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2025年3月2日 13:41 [1941698-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
【デザイン】
色、形、仕上げ、金色メタリックなユニットとかなり個性的で先鋭的ながら、部屋での馴染みも良く結構気に入っております。ただ、ユニットの保護対策を何か配慮してほしかったです。なにせ、家には猫が数匹いるし、もっと危険なチビ孫達が時折親に連れられて来るものですから。
底面にスタンド固定用のボルト穴が無いのも残念。
【高音の音質】
繊細緻密にストレス無く伸びきっていますが、ちょっと金属的で硬質な響きがあって弦が乾いて聞こえるのが、これからの変化を期待。
【中音の音質】充実のエネルギー感を備え、立ち上がりよく響きます。同軸スピーカーならではの前後の帯域との自然な一体感を備えた繋がりの良さも感じます。
ボリュームを上げすぎると、音がつぶれかけるのはさすがの限界かもしれません。
【低音の音質】スピーカー口径や箱の大きさから想像できない質感と深さを備え、時に空気感さえ感じる低域が妙な誇張感や癖を感じさせず自然に広がるのは、これが今の時代のスピーカーの当たり前なのか?とも思いつつやはり驚愕。
【サイズ】ブックシェルフとしてちょっと大きめかも知れないけれど、出てくる音からは考えられない小ささ。
【総評】既にメインのページから消えた旧製品ですが、最近になって今更中古を購入したもので・・・。
JBL4333BとB&W805Sが既にあり、21世紀の技術を反映したスピーカーに興味を持っての購入でした。
幅広い周波数帯を、無理に調整したようなクセもなく、ごく自然なバランスで再生してくれ、特に質感と深さをしっかり備えた低域がこの口径のスピーカーから出てくるのは、技術の成果とはいえオーディオ世界の進歩を実感します。
音源を繊細に描き分ける分解能、適度な音の締まり、同軸ならではの音場定位の安定感も感動レベル。
小編成やボーカルで、空間に音源がくっきり浮かび上がるリアルな音場感は、サイズも価格も超えた満足感を味わっています。
オーケストラ等大編成での演奏の再生では、ボリューム控えめでコンサートホールの最後部で全体を俯瞰するような音場感を味わえますが、ボリュームを上げすぎると分解能の面で限界が垣間見れるます。
一方で、夜間にごく小音量で聴いても、低域から高域まで音が痩せることなくバランスをほぼ保って聴くことができ、このスピーカーの本来の守備範囲がこの辺にあるような気がします。
BBCモニターの系譜ということで、音源の品質がハッキリ反映され、良い録音はとても素晴らしいけれど、いまいちな録音ソースはしっかり残念に聞こえてしまうところが、良くも悪くもの個性かと。今時点で、中高域の乾いた金属的な響きがたまにちょっと気になっていて(スピーカーユニットの色が余計そんな感じを誘います)、さらに使い込んでもうちょっと潤いと滑らかさが備わること期待しつつ、現状でもなかなか文句の言えないレベルだと思います。
久方ぶりに、新しいオーディオ機器を導入しての興奮をここ数日味わっております。
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2018年10月20日 12:15 [524252-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 4 |
LS50のレビューです
使用空間が、就寝込みの4畳半と言う事もあり、適正ポジション視聴に限らず、横になっても十分定位が確保できると言うKEF:Uni-Qの特性に限定したオーナーですので、同クラスの他社製品との比較にはなりませんのでご容赦願います。
●プレイヤー:ESOTERIC K-07
OPPO UDP-203JP(下記真空管アンプに接続)
●DAC:ESOTERIC K-07 デジタルインソース (USB=PC、SPDI/F=UDP-203JPデジタルアウト)
●コントロールアンプ:PERREAUX SM3 筐体外電源化改造品
●パワーアンプ:Melody H300B シングル300B真空管アンプ(元来プリメイン扱いの物を代用)
○デザイン:
個人的には、音響を計算する等した上での形状に納得してますが、好みで分かれることもあるかと。
○高音の音質:
エージングも十分に進みさすが上位クラスのUni-Qを使っているだけあり、細部まで拾ってかなり繊細に再現します。
○中音の音質:
Uni-Q単発の事実上フルレンジ一発と言う設計かつ、記念モデルとしての技術投入も相まって、高域から低域までムラもなく非常に素直で自然に聴こえます。
○低音の音質:
コンパクトサイズのブックシェルフとしては、予想以上に低音の量感はあります。
純粋な帯域再生の観点から、同社のSW:KUBE 8bを併用していますが、SWを使わない純粋なCD再生環境でも、重低音と錯覚する程の量感を出せるだけの潜在力はあると思います。
○サイズ:
他のKEFスピーカー全般に言える事ですが、ユニットのサイズの割りに箱サイズは意外と大きいので注意が必要です。
○満足度:
購入時、「上流の特性にならう」性質アリとの助言を頂いており、ショップさんの好意でデモ用LS50に自己保有アンプ持込で、具体的な感触を確認した上で購入。
ペアとは言えブックシェルフで10万出すのは初めてだったので不安もありましたが、記念モデルというプレミアは別にしてその肩書きに負けず劣らない鳴りっぷりを手に入れられた事を考えると、安い買い物だったと思っています。
◎総評
エンクロージャーも相当堅牢で殆ど付帯感は無く、純粋に音の情報で勝負する類のスピーカーで、うまく嵌れば物凄く説得力のある音を効かせてくれます。
ただ、プロフェッショナルレビューにもある様に、スピーカ自身による演出と言う物がありませんので、誤魔化しが効かない分少々のズレでも残念な音になる可能性も十分にあるので、ワンポイント的にどうにかしようと言う感覚でシステムを組まれる方には向いてないスピーカーと言わざるを得ません。
また、本製品はKEF社が英BBCの業務製品を請け負っていた際の公認呼称「LS」を与えられているだけあり、業務用モニタリングスピーカーの性格が強いので、アンプ以前のシステム全般の特色に強く左右されます。
スピーカーサイドで音色の補完はしてくれませんし、上流の性格をそのまま出します。
嗜好的な物はどうしようもありませんが、納得できない部分がある場合は、スピーカーの実力ではなく、システムの方向性に問題がある可能性も十分に考慮できないと付き合えないスピーカーと言えなくもありません。
また、一部低音の評価に定評のあるメーカーの物を引き合いに出し、低音の実力が低い様に評価される人がいるようですが、本製品は公称13cm級のコンパクトユニット使用製品です。
あくまでもユニットサイズなりである事を基準にした上での事で、元来20cm超級の大径ユニットで無いと出ない筈の領域を引き合いにするのは筋違いと思いますし、上流のがそうさせてないバランスになっている可能性も結構高いのではないかと思います。
それくらい、システムのトータルで考える必要があるので、付き合うには多少難易度が高いと言わざるを得ないかと思います。
ただ、高級機では当たり前なこのような性質がこの価格帯で手に入ると考えると、個人的にはリーズナブルな類ではないかと思っています。
なにより、寝っころがりながら聴いても、成立する豊かな音場空間。(寝るなよ
今日に至るまで、LS50を軸に数多くの機器・アクセサリーでの組み合わせで聴き込んだ経験から、ちょい聴き程度で判断しては実力を見間違うと言っても良い位懐の広さがあると思います。
特別に特定メーカーの特性などに思い入れが無く、低価格で高級機張りの説得力ある音情報を得たいと言う人には一押しのスピーカーです。
反面、各ポジションを個別で判断しようとする人には全くお勧めできるスピーカーではありません。
後、個人的にはこれまでの経験から「同価格帯組み合せでのシステム構築」と言うセオリーに囚われていては、実力を発揮しないタイプのスピーカーと判断します。
上流の実力なりのレベルでしか活躍してくれそうにないので、敢えて上の価格帯の機材で組んだ格と実力を兼ね備えた強力な上流システムで牽引させる位の使い方をお勧めさせていただきます。
どちらにせよ、他人の助言も一つの事例の域を出ないので、実際に本人の耳で確認する必要性の高いスピーカーである事に注意されたし。
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2014年1月31日 06:17 [680718-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
サブ機のDALI・Towerの別室への移設で、サブ機として購入致しました。
当初からアンプは真空管アンプを使用予定でしたので、85dBと一寸低めの能率のスピーカーですので、シングル真空管アンプでは厳しいかと思って居ましたら、やはり中華系の300Bシングルアンプ(JJ使用)では音量を上げると歪が出てしまい視聴には向きませんでした。
そこで国産の20wクラスのPP真空管アンプに交換いたしましたら、満足のいく範囲で良い音で鳴ってくれました。
シング真空管アンプでも8wキッカリ歪が少ない真空管アンプなら問題は無いと思いますが、中華系の一部のアンプだとは思うのですが、公表値は8wでも歪率から見ると4〜5w程度のシングル真空管アンプでは、LS50を小音量ならともかく中音量以上で鳴らすことは難しいと感じました。
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2014年1月3日 16:30 [670394-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
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2013年11月24日 19:25 [652676-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
LS50、最終在庫で購入しましたのでレビューします。
構成は以下の通り。
アンプ:pioneer A-70
CDP:DENON DCPー1500SE
スピカー:KEF Q300→LS50
スピーカーケーブル:AIW 16GA
KEF Q300変更から感じた点を記載します。
まず最初に感じた点ですが、音のバランスが非常によくなりました。
以前は、曲によって高音が少しきつく感じたり、低音が不足気味だったり
していましたが、それがなくなりました。
また、中音(ボーカル)が定位がよくなり、ひとつひとつの音が非常にリアルに聞こえます。
あと、細かい音まで拾うようになりました。
この価格帯からは想像できない程良いスピーカーです。
噂ですが、来年からスタンダードモデルとして販売されるようです。
(定価:15万程に値上がり予定)
私は、デジタルアンプ特有の明るい音調、解像度の良さをベースに、DENONのCDP
の低音のよさ及び音のリアルさをミックスさせバランスを取ろうという狙いがありました。
今回、LS50を導入して、自分好みの音になったと思っています。
スピーカーケーブルも色々と試しましたが、AIWのケーブルが一番自分好みでした。
あと、インシュレータにより音がかなり変わるスピーカーですので注意が必要です。
現代的な音(明るく解像度の高い音 A-7VL等の音が好きな方)にはおすすめな構成です。
向いているジャンルですが、ロック、ポップスが向いていると思います。
クラッシックを好まれる方は、アンプをDENONにされた方が良いかもしれません。
(A-70と同じラインだと、PMA-2000REあたり)
まだエージングの最中ですのでこれからの音の変化が楽しみです。
とにかく、購入して正解と思っています。
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- スピーカー
- 1件
- 2件
2013年9月1日 08:15 [624634-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 4 |
余りの評判のよさに我慢できなくなり、寝室用にと視聴もしないで、勢いで購入してしまいました。
和室6畳の寝室に、29インチの液晶テレビを挟んで、聞いております。
畳じか置きの古いダイアトーンのSPの上に、オーディオテクニカのインシュレーターAT6099を3点で置いております。
アンプはTEACのデジタルアンプA−H01,SPケーブルはベルデン8460(2m)です。
寝室用で限られたスペースだし、余りお金をかけないで・・・、
音を出してみました。
結果は噂にたがわず見事な解像度で、安心しておるところです。
まだ、購入して1週間程ですが、これからのエージングが楽しみです。
(ところで、エージングって何時間位かかるものなのでしょうか?)
寝室とはいえ、もっといい音で鳴らしてやりたくなり、今はあれこれ思案中ですが、
さて、何から始めたらいいのかというのが最近の悩みです。
もし、皆さんだったら何からはじめますか?
よろしかったら、ご教示願いますと助かります。
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2013年5月1日 13:15 [592644-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 4 |
過去に様々なスピーカーを購入しましたがKEFは初めてです。
現在の機器構成
CEC AMP3800/真空管アンプ
CEC CD3800
機器はオーディオラックに保管。
電源は非メッキ製のコンセント(タップ未使用)
機器電源ケーブルは純正の状態。
AMP〜CDP間/ゴッサムGAC-2111(アンバランス接続)
AMP〜SP間 /ベルデン8460(1.95M)
SP設置内容
防音カーペット→50mm厚御影石→EST50HL→AT6099→本機
SP左右間1.8M
横壁より40cm、奥から55cm、角度は御影石で30°に調整。
<レーザー照射による接点等を確認し調整>
視聴位置はスピーカー中心から1.85M〜1.9M
リクライニングソファでの視聴での調整。
【デザイン】
ピアノ仕上げでかなり高級感があります。
ただLS-K1の味わいある赤木仕上げの方が好みです。
フロントデザインはLS50の方が個人的に良い。
【高音の音質】
LS-K1は穏やかで音調が比較的暗い傾向にあり
たまに中低音に埋もれてしまう場面もありました。
LS50は明るく、ホーンのような躍動感とV-70NW(リボン)のような
厚みのある華やかな高音を兼ね備えてる気がします。ただ不思議と全く煩さがありません。
明るく清清しいのにLS-K1で聴いた後でも不快感を全く感じる事が無いのは
素晴らしいと思いました。
【中音の音質】
これがこのスピーカーの一番の良い所だと思います。
音像自体は11LclassicとLS-K1のように大きくありません。普通です。
ですが非常に立体的で生々しいです。カーペンターズ、ヘイリー、ノラジョーンズ、
美空ひばりなど聴きましたがカーペンターズは特に素晴らしくため息が
出るほどです。美空ひばりの悲しい口笛や東京キッドなど比較的昔のソースも
歪みやノイズも完璧に拾います。美空ひばりは曲によって声の特徴が変わるのですが
喜怒哀楽もしっかり表現します。
ゆったり感においてはLS-K1の暗くアナログ的で前に出てくる声も魅力的です。
【低音の音質】
今までも不満はありませんですがサイズなりに良く出ている印象です。
高音と中音が良すぎる為☆4とさせていただきました。
高音と中音の邪魔をせずに締まりのある低音が全体を支えています。
人によってはSWが必要になると思いますが自分は必要十分です。
【サイズ】
幅、奥行きがありますね。まぁこのサイズでこの音ですので文句をつける
べきではありませんがメヌエットあたりのサイズが魅力ですね。
【総評】
一言いいますと全てのソースに対応する性能を有してると思います。
今回は自分の貧乏システムですので実力をフルに発揮していないと
自負しています。
ただ他人の評価を見ていると高音が目立つ、篭っているなどのコメントが
多々ありますが私はそうは思いません。
初めて評論家の意見を信用してよかったと思えるスピーカーでした。
ここまで全体的にまとまっているスピーカーに出会えたのは初めてです。
比較的暗いが繊細でアナログ的な中低音を兼ね備えゆったり感のあるLS-K1。
明るくニュートラルで躍動感や生々しさを持つLS-50。
偶然ですが「LS」の付くスピーカーは素晴らしいですね(笑)
この二台をソースや気分で使い分けていきたいと思います。
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2013年4月11日 11:03 [587555-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 4 |
まさに「リアル系」と表現できる、生々しい音色、音圧、音場。コストパフォーマンスはもちろん、絶対的な性能という点でも極めて満足度が高い。
何といってもこの価格設定は超円高時期の恩恵!外貨レートが既に2〜3割ほど上がってしまった現在、たとえ同等機種が限定販売終了後に発売されても、この価格はもはや維持できないのではなかろうか。販売終了が目前に迫っているので、迷っている人は是非お勧めしたい機種。
【使用環境】
自作PC(Windows7 64bit)→DAC(TEAC/UD-501、ONKYO/DAC-1000)
プリメインアンプ:ONKYO/A-7VL、DENON/PMA-2000RE、SONY TA-FA5ES
SPスタンド:FAPS サイドプレス MINI-PRO、Artist-Pro
USBケーブル:フルテック GT2 USB-B/1.8m 、AIM PAVA-UACF020
RCAケーブル:ZONOTONE 6NAC-3000 Meister(1.0m)
スピーカーケーブル:Ortfone 6.7N SPK500、ZONOTONE 6NSP-4400S Meister
【デザイン】
これについては好みは分かれそう。デザイン自体はシンプルで、仕上げもきれいなので、個人的には気に入っている。
【高音の音質】
シンバルやチェンバロの高音がこれほどリアルに再現できたスピーカーは、手持ちのものでは初めて。
【中音の音質】
これもソースの音をリアルに再現している印象がある。中音域の弦楽器に、コレだけリアルさを感じたことはなかった。繊細な弦使いや、ボーカルの息づかいも、実に高レベルに再現してくれる。
【低音の音質】
しまりがあり、歯切れの良い低音。セッティング次第では、サブウーハーが不要と思えるくらい十分な低域が出る。生録された花火の炸裂音が、本当に腹まで響くのには驚いた。思いの外低音が響くので、音量に気をつけないと壁の外に低域が漏れがち。周辺への配慮が必要な場合は注意のこと。
【サイズ】
正直デスクトップ用には少々大きめだが、この音を聞いたら、この程度のサイズはどうでも良く思える。
【総評】
音楽が「きれい」に再生できても、たとえば生録の環境音を「リアル」に再現できないスピーカーは多い。Stereo誌付属の生録CDの花火の音を再生していたら、そのあまりのリアルさに、子どもが本当に花火が打ち上げられているものと勘違いして、外に飛び出していった(昼間なのに…)。
これより高価なスピーカーもいくつか使ってきたが、きれいな音ではあっても、リアルな音という印象はあまり受けてこなかった。
しかし、LS-50を聞いて、本当に驚いた。この値段で、スピーカーから音が「鳴っている」のではなく、目の前で「演じられている」かのようなリアルさ。
特に、謳い文句にある「ニアフィールドモニター」としての能力は秀逸。デスクトップ環境でも、これほどリアルな音が再現できるものかと本当に感嘆しきり。
上流機器の差違も、かなり明確に表現する。ケーブル類にもそれなりの投資をしておく必要がある。KEFのマニュアルによれば、メートルあたりスピーカーの5%程度の価格のケーブルを推奨するとあったが、あながち嘘ではなかった…。また、私の書斎の場合、RCAケーブルの差が特に顕著に表れていた。
価格.comのレビューでLS-50の評価が割れているのは、本機が設置方法に敏感で、場合によっては能力を十分に発揮できないことに起因する可能性が高いと思われる。スペック上の能率が高くないにもかかわらず、サイズから想像される以上の音圧を発するため、スタンドや周辺壁などの共振が悪影響を及ぼしやすいので注意が必要。
このスピーカーに満足できなかったという方は、ぜひセッティングを見直してみられることをお勧めしたい。ショップでこのスピーカーをうまく鳴らせていない店があれば、むしろその店のセッティング技術を疑った方がよい。デスクトップ環境なら、FAPSのサイドプレス、miniスタンドがお勧め。また、スピーカー後方にできるだけスペースを取ることが良い効果をもたらすようである。
これまでそれなりに満足していた手持ちのスピーカーの音が、いずれも「しょぼく」聞こえるようになってしまったことと、ついつい音楽に聞き込んでしまい、スピーカーの前を離れにくくなってしまったことが、「贅沢な悩み」。まるで一昔前の「冬場のこたつ」のような、ありがたくも悩ましいスピーカーである…。
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2013年4月6日 21:34 [586455-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
KEFが高級SPブレードシリーズの技術を踏襲し、会社創立50周年モデル。
そこに詰め込まれた素材、技術を考量すれば、コストパフォーマンスは非常に高い。
(あまり好きな言葉ではないが)ピュアオーディオを目指し、妥協を出来るだけ排したことが感じられる意欲作。
小柄2ウエイ同軸型SPユニット。
小型SP故の限界から、フルオーケストラ、重低音の再生は望むべきもない、クラシックなら室内楽、小型2ウエイ同軸SP故、音像はぴたりと定位する。ジャズボーカル等のニアリスニングに向いていると思う 。
自分の購入目的はまさにそれです。
【デザイン】
サランネットなし、2ウエイ小型SPユニットが剥き出し、強固なボックス、フロントバッフルを曲面にする等、音質優先のスタイル。
金色のSPユニットはまるで中国製品を思わせて、違和感があるが、それはそれで、一種独特の凄みがある。
デザインの好き嫌いはかなり分かれそう。自分はケレンミがないこのデザインもありと思う。
【高音の音質】
超小型SPユニット高域は十分に伸びている。ホーンSPの癖は感じません
【中音の音質】
ミッドレンジ以下に音を直径10cm暗いの小口径ののSPユニット(金属製)で再生する この口径からみても、フルレンジとしても使えそうである。金属製と言うことから、硬い音と言う想像されがちであるが、そのような印象はあまりない
【低音の音質】
楽器の低音、例えば、ベースの胴鳴りを再生出来るかと言うとそれは無理、でも、それなりの雰囲気は出している。
SPの形式はバスレフであるが、ポートの形状が工夫されていて、バスレフに置きがちなブーミーさは感じられない。
SPユニットはボックスから物理的に切り離され、箱鳴りを極力抑えている。
切れの良い低音。
【サイズ】
大型ボックスに入れれば、より低域が豊かになるかもしれない けれど、この大きさに凝縮し、ボックス強度も上がったと思う。丁度良い。
【総評】
良くも悪くも小型モニターSP 味も素っ気もない 色づけ少ない 同価格帯では向かうとこ敵なしは言い過ぎにしても、生真面目な正統派SPと高く評価します。
アンプは真空管アンプを使っていますが、半年経ち、SPユニットのエッジが馴染んできたところ、女性ボーカルもやや色気が感じられるようになってきました。
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2013年2月11日 19:28 [572209-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 2 |
|---|---|
| 高音の音質 | 3 |
| 中音の音質 | 3 |
| 低音の音質 | 3 |
| サイズ | 3 |
使用機種は
プリメイン:PMA-2000RE TRIODE・Ruby
CDプレイヤー:DCD-1650RE マランツSA8003
スピーカー:JBL4429 ALREntry Si
他:NP-S2000 ONKYODAC-1000
専門家の評価 賞を獲得 口コミなどからほとんど聴かないで直感信用買い
サブスピーカーとしてKEF LS50を購入したが、KEF LS50に切り替えると途端につまらなくなる
高音が伸びない 箱庭的こじんまりこもる 素材のせいか薄軽い 全体のバランス悪い 11万円は高い
おしゃれだと思ったが、見ていると落ち着かない
もっと安いスピーカーに良い物がたくさんあった
評論家 賞 何周年記念モデル 限定販売 などに踊らされないでしっかり自分の耳で聴き比べが必要
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2013年1月15日 01:53 [565050-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 3 |
| サイズ | 4 |
先日、皆様の評価を元に購入しました。2週間程聴いての感想です。
アナログな趣味だけに出来るだけ思い込みの無いように友人の評価も考慮してみました。
使用環境
CDプレーヤー:DENON DCD−1650SE
プリメイン :DENON PMA−2000SE
部屋 :6畳程度
ジャンル :洋楽・邦楽POPS その他試聴用にJAZ等
デザイン :好みによりますが、個人的には好きな色です。友人も好印 象とのこと。
高音の音質
:モニターと謳われてますが、きつくない高音で強調もされていないように思います。とはいえ、現代的な音の出し方かと。高音好きな友人も不満はないようですがキラキラした感じはありません。Marantzでも使えばキラキラするかもしれません。
中音の音質
:こちらはかなり前に出てきていると感じました。BGMで流すなら最適な感じです。音をじっくり聞くと多少うるさいかもしれません。友人の評価はこの中音が聴きやすいところが一番気にいったようです。
低音の音質
:他の方のレビューにもありますが、量は十分出ていると思います。ただ、私の環境は6畳程度ですから広い環境では物足りないかもしれません。音質に関してはボワつきもなくビシッとした感じの鳴り方です。解像度、質共にこのクラス相応といった感じですが、友人曰く十分だそうなので、こちらも好みですね。
サイズ
:ブックシェルフでは標準的かと思います。
満足度
:価格的には十分だと思います。
個人的な感想
:以前使用していましたB&WのCM1と比較してみます。レンジはCM1と同等、中・高音の解像度はCM1が優れていると思いますが、CM1は刺さるような音質で、適度に柔らかさのあるLS50の方が聴きやすいと思います。とはいえ決して不足はない解像度だと思います。次に低音については解像度は同等、量感も似たような感じです。CM1は圧力がありましたがこちらは締まった低音です。どちらもボワつきはありません。以上より10万円前後の激戦区では一度は視聴しておいて損の無い出来だと思います。現に私の友人はCM−1よりもこちらが好評でした。
最後に注意点ですが、雑誌をはじめこの製品の評価が高いからといって価格的に何倍ものコストパフォーマンスを求められるかというと無理があると思います。あくまで価格相応の音質だと思います。レンジの広さはありませんし、解像度も低音はいまいちだと思います。できるだけ視聴してみてください。
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2013年1月6日 19:52 [562563-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
アコースティック・リバイブ社製ヒッコリーボードに直置きした途端,低音域が床と激しく共振し,どうやって鳴らせばいいのかと戸惑いました。
試行錯誤の結果,アコースティック・リバイブ社製クォーツアンダーボード,クリプトン社製インシュレーター,及びアコースティック・リバイブ社製インシュレーターを併用,3点支持の状態でLS50を設置しました。
これにより床への共振がほぼ消え,エイジングを開始することができました。
最初にピアノ曲をかけたときは,若干音の輪郭が細く,良く言えば繊細な印象の音,そして,ものすごく篭った音が出力されました。
8時間連続でエイジングの端緒についたのですが,時間を追うごとに篭った感じの印象が薄れていき,終盤にはほぼ解消されました。
音質は基本的にモニター系の音であり,あまり色付きはありません。客観的に音を見ている,といったイメージでしょうか。ただし,素っ気なくはない程度に音は柔らかく,透明で,綺麗な印象を受けます。BOSE101MMの鳴り方に比較すると,少し大人の感じがする音です。
セッティングをしっかり行えば良いパートナーになると感じました。
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2012年12月22日 11:41 [557387-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| サイズ | 5 |
![]() |
||
|---|---|---|
【デザイン】
・雑誌の写真とかで見るより全然高級感があっていいです。
・細部の作り、仕上げも素晴らしく値段以上の存在感があります。
【高音の音質】
・綺麗です。澄み切った音。B&WやFOSTEXより艶感がある。
【中音の音質】
・サイズを考えれば信じられません。。
・これだけ音がまとまったスピーカーってあるのか?って感じです。
【低音の音質】
・音楽鑑賞、ニア・フィールドなら十分。このサイズでここまで出るのか・・。
・私の場合、FOSTEX250サブウーハーを追加しているので十分。
【サイズ】
・自室で置くならちょうど良いサイズ。
【総評】
・凄いです。
・本当はシアター用のトールボーイ買おうとSHOPに行ったんですが、
隣に置いてあったQ700、CM9と比べて断然こちらの方が音に広がりと奥行き、
芯の有るまとまった音がしてびっくりしました!
・SHOPの方も、これがあると高額なスピーカーが売れない・・と。。
・改めてKEFの渾身の作!というのを実感しましたし、"同軸”の良さを感じました。
・この値段は信じられない・・・。
MONITER AUDIOのR300と鳴らし比べても遜色無し!
・限定モデルなので興味のある方はお早めに!
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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2012年10月29日 11:29 [543425-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 中音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
製品内覧会や専門誌執筆時の試用を通しての感想です。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、あまり触れないでおきます。外観の仕上げは良く、価格に見合う存在感があります。ドライバーのコーン部はローズゴールドと呼ばれる色ですが、私の感覚的には、金色と言うよりも銅色です。本機はスタジオモニター的な位置付けですが、ラウンド形状のバッフル、渋く銅色に光るコーン部など、インテリアとしてもなかなか美しいと思います。
一般的な大型で無骨なスピーカーに比べると、奥様受けも良いのではないでしょうか。
【高音の音質】
製品の特徴でもありますが、同軸ツイーターの効用で、高域音は中低域と一体感があります。高域の指向性が広く、モニター用と言いながらも、リスニングエリアは広く、一般家庭で音楽を楽しむ用途にも向くでしょう。
繊細な音の再現、余韻の再現なども高レベルです。
【中音の音質】
付帯音が無く、モニターライクな音で、ソースの音を素直に再現します。音源や機器が悪いと、その音がそのまま出てくるので、どんな音楽も無難に鳴らしたい、楽しく聴きたい・・・という用途には適していないと思います。
スピーカーボックスは極めて頑丈かつ強固で、箱が鳴る事は皆無です。ソースの音を色付き無く分析的に聴きたい方には、非常に高性能(高音質)と言えます。
【低音の音質】
大型スピーカーのような部屋の空気全体や体を揺るがす重低音は望めませんが、サイズの割りには良く鳴る印象です。
ニアフィールドでモニター的な使い方、一般家庭で音楽を楽しむ用途であれば充分な量感が得られます。
低音の質は、周波数的に抜けてしまう部分が無く、安定感があります。バスレフタイプですが、ポートに柔らかい材質を用い、共振(気柱共鳴)を防ぐなどの工夫が活きているようです。
音調としてはニュートラルで、ヨーロッパや日本で好まれる弾力感、広がりのある音場感を兼ね備えています。
【サイズ】
200x302x278 mm。 コンパクトです。
【総評】
KEFは毎年のようにドライバーを改良していますが、目指す音は「原音に忠実」、技術的には「点音源」と一貫しています。トレンドを追った変更ではなく、ブレずに理想を追い求める姿勢に共感します。
また、KEFの良い点は、リーズナブルな価格設定です。本機は10万円を少し超えますが、作りの良さ、音の品位の高さを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
どんな音楽もそこそこ楽しく聴きたいという用途にはあまり適していないと思いますが、原音忠実派や、音源やソース機器などの違いを確かめたいマニア層におすすめできる良品です。国内外の賞を総なめしているのも頷けます。
参考になった20人
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