WF-1000XM4
- ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。ノイズをより的確にとらえる「デュアルノイズセンサーテクノロジー」を搭載。
- 従来機「WF-1000XM3」と比較し、高音域から低音域までどの帯域においても騒音に対してのノイズキャンセリング性能が向上している。
- 音楽を聴きながら周囲の音も聴ける「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を搭載。LDACコーデックに対応。
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¥24,380〜 | |
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¥30,573〜 |
-
- イヤホン・ヘッドホン 159位
- カナル型イヤホン 76位
- ワイヤレスイヤホン・Bluetoothイヤホン 95位

評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.31 | 4.18 | 151位 |
高音の音質![]() ![]() |
4.42 | 4.14 | 99位 |
低音の音質![]() ![]() |
4.32 | 4.11 | 120位 |
フィット感![]() ![]() |
3.91 | 4.08 | 234位 |
外音遮断性![]() ![]() |
4.52 | 3.80 | 22位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
4.51 | 3.79 | 33位 |
携帯性![]() ![]() |
4.48 | 3.86 | 90位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
レビュアー情報「主な用途:ゲーム」で絞込んだ結果 (絞込み解除)
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2022年4月7日 22:34 [1569259-4]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
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【デザイン】マットブラックがスタイリッシュです。 自分は他の所有機器との兼ね合いで迷わずブラックを選択しました。
【音質】非常に良い。 イコライザーはフラットではなくプリセットの中から選択するか好みにカスタム設定されることをお勧めします。 下記追記
【フィット感】本機のアプリ設定で初めて、自分はイヤーピースの左右の大きさが違うことに気づけたのには驚きでした。 ただ、これは本製品だけではないですがやはり家で映画などの試聴のような長時間つけてる状況だと耳が痛くなってきます。 最適なイヤーピースセッティングとのジレンマですね。 外での移動時などの短時間での使用には全く問題ないと思います。 圧迫感や装着感が気になる方は量販店かソニーストアでお試しすることをお勧めします。
【外音遮断性】ノイキャンは本当素晴らしい! 音楽を聴く際はもちろんですが、電話やオンライン会議時などに恩恵を感じれると思います。 機能的にも予めアプリで設定しておくだけで、行く場所や、歩行時か乗車時かなどといった動作状況にも応じて外音取り込みレベルをはじめ、イコライザーなどの各種設定が自動で切り替わるのは非常に便利! 場所は学習もしてくれますし、自分で地図から指定もできます。
【音漏れ防止】結構な音量で外してみてもほとんど音漏れはしていない。 かつ左右ともに個人に最適なイヤーピース設定をしていればなお遮蔽されるのでこれも◎
【携帯性】非常にコンパクトでケースもオシャレ。 が故に持ち歩き時に紛失しないかが心配。
【総評】結論としては、最新機能てんこ盛りに加え他機器との連携で非常に満足!
使用していたXPERIA XZがLDAC対応だったのと、PS5の3Dヘッドフォンではレシーバーを付け替えなければPS5経由でしか使えないため購入。 XZでのLDACではたまーにブツと音切れしてましたが、本製品の購入を機にXPERIA1 IIIも購入(理由は色味、メーカー統一での使い勝手、本製品とともにどちらもqi充電に対応の為)。 流石ハイエンドだけあって1IIIに変えてからはLDACで一度も音切れしてません!
休日のに日中はHT-A9を使用しており、外出時や就寝前などの遅い時間帯に使用でき、LDAC対応製品を検討してました。 A9とどちらもLDAC、360 Reality Audioの両方を聴けます。 特に360 Reality Audioは普段A9で聴いてるからワイヤレスヘッドフォンなんてと最初は思ってましたが、これが予想以上に良くて驚き! 体験してない方は是非聴いてみる価値あると思います。 それぞれ聞こえ方に違いはあるものの本製品の方が体感的にはA9より360効果は出ているとさえ思えます。
音源である携帯も1IIIに変えたことで、HT-A9へのLDAC転送でも一度も途切れなくなりました。 マットブラックという色味、SONY機器統一という相乗効果で使用感は半端なく抜群です。 全て1IIIからHeadphones connect、Music Centerアプリ経由でフル機能を活用してます。 イコライザーはいわゆるPerfect設定をアレンジしてカスタムしてるので初期設定よりもさらに音質が向上しました。
iphoneはLDAC転送不可だと思いますが、LDACの高音質やハイレゾ級のアップスケーリングを試聴したい方なら、本機、XPERIA1III、HT-A9のトリオは使い勝手を含めてPerfectですよ! もちろんその他Buetooth搭載機なら使用できるのでMacでZOOM利用など通話も快適にできるので文句なしにお勧めです!!
あとはQD-OLED ブラビアを購入したら自分のAV環境は完璧ですっ。(楽しみー)
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- テレビ
- その他
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2022年3月29日 19:44 [1565469-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
エコライザー設定 |
【デザイン】上品でエレガントなデザイン。ブラックのほうが服装にマッチしやすいが、シルバーは女性のほうが似合うような気がする。シルバーのほうは大理石のような柄があり若干高級感が高い。
【高音の音質】(アップした画像のエコライザー設定で聞いている)
高音は良いが、ミドルレンジのヴォーカルなどは籠もって聞こえる。
【低音の音質】付属やトリプルコンフォートなどのフォーム型イヤーピースだとスカスカになっている。シリコン型イヤーピースだとだとちゃんと音が発揮される。
デフォルトのエコライザー設定だとベースが前に出過ぎているが、エコライザー設定により変えられる。
【バッテリー】ANCオンで8時間、ANCオフ12時間で驚異のバッテリー。ワイヤレスイヤホンではトップクラス。ワイヤレス充電にも対応している。
【フィット感】付けてるのを忘れるほどのフィット感はない。同じぐらいのサイズと重さのSoundPeats T2のほうが装着感は良い。別売りのソニーのトリプルコンフォートだと相性が良くてすっぽりと入る。長時間付けてると耳に当たって耳が痛くなる。
【外音遮断性・ノイズキャンセリング】最強のノイズキャンセリングではないが、最高クラス。
どれほどかと言うと、ガヤガヤしている人が多いスーパの中で音楽を聞いていても外音が気にならない。ノイキャンオンで音楽を聞いていると車の音が殆ど聞こえなくなるので、横断するときには要注意。横断歩道を渡ろうとしていた時にトラックが走ってきていて、気づいていなくあの時止まってなかったら事故って危ないところだった。
高音はノイズキャンセリングすることは難しいので5割ほど削減、低音は7〜8割ぐらい削減される。
ノイズキャンセリングは「質の良い」ノイズキャンセリングであり、安いノイキャンにありがちなサーっというホワイトノイズはない。
【外音取り込み】これも素晴らしい。かなり自然な音に聞こえ、直接外音を聞いているのとほぼ変わらない。ただ立体感はないので遠い音も近く聞こえがち。
【携帯性】全モデルと比べるとかなりコンパクトになっており、携帯性は問題はない。ただイマドキのワイヤレスイヤホンだと基準のサイズ。
- 2台の端末に同時に接続ができるマルチポイント機能に対応していない。が、切断しなくても新しい端末に接続ができる。
- 設定によりタッチコントロール機能を詳細に変えることはできない。例えばノイズキャンセル、再生と音量コントロールを3つ同時に設定することはできない。3つの内2つを選択することが強いられる。
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2021年11月7日 13:25 [1515311-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
[SONY] WF-1000XM4 (S) [プラチナシルバー] |
初めての完全ワイヤレスヘッドホンですが、コンパクトなのにノイズキャンセリングも良く、音質も良いので驚きました。バッテリーの持ちも良いと思います。
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった4人
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2021年9月30日 22:35 [1500974-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
シリコンケースに入れてカラビナをバッグ内のキーホルダーリングにつけています。 |
先代モデルのWF-1000XM3を使っており、当初は全く買うつもりがありませんでした。しかし店頭で試聴してみてフィット感の良さからその場で予約、先日購入できました。
音楽を趣味にしているわけではないですし、再生機器もiPhone 12と要するにド素人です。音質優先で接続し、イコライザー不使用、DSEE Extreme有効にして使っています。
【デザイン】
XM3のケースはツートンカラーで地味に気に入っていました。唯一残念なのがモノトーンになったことくらいですが、光沢感が無くなったことで安っぽさは払拭されたと感じます。
イヤホン本体は丸みを帯びた形状になり、マイクが穴からボタンのような形になりデザイン上のアクセントになっています。
【高音の音質】
XM3ともっとも違いを感じたのが高音域です。特にストリングスの響き方、広がり方が明瞭に感じられ、音がハッキリと分かれています。XM3の音質が悪いというわけではないのですが、より細かな音や響いた後の余韻まで聴こえるという点で大きく進化したと思います。
【低音の音質】
音の重さはそこまで変わった印象はないものの、こちらも響いた後の余韻が感じられます。
また高音域がしっかりと分解されたことで、低音側も含めてより立体感のある聞こえ方になったように思います。
空間オーディオではありませんが、遠近感があるというかそれぞれ鳴っている場所が異なるという印象です。
【フィット感】
耳の中に瘤があり、AirPods系統は完全にフィットしません。そのためXM3を使っていたのですが、XM4を試聴した後では不満を感じるくらいXM4のフィット感が優秀です。
イヤーピースの効果も大きいとは思いますが、メーカーの販売員さん曰くXM3は3点で支えていたのがXM4は面で支えるようになったとのこと。あくびをしたり、下顎を左右に動かしてみてもずり落ちる気配がないので日常使用で耳から落ちることはまずないでしょう。
【外音遮断性】
カナル型の構造と高性能なノイズキャンセリングによって、ただ装着するだけでも周囲の騒音が大きくカットされます。バスの車内放送も聞こえにくくなるので、初めて乗る路線では乗り過ごしが怖くて使えないくらいです。
終点まで乗るときは快適そのもので、途中で寝落ちして起こされるという失態をしました……。
【音漏れ防止】
外音遮断性とも被りますが、周囲の音が気にならないので音量を大きくする必要がありません。
構造的に漏れにくいということもありますが、大音量にしないで済むので音漏れの心配はないでしょう。
【携帯性】
これも大変素晴らしいアップデートです。XM3と比べると本当に小さくなり、ポケットに入れても気になりません。
それでいてバッテリー性能は上がっているのですからこれ以上を求めるのはできないでしょう。
一点気になったのは、無線充電をした際に満充電になってもけっこうな熱を持っていたことくらいです。無線だと満充電を検知して充電を止めることができないのかもしれません。もっともType-C端子が底面から背面に変わりましたし、有線で充電すれば済むことですが。
【総評】
これ以上何をアップデートできるのか、と思うレベルでXM3の弱点を潰してきています。安くはありませんが、外出先でもいい音を楽しみたい。ヘッドホンの圧迫感や蒸れが気になるという方は買いです。
Androidの対応機種ではLDACで接続できるので、iOSよりも音質は満足できます。iOSとの連携はApple製チップを採用したモデルに負けますが、装着感や音質は間違いなく最高レベルです。
- 比較製品
- SONY > WF-1000XM3 (B) [ブラック]
- 主な用途
- 音楽
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった10人
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2021年9月10日 19:00 [1487170-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
YouTubeにレビュー動画をアップしています! |
前回のレビューで、ワイヤレスイヤホンを初めて購入してみての全体的な印象を自由な文体で述べさせていただいたので、今回は価格.comのフォーマットに沿ってレビューしてみました。
YouTubeにレビュー動画をアップしていますので、ご覧いただければ幸いです!
>YouTube映像 【通販風レビュー】魔法のイヤホン SONY WF-1000XM4
https://youtu.be/CK9-YqkfhSs
【デザイン】
マットな質感で高級感があります。
金色のマイク部分がいい感じのアクセントになっていて、特徴のあるデザインだと感じます。大きさは少し大きめだと思いますが、それも含めて上位機種といった風格が伝わってきます。
【高音の音質】
とにかく「綺麗な音」だと感じます。
LDAC対応のスマホでハイレゾ音源を試聴した時などは、本当に透き通った音だと思いました。
クリアな音という意味では驚きの音質です。
このイヤホンに採用された「統合型プロセッサーV1」のAIによる音域補完の恩恵も大きいようで、どんな音でも綺麗に再生することが出来る優等生です。
【低音の音質】
そこまで低音の音質が優れているとは思いません。
個人的には割とベースの効いた音が好みなのですが、専用アプリでベースを最大まで効かせる設定にしても、それほど低音が響く感じの音にはなりません。
アプリで音質のベース設定をよく見てみると、「CLEAR BASS」という表記になっているので、あくまで「クリアなベースですよ」というのがソニーの触れ込みなのかもしれません。
【フィット感】
ポリウレタンフォーム素材のイヤーピースは耳栓のような質感で耳にフィットします。ただ、差し込む際に毎回押し潰さないといけないのは少し面倒かもしれません。また本体は少し大きめなので、耳の中に収まる感じではなく、耳に装着する感じです。それでもフィット感自体はとてもいいので、イヤーピースが耳に合っていれば、使用時に外れることはないと思います。
【外音遮断性】
いわゆるノイズキャンセリングですが、これは驚異的な性能です!
オンにすると外部の音がほとんど聞こえなくなります。
前回のレビューでも書かせていただいたのですが、私はこのイヤホンをPS4でゲームをする際に使用することが一番多く、高負荷になると結構なファンノイズを発しながら稼働するこのソニーのゲーム機には以前から悩まされていました。ノイズが気になってゲームに集中できないんですよね。そこでこのイヤホンのノイズキャンセリングをオンにすると・・・まあ、何てことでしょう!PS4のファンノイズが綺麗に消えているではありませんか!
このイヤホンのおかげでゲームに集中出来るようになりました。
<ご注意下さい>
PS4でワイヤレスイヤホンを使用するためには、PS4本体にUSBで接続するBluetooth トランスミッターなどが別途必要になります。
【音漏れ防止】
イヤーピースが耳栓のような素材で耳に密着してフィットするため、音漏れはしないと思います。
【携帯性】
ケースが小さくて手に掴みやすい形状でいい感じです。
この小ささでバッテリー持ちも大変いいので優秀だと思います。
【総評】
全体的な感想としては本当によくできた完全ワイヤレスイヤホンだと思います。
デザイン良し、音質良し、機能性良し、さすがソニーのフラグシップモデルです。
私が発売日に購入してみて約2ヶ月半使用してみての感想は「買ってよかった!」です。
ありがとうソニー!
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった18人(再レビュー後:13人)
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2021年7月30日 01:24 [1476461-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
武蔵野レーベルのシリコンケースとTileを付けました。 |
イヤーピースの内側がシリコン素材で耳穴にフィットしやすく、圧迫感は比較的少なめ。 |
Pixel 3XLでAmazon Music HDの楽曲を24bit 96kHzで出力できました。 |
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Androidの開発者オプションより、LDACのビットレートを990kbpsに固定できます。 |
購入して2週間使用しました。NC性能、騒音下の通話性能、装着感、接続安定性、携帯性、音質、バッテリーともに素晴らしいです。v1.2.6のアップデートでNCが瞬断される不具合も無くなりました。以下、レビューです。
[使用環境]
ファームウェア:1.1.5→1.2.6
プレーヤー:Google Pixel 3 XL(Bluetooth 5.0)
コーデック:LDAC(24bit 96kHz 330~990kbps)
ソース :Amazon Music HD, Spotify Premium
[NC性能]
凄いです。掲題の通り、人の声や蝉の鳴き声まで静かになるNC性能には驚きました。完全に無音とまではなりませんが、セミの大きな「ジジジ」という鳴き声が小さな「シャシャシャ」くらいまで減ります。人の声も同様で、まるで遠くで話しているかのように小さくなります。車や電車の騒音も低域、中域、高域まで大きく削減されます。ただしこれは同梱のノイズアイソレーションイヤーピースを使用したときです。他社製シリコンイヤピも試しましたが、中高音域のNC性能がかなり下がりました。
あとはNC特有の圧迫感も少なめで、ホワイトノイズも感じません。風切り音に関しては後述します。
v1.1.5のファームウェアではNCやアンビエントが瞬間的に途切れる不具合が私の環境でも発生していましたが、v1.2.6へのアップデートで改善されました。現在は全く発生しなくなったので快適です。今後はNC用途ではXM4以外は使用しないと思います。
[通話性能]
騒音下の通話性能が素晴らしいです。道路の近くで車が走っていようが、セミが大声で鳴いていようが、繁華街の雑踏であろうが、地下鉄のホームで轟音や大音量アナウンスが鳴り響いていようが、通話相手からは「聴こえる雑音は小さくて気になるレベルじゃないし、君の声がよく聴こえる。」と言われました。ビームフォーミングマイクと骨伝導センサー、ソフトウェア処理の性能に脱帽です。
[装着感]
かなり優秀です。TWSの装着感でこれまでのマイベストはJabra 65tだったのですが、XM4はそれと同じくらい良いです。今までフォームタイプのイヤピースは圧迫感が苦手だったのですが、SONYが新開発したノイズアイソレーションイヤーピースは凄いです。やや圧迫感は有るものの、十分常用できる快適な装着感です。
耳の形には個人差が有るので、耳の小さい人には向いていない場合も有ります。iPhoneユーザーで装着感や圧迫感の少なさを最優先するならAirpods Proの方が良いと思います。
あとアルコール消毒はイヤーピースのポリウレタンフォームが割れるので絶対ダメです!どうしても消毒したい人はシリコンイヤピに付け替えましょう。
[接続安定性]
XM4自体の接続安定性はかなり優秀です。主にLDACのベストエフォートで使用しましたが、Pixel 3XLに接続する限りでは繁華街や電車の中でも途切れませんでした。Androidの設定からビットレートを990kbpsのみに固定すれば、たまに途切れることはありました。接続安定性はスマホのアンテナ設計やBluetoothのバージョンに左右されるので、問題が有る方はスマホを変更すると改善する可能性が有ります。
[携帯性]
素晴らしいです。ズボンのポケットに収まるケースサイズで、取り出してすぐにこのNC性能や通話性能を活用できるのは大きな価値があります。
[音質]
良いです。ボーカルに艶があり、音も柔らかいです。音のバランスがドンシャリ傾向じゃないのが好印象で、TWSの中では最上位だと思います。量販店で前期種のXM3を視聴した限りでは、XM4の方がバランスが良く感じました。ただし、音質だけなら私はSennheiser CX400BTの方がボーカルの響き方がやや好みです。XM4はTWSの中では音はかなり良い方ですし、NC性能も合わさるので、外出中ならXM4がとても快適です。
[バッテリー]
良いです。NC ON、AAC接続、DSEE OFFならカタログスペックで8時間保ち、自動風ノイズ低減ONやLDAC接続にすると持続時間が減るようです。体感もそのくらいです。バッテリーの保ちを考えると、今後はAACを主に使う予定です。
[Googleアシスタント連携]
通知がきたときにタッチセンサーを長押しすると、通知の内容を声で伝えてくれるのが便利です。
[風切り音]
風切り音はかなり拾います。NC ONなら「自動風ノイズ低減」を有効にすれば、強風時は外側マイクを切って内側マイクだけのNCに切り替えてくれるので快適です。ただし微風のときは、なかなか切り替わらずに風切り音が聴こえ続けます。
ひどいのはアンビエントの風切り音です。もろにノイズを拾い続けるので、屋外で強風時の使用は辛いです。
[アンビエント(外音取り込み)]
Technics AZ70Wのアンビエントが最近のアップデートで劇的に改善されたため、それと比べるとXM4は高音域の集音がややきつく感じます。とはいえかなり自然な部類で、強風が吹いていなければ十分実用的です。
[まとめ]
アンビエントの風切り音はやや気になるものの、NC性能や通話性能などのメリットがデメリットを遥かに上回っています。Androidユーザーで耳の形が合う人であれば、これを買っておけば間違い有りません。
私は体質的に疲労時に聴覚過敏が発生し、日常の騒音で大きな苦痛を感じることがあるのですが、XM4のNC性能なら十分安心できます。
今後のアップデートも楽しみにしています。
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった12人(再レビュー後:12人)
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2021年6月27日 09:24 [1466236-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 5 |
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---|---|---|
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|
発売日に購入し、2日間使用してみました。
WF-1000XM3よりあらゆる部分で改善が見られ、ワイヤレスイヤホンの決定版と言っていい仕上がりでした。
以下に簡潔にまとめます。
【良かった点】
1,ケースがかなり使いやすくなった
2,外音取り込みの音がかなり自然になった
3,音質は明らかに良くなった
4,装着時のフィット感が向上した
5,待望の風切り音対策
6,ついに防滴対応
【残念だった点】
1,ウレタンフォームは耳垢がウエットの方には厳しい
2,1時間装着していると耳の軟骨が痛くなる
3,タッチ操作できるポイントが狭い
【総評】
装着感やケースを含めた使用感がかなり改善されており、AirPods Proを使用している方でもよりよい音質を求めるのであれば買い替えても問題なさそうです。
ブログでもより詳細なレビューをしていますので、もしよろしければご参考までに。
https://taishon.nagoya/wf-1000xm4-review/
- 主な用途
- 音楽
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった17人
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よく投稿するカテゴリ
2021年6月25日 14:40 [1465692-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 5 |
携帯性 | 5 |
参考になった5人
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