『シャッター押せば、ハリウッドスター！』 富士フイルム FUJIFILM X-A1 レンズキット [シルバー] 南米猫又さんのレビュー評価・評判

2013年11月23日発売

FUJIFILM X-A1 レンズキット [シルバー]

1630万画素のAPS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ

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タイプ : ミラーレス画素数：1650万画素(総画素)/1630万画素(有効画素) 撮像素子：APS-C/23.6mm×15.6mm/CMOS 重量：280g

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新製品ニュース: 富士フイルム、エントリー向けのAPS-Cミラーレス一眼「FUJIFILM X-A1」

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【付属レンズ内容】フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS [シルバー]

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FUJIFILM X-A1 レンズキット [シルバー] の後に発売された製品

FUJIFILM X-A2 レンズキット

最安価格(税込)： ¥-　発売日：2015年 2月26日

タイプ：ミラーレス画素数：1650万画素(総画素)/1630万画素(有効画素) 撮像素子：APS-C/23.6mm×15.6mm/CMOS 重量：300g

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FUJIFILM X-A1 レンズキット [シルバー]富士フイルム

最安価格(税込)：ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください発売日：2013年11月23日

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南米猫又さん

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デジタル一眼カメラ: 9件; 2513件

レンズ: 6件; 365件

デジタルカメラ: 1件; 246件

2024年10月28日 14:46 [668842-4]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	2
バッテリー	4
携帯性	4
機能性	3
液晶	4
ホールド感	3

シャッター押せば、ハリウッドスター！

１０年ぶりに作例を更新します。

フジフイルムの無敵美肌艦隊の中でも、女性を格別に若くお洒落なパール肌に表現する最高峰のJPEGを備えたカメラです。頬にはピンクが滲みます。

それだけに、ちょっと派手でクセのある画調。光によってはトーン、シャープネス、色を調整したほうがよいでしょう。

万能性ゼロながら、女の子のカジュアル・ショットなら、ラスボスを余裕で倒す力を秘めた至高の配役でした。この個性復活はないでしょう。

レベル: 初心者
主な被写体: 人物

参考になった69人（再レビュー後：8人）

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2014年8月18日 20:10 [668842-3]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	5
バッテリー	4
携帯性	4
機能性	4
液晶	5
ホールド感	4

女の繊細表現、最前線カメラ！


キヤノンは色が綺麗（この写真ではわかり難い）	フジは粋	ニコンは自然

ソバカスはキヤノンが素敵	空気感の演出はニコンで	S5 Pro、フィルム味の粋

このひとつ前の、Jameshさんのレヴューの理解を含めて2度めの再レヴューです。
画質には詳しくありませんが、フジの絵をわかりやすく伝えたいので写真も替えて書きます。

JPEG派です。　フジ新機種の画質特徴は美肌効果。　あらゆる材質の表面を細かく滑らかにするので、誇張すれば、粗削りの木材がカンナをかけた様になり、他の画質特性との相乗効果で、「鄙びた素朴さ」を「美麗でモダン」なイメージに転換します。　フォトショのCSのいろんなフィルターを使っても同じ効果は出ません。　フジ機の肌は（感覚的に）微粒子化され、頬は水彩画で滲ませたようなピンク滲みになります。　皮膚組織が細かく滑らかになり色が柔らかく滲むので、他社のカメラよりコントラストやシャープネスを上げても柔肌に悪影響せず、デフォルトでは硬い絵に設定されてます。　肌を粗げず絵はくっきりさせることができます。

キヤノンは粗い組織感は柔らかく残り、マゼンダを強めることで白人のシミソバカスやニキビを赤く浮き立たせてきます。　ニコンのテクスチャーは芸がなく当たり前の感じ。　ここが三社の違いで、求める表現により使い分けてます。

フジの美肌効果は光の廻り方、特にハイライトやフレアーにも大きく作用するので、フジ機で撮った逆光の女性は、以下の中原中也の「一つのメルヘン」的に表現されます。
…
＞　陽といつても、まるで硅石〈（けいせき）〉か何かのやうで、
＞　非常な個体の粉末のやうで、
＞　さればこそ、さらさらと
＞　かすかな音を立ててもゐるのでした。
…
フジで撮影された金属表面のビルやヨットハーバーなどの港湾が洒落てるのは、材質やフレアーの美肌操作？のためで、素朴な景色をモダンに美化します。

Jameshさんの言われる空気感がないという意味は素材や光のテクスチャーが微粒子状に滑らかにスッキリ爽やかになってしまうからで、深みが抜けてしまいます。　表現は繊細です。　骨太ではないですが、レタッチでフィルム味のコクを付けるのは他社カメラよりは容易です。　ノイズがフィルムっぽいのも一助でしょう。　フジはプリント用のカメラ。　色にじみ効果はプリントしなくてもモニター上でも見られます。　肌色はフジがいいと言いますが、材質変化を含めた筆遣いもあり、女性ポートレートでもコントラストやシャープネスを上げていじり易いのが強み。　色が柔らかく滲むのは解像感が下がるという意味ではありません。

AWB（オートホワイトバランス）に関してですが、蛍光灯下だとフジは緑被りが激しく、シャドーの青味も強い。　が、画像処理ソフトで緑を下げてやると、色バランスがほぼ正確に保たれています。　それでも赤い光源や光沢物はピンクっぽく出ます。　キヤノンは白に近いものを強引に白として出してきますが、G15だと自宅環境では他の色バランスが完璧に崩れることがあります。　旧いニコンは肌の陰に黄や橙が強く出てしまい、JPEGでの修正は手をやきますが、新しい機種はこれがなくなったらしいです。　環境光のムードをやや残したいならフジか旧いニコン、環境光の雰囲気を嫌う場合はキヤノンが使い易いですが、自宅環境ではキヤノンG15は色バランスに問題があり、旧いキッス（デジタルN ）のAWBのほうがよかった気がします。　どの会社のAWBにも癖があるのでそれなりの対策は覚悟してください。

JPRGに強いフジ、と言われますが、更にカメラ側での画質選択も他社よりずっと自在です。　キヤノニコは、画質にうるさいひとはRAW使用が基本になると思います。　D4Sがそれに対するニコンの一回答かと思われます。

画に素朴な素材感を求めるならフジの新機種は狙いが違うとおもいます。　でもS5 Proはもう過去の機種ですから普通の人には今更薦めません。　ぼくはX-A1にもS5 Proにもたいへん満足してますけど、それは女の子ばかり撮ってるからで、それでも一社で万能の絵はないから、３マウントになってます。

3社のカメラで、自分の使い方で、同じ日、同じ女の子、同じ場所のものがあるので出します。　画質比較ではありません。　しかし各社現像エンジンの絵づくりの特徴は女性ポートレートではっきり出ます。　ご覧のように、優劣ではなく、表現目的や好みの問題だということがおわかりかと思います。
（キヤノンG15というのはコンデジの親分ですが絵づくりはキヤノンそのものです。）

1枚目　キヤノン G 15　 ISO 80　ここでは目立ちませんが色が凄く綺麗でロマンチック
2枚目　フジ X‐A 1　ISO 3200！　粋です
3枚目　ニコンD700　ISO 1000 　自然な描写と空気感は一番
≪ 以下ぼくの主な使い方。　もちろんシーンにより変わります。≫
4枚目　キヤノンは白人のシミ・ソバカス・ニキビの肌感が勝負（ニキビないな）
5枚目　ニコンは素朴な空気感の強調で勝負
６枚目　フジ（S5 Pro）はフィルム味で勝負
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぼくの分析に誤りがあればクチコミで教えてください。

各人の再レヴュー以前のレヴューは　↓　そのひとのプロフィールから入れば見られます。
http://review.kakaku.com/review/K0000587170/ReviewCD=668842/#tab

レベル: 初心者
主な被写体: 人物; 室内

参考になった22人

2014年1月25日 20:04 [668842-2]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	5
バッテリー	4
携帯性	4
機能性	4
液晶	5
ホールド感	4

女の繊細表現、最前線カメラ！


フジ（X‐A1）デフォルトでのポップ表現	露出不良で傷めたフジ（S5 Pro）の肌をキヤノン節にレタッチ	ぼく流の「 X‐A1 ギャル」、キヤノニコでこの繊細さは出ない！

ぼくのフジ S5 節、繊細さはちゃんと X‐A1 に引き継がれていた	ぼく風のキヤノンガール	ニコンはそのままでは、駆け引きの無い、こんな女

X-A1 を加えて女の子を撮り始めました。　フジ・ニコン・キヤノンの３マウント。　たまに友人の他のメーカーのカメラも使わせてもらいます。　JPEG 派。　千姿万態を好み、マウント統一しませんけど、女撮りなら X‐A1 は S5 Pro の後釜に不足なしと満足したので補足します。

故意に軽率に言い放てば、雑誌のグラビア用カメラと言われるキヤノンガールをぶっ飛ばせるのはフジギャルです。　なんと、軽くぶっ飛ばします。　画質の知識はもちません、女の子の絵の話。　プリント用カメラのフジながらモニター観賞も見事です。

キヤノンの白人のピンク肌は極めて秀逸。　が、これも初心者の無垢を恐れずに言えば、キヤノンは画の線が太く、重い感じ。　ルミナンスを上げて全体の色をキレイにし、さらに輪郭を柔らかくする分、黒のコントラストを強調して画を引き締めている。　仕上がりがキレイです。　諧調優先のゆるさを解像で引き締めようとするニコンとは別指向ですね。　キヤノンのロマン溢れる絵は、フジをちょっと弄ればかなり似た印象に出来ます。　露出不良で肌を損傷してしまった時などはキヤノン風にレタッチすると全体はキレイにできます。　フジは線が細く、また繊細な発色の濃淡で表現されていて、輪郭や輝度、黒やコントラストにあまり頼っていない。　硬軟濃淡かなり自在。　だからキヤノンをフジの繊細な絵に似せることはぼくの力では遠く及ばない。　レタッチしてみてはっきりそう感じます。　肌描写の両雄フジとキヤノン、ぼくはフジが断然好き。

ただし、ぼくみたいなド素人でも、女性表現では人気の無い（当たり前の絵しか出さない）ニコンだろうが、それを理解した上で計算して撮れば、フジやキヤノンにはない女を演出してぶっちぎります。　当然ながら撮り方次第。　各メーカーの、そして各撮り手の、独自のいい女達が確実に存在します。

行を詰めるため短絡した言い切りは了解ください。　自分がそうなので、やはり下手糞な人ほど上記の傾向に沿うだろうと予想して、怖がらずにエイヤッて書きました。

下手糞でも女の子をたくさん撮りたいひとはフジに走ってみてください。
X‐A1 は応えてくれます。

（上記の感想がわかり易いピンナップを貼っておきますね。　ぼくの感想に誤解があればクチコミで教えていただければ幸いです。）

↓　最初のレヴュー内容に訂正はありません。

レベル: 初心者
主な被写体: 人物; 室内

参考になった21人

2013年12月30日 07:37 [668842-1]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	5
バッテリー	4
携帯性	4
機能性	4
液晶	5
ホールド感	4

絵に画趣を望む方に


海外なのでブラックモデルです	測光の具合を試写しただけの壁

誰も書かないので酔狂で書いてみます。

日記に近い写真を撮ります。　作品狙いの渾身の表現を見ても技術やセンスに感心すれど心は共鳴せず、私生活上の日頃感に訴えてくる写真が好みです。　なついている駄猫を可愛がるように個人的な思いがくっついた写真がぼくには一番です。

無表現スナップなので、それにちょっと写真としての味付けをしてくれそうなカメラを探しました。　表現を追い込んだりする手間がいらず、カメラが勝手に洒落た色とかにしてくれればなあという横着ねだりです。

それとは別に女の子を撮りますが、G15 はこのふたつの狙いを満足してくれていました。　いまや解像感等は小型センサーのコンデジでも驚くほど優秀なので、決まったときはセンサーのサイズがどうのこうの言うのがバカらしいほどいい絵を出します。　でも大きなセンサーの、どことなく感じるあの余裕の画は、等倍表示しなくても無意識に心のどこかで受け止められているようです。　一枚だけの比較写真だと重箱の隅をつつく話になりかねませんが、た～くさん撮ってると、センサーサイズによる表現差は小さくないことがわかってきます。　女の子を撮る主力機として買うなら１インチ以上のセンサーを薦めます。　無理に理由を探せばきっと「ぼけ」くらいなんでしょうが、大きなセンサーの絵はゆったりしていて、不思議と飽きがこない。　…探せば消極的な差、しかし、使い込んでいくうちに覚える大きいセンサーの味は、思い込みを越えて、絶対否めません。　それで APS‐C の X-A1 を狙いました。

やはり絵にはフジ伝統の艶があります！　画質も現在使用の一眼レフ 6 台（S5 Pro、D700、キッス、…）を凌駕しています。

誤操作の可能性を徹底して潰しているような気配りに、たいへん好感がもてました。慣れているキヤノンの G15 よりぼくにはずっと使い易い。　アスペクト比も一眼レフと同じ。　取説に書いてある以上に深い配慮でつくり込まれていますが、それを敢えて書かないのがフジっぽい。　また、フジが M1 と A1 という姉妹の販売に踏み切ったのは、素子の配列からくる編集ソフトの問題への考慮からだと思います。

フジはプリントして観賞するのが本来でしょうが、インク滲みのないモニターで見るだけも絵は風雅です。　新しいデジタルの切れ味と派手な押し出しに、フィルム特有の雅致を織り込んでいるようです。　まだ試写のみ、せいぜい２百枚程度ですが、X-A1 にもこれを感得できました。

ネットで作例を探して画質や色を確認しても、自分で捻くって自分の絵を出し続けてみないとホントに気に入るかどうかわかんないです。　けっこうな時間がかかります。使い込むうちに、各社、各機の良さがあるのでどれも可愛がってしまいますが、S5 Pro に愛着してきた自分は、新しい絵の A1 に少し不安でした。　しかしカメラの出す画に個人を託す楽しさは変わっていないのが入手当日から伝わってきました。

A1 は主にスタジオ用だった S5 の絵づくりの血を引くお気軽スナップカメラでしょう。見事に使命を果たしていますので、機能性や操作性の些細は省きます。　満足度に７がないので５に留まります。

ぼくにとって、フジは女性の肌質を最高級に演出する「女撮り」カメラであり、凡庸な日常スナップにも香辛料をきかせてくれる粋なカメラです。　フジになんだかんだ細かいことを期待して躊躇するのは、マリリンモンローに専業主婦を押し付けて愚痴るようなもの。　嫁さんにマリリンを選ぶ、そんな覚悟で選択した X-A1 には薔薇色に息づくなにかが待っている気がします。

レベル: 初心者
主な被写体: 人物; 室内

参考になった18人

「FUJIFILM X-A1 レンズキット [シルバー]」の新着レビュー

レビュータイトル	満足度	投稿日時
シャッター押せば、ハリウッドスター！	5	2024年10月28日 14:46
大変気に入っています！	5	2016年10月19日 07:52
手放しました。	1	2015年8月3日 12:04
女性におすすめのカメラです	5	2015年2月22日 19:45
画質さえ良ければいいのか？	3	2014年12月29日 10:32
ヤフオクにて購入が手元に届きました	5	2014年12月3日 16:18
初のミラーレス一眼です。	5	2014年11月10日 22:27
プロビアやベルビアを知っている私には・・・	3	2014年8月16日 15:43
初めてのミラーレス一眼	5	2014年6月30日 20:57
初めてなのでわくわく	5	2014年5月18日 17:36