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- イヤホン・ヘッドホン 415位
- オーバーヘッドヘッドホン 135位

評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.60 | 4.18 | -位 |
高音の音質![]() ![]() |
4.82 | 4.14 | -位 |
低音の音質![]() ![]() |
4.30 | 4.11 | -位 |
フィット感![]() ![]() |
4.01 | 4.08 | -位 |
外音遮断性![]() ![]() |
2.14 | 3.80 | -位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
1.76 | 3.79 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
1.97 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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- イヤホン・ヘッドホン
- 1件
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2025年6月5日 19:40 [1966831-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
【デザイン】
後のモデルで廃止されたヘッドホンスタンドがついており、本体のデザインや色味からもインテリア的な魅力を感じることができます。ただ、素材のほうは全体的に安っぽく、手に持った際のチープ感が気になる人は多いのかなといった印象です。ただし、ヘッドホンは音を聴くものですので、デザインが悪いから買うべきではないなどと言っているようではオーディオマニア失格ですね。
【高音の音質】
開放型ヘッドホンということで、高域再生能力は密閉型のそれを遥かに凌駕しています。とにかく繊細で、きらびやかな、でも耳に刺さらず聴き疲れしないちょうどいいラインでチューニングがされています。ジャズからポップミュージックまで、幅広い音楽でその真価を発揮してくれますよ。
【低音の音質】
低音域の量感は再生環境によるのですが、構造上どう頑張っても密閉型ヘッドホンのようなエネルギッシュな低音は出せません。ただ、締まりのないぼわぼわした低音が出る現代のヘッドホンと比較すれば、全体的に締まりがよく輪郭がはっきりしているため、不足を感じることはありませんでした。もし、低音が薄いなと感じるのであれば、恐らく再生環境が貧弱なせいなので、ぜひ買い替えを検討してみてください。
【フィット感】
少し側圧は強めなように感じました。重量も極端に重くはありませんが、決して軽量とは言い難いため、慣れるまでは少しつらいかもしれません。
【総評】
オーストリア時代のK701も聴いたことがありますが、現行モデルも遜色ない仕上がりで、しっかりと当時の記憶が蘇ってくる音でした。値段も下がり二万円前後とお求めやすい価格ですし、ある程度再生環境が整っている初心者の方には自信を持ってお勧めできます。また、音の表現としては、FinalのAシリーズのイヤホンと傾向が近いので、こちらのイヤホンを使用していて、新しくヘッドホンを探している方にもお勧めできます。家電量販店等で視聴もできますので、ぜひ一度聴いてみてください。
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2024年9月27日 00:51 [1732687-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
購入してから1年半使いました。
最近ZEN DACを導入して、音質が劇的に改善したのでレビューし直します。
素晴らしい音が更に良い音になりました。やはりヘッドフォンは繋ぐ環境の整備は大事ですね…
個人的には音質面では色んなシーンで使え、欠点が非常に少ないです。
購入当初は音の細さを感じていましたが、ZEN DAC通すと低音も十分出るようになりました。
どちらかというと分析的な音質寄りという印象は変わらないですが、私は好みです
音量大きめにしても全然聞き疲れしないところが凄く気に入っています。
【デザイン】★5
白基調のヘッドフォンは珍しく、スタイリッシュでメッシュが入ったシルバーが凄く良いです。
高級感はないですが、所有欲が満たされるデザインです。
イヤーパッドのベロア生地の質感が良いです。
ただ、薄めのグレーなので汚れが目立ちやすいのが難点。
【高音の音質】★5
非常に綺麗な音を鳴らします。とても伸びやかで余韻を感じられ質が良く感じます。
解像度が高く、細かい音までくっきり聞こえます。
良く出ているのですが、割と優しい音で刺さらない一歩手前の絶妙なチューニングなのもいいです。
【中音の音質】★5
中高音も非常に綺麗で歌ものだと女性ボーカルが特に映えますね。
定位が前に出すぎず少し後ろ目の位置、程よい距離感で楽器とのバランスが良く心地よいです。
主張は少ないものの中低音や男性ボーカルもそつなくこなします。
高音域と同じく、音の厚みは程よい感じで聞き疲れしない快適さがありますね。
【低音の音質】★4
味付けは少な目で深いところまで出ませんが、輪郭のはっきりした締まった音がする低音で心地よいです。
曲によってはスピード感も再現されていますのでBPMの速い曲も楽しいです。
うるさすぎずちょうどいい量感で聴きやすいです。
低音重視の方にはやや物足りないチューニングかもしれません。
総合的にどの帯域もそつがないですが、全体的に上品な印象ですね。
【その他音質関連】
開放型だけあって音場が広めで臨場感があり聞いていて楽しいです、音も分離も非常によく普段聞こえなかった音も聴こえます。
また、どこでどの音が鳴っているか左右上下の定位がはっきりしています。
解像度が高いので当たり前ですが、音質の悪い音源はそのまま悪いところが出ますね。
ゆったりしたリスニングに相性が良くJAZZやピアノ主体の落ち着いた音源、BPM遅めの曲が一番よく合う気がしますが、それ以外でもそつなく鳴らしてくれます。
【フィット感】★3
そこそこ側圧が強くしっかりホールドされてる感があります。
長時間快適に使えるとは言い難いですが、装着感は特に問題はないです。
サイズが大きいので今まで使っていた機種に比べて付けていると重いです。
イヤーパッドは見た目や手触りの割に耳障りは結構ごつっとした感触ですが、すっぽり耳に収まります。
総合的に装着感はまずまずですね。
【音漏れ&遮音性】
開放型なので評価に入れませんが、想像以上に音漏れしますね。
遮音性に関しても無いに等しいので逆に家で使う点でメリットです。インターホンも普通に聞こえます。
【総評】
そこそこインピーダンスが高いのでちゃんとした機材に通した方が綺麗に聞こえるということを思い知らされました。もっと高い機材にアップグレードしたらきっと更に真価を発揮するのでしょう。
とにかく優しい上品な音で聞き疲れしない点が凄く良いです。
古くから愛されている製品はやはり凄く優秀なんだなということを思い知らされました。
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2024年6月17日 09:41 [1853982-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 2 |
【デザイン】
シンプルなデザインです。プラ外装なので高級感などはないですが、無骨なデザイン自体は好印象です。
【高音の音質】
とてもいい音を鳴らします。鋭さやきらびやかさを演出されている感覚はないのに、綺麗と感じさせる音です。美音や高解像度と言うのも違うような、素直なのにいい音を感じることができます。
【低音の音質】
開放型故弱いのは仕方がないことではあります。必要最低限は出ている一方で、もう少し強いほうがバランスが取れるような気もします。K712はそれのバランスが取れているので、さすが後継機種といった感覚です。(一方でK712は高音の良さは少し薄れてしまった気がします)
【フィット感】
やや側圧が強いように感じます。また、頭頂部のバンド長がアジア人の骨格には足りないのか、少々窮屈に感じます。
【外音遮断性】
開放型ですので皆無です。
【音漏れ防止】
開放型ですので皆無です。
【携帯性】
持ち運ぶことは想定されていないと思います。一方で適当なポーチに突っ込めばかろうじて持ち運べるのか...?くらいのサイズではあります。
【総評】
ずっとなんだかんだ販売されているロングセラー製品として、なんだかんだ良いヘッドホンだと思います。(元)高級ヘッドホンに触れてみたい、安価に開放型ヘッドホンがほしいという方にはおすすめできるものだと思います。一方でそれなりにアンプを選ぶことは要注意です。
- 主な用途
- 音楽
- ゲーム
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2024年6月4日 22:50 [1850412-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
【デザイン】
Kシリーズ特有の無骨なデザインです。飾り気が無いので個人的には大好きです。
【高音の音質】
伸びがあり心地よい高音です。キレはあまりありません。刺さることもないので個人的は◯です。
【低音の音質】
深さはあまりありませんが、出てないことはないです。
【フィット感】
イヤーパッドが変更されているのかコブ付きの時よりもフィット感はいいです。
【外音遮断性】
開放型なので皆無です。
【音漏れ防止】
開放型なので漏れまくりです。
【携帯性】
折りたたみ、スイーベル機構無しなので、最悪です。
【総評】
某アニメで人気になり、未だに高評価なので買ってみました。
一番最後に買いましたが、他のシリーズに比べ、粗がありません。要求される機材もある程度のものを用意する必要があると思いますが、ヘッドホン単体であれば、コスパはいいかと思います。
ロングセラーなだけあり、サードパーティ製の交換部品も豊富なので、長年使うにももってこいかと思います。
リケーブルができないという難点がありますが、修理方法はネットに転がっているので、直してでも使おうと思わせる音ではあるかと思います。
値段も少しづつ下がっているので、昔ほど手の届かない物では無くなってると感じるので、迷ってる方は買っても良いと思います。
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2023年5月25日 21:06 [1661195-3]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 2 |
音漏れ防止 | 1 |
携帯性 | 3 |
【デザイン】
クラシカルなデザインで良き。
【高音の音質】
この高音こそがK701がK701たる所以であり、長きにわたって多くのユーザーから愛される所以である。ハイ寄りではあるものの、ソリッドな高音というよりかは、膨らみ・柔らかみを含んだ優しい高音であり、サーッと爽やかに広がっていく。無限に広がる爽やかさと言ってもいい。K702はよりソリッドな傾向らしく、K701の優しい高音との違いがよく指摘されるので、要試聴。
空間表現力も別格。これで聴いた後に同じく開放型のHD599で聴くと、耳の周りに音が密集してへばりついているように感じる。それぐらいK701のサウンドステージは広大で、スケール感がある。
【低音の音質】
丁度良い塩梅で出ている。引き締まりすぎずに、適度に広がりもある。広がりがある分、気持ちの良い音場感を感じる。
【フィット感】
フィット感は個人的には普通かちょっと良いぐらいの評価。軽いし、パッドも大きいので、不満を抱くことはあまりない。
【総評】
DT990 Proがスピード型のズンドコギザギザ男だとしたら、こちらのK701は非常に清楚で母性に溢れた女性的な音だと言える。さながら天使の歌声のようである。聴き飽きていた曲をもう一度このヘッドホンで聴いて欲しい。あの頃のノスタルジーが蘇るはずだから。
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2023年5月23日 23:24 [1717435-1]
満足度 | 4 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 5 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 3 |
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---|---|---|
【デザイン】まず見た目だけでもパーフェクト
【高音の音質】尖りすぎずしっかり出ていて、かつオープンならではの余韻が気持ちよく抜ける感じが良いですね。スゥーー、、って。
【低音の音質】輪郭がハッキリとしていて芯のある音質がベーシストの息づかいやタッチまでわかる感じ、流石です。
低音が足りないとか言う筋違いのレビューは何を勘違いしてるのかと。。
【フィット感】軽くて大きめのエンクロージャーが耳全体を包むのでなかなか自然な没入感があります
【外音遮断性】ほとんど遮断しないので生活の中で安心して使えるのが良いですね
【音漏れ防止】ほどほどにアピールする程度
【携帯性】モニター用なので当然ケーブルが長いのですが、外音遮断しないので外で使っても良いかもしれないですね
【総評】本体も素晴らしいですがパッケージに台座が付いていて使わないときに置くとかっこいいですね。
とにかくこれは良いものを手に入れたと久しぶりに大満足です。
参考になった4人
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2023年3月27日 12:09 [1696355-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 2 |
音漏れ防止 | 2 |
携帯性 | 1 |
手持ちで発売年代が近く、まだ中古市場で流通している開放型3機種を比較してみます。(値段差はあえて無視してます。)
SRH1840、Q701やT1 2ndも所有歴ありますが、今回紹介する3機と音傾向に大きな違いはないため、開放型SHURE/AKG/beyerテスラ機 の三大比較と捉えていただいても個人的には問題ないのかなと思っています。
【結論】
新品2万円という価格はコスパ良と評価。
HD650と並ぶ、ヘッドホン史に燦然と輝く名機であり今でも全然通用すると思う。
アンプの駆動力が非常に重要な点は注意。
【解像度】
全体的な解像度は701<1440<T1
そのため、701の方が初見ではやや曇っていると感じる。
しかし701には特有の高域の伸びと煌めきがあり、それが全体を補正するため、聴感上気になりすぎるレベルの差ではない。
【情報量、分解能】
情報量は701=1440≦T1
分解能は701<1440<T1
1440と情報量は同レベルだが、1440の方が分解能に優れているため、音が団子にならず粒立ちがよい。
T1より情報量、分解能では明確に劣る。
T1の方が細かい音をしっかり拾って聞かせてくれる(特にドラムやティンパニの連打がきちんと区分して聞ける。)
【音場】
音場の広さは1440<T1<K701
K701は高域がよく伸びるので、それが空間に飛散し音場を形成しているイメージ。ボーカル帯は特段遠くも近くもない。
【空間描写】
空間描写は1440はやや平面的であり、音の波が一面にワっと押し寄せてくる感じ。そのため音が濃くスピード感と迫力がある。
T1はとにかく定位がカチッとしており、あるべきところから正確に音が鳴る。K701はそれと比較すると立体感に乏しくやや雑に鳴らしている印象。
【音の印象】
vs SRH1440
弦の表現、キラッとした電子音の質感は701が勝る。対してボーカル全般や低域の深さは1440の方が良い。
1440はハイ上がり。クリアで解像度が高いが、良くも悪くもアッサリしており響きがなく、スッと音が消える。モニターって感じ。
対して701はフラット。響きや空気感の表現に非常に優れている。
vs T1 1st
基本的には値段差もあり正直なところT1が圧倒している。
しかし、高音のクオリティは同等であり、しかも音色の系統が違うため差別化ができている。
T1は非常にクールで、ハウジング素材由来の高音に金属的な響きが添加されており、ソースによっては非常に刺さり、聞き疲れする音を鳴らす。(特にアニソンや金管楽器を多用した音源)
一方、K701はいい塩梅で刺さるんだけど痛過ぎないところに高音が調整されており、また質感がT1よりも艶っぽさがあるので、高音の響きに浸りながら長時間音楽を楽しむことができる。
【総括】
1440やT1のほうが基本性能では上回る。そのため色々な曲をざっくり聴いたり、分析的に聞きたいタイプならこちらの方がいい。
しかしながら701には、高域の艶やかさや聞き疲れのしなさがあるため、普段はカチッとした音が好みなんだけど、たまにそうじゃない音も聴きたくなる。でも音がウエットすぎるのは好きじゃないんだよな〜という方にはばっちりハマると思う。
まとめるとK701はクッキリはっきりとした「現代的なhifiサウンド」さにおいて及ばないものの、その代わり音色の美しさや空間表現の巧さが付与されたリスニング寄りの機種だと言える。
【その他】
1440はPC直でも80%くらい実力を出してくれるが、T1、701は50%くらいしか出してくれない。
K701は音場がググッと狭まり、音は前方から遠くベールがかった団子に聞こえる。イメージはステージ上の歌を、客席中段から毛布にくるまって聞いている感じ。
よく、「K701はボーカルが遠い」というコメントを見るが駆動力不足だと思う。
上記のため、DACやHPAMPに何を持ってくるかによって大きく音が変化してくる。
逆説的だが、それら上流の特性を調べることに利用できるとも言える。
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2023年2月5日 23:58 [1679127-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 3 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
普段はBOSEのSoundLinkを使っていますが、
夜分は賃貸故に、ドコドコ音が近所迷惑になるのでK240 MKIIをPC直差しで聞いていました。
あぶく銭ができたので、アップデートとしてUSBのヘッドフォンアンプと一緒に購入(アンプ3万円、本品2万円)
グレードが落ちるK240 MKIIの直差しとの比較なのでいいに決まっていますが…
【デザイン】
一時期品薄にまでなった澪ホン。
モニタリングヘッドフォンはどこのメーカーも黒を基調とした無骨なデザインの中で、ハウジング外装の光沢のあるホワイトのカラーとブラウンカラーのヘッドバンドがアイコニックとして映えるのはわかる気がする。
アニメのキャラクターが付けて、ワンカットだけでK701だと判明するぐらい見ればわかるデザイン。
質感は正直チープだが、それを感じさせないホワイトセラミックのカラーとシルバーの組み合わせはやはりほかのメーカーにはないオリジナリティを感じるし、所有感は同じ価格帯の中でも高い。
基本的には自宅での運用がメインなので、質感よりも所有感を感じるデザインであることに意味があると思う。
【高音の音質】
今回のヘッドフォンアンプとの組み合わせで一番のメリット感じた個所。
本機の特徴でもあるフルオープン特有の音の抜け感に加えて、
モニタリングヘッドフォンとのことで解像度は非常に高く、
また女性ボーカルの高音域の、音の芯が強く、鮮明に聞けるが、刺さるような感覚が全くない。
逆に直差しで聞いた場合、高音域の刺さらない感覚は変わらないが、音の芯が弱く感じる点、素人の耳でもわかる。
安くてもいいので、PC環境の場合はヘッドフォンアンプもセットで運用の方が本機のポテンシャルが出せると思う。
【低音の音質】
必要十分…
モニタリングヘッドフォン故に、低音・高音に寄せた感じはないので、出力環境で低音の出方はかなり変わることが判明。
フルオープン型のヘッドフォンのため、出力が足りないと低音が弱いのは直差しとアンプ経由で体感。
アンプ出力前提で話すと、上記の必要十分に当たる。ノリノリでアニソン聞きたい人はKOSSのPortaproで聞くと幸せになれる。
【フィット感】
K240 MKIIと比較してヘッドバンドの押し付けが少し強い気がする。
レビュー本人の頭のデカさも問題ですが…
ここら辺は着用機会が増えてくるとこなれてくるかと。
イヤーパッドの装着感はビッグヘッドの私でもすっぽりと収まるほど大きく、良好。
カラーが汚れの気づきにくいグレーなのもGOOD
【外音遮断性】
皆無。電車の中でこれつけてる人いたら間違いなく注意される。
【音漏れ防止】
フルオープン型なので聞いている音量の7〜8割ぐらいは外に漏れていると思った方がいい。
【携帯性】
携帯性を求めているものではないので…
ハウジングは手持ちのK240 MKIIと比較してでかいので机の置き場に困るぐらいか。
【総評】
アニメで話題になった澪ホン。
モニタリングヘッドフォンとしては珍しいホワイトセラミックカラー。
デザイン性に振った映えるヘッドフォンに見えて、実の中身は高性能モニタリングヘッドフォン。
今は家電量販店でも2万円で販売されているが、出た当初は製造国と中身が多少違えど7,8万円クラスなので、素人の耳からしたらこれ以上の違いなんて格付けチェックレベルの間違い探しになりそう。
もし、これ以上の環境を求めるのであれば、アンプ含めて買い替えして2桁万円の出費が必要になる予感がしている…
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2022年10月29日 16:17 [1637893-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 1 |
音漏れ防止 | 1 |
携帯性 | 1 |
【デザイン】
良いですよね。白のハウジングに茶の革バンドはオサレ。
【高音の音質】
とにかく抜けが良いです。開放型の魅力をわかりやすく表現してます。
【低音の音質】
個人的には全然悪くないですが、まぁ、やはり弱いのは弱い。
【フィット感】
個人的には緩めと思うのですが、イタイという方も少なからず居られますね。現行機はコブなしなので大丈夫と思いますが。
【外音遮断性】
そりゃ無理
【音漏れ防止】
そりゃ無理
【携帯性】
そりゃ無理
【総評】
アンプへの要求が高いことで有名なので、本機のお値段の安さに比してエントリーと称するのは憚られる訳ですが、それらもひっくるめて、矢張り「キング・オブ・エントリー」のヘッドホンだと思います。
開放型の魅力、ヘッドホンの魅力、モニター機種の魅力、アンプとの組み合わせの重要性といったものが非常に解りやすく伝わるヘッドホンです。
ゼンハイザーの600番台など、ド定番機種は他にもあろうかと思いますが、わかり易さという観点やお値段も素晴らしく、どのみち良いアンプは必須ですから、アンプ選びの勉強にもなります。
最初にこのヘッドホンから始めたのは、価格的なバランス感覚含めとても良かったと思っています。
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2022年8月19日 21:51 [1607334-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
参考になった1人(再レビュー後:0人)
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- イヤホン・ヘッドホン
- 9件
- 0件
2022年8月14日 20:52 [1610797-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 無評価 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 無評価 |
【視聴環境と本体仕様について】
現在私は
PC→TEAC UD-501(USB AUDIO DAC)→K701
PC→YAMAHA AG03(AUDIO INTERFACE)→K701
の二通りの視聴経験があります。(もちろんUD-501の方が音は良いです。)
ここからは私の老婆心なのでスルーしていただいてもいいです!
K701を鳴らすうえで、"スマホ"や"パソコン"のイヤホンジャックで無理やり3.5mmから6.35mmに変換して聞くという行為(こんなことやったことないけど)はこのヘッドホンの"真価"を発揮できないので注意してください!(逆に言えばスマホパソコンのイヤホンジャックで手軽に高音質が欲しいならK701はあんまり適当でないと僕は考えます。)
変な老婆心が働きましたが一応ね。
【デザイン】
デザインは好き嫌いがあるとは思いますが、僕はシンプルなデザインで配色も派手ではなく落ち着いていると思うのでいいと思います。
【高音の音質】
本機の特徴を表す中高音の鳴りの良さを感じますね。開放型ってこともあって音場も広いです。
最初は高音が抜けず、パッとしなくて大したことねぇなってがっかりしてましたが、ものの数時間でほんとに1.6万のヘッドホンか?と思うくらいには抜けが良く、かといって高音が刺さることもなくいい音鳴らしてくれるようになりました。
今まで閉塞型のヘッドホンしか使ったことなかったのでAG03を通して聴いてた時代でも正直
”こいつは僕が持ってるヘッドホンの中でも最強"
って思ってましたから。
UD-501にしたら化けてもっと強くなってしまいましたが。。(きっとまだ上には上がいるんだろう)
【低音の音質】
低音がちゃんと出るか否かは正直ヘッドホンアンプやオーディオインタフェースの質によると考えています。ちゃんとしたオーディオインタフェースを使えれば、
”すっきりした、しつこくない低音”
を聞くことができるかと思います。(正直好みが分かれる要素はあるしどのDACでも同じようにとは行かないと思う。)
本当に環境次第ですから評価は☆4にしました。僕の環境と僕の志向的(フラット音質大好きfinal(メーカー)教)には☆5ですね。
【フィット感】
フィット感は僕は好きですね。蒸れがなく、長時間つけてられるタイプですね(段階でカチカチやるタイプではなくつけると勝手に広がるタイプ)。ただ密着しないのでそれが苦手な人はちょっと苦手なフィット感になると思います。
【外音遮断性】
開放型なので論外。
大音量で聞けば、変な意味で外音遮断性は得られるかもしれませんが、多分耳の寿命をすり減らすことになります。やめましょう。(老婆心)
【音漏れ防止】
開放型なので論外。
まぁまぁ漏れる。電車で使おうものならオーディオインタフェース抱えて乗ることを百歩譲っても、周りに音漏れマッハで音楽性癖ダダ流しですね☆
【携帯性】
大型、音漏れ、遮音性0のため論外。
大型かつオーディオインタフェースを持ち歩けたとしてもただの変人と思われるがオチ。てかK701はデカいから満員電車だったら普通に迷惑ですね。
【総評】
キレイにまとめてみましょう。
いい点
・2万未満でも数クラス上の良質な音
・長時間の着用が可能で音場も広いためFPSなどに向いている。
・フラットな音質(中高音寄り)でモニタリング寄りのヘッドホン。クラシックなどの落ち着いた曲で真価を発揮。
問題点
・聞く上での環境構築はほぼ必須(追加で金かかる)
・お外で使うのはまず無理
・EDMや激しめの曲は不向き(環境構築ができていて、低音が出ていればそこまで気にならない)
問題点よりもいい点が目立つなら是非このK701を!
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2022年3月7日 13:17 [1559125-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 2 |
音漏れ防止 | 2 |
携帯性 | 1 |
【デザイン】
AKGらしい
【高音の音質】
やはりここがウリですね。アンプ次第でどこまでも伸びます
中音域もとても良いです
【低音の音質】
引き締まった良い低音
【フィット感】
パットの素材がいいですね。他のメーカーでは
この質感は中々味わえない物だと思います
【外音遮断性】【音漏れ防止】【携帯性】
開放型なので…
【総評】
代表的な開放型ヘッドホンなだけに音に満足しました
音場も広めです。耐久性は見た目からして低めっぽいので大切に扱いたいと思います
- 主な用途
- 音楽
- ゲーム
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2021年12月28日 09:02 [1532968-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 1 |
音漏れ防止 | 1 |
携帯性 | 1 |
neutrikの4pim XLRでバランス化し、ToppingのDX7PROに繋いでいます。
【デザイン】
高級ヘッドフォンといえばコレ!というアイコニックなデザインです。
一般の方でも知ってる方は一定数いるのではないでしょうか。
【高音の音質】
非常にソフトで繊細ですが、昨今のクッキリハッキリ傾向と比べるとヴェール一枚分の曇りを感じます。
【低音の音質】
十分量ではありますが、ローエンドがやや薄めです。
【フィット感】
やや側圧が強めですが、それ以外は良好です。
ヘッドバンドもコブなしになって更に良くなりましたね。
【外音遮断性&音漏れ防止】
開放型ですので……
【携帯性】
持ち歩こうとは思いません。
【総評】
登場以来で考えると1万円台の期間の方が長くなってきた気もしますが、未だにリファレンスヘッドフォンとして求められる音質を備えています。
昨今では良質なDAC&HPA複合機が安価で出ていますので、10万円以内で準ハイエンド環境を組むのであればこのヘッドフォンを推したいです。
- 主な用途
- 音楽
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2021年10月19日 09:50 [1307766-5]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 2 |
音漏れ防止 | 1 |
携帯性 | 2 |
〜〜〜 能力は高い (5万円以下なら間違いなく最強クラス) 〜〜〜
〜〜〜 低音の響きを抑えながらパワーを掛けていく感じにしたら更に化けます。 〜〜〜
パソコンにMOJO繋いでるだけの環境なんですが、
普通に繋いでて一番気になるのが 低音がボワッとした音になり易いっていう事なんですよね。
HD650とか聞いてると余計に感じられて、そんなに重い感じの低音でも無いのにボワッとした感じが良くないなって思ってました。
でも、foobar2000で徹底的に設定を見直すと化けました。
低音の響きを抑えながらパワーを上げる感じで調整を進めていくと化けますね。
大げさじゃなくて、K812だとクッキリしすぎてキンキンして聞こえる。
という様な曲だったらK701の方が聞き易くていいなぁって思うし、
全体でも人に寄ってはこっちの音の方が聞き易くて良いって言うんじゃないかな?
っていう位になりました。
〜〜〜 総合評価を一言 コスパまで入れたら☆6個あげたい! 〜〜〜
何日も設定を色々試す必要がありましたが、ここまで変わるとは っていう位に変わりました。
これだけの音が出るのに値段も2万円切ってるとか名機ですね。
繋ぐだけでもコスパ最強レベルなんだけど、
本気で調整する気があるなら絶対イチオシ。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった13人(再レビュー後:4人)
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