XJの新車
新車価格: 1170〜2107 万円 2010年6月1日発売
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グレード | 発売日 | 発売区分 | レビュー件数 | |
---|---|---|---|---|
LUXURY | 2013年9月24日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
LUXURY | 2013年1月1日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
PREMIUM LUXURY | 2013年9月24日 | マイナーチェンジ | 1人 | |
プレミアム・ラグジュアリー | 2010年6月19日 | フルモデルチェンジ | 1人 | |
SUPERSPORT ロングホイールベース | 2013年9月24日 | マイナーチェンジ | 1人 |
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
エクステリア![]() ![]() |
5.00 | 4.33 | -位 |
インテリア![]() ![]() |
4.33 | 3.92 | -位 |
エンジン性能![]() ![]() |
4.67 | 4.12 | -位 |
走行性能![]() ![]() |
4.33 | 4.20 | -位 |
乗り心地![]() ![]() |
4.33 | 4.04 | -位 |
燃費![]() ![]() |
2.67 | 3.87 | -位 |
価格![]() ![]() |
3.33 | 3.87 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 2件
2020年5月24日 12:16 [1251749-5]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 4 |
【走行性能】
★2019/11/9
RaceChip搭載後
340馬力→423馬力 (450Nm→560Nm)
元々加速性能は十分でしたが友人3人と長距離ドライブする際など、十分にエンジン余力を残して余裕のある状態にしたかったのでやりました。んで、早速アクセル踏んでみるともうビックリ。野太いトルクが加わり軽くアクセス踏むと、停止状態から体感1、2秒で50kmまでいっちゃいます。
ブーストセンサーをイジる事で本来よりも強力なブースト圧が掛かるため低回転域のパワーはかなり伸びました。
※Racechipの影響かアイドリングストップが掛からない不具合が発生しているので今はノーマルで走行してます。
パーツ代+工賃で\125,000。市販車ジャガーの最高出力はXJRの575psですが、XJスーパースポーツは同Racechipで628ps/780Nmまでパワーアップできます。
【技術】
イギリス車はドイツ車と比べて先進技術の開発や搭載が遅れをとっている印象ですが、インパネ類やナビ機能などはドイツ車には適いません。私はどちらかというと自分でハンドルを操りたいタイプなので特に不便には感じておりません。ともあれXJは2016年の後期モデルから静電式タッチパネル採用、レーンアシスト機能、駐車支援機能など搭載されてるのでしっかりと時代に追いつこうとしています。
【乗り心地】
まさしく猫足でドイツ車とは全くの別物。AudiやBMWが路面の凹凸を限りなく平坦になるよういなすなのに対し、ジャガーは凹凸を巧くいなし吸い付くような乗り味。イメージとしては絨毯を敷いた路面を走っている感じですね。往復200kmのドライブでも全く疲れませんでした。
【後部座席】2019/11/9追記
以前は狭いと書きましたが、運転席の調整次第では普通に広いです。私(176cm76kg)のシートポジションで後部座席は拳2.5分、頭上1.5個分はありました。今までに乗ったイメージとしては、
A8L、S560ロング≒XJL>A8、Arteon>XJ、A7、Panameraという感じ。ただし、Arteon,A7より頭上空間はXJのが広いです。
【燃費】2020/5/25 修正
メーター表示と実測値を比べるため満タン燃料法で測ってみました。エアコンオート、アイドリングストップ使用、燃費重視走行の場合。
市街地:5.5~8.6km/l
街中+高速:7.0~9.5km/l
高速のみ:10km/l以上
※実際に東京⇔宮城間を走行した例
走行距離:往復685km
消費燃料:55リットル
平均燃費:12.4km/L
大体メーター表示の燃費マイナス0.5~2.0ぐらいが実際の燃費と思った方が良いです。
気筒休止システムも補助モーターも付いていないV6エンジンにしては中々頑張ってる方じゃ無いかと思います。
【エクステリア】
やはりなんと言ってもこのルーフラインへ流れるようなシルエットが最大の魅力。20mぐらい離れて、真横もしくは斜め後ろからこの車をご覧になってください。4ドアクーペでもない、5ドアハッチバックでもない、それでいて単純なセダン車のボディ形状ではないこのデザイン。本当に美しいです。A7やパナメーラは厳密には5ドアハッチバックなので、XJの車体デザインは世界で唯一なのではないでしょうか。
車体デザインで購入したと言っても過言ではありません。『落ち着いたデザインでありながら、存在感のあるセダン』を体現しており、@Porsche Panamera AMercedes cls BAudi A5/A7 CVolkswagen Arteonで悩みましたが、@は値段が高すぎ、Aはインテリアが派手すぎる(オーナーさんすみません)B、Cは流れるウィンカー(ダイナミックターンインジケーター)が目立つかなぁということでXJを選びました。(A7のワイド&ロウなシルエットは何度見ても惚れます)
【インテリア】
内装の豪華さは、流石英国車だけありエレガントです。木材があしらわれたステアリングとドアパネルは触り心地がよく、ドアを閉めハンドルを握るたびにニヤリ。ドイツ車のような煌びやかさや華やかさには欠けますが、そもそもジャガーに過度な妖しげなアンビエントライトは不要、ウッドパネルとレザーシートで十分です。
【こんな方にオススメ】
@古くからのジャガー党
以前お会いしたジャガーオーナーの方は、XJ-S、X308、X350、そして現行のX351系に代々乗り換えられており、古くからのジャガーオーナー様への乗り換えもオススメ。X351で一気にモデルチェンジしたので、その辺のジャガーとしての受け入れは賛否両論あるみたいですが。
平成生まれなため、丸目四灯のジャガーではなく現行スタイルの方に乗っています。若い方にもウケるようなデザインだと思います。(最も、若い世代でセダンを選ぶほうが少ないですが・・・)
Aクーペルックセダンが好きな方
A7スポーツバックやCLSに乗られている方なら魅力が伝わりやすいと思います。
B存在感があるが、派手すぎない欧州車に乗りたい方
Aの車の中でもジャガーXJはどちらかと言えば控えめ。それでいても街中で滅多に遭遇しないのと、5m級の大型ボディは人目を惹きます。ライト類の派手な演出も無ければ、フロントグリルの厳つさもありません。それでいて存在感のある車ならばまさしくXJの他にはないと思います。
【総評】
故障も不具合もなくドライブするたびに喜びを感じます。他の外車と比較して日本で走っている数が少ないために、オーナー同士特別な連帯感があるように感じますね。対向車線のジャガーとすれ違うと高確率でドライバーの方と目が合います。笑見ず知らずのオーナーさんと自然に会話が始まるのもジャガーに乗ってるからこそなのでしょう。
XJの生産が今年で終了し、今後は全車種にEV車を盛り込むと発表があり、寂しくも感じます。これも時代の流れと昨今の市況の結果、ジャガーロンドローバーの判断なのだと思いますが、どうか、XJだけはEV化しても車体デザインは変更しないで欲しいと願うばかりです。
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2017年4月2日 10:13 [1016606-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
【総合評価】
街なかのチョイ乗りにはあんまり向いていない、広々とした高速を走るのに向いてる車と感じます。350(XJ4.2)の、伝統的なスタイリングながらも古臭くないデザインと、普段はゆったり走れるけど踏み込めば怒涛の加速、というのが何とも好きでした。そこから351(プレミアムラグジュアリー5000CC)に乗り換えたら、アクセルを50%踏み込んでもガルルルルル〜!っと強烈な加速で驚きます。デザインは慣れてくると、何とも言えないスポーツカーでもなく、いわゆるセダンでもないスタイリングに惚れ込みます。
【良い点】
スタイリングは(好みの問題ですが)新ジャンルと言っても過言ではない、オッサンセダンでも若者スポーツカーでもない、セクシーな形状。余裕のパワーも良い点と言えば良い点。そして何と言っても、町中でほとんど同じ車とすれ違うことが無いのも、私にとっては高ポイントです。同程度の性能の車は他にもあっても、MもBもAもやたらとすれ違いますから…。
【悪い点】
パワーあり過ぎ。都会の街なかでは、アクセルはシルキータッチを強制されます。もう少しでも踏み込んだら、猛加速します。スーパーチャージャー付の5000CCなんて恐ろしくて乗れません。2012年モデルからNA5000CCが消えたのが、何となくわかります。
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- 自動車(本体)
- 2件
- 189件
2015年5月18日 03:26 [825612-1]
満足度 | 5 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 2 |
価格 | 3 |
【エクステリア】
クーペルックセダンとして抜群のルックス
【インテリア】
惜しみなくつぎ込まれたアルミパーツの存在感が抜群。
各所の内張りのセンスは他社ではなかなか真似できないセンス。
フル液晶のメーターはギミックこそ多いものの好みが分かれそう。
ナビは解像度が低くちょっと物足りない、グローブボックスの開錠方法はオシャレ?ですね。
【エンジン性能】
暴力的とも言える加速力で申し分なし。
【走行性能】
8ATはレクサスのものよりシームレスのように感じます。
ロングホイールベースなせいかお尻が若干振られ操舵感はややピーキーなところも。
最小回転半径が影響しているのかFRセダンとして思ったより曲がらない印象も。
【乗り心地】
MAXX装着とスポーツタイヤ採用のせいかLSと比べると段差は良く拾います、
タイヤの銘柄を変えれば改善されるかもしれない?
【燃費】
極悪ですね、メーターがみるみる内に左へ向かっていきます。
特にアイドリング時の消費がLSの比では有りません、かといってアイドリングストップすれば解決という訳でもありませんし。
【価格】
ジャガーというブランドをどう評価するか。
機能的に見れば割高ですが、このクラスともなるとコストパフォーマンスを持ち出すのは野暮かと。
【総評】
車内の各パーツが道具ではなくアクセサリーかのような完成度は素晴らしく、
国産高級車やドイツ車では追い付けない領域にあると感じます。
このクルマに乗ると使い勝手を無視したシフトレバーやコマンダーは要らないとハッキリと思わせてくれます。
マイノリティな部類には入りますが、機会があるなら是非一度だけでも乗ってみてください。
参考になった9人
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2014年7月21日 07:27 [738796-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 4 |
価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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---|---|---|
迫力のある面構えは新世代ジャガーそのものである。 |
近未来的なデザインであるが、風格はジャガー。 |
大きなジャガーのエンブレムが配される。灯火類は全てLEDだ。 |
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19インチタイヤ&ホイールを装備する。 |
ジャガーらしくウッドとレザーの世界が広がる独特の空間。 |
メーターはグラスコクピットでいわばモニターに映し出される。 |
現行の「XJ」シリーズがデビューした際の衝撃は大きなものでした。筆者の個人的な意見ですが、これが「XJ」シリーズ??と幻滅したものです。伝統の4灯丸型のヘッドライトや、女性的な彫刻美のエクステリアを捨て、まるで新しいクルマに刷新されてしまった。
筆者の父が長年所有していた「XJ」シリーズでしたので、あの変わらないスタイリングには、思い入れが特にありました。まあ、とやかく言う前に試乗してからということで、「XJ 2.0 ラグジュアリー」の広報車両に乗ってきました。
全長5135mm×全幅1900mm×全高1455mmという堂々たるボディサイズは、さすがジャガーのフラッグシップモデルです。このサイズでしたら、3.5リッター以上のエンジンを搭載していても、“普通”ですが、「XJ 2.0 ラグジュアリー」は、2リッター直噴4気筒ターボエンジンを搭載しています。輸入車では、“ダウンサイジング現象”が起きている昨今ですが、まさかあのジャガーもとは俄かに信じがたい事実です。
◇インプレッション◇
複雑なロジックを持つキーを車内に持ち込むと、エンジンスタートボタンが赤く、心拍数のように点灯する。スタートをし、ヌメッと迫り出す、シフトダイアル・・・。最近のジャガーでは、おなじみになった新生の儀式です。ドライブレンジに入れ自動的に解除されるパーキングブレーキ。アクセルをそっと踏むと、デッドスムーズに滑り出した。その滑らかさ、静かさ、上質さ・・・。これが本当に直列4気筒2リッターエンジンなのか?と衝撃を受けました。8段変速の新開発オートマティックトランスミッションは、シフトショックなど皆無。近未来的なエクステリアとは裏腹に、走りはジャガー以上にジャガーなのです。
街中を流し、高速道路も普通に走ってみると、直列4気筒2リッターエンジンということは、分からないほど回転もスムーズ。全面モニターのグラスコクピットに映し出される仮想現実のタコメーターもほとんどアクションを起こさない。
街中では、乗り心地も非常に滑らかで、リムジンに使用するにも最適。道の継ぎ目や段差もキャビンにショックをほとんど伝えてこないのは、ジャガーの「猫足」そのもの。
空いた高速道路に乗りアクセルを底まで踏みつけると、いい意味で期待を裏切ってくれました。全長5135mm×全幅1900mm×全高1455mmという大柄なボディが直列4気筒2リッターエンジンで走ってくれるの?という心配はご無用。
このエンジンは、オールアルミニウム製で重量138kgを実現。。低慣性ターボチャージャーやツイン可変バルブタイミング機構により、最大出力240PS/5500rpm、最高トルク340Nm/2000-4000rpmを発生する。 このスペックは先代のV型6気筒自然吸気エンジンと遜色がない。
2リッター直噴4気筒ターボエンジンは、シューン!と吹け上がり、大柄なボディをグイグイ加速していき、シートバックに身体が抑え付けられるほどの加速力を発揮。
トーヨータイヤターンパイクでも走ってみましたが、この大柄なボディが極めて安定した挙動で右へ左へヒラリヒラリとコーナーをクリアしていく様は、スポーツカーのような一面も見せてくれる。最大出力240PSは非力さを感じる場面もなく、ワインディングでも速い。
絶対的な軽さが武器となり、ジャガーの「猫足」が際立ち、実は、とてもジャガーらしいクルマであった。
近未来的なエクステリアでジャガーらしさを捨ててしまったかと思いきや、まさにジャガーそのもの。嬉しい誤算でした。
- レビュー対象車
- 試乗
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プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2013年4月29日 21:16 [592170-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 3 |
---|---|
インテリア | 4 |
エンジン性能 | 4 |
走行性能 | 4 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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ホイールは19インチが標準だが試乗車は20インチ |
排気量やグレード名を示す文字は見当たらない |
クロームとウッドを多用したジャガーらしいインパネ |
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前席は左右ともに12ウェイパワーシートを採用 |
エントリーグレードながらレザーシートを標準装備 |
240ps/34.7kgmを発生する2L4気筒ターボエンジン |
ジャガーXJはこれまで、V8エンジンしか搭載していませんでしたが、2012年12月に発表された2013年モデルで、2L直列4気筒ターボと3LスーパーチャージドV6を設定しました。このうちV6スーパーチャージドは自然吸気V8の置き換えで、4気筒ターボは追加モデルになります。そのエンジンを積んだ2.0ラグジュアリーに、静岡県御殿場で行われた試乗会で乗りました。
2Lだからといってボディが小さくなったわけではなく、全長5135mm、全幅1900mm、全高1455mmという、堂々としたサイズです。2Lであることを示すバッジ類もありません。インテリアも同様で、フラッグシップにふさわしいラグジュアリーな雰囲気と広大なスペースを併せ持っています。
ただXJのボディはアルミ製なので、車両重量は1780kgと、ライバルのメルセデス・ベンツSクラスより100kg以上軽くなっています。しかも搭載されるフォード製エンジンは、2tを超えるエクスプローラーの巨体を軽々と動かす実績があるうえに、ATはそのエクスプローラーの6速に対して8速です。そのため加速に不満はありません。
もちろん急加速では上まで回すことになり、4気筒らしい音が届きますが、もともとこのエンジンは4気筒としては世界最高レベルのなめらかさなので、それほど気になりません。ATがスムーズかつ的確に変速してくれるので、低回転をキープしたまま、スムーズに速度を上げていってくれることも好印象です。100km/hでの回転数は1500rpm以下で、静粛そのものです。
乗り心地は相変わらずしっとりしていて快適ですが、重厚感についてはV8ほどではないという印象でした。XJは同じアルミボディを採用した旧型も、V8とV6でこの面に差があったという記憶があります。最新型にもその傾向が受け継がれているようです。
一方、ノーズが軽くなってことによるハンドリングの違いは、あまり感じられませんでした。そもそも全長5mを超える大きなサルーンを峠道で振り回すような走りは違和感があります。それをわきまえ、車格に見合った落ち着いた身のこなしをキープしたようです。納得できるセッティングです。
現状ではアイドリングストップはつかないので、街中での燃費・環境性能ではライバルとなるレクサスLSやメルセデスSクラスなどのハイブリッドカーに一歩譲るかもしれません。でも郊外の道や高速道路では、アルミボディとダウンサイジングエンジンのコンビがそれらに並ぶ結果を出してくれそうです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった7人
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2010年12月29日 05:05 [371292-1]
満足度 | 4 |
---|
エクステリア | 5 |
---|---|
インテリア | 5 |
エンジン性能 | 5 |
走行性能 | 5 |
乗り心地 | 5 |
燃費 | 3 |
価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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新しいジャガーXJは見るからに大きく立派になった。全長が5mを超え、全幅は1900mmに達するのだから、もう十分すぎる大きさである。そのサイズのボディが、革新的なデザインをまとって登場した。
旧型XJがアルミボディなどクルマ作りの面で革新を果たしながらも、デザイン的には従来からの流れの中にあったのに対し、今回はデザインを大きく変えてきた。XFから始まったジャガーデザインの新しい流れを示すものともいえる。保守的なジャガーユーザーの中には賛同しない人がいるかも知れないが、見るからにカッコ良いと思えるデザインである。
デザインとともに走りも大きく変わった。今回は自然吸気エンジンを搭載したモデルに試乗したが、標準仕様の足回りでも十分にスポーティな乗り味を感じさせるのだ。ジャガーとしてはちょっと硬めに過ぎるというくらいのスポーティさであり、ダイナミックモードを選んで走れば、さらに硬めで安定感の高い走りが得られる。新型XJの足回りもまた、ジャガーの新しい提案といえる。
ダイナミックモードを選ぶと液晶パネルを採用したインパネのタコメーターが赤く変わり、スポーティな走りの気分を高めてくれる。ただ、ダイナミックモードを存分に楽しめるようなシーンは残念ながら日本の一般公道にはない。それくらいの豪快なパフォーマンスを発揮できるのだ。
エンジンの動力性能は283kW/515N・mで、5.0Lエンジンとしても十分すぎるくらいの実力を持つ。これに電子制御6速ATが組み合わされており、タウンモードでの走りなどはとても静かで滑らかなものだ。
本革シートや木目パネルなど、自然素材をふんだんに使ったラグジュアリーなインテリアは正にジャガーの伝統を継承するもの。液晶パネルなど最新の仕様と伝統的な仕様がみごとに融合している。
スターターボタンを押すとATのシフトダイヤルが競り上がってくる演出は、XFと同様におもてなしを表現したものだ。
5.0Lエンジンを搭載しながら、ベースグレードのラグジュアリーに1000万円の価格が設定されるのは、同クラスのライバル車に対して十分な競争力がある。Sクラスなどのライバル車は3.5Lエンジン搭載車に1000万円級の価格が設定されているからだ。
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XJの中古車 (全3モデル/262物件)
-
327.8万円
- 年式
- 平成27年(2015)
- 距離
- 4.0万km
- 車検
- 車検整備付
-
55.0万円
- 年式
- 平成17年(2005)
- 距離
- 4.9万km
- 車検
- 車検整備付
-
応談
- 年式
- 平成25年(2013)
- 距離
- 6.4万km
- 車検
- 車検整備なし
-
145.0万円
- 年式
- 平成14年(2002)
- 距離
- 9.0万km
- 車検
- 2023/05
-
468.0万円
- 年式
- 平成29年(2017)
- 距離
- 6.3万km
- 車検
- 車検整備付
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429〜1410万円
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144〜569万円
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258〜1579万円
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279〜618万円
自動車(本体)
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