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2021年10月25日 18:17 [1509778-1]
満足度 | 4 |
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操作性 | 2 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 1 |
絞り開放f5.6, ss1/320 iso8000でこのシャープさ。 |
前写真と同設定、実はピントはミスをして鼻に合っています笑 |
3年あまり使用しています。何度か手放そうかと考えたこともありましたが描写が気に入ってずっと使い続けています。当時300mmの画角のレンズが欲しくて購入、時々しか使わないのを見越し安価で良いレンズを探していたところ出会ったのが本レンズです。当時は93000円(現在の価値で11万円強)もしたレンズであるのにも関わらず今では8000円弱という圧倒的なコスパになっています。EFシリーズ初のLレンズらしく噂によるとEF誕生の1987年からフィルム時代末期の2001年まで販売をしていたロングセラーレンズだとか。
【操作性】
さすがに30年越えの古さを感じます。スイッチはかなり固くツマミも無いため変更しにくいです。このレンズは1.5m-無限遠、2.0m無限遠、MFの三種類の切り替えがあり後述するレンズの都合上切り替える場面は少なくないのですがかなりキツイです。MFも現行Lのようにスッスッと動くのではなく砂消しゴムを紙の上で動かすような感覚です。
【表現力】
全焦点距離で開放f5.6と暗めのレンズではあるものの絞り開放からかなりシャープです。EFレンズ初のLであるからか蛍石、UDレンズを使用しておりしっかりと光学設計に力を入れられています。間違いなく現行のキットレンズ、安価レンズよりは遥かに「写りは」いいです。比較のためSIGMA 70-300mm APOも購入し試しましたがボケが固く、また寒色系の写りが気に入らず結局このレンズに続投してもらいました。このレンズはCanon純正特有の淡い暖かさ、ボケの優しさがあります。添付したカビバラを撮影した作例でも開放で撮影していますがピント外の毛の一本一本も丁寧に描写してくれており画素数2660万画素の6D Mark Uでも潰れることなく写ります。テレ側周辺部分に若干の流れと周辺減光がありますが現在の編集技術で完治する程度のものです。一昔前はf5.6の暗さで叩かれ気味ではあったものの超高感度時代の今であればISOを上げてSSを稼げるので問題ありません。でも発売当時のISOも手ぶれ補正もない時代のフィルムユーザーはどうやってこれ使ってたんでしょうね。
【携帯性】
望遠 Lの中では間違い無く一番コンパクトです。70-200 f2.8 L も所持していますが、今回は望遠使う予定はないけど一応持っていこうかなというときにはこちらを優先して持っていきます。
【機能性】
やはり機能性全般は「1987年」です。先程散々写りについて褒め倒しましたが、動体撮影ではほぼ100%使えません。なぜならAF周りの機能がことごとく弱いからです。まずAFがとにかくトロくうるさいです。最短撮影距離〜無限遠の1往復に1.5秒くらいかかります。遅さの対処のため前述の通り1.5m-無限遠、2.0m無限遠の切り替えが用意されています。また音もジーコジーコとかの可愛いレベルではなくナ゛ーッナ゛ーッというド派手な音が出ます。それに加え今では当たり前のフルタイムマニュアルがありません。つまり「AFモードにしているときは自分でフォーカスを調節できない」のです。最初にAFで大体合わせてちょっと合ってないから自分で動かして微調整するという動作が一切できません。このような理由がありスイッチを頻繁に切り替えないといけないのですが、操作性のところでも述べた通りそのスイッチの操作性も・・・という有様。動体撮影メインの方には超上級のレンズです。
【総評】
全てのEF望遠Lの原点とも言える本レンズ。AFなどの機能周りは正直キットレンズ以下で、さすがに古さを感じますが、描写に関してはLの名に相応しいクオリティに仕上がっています。このレンズの後継は多分70-300mm f4-5.6 L だと思うのですが手ぶれ補正、usmの搭載と開放F値の大口径化により重量が倍近くになっていおり、蛍石も削除されているので別物になっていると思います。世間ではコンパクトなLレンズとして愛されていましたが、RFの登場で圧倒的に高機能・軽量化されたためこのレンズの役目は終わりました・・・でも使う。
参考になった14人
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2021年8月17日 22:05 [1483558-2]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
【操作性】
AF、MF切り替えスイッチのみなので迷うことはないかと思います。
直進ズーム式ですが、慣れの問題でしょう。
【表現力】
年代物ですが、さすがはLレンズと言ったところです。主観ですが、「EF 75-300mm F4-5.6 IS USM」よりも解像感が出ていると思います。
F8まで絞ればしっかり解像してくれます。
【携帯性】
望遠レンズとしては小型軽量なので取り回しは楽です。
サイズ感は「EF 70-200mm F4L IS USM」と近い気がします。
ただ持つ場所を考えないと勝手にズームします。
【機能性】
AF音がうるさめ、遅めなのは仕方がないですが、ゆっくり撮影で良いのでしたらオススメできます。
あとは、Lレンズにしては外装にプラスチックが多めなのでちょっと安っぽいですね。
【総評】
とにかく安価に望遠Lレンズを使いたい方におすすめです。
ただ修理はほぼ効かないのでご注意を。
発色が綺麗ですよ。Lレンズは。
参考になった2人(再レビュー後:2人)
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よく投稿するカテゴリ
2020年12月3日 16:25 [1394844-1]
満足度 | 3 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 3 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 2 |
「直進ズームのメリット、デメリットを再認識」
【操作性】 ★★★★☆
直進ズームなので、操作は簡単、手振れ補正は無いので、
スイッチ類も最小限。
【表現力】 ★★★☆☆
古いレンズだが、伊達にLレンズを名乗っている訳ではなく、
蛍石レンズが使われていて、それなりにシャープか。
【携帯性】 ★★☆☆☆
思ったよりも大きく、重たかった。
直進ズームのせいで、持つ位置で伸びたりするので、
扱いにくい一面があるように思う。
【機能性】 ★★☆☆☆
AFは可能だが、ジージー五月蠅い。
望遠レンズで手振れ補正が無いのも辛い。
【総評】 ★★★☆☆
たまたま中古で手に入れることが出来て、
色々遊んでみたが、直進ズームならではの
メリット、デメリットを再認識した。
EOS R5 のボディ内手振れ補正で手振れは補正出来るが、
AF五月蠅い、持つ位置に気を使うなど、
やっぱり古臭さを感じる。
参考になった3人
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