Definition DC10 T [単品] レビュー・評価

満足度：4.40

（カテゴリ平均：4.50）

満足度ランキング—位

集計対象5件 / 総投稿数5件

1. 5 60%
2. 4 20%
3. 3 20%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.20	4.38	-位
高音の音質 高音部の音質の良さ	4.20	4.37	-位
中音の音質 中音部の音質の良さ	4.60	4.41	-位
低音の音質 低音部の音質の良さ	4.60	4.16	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	4.60	4.38	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[epiou]

2013年7月11日 18:43 [532714-3]

満足度	5

デザイン	3
高音の音質	5
中音の音質	5
低音の音質	5
サイズ	4

まことに良いスピーカーです

【デザイン】
　はっきりいってデザインはちょっとダサいと思います
　エンクロージャーの仕上げは良いのでサランネットで隠して良しとしますｗ
【高音の音質】
　スーパーツィーターがついており、余裕の表現力です
　尚、立ち読みしたｗスピーカー本には「エージング必須」と書いてありました
　試聴時にエージングの進んだ本機と他のスピーカーを比べてもとくに高音が
　耳につくようなことはありませんでした
　個人的には、導入当初平行法で設置。プリアンプのトーンコントロールの
　高音側を10時に下げ、エージングが進むごとに半目盛りづつ上げています
【中音の音質】
　Tannoyの伝統でしょうか？悪かろうはずがありません
【低音の音質】
　下のウーファーがサブバスウーファーになっております
　もし、低音が過剰になるようなら、設置場所の調整が必要かも
　（周囲のスペースを十分に取る。スピーカーボードを導入するなど）
【サイズ】
　やや大ぶりです。それもデザイン的にややダルな印象を与えるようです
【総評】
　1年ほどHarbeth P3ESRを使ってきて、その音の良さには満足していましたが、やはり全体の量感不足は否めず、フロア型スピーカーの導入を考えていました。クラシックを中心に、最新録音のSACDからSP板起こしの古い録音まで聴きます。世評を頼りに、Vienna Acoustics Beethoven Concert Grandを第1候補とし、某専門店に試聴を予約。しかしもうひとつピンと来るものではありませんでした。その後、大型電気店のオーディオフロアに移り、10数機種のスピーカーを次々と聴いてみた所、Harbethの上位機種と、DaliのEpicon 6、それに本機が個人的に好ましく思えました。日を改め、再び某専門店にて、Viennaを混え、再試聴をしました。やはり、最初にViennaが落ち、Epicon 6と本機が残りました。Daliは高級感溢れる外観には所有欲を満足させられるだろうと感じましたが、当機の音の方が柔らかさを感じさせ、個人的にはより好ましく思いました。また、古い録音もしばしば聴くことを考えると、古典的スピーカーの性質をあわせ持つ本機の方が、小生の聴取環境には合っているのかもと考え、当機を選びました。当初まったく存在すら知らなかった、ノーマークの機種に決まったので、我ながら驚きました。Tannoyは何と言ってもプレステージシリーズのイメージが強いですし、そもそもデザイン面のみで考えると、まず第1選考で落とされていたと思いますｗ オーディオも縁なのですね。エージングがてら、クラシックやブラジル音楽、ユーミンｗなど、種々のジャンル、古い録音新しい録音、とっかえひっかえ聴いていますが、いずれも素晴らしいです。以前のスピーカーに比べ量感がアップしただけでなく、楽器の細かい表現、鳴り方までも手に取るように分かり、感動もひとしおです。
　購入後に知ったことですが、DynamicAudio5555のイベントD300（プレーヤー、アンプ、スピーカー総額300万で各フロアがエントリー。一般客が試聴し人気投票を行うものです）において、第4回、第5回の1位セットのスピーカーが本機でした。今でもダイナHPのD300バナーから過去の結果が確認できます。基本性能及びコストパフォーマンスの高さをうかがわせるエピソードかと思います。

使用目的

クラシック・オペラ

設置場所

リビング

広さ

24畳以上

[me244]

2012年9月8日 21:57 [532033-1]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	3
中音の音質	4
低音の音質	3
サイズ	5

セッティングがシビアかも

Definition DC10 Tを
Marantz PM-13S1
Esoteric SA-60で使用しています

DC10 Tは御影石に付属のスパイクで置いていますが、これだと低音がくっきりしますが少し弱く感じられます。スパイク無しで直置きで低音が少しぼやける感じです気持よく低音が出るようです。
ツイーターの向きはわりとシビアで少し向きを変えると全然違った感じになるようです。BGMで聴くには気になりませんが音楽に浸りたい時はキッチリ場所決めしないとならない感じだと思いました。

大音量でも聴き疲れしないスピーカーだなと想います。

使用目的

クラシック・オペラ

ジャズ

ロック

設置場所

リビング

広さ

12〜15畳

[TacchinPacchin]

2012年5月5日 23:40 [503034-1]

満足度	3

デザイン	4
高音の音質	3
中音の音質	4
低音の音質	5
サイズ	4

真空管アンプとの試聴を繰り返してきたのですが

　天下のタンノイに楯突くのは勇気がいりますが、私はかつてLX-38（いうまでもなく、38とタンノイの組み合わせはゴールデン・ペアといわれていた……現にLX-38を納品に来たLUXの営業マンでさえ、「次はぜひタンノイをねらってくださいよ」と他社の宣伝にこれ努めていました（笑））を所有しており、なんどもタンノイを考えたのですが、一点、どうしても納得のいかないところがあって今日に至っています。

　それは、タンノイの定位感の良さを支えているキモ、デュアル・コンセントリック構造の高音域を担当するのがストレート・ホーンだということに由来するのではないかと推測していますが、なんというか、カとコの中間のような「コー」という音が常につきまとうことに対する違和感です。

　これさえなければ極上の響き、といってもいいのですが、どのタンノイを聞いてもこの響きが耳についてしまって仕方がないのです。

　このスピーカーは設計チームも入れ替えて、prestage seriesとはまったく別個に開発された、高域のホーン・ドライバも口径を上げた、というのですが、やはり同じ音を感じるところを見ると、また、非常によく似た構造をもつALTECの604-8xにはそれを感じないところを見ると、どうもタンノイ固有の事象に思えます。

　それをもタンノイの味と好ましく感じる人はそれでよいと思います。ただ、私はそんなわけで相変わらず食指が動きません。

使用目的

クラシック・オペラ

設置場所

その他

広さ

8〜11畳

[ゆき＆えみのパパ]

2010年9月26日 11:04 [344807-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
中音の音質	5
低音の音質	5
サイズ	5

品格の高さが伺われる音質

【デザイン】
すっきりとした長方形の正面になだらかな局面の側面が美しいフォルムです。色はダークウォルナットも落ち着いていていい感じです。

【高音の音質】
まだ硬さは感じられるものの、耳に突き刺すようなことはなく、聴き易い高音です。

【中音の音質】
ヴォーカルやラジオのアナウンスなど、人の声の実在感がしっかりしています。また、ヴァイオリンやヴィオラの中音域も定位よく聴こえて来ます。

【低音の音質】
新品なだけに今のところはまだ低音は鳴り切っておらず、もたつく感じは有りますが、音圧はきちんと出ています。エージングの成果が待たれるところです。

【サイズ】
10inchサイズなので大きいかと思っていたのですが、設置してみると、そんなに大きくは感じません。小さい部屋なので存在感はありますが、しっくりと来てます。

【総評】
タンノイには伝統のPrestigeシリーズもありますが、新設計のDefinitionシリーズの高級機、新しさの中にタンノイが大事にして来た音作りも感じさせられる秀作です。
10年来、JVC SX-V1Aを聴いてきており、特に不満もなかったのですが、タンノイには昔から憧れを持っていたこともあり、2010年8月に横浜のオーディオ店で訳あり格安品（表面にほんの小さな傷がある）を奨められ、試聴して購入しまたのが9月下旬のことでした。
まずは傾向の違いを知りたいと思い、B&W 802Dと聴き比べ、802Dは分離や定位がしっかりとした分析的な感じとは違い、音像が少し奥に定位してふくよかに聴かせるDC10Tに好感を持ちました。DC10Tのほうがリラックスしてオーケストラを聴けるのではと思いました。
それから、タンノイのStirlingと比較試聴、Stirlingの伝統的な音と比べると、DC10Tは生硬さも見られましたが、これはこの機種の新しさであり、持ち味と考え、購入を決断しました。
家に設置し、プリアンプMcIntosh C20、パワーアンプUesugi U Bros-11で鳴らしています。プリアンプC20は最近にオーバーホールを行いコンデンサーや真空管を交換したばかりであり、またパワーアンプはEL34のパラレルプッシュプルなので、透明感のある音離れが良い音で鳴ってます。全体的に品格の高さが感じられます。弦楽四重奏などの室内楽を聴くと、それぞれの楽器の対話がよく分かる感じがします。
これから低域のエージングが進めば、より聴き易くなるのではと、期待しています。しっかり鳴らしていきたいと思います。

使用目的

クラシック・オペラ

ジャズ

設置場所

寝室・自室

広さ

6畳未満

[サクラ咲いちゃった]

2010年7月16日 23:07 [328090-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
中音の音質	5
低音の音質	5
サイズ	5

買い替えて良かった〜

【デザイン】木目のチェリーが良かったけどもブラックしか在庫無くて妥協しましたが、ピアノ仕上げで気品があり好感が持てます。

【高音の音質】
弦の響き、金管の響きといい、タンノイの同軸ホーンツイーターの良さが発揮されています。

【中音の音質】
着色が無く素直な伸びの有る良い音しています。

【低音の音質】
輪郭のはっきりした低音でバランスが取れています。小音でも低音が出るので、夜でもバランスの取れた音が出ます。アンプのイコライザーは調整必要無しです。

【サイズ】
流石に10インチだからそれなりですが、トールボーイ型なので、良しとします。

【総評】

DC6Tからのグレードアップです。DC6Tの低音が全然足りなくてアンプのトーンコントーロールをめいいっぱい調整しなければならず、ストレスが溜まりましたが、一気に解消しました。

使用目的

クラシック・オペラ

設置場所

リビング

広さ

12〜15畳