『マイクロ4/3のあるべき姿』 パナソニック LUMIX DMC-GM1K-K レンズキット [ブラック] プジョ雄さんのレビュー・評価

[プジョ雄]

2014年3月2日 23:00 [692180-1]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	3
バッテリー	3
携帯性	5
機能性	5
液晶	5
ホールド感	3

マイクロ4/3のあるべき姿

主な単焦点レンズの装着例	12-32mm	12-32mm
OLYMPUS 17mmF1.8	OLYMPUS 17mmF1.8 iso1600	OLYMPUS 25mmF1.8

銀塩時代から小さいことは立派な性能だと信じ、小型軽量の機材にこだわり続けてきた小生にとって、GM1は正に「待ってました！！」のカメラです。
ほとんどの人はこのカメラをサブ機として使っていると思いますが、小生にとってGM1は正真正銘メインカメラです。
小生が撮りたい被写体や撮影対象の9割はGM1で撮ることが出来ますし、何よりいつでもどこでも持ち歩けて撮りたいときにささっと撮ることが出来るというのは本当に楽しいことです。更にマイクロフォーサーズは交換レンズも小さいので、複数本のレンズを持ち歩いても全く苦になりません。故にGM1は稼働率が圧倒的に高いです。

【GM1のここが○】
・なにはともあれ圧倒的な軽量コンパクト
この大きさこそマイクロフォーサーズのあるべき姿だと思います。GM1に慣れるとGH3やE-M1はもはや同じフォーマットのカメラとは思えません(;´д｀)

・機能も性能も出し惜しみ無し
これまでパナではGFシリーズが軽量コンパクト路線を担ってきましたが、GFシリーズはあくまで初心者が対象で、機能や性能もそこそこ止まりでした。しかしGM1の中身は上級機GX7とほとんど変わらず、むしろ玄人好みのカメラに仕上がっています。

・オシャレな外観
カメラ女子にも訴求できるルックスは、ちょっとオシャレなレストランでも雰囲気を壊さず、テーブルの上に置いていても全然違和感ありません。こんな芸当、他のレンズ交換式カメラでは出来ません。

・キットレンズ 12-32mmF3.5-5.6 が秀逸
14mmスタートが多いマイクロフォーサーズのズームレンズの中で、12mmスタートはこのキットレンズと12-35/2.8しかありません（パナの場合）。換算28mmと24mmでは撮れるイメージがかなり違います。このコンパクトさで12mmスタートは立派です。

【GM1のここが×】
・分かっちゃいるけど操作性は難あり
コンデジよりも小さいボディなので仕方ないと云えば仕方ないのですが、やはり背面のダイヤルは回しづらいです。絞りや露出補正をする際、どうしても右側のボタンを押してしまい、ホワイトバランス設定の画面が出てしまうことが多々あります。
まぁ慣れるしかありません。

・USB充電が出来ない
いまどきUSB充電対応じゃないのはいただけません。

ホント、こんなカメラを待っていました。
このコンパクトさを実現するために犠牲になっている部分も確かにありますが、不便な点以上にGM1での撮影が楽しくて仕方ありません。こんな小さくて可愛らしいカメラなのに、撮れる画は正に一眼画質。
やっぱカメラは持ち出して撮ってなんぼですね!(^^)!

レベル

アマチュア

主な被写体

人物

風景

夜景