関孫六 10000CL 菜切り包丁 165mm AE5257 レビュー・評価

貝印

関孫六 10000CL 菜切り包丁 165mm AE5257

関孫六 10000CL 菜切り包丁 165mm AE5257

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  • 更新日時:2026年10月19日4時30分
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  • 包丁種類菜切包丁
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関孫六 10000CL 菜切り包丁 165mm AE5257 のユーザーレビュー・評価

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最初に。
これから料理を始める方は何万円もする包丁を買う前に、10000CLや15000STみたいな包丁を使い倒して、砥ぎまくって『良い包丁とはこういうもの……』という基準点を自分の中に作ることをおすすめします。
関孫六のプレミアムラインよりも質が低いのに、値段だけは立派な包丁が、世の中にはたくさん出回っています。
この『関孫六 10000CL 菜切り包丁』も実売8,000円程度でこの品質は破格です。

本題。
貝印公式のEU版のページを見てみると、10000CLの同等品と思われる製品が使用鋼材VG-10と表記されています。
レビュータイトル通り、10000CLの使用鋼材はコバルトスペシャルではなくなったと思われます。
ただしHRC硬度は61で、コバルトスペシャル(VG-MAX)を使用した旬と同等です。

実際の切れ味にしても箱出しの時点で良い刃が付いていますし、砥石の番手を8000番まで上げて研ぐとキンキンの刃が付きます。
刃持ちもVG-10らしく十分に良いです(万単位の包丁を当たり前に使うようになると感覚が麻痺しますが、VG-10も高級刃物鋼です)。

ぶっちゃげコバルトスペシャルとVG-10の違いを感じたかったら、毎日プロレベルの業務量を熟して、その上で毎日研ぎ比べるくらいでないと無理だと思います。

結論としては「コバルトスペシャルであることにオタク的なこだわりを持つなら、旬か15000STを買おう……」ということです。
貝印もそのような考えで10000CLをナーフしたのではないかと思います。
あとは原材料費の高騰とか、コンポジット接合の技術を蓄積するために初期はコバルトスペシャルのみ使って生産したかったとか……そんな感じの、あくまでも生産する側の理由ではないかと思います。

特に15000STは下は関孫六ダマスカスの人気に押され、上は関孫六マスターラインに押され……と実売価格が控えめで、非常にお買い得だと思います。
私もあまり必要を感じていないのに15000STのペティナイフを買ってしまいました。

最後に。
良い包丁を買ったなら、まな板は木製かゴム製のものを使ってくださいね。
関孫六のプレミアムラインを買っておきながら固いまな板を使うのは、豚に真珠そのものです。

蛇足。
旬や関孫六プレミアムラインより硬い刃の製品はVG-XEOSを使った、関孫六マスターラインの要・磨のみです(HRC硬度62)。
もちろん包丁は硬度が高ければ良いってもんじゃないですし、そもそもHRC硬度が61や62というのはハイエンドな包丁の中では比較的に低い方です。
その分だけ欠けにくい・砥ぎやすいというパラメーターに貝印は振っているわけです。
初心者の最初の一本に貝印がおすすめなのも、そういう部分です。

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