Phone (4a) Pro レビュー・評価

Phone (4a) Pro

  • 256GB

「Snapdragon 7 Gen 4」や独自背面ライトを搭載した6.83型AMOLEDスマートフォン

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Phone (4a) Pro のユーザーレビュー・評価

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満足度:4.22
(カテゴリ平均:4.05
満足度ランキングNOTHING Phone (4a) Proの満足度ランキング
集計対象5件 / 総投稿数6
  1. 3 0%
  2. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 5.00 4.33 -位
携帯性 軽さ、コンパクトさ 3.49 3.95 -位
レスポンス 操作時の反応速度 4.22 4.10 -位
画面表示 明るさやコントラストなど、表示の見やすさ 4.80 4.32 -位
バッテリー バッテリーのもちのよさ 3.82 3.75 -位
カメラ 画像・動画の精細さ、写りのよさなど 4.24 3.93 -位
  • ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:768件
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン5
携帯性4
レスポンス4
画面表示4
バッテリー4
カメラ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

別機種背面。色はシルバーでスケルトンではないが、透明感が感じられるデザイン。
別機種カメラとGlyphインターフェース(背面ディスプレイによる通知システム。円部)。
別機種表面。細ベゼルのスマホ。

背面。色はシルバーでスケルトンではないが、透明感が感じられるデザイン。

カメラとGlyphインターフェース(背面ディスプレイによる通知システム。円部)。

表面。細ベゼルのスマホ。

機種不明アイコンなどは、ドットで古風に表現。なんか面白い。
機種不明作例。スカイツリーではなく手前の植木に焦点を合わせたので、スカイツリーはややボケ
機種不明月面。三脚なくても、この通り。

アイコンなどは、ドットで古風に表現。なんか面白い。

作例。スカイツリーではなく手前の植木に焦点を合わせたので、スカイツリーはややボケ

月面。三脚なくても、この通り。

商品の一生は、4つの期間に分けることができる。「黎明期」「成長期」「成熟期」「衰退期」だ。黎明期は市場導入期。アーリー・アダプターという新しいものに理解のあるユーザー(全体の3%)が買い使うのだが、この時期に商品のコンセプト、最低仕様が決まり、その後の展開が大体読める。

「成長期」は、関連技術がどんどん詰め込まれ、機能が飛躍的に進化する。スマホの場合は、チップ、メモリ、バッテリー、センサー、通信、カメラ、アプリなど多岐に渡ったが、現在十分な機能を持つに至っている。
ここ数年、高価な最新型でなく、中古を求める人も多いが、性能的に十分であるためだ。

要するに「成長期」が終了、「成熟期」にさしかかったわけだ。成熟期は、商品のポイントが性能から、個性に変わる。必要性能を満たした上で、そのモデルならでの特徴を出す。技術だけでなく、メーカーの考え方が問われる。

技術を追加すれば、トップを取れた成長期と違い、ここからはユーザーに寄り添うことが重視される。が、心地よい距離感が人それぞれ違うように、一つで語ることはできない。このためモデル数も一気に増える。

デジタルは均一化を目指す技術、高性能回路をチップ化することにより高性能を安価に、均一に供給する技術だ。このため、性能はあまり変わらなくなる。ではデジタル機器を作っていたメーカーは、これにどの様に対応したのか。

一つ方法は、デザインによる差別化だ。
例としては、初代iMacがわかりやすい。当時Windows98も出ており、PCが家庭に普及しようとしていた時代。が、ビジネスを思わせるモデルより、自由に使えるモデルが欲しいとされたが、そんなモデルは薬にしたくてもなかった。

しかし独自OSで頑張ってきたAppleはこの時期ほぼ瀕死状態。会社がなくなってもおかしくない時代だった。そして、スティーブ・ジョブスはCEOとして、Appleを再生。伝説の男になる。iMacで会社を立て直したのだ。

ジョブスが世に出した初代iMacは3つの特徴を持っていた。1つはディスプレイと本体が一体化していること。段ボールから出して置けば、使えるようにしたのだ。
2つめは、デザイン。スケルトンを取り入れたデザインは、それまでの無彩色の四角の箱とは一線を画すデザイン。全くビジネス感のない、コロンとしたおにぎりを思わせる愛くるしいデザインは、女性受けも良かった。独特の青、ボンダイブルーなどiMacに使われた色も流行った。
3つめは、簡単にネット接続できたことだ。当時は、まだ光回線が十分普及していない時代。内蔵モデムを有していたので、電話ケーブルでのダイヤルアップも可能だった。また、Ethernetポートも有しており、LANケーブルの接続にも対応していた。

iMacは新しい技術は全くない。それはPCが成熟期になった時の商品だからだ。

さて、今、スマホは4方向に、進んでいる。1つは2つ折に代表される「高機能」モデル。2つめは、1つ1つの技術精度をあげる「高品質」モデル。この分野は、日本人の気質もあっており、日本んメーカーが得意な方向でもある。3つめは「デザイン」モデル。スマホはのべ板が基本デザインであるが、カメラ部などのデザインなどの差別化ができる。また、半スケルトンなどのデザインを採用しているメーカーも出てきた。4つめは「廉価」モデル。大量生産している、韓国、中国メーカー他が強い分野。

今回チェックしたモデルは、英NOTHINGの Phone (4a) Pro。デザインでの差別化に力を入れている。メーカーから貸し出してもらったモデルは、本体色はシャイン・シルバーで本体も透けていない。
造形デザインの面白さは背面のカメラとGlyphインターフェース(背面ディスプレイによる通知システム)が一手に引き受けている。

が、デザイン的に面白いのはそれだけではない。温度などはデジタル黎明期のドット文字。しかもヘタウマだ。大したことないが、細部までユーザーを楽しませようとしていることがわかる。

機能的に言うと、おサイフケータイ(FeliCa)、eSIMに対応したことが挙げられる。日本は多種多様な支払いができるが、技術的には FeliCa対応できることが必須。最近日本専用の海外家電が増えている。

が、個人的に一番推したいのはカメラだ。いろいろなスマホをいじってきたが、身近にあって取り難いものは天体。「月」に限定しても良い。まぁ、約 38万キロメートルの距離だし仕方ないと言えば仕方ないのであるが・・・。
が、NOTHINGのカメラ監修はハッセルブラッド。スウェーデンのカメラメーカーだが、数寄者に撮っては垂涎もののブランド。なんたって1969年7月20日アポロ11号が月面着陸したが、それを撮影したのはこのメーカーだ。

このハッセルブラッドが監修しているからではないが、Phone (4a) Proは140倍のウルトラズームが搭載されている。正直、これはすごい。今まで手に入れられなかった画が、いとも簡単に撮れるのだ。ほぼモノトーンの画だが、それがどうした。久しぶりに心底心震えた。

一応、デザインに強いという枠に分類したが、それに収まらない。

個性的なモデルであり、使って楽しい。価格はリーズナブル。成熟期に相応しい素晴らしいモデル。

当然、推しだ。

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