HYBRID BREW ADG-A060-KO [オニキスブラック]タイガー魔法瓶
最安価格(税込):¥35,640
(前週比:±0
)
発売日:2026年10月 1日
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
無評価 | 4.40 | -位 |
| 使いやすさ |
無評価 | 4.25 | -位 |
| 機能性 |
無評価 | 4.08 | -位 |
| 保温性 |
無評価 | 3.86 | -位 |
| 手入れのしやすさ |
無評価 | 4.01 | -位 |
| サイズ |
無評価 | 3.98 | -位 |
- ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年10月26日 15:19 [2041714-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 保温性 | 3 |
| 手入れのしやすさ | 5 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
正面。大きなフィルターホルダーに目がいく。 |
外観。側面から見ると、普通のデザイン。 |
コントロールパネル。英字が並ぶ。慣れるのに時間がかかる。 |
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コーヒー豆のポッパーを取るとグラインダーが見える。 |
ここまではバラせる。水洗い厳禁。ブラシでせっせと清掃すること。 |
フィルターホルダー(ドリッパー部)の底にはストッパー。閉めると浸漬式になる。 |
昔、お茶で、今、コーヒーと言えるほど、世界的にコーヒーが人気だ。また、2000年頃から始まったスペシャリティ・コーヒーのサード・ウェーブも一段落し、今、コーヒーは本当に自由に楽しめる雰囲気が横溢している。中国まで飲み出したため、全体的にこーひー不足。おかげで値も上がり気味だ。
そんな中にも新たな方向性がでてきている。
第三の波、サード・ウェーブと称されるスペシャリティー・コーヒーは、日本の喫茶店文化に端を発する。欧米でスタンダードとされたブレンドではなく、ハンドドリップで単品種豆を楽しむ。豆の風味の違いを強く楽しむため、焙煎は浅煎り。苦味より酸味を楽しむ感じだ。
元々コーヒーは煮出して飲むものだったので、苦いのが当たり前。これはコーヒー粉の奥にある苦味成分まできっちり抽出するためだ。一方、ドリップはわざわざ「蒸らし」の時間を取る様に、コーヒー粉の奥にまでお湯が入りにくい。このため、苦味より抽出され易い酸味が勝つ。
が、今は、「もう少し苦味が欲しい」に変わりつつある。苦味を出すにはどうすればよいか。一番楽なのはお湯に漬けっぱなしにするのだ。方式でいうとフレンチ・プレス式だ。熱いお湯を入れっぱなしにした粉を、プレスし底から動かない様にしてコーヒーを注ぐ。苦味走ったとても濃厚な味である。
今は、このドリップ式とプレス式の間くらいで何とかならないかという感じ。酸味もあるが、コクのあるコーヒーというわけだ。これしかないと一方向へ走っていく感じではない。
嗜好品は、このように人間の思いつきでどんどん変わっていく。
が、今のコーヒーメーカーは、抽出法を変えることはできない。これに挑戦したのが、タイガー魔法瓶。抽出をハイブリッド型にした。具体的には、ドリップ式のドリッパーの出口にストッパーを設け、出したり止めたりすることを可能にしたのだ。
止めずに使うとドリップ式。止めると浸漬式になる。
加えて豆を挽くところから、全自動だ。豆を挽くと表面積が大きくなるため、一気に湿気を吸う。コーヒー抽出後のコーヒー粉を乾かして消臭に使うのは、コーヒー豆に空いた無数の穴が臭い分子をトラップするためだ。
それはさておき、コーヒー豆は粉にすると湿度、周りの空気を吸うため風味がすごく落ちやすくなる。このため使用時に挽くのが基本だ。が、問題もある。それはコーヒー豆が半端なく固いことだ。このため豆は石臼を模したグラインダー(ミルとも言う)で挽く。挽くためには圧力、隙間などの精度が必要なため、多くの場合、メーカーはユーザーがグラインダーをバラして清掃することを認めていない。付属のブラシで清掃することを強いられる。
今回、タイガーのコーヒーメーカー<HYBRID BREW> ADG-A060をメーカーから借りテストした。なお、グラインダーが内蔵されていないコーヒーメーカー ADF-A060も並列ラインナップされていることを付記しておく。
【デザイン】
ハイブリッドとは言うものの、デザインはドリップ式に似る。特徴はドリッパーホルダーが異様に大きいことだ。それ以外、パッと見た目、特徴がない。トヨタのプリウスもボンネットを開けるまで、ハイブリットとは見えない様工夫されているが、それに似る。
【使いやすさ】
手を使うところは大ぶりに作ってあり、使い易い。使い勝手のよいものは手に馴染むといわれるが、その好例とも言える。
一方、ボタン表記などは全て英文。ちょっと違和感を覚える。コーヒーは最近の外来の飲み物なので、漢字化されていない。このため、通常はカタカナで表記される。「グラインダー」というのはともかく「Grinder」と書かれていると、少々面食らう。「粉挽」ではダメなのであろうか。またフォントサイズが統一されていないので、目が泳ぎ易い。
また、フィルターは、台形型の紙フィルターを用いる。どこででも入手できるのがよい。
【機能性】
機能的には十分。
【保温性】
ガラスサーバーを置くところにはヒーターが設置されている。「高温注意」は漢字表記。赤字で記載、もしくは火傷のアイコンを入れてもいい。
ガラスサーバーなので、多めに抽出した場合は、魔法瓶ポッドなどに移すことをお勧めする。
【手入れのしやすさ】
もっとも問題が多いグラインダーは、ブラシなどを動かし易い様に大きくスペースをとっており、掃除し易い。
その一方刃の止めネジも大きく露出しており、いじりたい誘惑に襲われる。
日本人としては、よりキレイにしたいと思うかも知れないが、ここはほどほどで。
【サイズ】
グラインダー付きのフル装備ながら、上手くサイズは整えられていて使い易い。
【総評】
私の場合、ハンドドリップからコーヒーを嗜んだためか、やや酸味が勝ち目の方が好み。が、プレンチプレス派の友人もいる。一緒にカフェに入ると、注文は見事にバラバラに分かれる。
そんな状態も、優雅にこなすと言うと、言い過ぎだろうか。ただ、いろいろなことができるコーヒーメーカーは手元にあると便利なことこの上なく、タイガーなので作りも丁寧。またバラすことはできないまでも、グラインダーの掃除はし易い。
コーヒーメーカーとしては高級ゾーンに入るが、値段だけの見返りはある。
令和の今、コーヒーメーカーは有名喫茶店のマスター(バリスタ)の方向性を継ぐモデルと、何でもできるモデルに二分されるが、タイガーのハイブリッドは後者の方。コーヒーと遊びたい人にお勧めしたい。
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4
神野恵美 さん
(コーヒーメーカー)
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