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2026年4月7日 19:32 [2016724-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 5 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
1982年発売のMF大口径中望遠レンズ。光学設計は約半世紀前の、NEW Nikkor時代に遡るクラシックなものだが、現在でも十分通用する個性的な描写を持つ一本。
現行の NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena のような最新レンズが、特殊ガラスを多用した高性能設計であるのに対し、本レンズは4群6枚のシンプルな構成。ボディ内デジタル補正に頼らず、光学設計そのもので描写を作っているのが特徴。
【操作性】
ピントリングは大きく、回転角も十分にあるため、MFでも精密なピント合わせが可能。トルク感も適度で、「昔のニッコールらしい操作感」を楽しめる。
ただし全群繰り出し式のため、やや大きく感じる点は人によって好みが分かれるかも?
【表現力】
このレンズ最大の魅力。
遠距離ではしっかりシャープ。一方で近距離では球面収差の影響により、ふわっと柔らかく立体感のある描写に変化する。
この「距離による描写変化」は、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G にも通じており、いわゆる“3次元的ハイファイ”の要素がすでに存在していたことを感じる。
玉ボケは周辺でやや色づきがあるが、フィルム時代のレンズとしては自然な範囲。むしろ味として楽しめる部分。
【携帯性】
約860gとやや重量級。単体なら問題ないが、私の場合これ1本だけで撮影ということはまずないので、複数レンズを持ち歩くと負担はそれなりに感じる。
コンパクトさを求める人には不向きだが、「大口径F2」と考えれば妥当な重さだろう。
【機能性】
MF専用のためAFは使えない。ただしピントリングや絞りリングの操作感は非常に良く、機械としての完成度の高さを感じる。
最近の電子制御レンズとは違う、“触って楽しいレンズ”だ。
【総評】
現代のレンズは高性能だが、その多くはボディ補正とセットで完成する設計。
それに対し本レンズは、光学設計そのものだけで描写を成立させており、あえて残された収差がボケの美しさや立体感につながっている。
シャープさだけでなく「雰囲気」や「空気感」を重視する人には、今でも十分に価値のある一本。
フィルムカメラ派はもちろん、オールドレンズに興味がある方や、135mmの圧縮効果を生かしたポートレート用途には特におすすめできる。
- レベル
- アマチュア
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2009年11月16日 05:18 [266948-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 操作性 | 4 |
|---|---|
| 表現力 | 4 |
| 携帯性 | 3 |
| 機能性 | 4 |
東京ドームシティアトアクションズ |
文京区本郷菊坂下道 |
St. Giles' Fair |
University Church of St Mary the Virgin |
In a meadow on the way to my place |
Moon over the spires (with 100% crops) |
135mmは画角にしても、レンズの物理的仕様(大きさや重さ)にしても扱い易く、銀塩SLRの時代から標準的な望遠レンズの代表とされてきました。最近は優秀なズームレンズの陰で、単焦点135mmは存在感が薄くなってきたのですが、やはり明るさは如何ともし難い。静物と(激しくは動かない)生物を撮るのにオートフォーカスは不要。D700の高感度を利用すれば、手ブレ補正がなくても大丈夫。という前提で、この古いレンズを引っぱり出してみました。
既に発売中止になった旧いレンズなのですが、絞ると隅々まで不満のない描写です(作例1)。ただし、シャープネスとキレの良さで描くというより、穏やかな解像度と適度に低いコントラストでフラットに写しだす印象。クッキリ・ハッキリのエッジの立ったモダンなレンズの描写とは対称的です。なるほど、方々で繊細な描写と評価されるわけです。絞りを開放にして近接した被写体を撮ると、その性格がよりいっそう明確になります(作例2)。望遠らしく、人物の屋外スナップで被写体に意識されない距離で自然に撮ることができます(作例3)。フォーカスのマージンを見込んでf/4まで絞っていますが、背景が十分離れているせいもあって美しいボケ。
静物というのは教会内の装飾。低いコントラストのおかげか、明暗差の激しい窓際の被写体でもうまく露出をとることができます(作例4)。ただ、開放絞りということもあるのでしょうが、焦点面で残る収差の影響で描写が柔らかく、無機物の被写体では力強さとか緻密さが表現されません。やはり、生物の柔らかさを表現するほうが向いているようです(作例5)。
収差といえば、色収差はそこそこ出ます(作例6)。ただ、デジタルでは画像処理で簡単に修正できるので、それを積極的に利用する限り、問題にはならないでしょう。このレビューの作例では1, 5, 6にred/cyan +30の色収差補正をかけています。
Pros 繊細で柔らかな描写・美しくて素直な背景のボケ
Cons 色収差・逆光で盛大に出るフレア
Marumi DHG Super Lens Protect
RAW (14bit lossless, AdobeRGB)
Adobe Lightroom 2.5
White balance: either 5000 or 5500
Exposure level: adjustment within +-1.0EV
Shadow level: default +5 to 0
Sharpness: default +25 to 0
Camera profile: Adobe Standard
Resize + sRGB JPEG conversion
最短撮影距離が1.3mと寄れるわけでもなく、ズームでもなければフォーカスはマニュアルだし、仕様の上では見るべき所は口径比1:2の明るさだけ。でも、描写の柔らかさ、ボケの素直さは他に代用が効かず、このレンズでなければ得られません。大きくて重い外面に繊細な内面。見かけだけで判断しては駄目ですね。D700を手にしてから、ヒトを含む動物の撮影では必ず持ち出す一本になりました。
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