Astell&Kern AK10
Lightning接続や96kHz/24bitに対応したDAC内蔵ヘッドホンアンプ
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2014年11月1日 09:30 [766130-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 音質 | 3 |
| 操作性 | 2 |
| 機能性 | 4 |
クラシック100%です。ここ数年でかなり耳が肥えてきました。
iPhone5sにゼンハイザーのIE800直挿しで聴いていて、音質改善を図りたくて試聴しました。
Lightningで直結できるスマートさ、EQを載せない判断などで非常に惹かれていたのですが、実際に音を聴くと明らかな改善が見られました。
音場も適度に保った上で、非常に見通しの良い音が聴かれます。可聴帯域で減衰しない高域は実にスッキリして快適で、中域も密度を伴います。低域もイタズラな量感ではなくきちんとしたドライブ力を聴かせてくれます。
大編成のオーケストラを聴くと実に(完全にいい意味で)整然とした音楽を聴かせてくれます。分解能が高く、Tuttiでも各楽器の音が明確に聴いて取れます。
もうほぼ買う気でいたのですが、室内楽(木管9重奏)の音源であからさまに歪んでしまいました。この録音は非常に優れた奏者たちの演奏で管楽アンサンブルの豊かなことこの上ない倍音成分を含んでおり、これを破綻なくならすため自宅のスピーカーを買い替えさせられたシビアなCDですが、このAK10は残念ながらそれを鳴らしきれませんでした(聴くに堪えない破れたノイズが乗ります)。個体差を疑って複数の製品で聴きましたがどれでも歪みました。直挿しはもちろん、他社のLightning製品では破綻しませんでしたので、まずこの製品の弱点と言えるでしょう。
音調としては嫌いではなかったし、価格に見合った音質改善が立派にあったので、この「弱点」は本当に残念でした。多くの人の使用では問題ないのでしょうが、私の場合は愛聴盤がまともに再生できなかったので問題外でした。
筐体のデザインはスッキリしていますがプラスチッキーです。大きなボリュームノブは思ったほど回しやすくな、iPhone本体のボリュームを直接制御してくれるのはありがたいのですが、1段階動かすのに1回転くらい必要です。だからと言って微妙な調性ができる訳でもなく、調節段階はiPhone本体のボリュームボタンと変わりません。不意の接触で急激な出力変化を避ける目的かもしれませんが、少し音量を変えたいだけで何周もくるくる回さねばならないのは見た目にもバカバカしいです。
高音質デジタルプレーヤーの代名詞的存在になりつつあるiriverですが、そこを以てしても2.5万円でこの完成度か、と正直落胆しました。まだまだ過渡期の製品群の一つに過ぎないという事でしょう。
安いプレーヤーなら間違いなく音質改善を図る事ができましょうけれど、上記のような弱点があるので、2万3万を完全に捨て金と思えない方は購入の前には必ず試聴される事を強くお勧めします。
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