SF-16A351 [ホワイト]
温度センサーや独自の角度調節機能を搭載した最大28畳対応の3Dサーキュレーター(ホワイト)
プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2026年7月27日 11:41 [2030400-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 風量 | 4 |
| 静音性 | 4 |
| 微風 | 4 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
前年モデル「SF-16A251」(左)との比較。大きく異なるのはガード部分 |
背面 |
上90°、左右は最大330°まで首振りする"3D送風"が特徴。動きもスムーズだ |
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本体操作部 |
リモコンを使えば「ここピタ」ボタンで向きを任意で設定できる |
工具なしで簡単に分解・組み立てができ、お手入れしやすい |
シロカの3Dサーキュレーターの新製品。メーカーの個別説明会でトライアルをした後、実機をお借りして自宅で試用した。
前年発売の「SF-16A251」の後継機。本体サイズは幅21.4×奥行21.2×高さ37センチ、重量約2キロ。本体サイズは変わらず、リビング、寝室、ワンルーム、在宅ワークのデスク横など、置き場所を選ばないサイズ感だ。
消費電力34W。コンパクトな筐体ながら最大約28畳まで対応する送風力を備える。微妙なデザイン、設計の違いにより、対応畳数が前年モデルよりも1畳アップしている。
従来モデル同様に、最大の特徴は、上下左右の立体的な首振りによる"3D送風"。上90°、左右は80・120・330°(正面からそれぞれ40・60・165°)から選択でき、部屋のすみずみまで風を届けられる。エアコンとの併用で空気循環を促し、夏は涼しく、冬は暖房効率を高める効果を促す。
風量は8段階。温度センサーを搭載し、室温に応じて自動で風量と運転状態を切り替える「みまもりモード」を備える。室温が28℃以上になると風量8+左右120°+上下首振りで強力に送風し、24℃以下になると運転を停止する。無駄なく効率的に空気循環でき、熱中症対策にも役立つ。他にも「衣類乾燥モード」、「おやすみモード」、「リズムモード」を備え、幅広く活用できる。
前後のガードと羽根は工具不要で簡単に取り外せる。汚れが気になったときにサッと手入れでき、メンテナンスも容易だ。
従来同様、このモデルをはじめ、シロカのサーキュレーターで個人的にお気に入りなのはリモコンに搭載されている「ここピタ」機能。送風したい位置に任意で設定できる機能で、ピンポイントで向きを設定できるのが非常に便利だ。
既に従来モデルでも完成度が高かったが、ほんのちょっとだけ送風力を高めて、デザイン性もより洗練された印象。コンパクトなのに、衣類乾燥からエアサーキュレーション(空気循環)、扇風機としてもどれも不満なく使える一台。
なお、2026年モデルとして発売された「SF-15A221」は、ひと回りコンパクトなモデルで対応畳数も23畳まで。5色のシックなカラバリから選択できる。
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年5月28日 04:55 [2022915-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 風量 | 5 |
| 静音性 | 5 |
| 微風 | 5 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
外観。かなり端正。 |
サーキュレーターらしい小径三枚羽根。 |
左右の首振り機能と共にコンソールは台座にある。 |
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手でバラしたところ。これ以上バラせない。 |
手かけ(黄枠)。滑りやすい。 |
リモコン。 |
シロカは、実にいろいろな種類の風家電をラインナップしている。
風家電は、大きく扇風機とサーキュレーターに分けられるが、双方ともファン(羽根)を回して風を起こすのは共通している。が、人を気持ちよく涼ませる扇風機の風と、部屋の空気を攪拌するサーキュレーターの風とは、同じ風という漢字を使っても、異なる。
普通の人は、1つの部屋のために、扇風機とサーキュレーター両方とも用意することはしない。双方の用途で使えるものが欲しいと、なる。
扇風機とサーキュレーターともの要素を完全に満たす製品は、この世にはない。が、お客様は神様、メーカーはいろいろな割合で、性能をミックスしたモデルを用意しユーザーに提供している。
今回、シロカから借りてテストした、3D サーキュレーター
SF-16A351もそんなモデルの1つ。サーキュレーターベースだが、ワンルームマンションなど狭い住居で、扇風機兼用で使うのを想定している。
サーキュレーターの基本は、小径の三枚羽根とAC(交流)モーターを組み合わせだ。ACモーターの特徴は、交流がそのまま使えるところ。DCモーターのような精密なコントロールしにくいが、コンセントから取れる電気は全て交流。このため、安く作ることができる。羽根をとにかくぶん回せば用が足りる場合にはACモーターが使われる。サーキュレーターは、部屋の中の空気を攪拌するため、部屋の壁に当たるまで直進できる風が基本だ。だから小径三枚羽根とACモーターの組み合わせとなる。
一方、扇風機の目的は人に心地よい風を送ること。風呂上がりのような強風を必要とすることもあるが、ほとんどの場合、欲しい風は微風だ。特に節電しながらエアコンを有効に使う場合は、風との併用で、体感温度を利用するのが良い。
微風は0.3から1.5m/secであるが、体感温度は1m/secで約1℃下がる。28℃設定でも、風で体感温度が下がると、途端に涼しくなる。
この時、理想的には、体全体に平均して風が当たるのがよく、扇風機ベースが良いされる。が、そうすると、本体は大きくなる。365日出しっぱなしには行かなくなる。サーキュレーターの良さは、そのサイズにある。出しっぱなしでも邪魔にならない。棚の開いたところに置くこともできる。
が、心地よい風を作り出せるのが重要である。心地よい風=微風と書いたが、微風もいろいろある。
このため、サーキュレーターに微風を取り込む時、まず行われるのは風を細かくコントロールすること。つまりモーターをDC化することだ。
そして静かに拡散し、体全体を包み込むような風に持っていきたい。ここはメーカーの工夫のしどころだ。拡散機能を設けるのも1つの手だが、手の込んだことをすると、コスト高になる。それでなくてもACモーターをコストの高いDCモーターに付け替えているのだ。
これに関して、シンプルでかつ、有効な方法はまだ出ていない。全メーカーが悩んでいる課題でもある。
シロカのSF-16A351も、静かな微風を作り出しているが、拡散し体を包み込む風にはなっていない。あとは細かく、首振りを調整し、拡散に似た効果を作り出せるかだ。
シロカは、いろいろなパターンの風家電を手がけているだけあって、そのあたりは、年を追うごとによくはなっている。が、まだ「できました」と言い切れるほどではない。
が、近づいていることは確かだ。
またSF-16A351は、工具なしで簡単にバラせるので、お手入れしやすい。また「ここピタ」と言って、風の当たりがベストな状態で自分の思い通りに止めることもできる。
欠点としては手かけのデザインが挙げられる。手をかけて、楽に移動できるように考えられているのだが、私は、この手かけで滑ってしました。本体重量、2.0kgなので、怪我をする心配などはまずないのだが、ちょっとヒヤっとしたのは事実。
完全とは言えないが、それなりのレベルに達している扇風機の機能を取り込んだサーキュレーターと言える。
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(扇風機・サーキュレーター)
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