C Sonnar T*1.5/50 ZM

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2022年11月4日 10:31 [1641764-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 4 |
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表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
【操作性】
普通のMFレンズです。
フォーカスシフト、ブリージングあり。カメラボディがライカの場合は注意が必要かもしれません。
多少の難を受け入れてもいい人向き。
【表現力】
フリンジは出ます。玉ボケは絞ると手裏剣状になります。
とはいえ、ゆるふわな写りはオールドレンズっぽさがあり、また逆光に弱すぎることもないレンズです。
ツアイスブルーなのかはわかりませんが、空の青さ、海の青さをより濃く見せてくれます。
【携帯性】
軽いです。
【機能性】
普通のMFレンズです。
【総評】
多少の難はありますが、それを受け入れると抜群の柔らかさをもって受け入れやすいレンズだと思います。
逆光耐性がないわけではないので、フレアやゴーストを楽しみたい方は貴婦人やペンタックス スーパータクマーあたりのほうがいいかもしれません。
なだらかなボケはこのレンズ特有の柔らかさがあると思います。
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2022年4月11日 20:19 [1283518-2]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
ZEISS IKON ZM導入時に買いました。
デジタル・フィルムで使用しています。
デジタルではNikon Z6にSHOTENのヘリコイドアダプターつけて使用しています。
開放からキリキリとした描写が主流の中で、開放近接時はふんわりと甘めのエッジが良い雰囲気です。
10mも離れると、そんな雰囲気もかなり減ります。
価格的には同スペックのAFレンズと比べて割高感はありますが、Mマウントでどこのミラーレスでも使えること、そしてMFレンズである意味故障知らずであることを考えれば、抑えておいて損のないレンズだと思います。
フォクトレンダーのノクトン50mm F1.5と迷いますが・・・・こちらは使用しておらず。
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2021年7月2日 20:33 [1469010-1]
満足度 | 4 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 3 |
【操作性】
造作がきっちりしていて、扱いの気持ちの良いレンズです。
【表現力】
色々レビューを見てきましたが、その多くはピンとくるものがありません。
現代の水準から見ると「ちょっと性能に難のあるレンズ」で総括できます。
その他は、優れたF/1.4相当の凡庸な標準レンズだと思います。
【携帯性】
これが一番の特質です。
【機能性】
【総評】
ツァイス銘に釣られてなんとなく買うレンズではありません。
このレンズはオールドゾナーのオマージュです。オールドゾナーもぜひ手に入れましょう。写真の歴史を一筋ながら遡ることができます。
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2020年9月6日 21:16 [1365467-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
α99からα9に乗り換えて50mmを使う機会がほとんどでした。
なので小型軽量かつ高描写のレンズを探していてこちらが目につき購入にいたりました。
用途は完全にポートレートです。
・良いところ
小型軽量(250gほど+アダプターで50g)のわりに写りがいいところです。
ヘリコイドは滑らかでボケが綺麗で被写体が浮かび上がらせるのに最適です。
ただし目立って良い写りというわけではなく、大型の最新レンズと同等の写りが軽量で手に入るといったものです。
・描写
ボケがなだらかで階調に優れています。特にハイライトはとにかく戻ってきます。
反面もどってきすぎてフラットになりやすいです。
ハイライトにエッジをつけられる光源がある撮影環境が好ましいです。
1〜5mの距離の描写力に特化されてます。
反面、遠景ではイマイチなのでそちらはプラナーに任せましょう。
・悪いところ
レンズの剛性がありません。
※鏡胴ぎりぎりまでレンズとヘリコイドがあります。
ぶつけたらおそらくヘリコイドが一瞬で死にます。
ヘリコイドも滑らかですが、少しでも力が違うところに負荷がかかると途端に回らなくなります。
相当にヘリコイド周辺は肉薄だと思うのでぶつけたりは厳禁と思われます。
中古個体はここが怪しい個体が多いです。
また収差によるフリンジが大きく、開放では派手に出ます、また周辺減光も多いです。
とはいえ後補正で電子レンズ補正プロファイルをかければ問題ありません。
地味に寄れない(最短が90cm)のでスナップやポートレート以外には使えません。
ヘリコイドアダプターもありますがほぼ全てのメーカーでけられるので
レイクオールの後ろが四角にカットされているタイプしか選択肢がないのが辛いところです。
・総評
弱点も理解しつつ限界まで小型軽量にするには最適の機材です。
さすがメーカー自称の伝説のレンズだけあります。
小型軽量、後補正前提、寄らない。
といった用途に限定をするならばぴったり用途に合うかなと思います。
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2017年2月5日 17:50 [1001283-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 3 |
VoigtlanderのClose Focus Adapterを介してα7IIで使っています。とにかくボケが素晴らしい。ふわっと広がるボケ、光源もまん丸で大きいし、このレンズを使ってから背景により気を付けるようになりました。焦点があった部分のシャープさも充分です。軽くて小さいし、Close Focus Adapterでかなり寄れるし、散歩や人物はこれだけでもいいくらい。特に夕方の散歩やカフェ内での撮影にお勧めです。
ただし、絞りを変えるとピントが移動するので要注意です。ピント合わせの時は絞り込んでからにする必要があります。それはちょっと不便なので機能性は星3つにしました。
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2015年5月17日 18:20 [825466-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
Sony a7 に Voigtlander の ヘリコイド付きリングとあわせて。
a7 シリーズはせっかく素晴らしいボディサイズと高画質ではあるのに、
レンズ群はアンバランスなサイズのものが多く、日常的に持ち歩きたくないものばかりでした。
そこで ZM マウントのレンズに目をつけていくつか購入しました。
最初に購入したのが、Nokton 40mm f1.4 でなにより小型で軽くてかっこいい。
そして写りが現代のレンズとは明らかに違う描写にすぐに虜になりました。
その後、40mm を売却してNokton 35mm f1.4 に乗り換えました。
しばらくしてからそれも売却してから
Zeiss C Sonnar 50mm f1.5 を購入しました。
C Sonnar はとろけるような美しいボケとほんのりクラシカルですが、
昼に撮影するとさわやかな写真が多く、記念日などはこのレンズで撮りたいと思わせられる
魅力的なレンズでした。
テーブルフォトには若干狭いのと寄れないので不便だなと感じますが、
出かける時はこの50mm 一本だけでいいやと思えるとてもいいレンズです。
しかし使っていくうちに、Nokton 40mm の強烈な個性が時々恋しくなったので
再度 Nokton 40mm f1.4 を買い戻しました。
C Sonnar 50mm f1.5 と Nokton 40mm f1.4 を比べた印象は
C Sonnar はやさしいさわやかな描写に対して Nokton 40mm は
レトロ。時間を止めたような独特の世界観に写ります。
Exif に使用レンズが残らないのですが、撮った写真を見ればどっちで撮ったか
区別がつくくらい写りは違います。
どちらも現代のレンズの美しい描写に見飽きた時に使うと
個性的な写真が撮れます。
いまは50mmと40mm で画角が近くなってしまいましたが、
描写の違いが面白いので両方持っていようかなと思います。
参考写真は Fine Jpeg 撮って出しです。
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2014年2月2日 16:21 [681468-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 無評価 |
いつもお世話になっているサイト |
このサイズなら毎日持ち歩けます |
近接でこれだけ写れば充分です |
α7をプライベート用に使っています。
折角フィルム機並に小さいフルサイズなので
その携帯性を損なわない標準レンズ、として買いました。
Mマウントを買う時はKen Rockwell氏のサイトを参考にしています。
主な50mmを比較している所を添付します。
感想。
こんなにポートレートで使ってみたいと思った標準レンズは初めてです。
被写界深度内外の分離がズバ抜けて良く、かつなめらか。
被写体の浮き出方が素晴らしく、これだけでも充分このレンズは価値があります。
線も細すぎず、太すぎず、良い塩梅で描いてくれます。
ある程度絞っても周辺は若干解像力低いままですが、
その範囲は狭いのであまり気にならないと思います。
開放?F2、F2 1/3?F2.8 2/3、F4、F5.6以降と
F値によって描写がめまぐるしく変わるので使いこなすのが楽しい。
かと言ってオールドではないので、使いにくさはないです。
アダプターのヘリコイドを動かして、限界突破した最短付近で
撮影しても瑞々しい、綺麗な描写をしますが、その際、
背景の距離と絞りによっては玉ボケが10角形になります。
アップした写真は被写体まで60cmぐらいの距離ですが、
ややその兆候が出ていると思います。
もっと近寄るとその傾向がさらに顕著になりますが
元々の最短距離、90cmの範囲なら玉ボケは綺麗な円形を描くのでご安心を。
しかし近接が苦手なゾナー型、しかもF1.5の大口径なのに
アダプターで無理矢理最短を縮めても美しい描写ってすごい。
C Sonnarは中古がほとんど出回っていないので
新品で買う、となると中古の現行Summicron50/2に手が届きそうな
価格になりますが、この二本は全く違う個性を持ったレンズ。
簡単に言うと女性を撮るならCゾナー、男性を撮るならズミクロン。
どちらも甲乙つけがたいですが、使いやすさと解像力ならズミクロン、
使って面白いのはCゾナーって感じ。
あと小さい。
これも購入した大きな理由の一つ。
アダプター込でマウント部から約50mmに収まります。
これより小さい現行50mmはズマリットぐらいかな。
折角コンパクトなのでフードは付けていませんが
ちょっと寂しく思う程、フレア出ませんね。
総評。
ガウスタイプばかりの現行レンズにおいて、
Cゾナーはなかなか個性的なレンズですが、優秀さも併せ持つので
付けっ放しレンズの資質アリ。
他のコシナツァイスに比べ、これだけやたらZeissです。
これまでは目の前の光景を空気ごと切り取れるクセノタール型最高!と
思っていましたが、目の前の光景の一部だけを際立たせる、という
クセノタールとは真逆な理念の元作られたゾナー型も良いですね。
もの凄く気に入りました。
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2013年9月23日 16:28 [631382-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
解放近辺の描写。フレアをまとった優しげな表情。 |
どことなく儚げな。。。 |
f5.6 キレがあり、立体感があります。 |
f8 これぐらいでようやく周辺も落ち着きます。 |
X Pro1にヘリコイド付きアダプター。なかなかしっくりキテマス。 |
コンタレックスゾナーと比較。先端のバヨネットが似てますね。絞り羽根も似てますよ。 |
zeissのゾナーには思い入れがあります。
これまで私自身使ってきたゾナーは、@戦後直後のゾナー(戦前とまったくの同設計)、A東独のゾナー、B西独コンタレックスのゾナー、C京セラzeissのゾナー、そして今回のコシナzeissのゾナーと5世代に渡って使ってきました。
レンズ構成図を見るに、zeiss自身、何をもってゾナーとするかは様々なようで、大きく考えると、非対称型で後群が貼り合わせ、或いは後群1枚のテレフォトタイプをゾナーと称するように思います。特に、このレンズを貼り合わせするということは高い技術が要求されるもので、コーティング技術が発達していなかった当時、レンズを貼り合わせる、或いは巨大な塊の硝子材を使うことによって反射防止としていたようです。時代は下って、コーティング技術が進歩していくにつれて、このような面倒な技術は排され、それと同時にこれまで描写性能に圧倒的優位性を誇っていたゾナーだったのですが、ズミクロンなどのガウス型に圧されてしまう結果となりました。
ちなみに、zeissといえば、ヤシコン時代しか知らない方々にはプラナーを思い浮かべるでしょうけど、zeissの黄金時代を支えたのはなんといっても天才ベルテレが設計したゾナーだったわけで、さしものライバルのライカ(ライツ)のベレークもこれにはかなり苦戦を強いられたと言われています。戦後、ニコンが東洋のzeissたらんと設計したカメラはzeissのコピーでして、そのレンズのほとんどはゾナータイプだったことからも、ゾナーが如何に優れていたかを物語っています。
ゾナーの特徴は解像力がありシャープだという巷の評がありますが、ゾナーの本質はそれではないように思います。ゾナーの特徴はなんといっても、背景の溶けるようなボケにあり、それと対照的に被写体は輪郭線の強い、言わばコントラストの強さで、独特の立体感が描写されます。プラナーとゾナーを比べたときに、そのボケ味というのはかなり違っていて、プラナーのボケはあくまで秩序を保ったボケ方をしますが、ゾナーは豊かな色彩とともに崩れるようにしてボケます。解像力はガウス型であるズミクロンやプラナーに一歩譲りますが、そうした豊かな色彩のボケ味そしてコントラストを適度に保った独特の立体感はゾナーならではのものでしょう。またガウス型において起こりやすい二線ボケも、その大きなボケ味のせいか、昔から起こりにくいと言われていますね。
さて、このレンズについてですが。
祖とされるのは、zeiss optonのsonnar 5cm f1.5ですが、レンズ構成図を見ると復刻元となったものに比べ若干異なります。こういうあたりがコシナzeissの憎いところなのですが、完全コピーに終わらず、どのレンズも毎回少しずつ変えて復刻しているんですよね。具体的にこのレンズはなにが違うかと言いますと、オリジナルでは前群は3枚貼り合わせなのですが、このレンズでは3枚のうちの真ん中のメニカスレンズを抜き、空気レンズとしてしまっているあたりが違います。前群で空気レンズといえば、それこそズミクロンが有名ですが、なんとこの新設計においてはそれを用いたのです。
メニカスを抜いた空気レンズですので、表向きは4群6枚構成ですが、実のところその本質はオリジナルと同じ3群7枚構成なのです。ここが非常に興味深い点でして、私はほとんどこれに惹かれて購入したとも言えます。
空気レンズを用いて、新しいコーティングをまとった現代のゾナーはどんな描写なのでしょうか。
すごくワクワクしました。
しかしながら、皆さんはどうもプラナーやビオゴンのほうに走るせいか、一部の方々のみ人気があるレンズなようで、結果売れないようでしてコシナも出し渋っているようです。気づけば中古もほとんど出ていない状況であります。従って、値崩れがほとんどしないまま現在に至っています。私は幸運にも新品同然のものを格安で譲り受けることができました。
描写としては、期待していた通り、ゾナー特有のなめらかで色彩豊かな背景ボケ、独特の立体感が楽しめます。解放近辺では優しいフレアをまとい、それはよく見ればf8になっても若干うっすらと残ります。コシナzeissらしい透明感とともに、どことなく優しげなその表情は、可憐な少女が儚げに微笑む姿を思い起こさせます。
このc sonnarと同じ「c」のつく、ライカ設計のズミクロンcにはこのような表情はありません。あちらはパキパキにシャープです。従って、このレンズは被写体を選ぶわけでして、女性のポートレートには向いていても、文書の複写のようなものには向いておりません。
気になる最短撮影距離ですが、x-pro1などのミラーレス機で使用する場合、今では便利なヘリコイド付きアダプターが販売されています。純正にこだわらなければ、そういうアダプターを使えば、近接撮影においてもこのレンズの独特な描写が楽しめます。
総じて思うことは、被写体は選ぶものの、この独特の描写はハマったらクセになります。オリジナルと繋がりがあるという意味においては、zeissゾナーの最終進化系と言っても過言ではなく、このレンズはそういう意味において、zeissの歴史においても非常に意味のある存在だと思います。気になる方はディスコンになる前に是非どうぞ。ちなみにディスコンとなったゾナー85ZMは今ではどこを探しても見つけることができません。それほどでは無いかもしれませんが、そのうち入手が難しくなるでしょうね。
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2011年7月9日 01:14 [423239-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
ピントが「面」で合っているのがはっきりわかる F2.8 |
曇りのためコントラストはイマイチ F8 |
絞り不明^^; |
F2.8 |
F4 |
独特の立体感があります F4 |
現在フィルムで10本ほど撮りましたが、ピントもしっかり合うし、色も好みだし、ボケも綺麗、画に独特の立体感をもち、操作感も良好、いまのところ不満が一切ありません。
なんとも言葉にしづらいのですが、「よく写る」だけのレンズとも違います。
開放の描写などにオールドレンズの特徴を残しながら、現代的な写りをするレンズです。
買う前は、
「70年以上前に設計されたレンズが現代で通用するの?」
と思っていたのですが、いろいろ調べていくうちに、
「ちょっと違うのかな」と思うようになりました。
「ゾナータイプ」は戦前、戦中?ぐらいまではその性能とコンパクトなサイズから主流のレンズ構成だったそうですが、構造的にフランジバック(レンズからフィルムまでの距離)が短いことなどから一眼レフに向かず、戦後はほとんど生産されなくなったそうです。
つまり、性能面で落ちるから廃れたのではなく一眼レフに合わないと言うのが大きな理由だったようなのです。
(その他、コスト面やコーティング技術の発達などもあります)
まさにレンジファインダー(ミラーレス一眼)でしか使えないレンズ構成ということです。
*ちなみに現在の主流は「ガウスタイプ」
コシナのゾナーは再設計されたものですが、後群の3枚貼り合わせなどの特徴をよく残しており、直系と言っていいと思います。
そして再設計により画の特徴を残しつつ、収差などの欠点を改善した印象があります。
興味がある人は「ゾナータイプ」、「ガウスタイプ」などで検索すると色々わかるかもしれません。
描写は開放からF2くらいまでは少し甘い感じですが、絞って行くにつれてピシッとしてきて、F4くらいでは甘さは感じないと思います。
また、植物などを撮るとわかりますが、画に独特の奥行き、立体感があります。
(わたしの画像で参考になるかわかりませんが)
コントラストなどはT*コーティングもあり現代的な色のりの写りです。
ヘリコイドの操作感はとてもよい感触で、手によくなじみます。
精密感、高級感があります。
色々書きましたが、個人的には強くオススメしたいレンズです。
とくにプラナーと迷っている方はぜひ!
ゾナーと比べるとプラナーは、「よく写るけど、平板なのっぺりした写り」という気がします。
プラナーは一眼レフでも使えますが、ゾナーは使えないというだけでも浪漫を感じませんか?
(感じないか)←
あと書き忘れましたが、このレンズ最大の欠点は「レンズキャップがとても安っぽい」ことです。(^ ^;)
最後まで読んでいただきありがとうございました!参考になりましたら幸いです。
*参考画像
カラーネガのコダックゴールド100
330万画素でスキャン
晴天に恵まれていないためコントラストは低めです
無補正のため色かぶりなどあります
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レンズ
(最近10年以内の発売・登録)






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