『「強力な手ぶれ補正(VR)」って…？』 ニコン AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR y_belldandyさんのレビュー・評価

[y_belldandy]

2015年5月7日 17:56 [822466-1]

満足度	5

操作性	5
表現力	5
携帯性	4
機能性	5

「強力な手ぶれ補正(VR)」って…？

この条件で、ISO100&f/5.6が手持ちで撮れます!

　購入して間もなく1年になるのですが…

　ほかの方が言う「強力な手ぶれ補正(VR)」なるものが今更ながらに実感できましたので、レビュー致します。

　当レンズはD5300レンズキット用のキット(用)レンズとして入手しましたので、そういう扱いで書きます。

　先ずは、添付した画像をご覧ください。

　これは「何とかして、無理にでもISO100&f/5.6で撮ってみよう。」と挑戦してみて撮った写真です。

　歩留まりはそんなに良くはありませんが、SSが凄まじいことになりながらも見事に撮れていると思います。
(中央の窓を拡大してみてください)

　尚、RAWで撮影しカメラ内現像のみで、PCを使った現像やレタッチは一切行っておりません。

　手振れ補正が効いてSSが稼げるのなら、高価な明るいレンズを使っているのと等しいと思います。
(明るいレンズで解放したのと比べても、表現上絞れるならそれ以上？)

まぁ、キット用レンズでここまで出来るなら、十分に(値段の割に)高性能なのではないでしょうか？

このレビューを読んでいる方には是非とも購入(出来ればレンズキットのかたちで)をお薦め致します。　


【操作性】問題ありません。

【表現力】便利(高倍率)ズームにして十分ではないでしょうか？
　　　　　(18-55mm f/3.5-5.6G VR�Uに比べれば流石に劣ります)

【携帯性】便利(高倍率)ズームにしては良い方だとおもいます。

【機能性】手振れ補正が嬉しいです。

【総評】
　ちょうど良い焦点距離(旅行にはこれ1本!)であり、かつ十分な描写力、そして「強力な手ぶれ補正(VR)」…素晴らしい性能だと思います。

　それが、キット(用)レンズとして手に入るのですから、コストパフォーマンス(正確にはcost benefit)も優れています。



P.S.余談ですが、よく「広角には手ぶれ補正は必要ない」と言われますが、あるとやっぱり役に立つことがわかりました。
(同時に使った単焦点レンズはブレブレで散々でした)

この先、メーカーには広角レンズにも手振れ補正をつけて発売してほしいと思います。

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