうと、音作りに関しては中音域にフォーカスすることができるので、使いどころを考えて使用すれば良い結果が得られるだろう。
一方で、8010Aのリア側にはスイッチが搭載されているのだが、ここにはモニタースピーカーとして便利な機能が搭載されいる。左から、ISS DISABLE、SENSITIVITY -10dB、DESKTOP CONTROL、BASS TILT -2dB、BASS TILT -4dBのON/OFFを行えるようになっていて、環境に合わせて音質を多少調節できる。それぞれのスイッチを説明すると、ISS DISABLEは再生を開始するときに自動で電源がオンになる機能のON/OFFスイッチ。SENSITIVITY -10dBは感度調節をするためのもので、オンにすると感度を-10dBに減衰できる。8010A本体にはボリューム調節するダイヤルなどが一切ないので、環境によっては感度を下げることで、ボリューム調整がしやすくなるだろう。
そして、DESKTOP CONTROLは、200Hz付近を4dB減衰させるもので、デスクトップコントロールという名前の通り、テーブルなどの反射でブーストされる帯域を補正できるスイッチだ。あとは、BASS TILT -2dB/-4dBだが、これは壁の近くにスピーカーを配置したときに低域がブーストされることがあるので、それを調節するスイッチとなっている。
8010Aの入力はXLR バランス端子で行い、付属品としてはIso-Podというスタンドが付いてくる。Iso-Podはスタンドであるのと同時に、インシュレーターとしての機能を合わせ持っているらしく、振動をコントロールしつつ、理想的なモニタリング角度となるように、設置角度を調整する役割を担っているとのこと。また、先ほど低音域をモニタリングしたいときはヘッドホンを併用するといい、という話をしたが、推奨サブウーファーとして、7050Bというものもあるので、必要な場合はこれも検討してみるといいだろう。
以前、私が運営しているDTMステーションPlus!という番組で、GENELEC特集を放送したアーカイブもあるので、ぜひそちらも視聴していただきたい。
「GENELECスピーカーでDTMに豊かな音を♪」第111回
https://www.youtube.com/watch?v=xISxWiqFGGE&t=2s
参考になった7人
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![8010AP [単品] 製品画像](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/g/genelec_8010apmb.jpg)















