プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2026年7月27日 14:29 [2030416-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 風量 | 4 |
| 静音性 | 4 |
| 微風 | 4 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ルーバー収納時=扇風機の風 |
ルーバー開放時=サーキュレーターの風 |
上向きは90°まで |
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下向きは-50°まで |
操作部 |
電源はアダプタタイプのコード式。本体からは抜き差しできる |
象印のサーキュレーターの新製品。メーカーより実機をお借りして自宅で試用した。
本体サイズは幅26×奥行20.5×高さ31センチ、重量約3キロ。コンパクトな筐体ながら、最大約30畳まで対応する送風力を備える。リビング、寝室、ワンルーム、サニタリールームなど、場所を問わず活用できるモデル。
最大の特徴は、本体内部に搭載された「スマートルーバー」による"2WAY構造"。ガードのフレーム部分にルーバーがあり、これが開閉することで開閉することで風の性質が変わる。開いているときは直進性の高い整流されたサーキュレーターの風となり、閉じているときは風が広がって優しく心地よい扇風機の風になるという、これまでになかったタイプの二刀流。
DCモーターを採用。静音性と31Wの消費電力の省エネ性を両立する。風量は10段階で設定可能で、部屋の広さや使用目的に応じて使い分けられる。
3つの運転モードを搭載。「標準モード」は、サーキュレーターの風と扇風機の風を自動で切りかえ、首振り運転をしながら空気循環を行う。「夏モード」は冷気が床に溜まらないよう下向き中心に、「冬モード」は暖気を天井から降ろすよう上向き中心に運転する。
「衣類乾燥モード」も搭載。洗濯物の量に応じて「スポット」と「ワイド」の2パターンに切り替えられる。「手動モード」に設定すると、「扇風機」と「サーキュレーター」に切り替えられる。
この他自動首振り機能は、左右を60・120・180°の3パターン、上下は「全角度(-50〜+90°)」、「上(+30〜+90°)」、「中(-10〜+50°)」、「下(-50〜+10°)」の4パターンで設定できる。
さまざまな機能を持つが、設定方法が非常にわかりにくく、使い始めに挫折しやすいのが難点。どの用途でどのモードを、どの設定をすれば最適なのかがはじめのうちは判然とせず、少々混乱した。
可変ルーバーによる2種類の風質というのは非常にユニークで便利だとは思うものの、実用レベルで操作性がもう少し直感的でユーザーフレンドリーだとありがたい。
前ガード・後ガード・羽根は工具不要で取り外して水洗いできる。リモコンはマグネットで本体に装着できる仕様のため、紛失しにくい。
直進風とやわらかい風を自動で切り替える独自構造により、季節を問わず部屋の快適性を高められるサーキュレーター扇風機。空気循環、衣類乾燥、涼風を一台でこなすことができるが、本体サイズや操作性から、冷暖房器具と併用した空気循環がもっとも得意と感じた。サイズ感や機能、上下の可動範囲からどちらかと言うと床面よりも卓上設置に向いているように思う。
全体的に堅牢な造りながら、角が少なく緩やかな曲線を配した設計・デザインが、小さな子どもやペットを飼っている家庭にもやさしい。
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年4月27日 23:38 [2019070-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 風量 | 5 |
| 静音性 | 5 |
| 微風 | 5 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
2WAYだが、ベースはサーキュレーター。 |
コンパネ。手動ボタンでルーバーの開閉が可能。だけど「手動」って何だ!!? |
リモコン。「手動」ボタンはない。 |
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AC-DCアダプター。精度良くコントロールできるDCモーターが使われている。 |
取手に手を入れたところ。ダラーンとした感じで、持ち上がる。 |
パーツを全部外したところ。ルーバーはバラせないことがわかる。 |
春先から梅雨前は、「もったいない」が染み込んでいる日本人はエアコンの使用を避け、扇風機で涼を取る。
昔の日本は押入れが健在で、季節ものを放り込める様になっていた。が、残念ながら令和の時代、押入れはクローゼットにとって変わられ、タンスもない現在、季節ものを収納しておくことはかなり難しくなった。が、エネルギー危機が叫ばれる現実と隣り合わせでは、やはりできるところまでエアコンは使いたくない。
加えて、エアコンはサーキュレーターで空気を攪拌してやるとより効率がいい。さらにコロナ禍以降、換気も重要視され、空気を動かすサーキュレーターは注目を集めた。
実は、扇風機とサーキュレーターは実は似て非なるもの。扇風機は人を涼しくするもの。風は身体全体に当たるように設計されている。しかも、強風はNG。一気に体温を持っていかれるからだ。湯上がりの強風は、あくまでも一瞬のこと。今ドキの扇風機は「微風」がメインだ。ファンの動きを正確にコントロールが必要なので、DC(直流)モーターが使われる。
一方、サーキュレーターは部屋の空気を均一化するのが役目だ。部屋の隅に風をぶつけ、四方八方に空気を動かす。このため届く風が重要だ。風を作り出すため、ファンは小さく、AC(交流)モーターでぶん回す。
双方とも「風」を起こす家電であることだが、風質は著しく違う。そして日本の家は狭い。当然、風を起こす家電を1つにできないかとなる。
その場合、基本になるのはサーキュレーターが多い。小さいからだ。これにDCモーターを載せ、ファンを正確にコントロールできるようにする。が、それでもサーキュレーターの遠くまで届く風と身体を包み込むようなことにはならない。
ここで象印は画期的なアイディアを出した。可変ルーバーを使うことにより、風質を変化できる様にしたのだ。
メーカーからサンプルを借りテストすると、しっかり風が変わる。
これは中々のアイディア。標準・夏・冬モードの中にしっかり埋め込まれている。が、普通に使う場合の名称は「手動」。「扇風機」「サーキュレーター」でもいいのではと思うのだが・・・。まぁ、これは愛嬌としてもいい。
見逃したくないのは、モーターで動かすので重くなるのだ。RC-AA30は、ラーメンで言うと「全部載せ」の状態。このためモーターはファン用、首振り左右用、上下用。それに加え、ルーバー用。このため竿ずに対し予想外に重い。3kgもある。
サーキュレーターは小さく軽いので、床だけではなく卓上、棚上にも置いて使えるのが魅力だ。少なくとも置きっぱなしではなく、それは扇風機、サーキュレーターのハイブリッドでも同じだ。が、3kgだとよくて卓上だ。
当然本体には持ち手がある。が、本体に負担がかからないように、本体の固定は甘く、完全にぶら下げる感じで持ち上げることになる。
寝た子どもがグニャグニャして、おんぶしっても、抱っこしても、とても重く感じる。それに似て3kgでもかなり重く感じる。
適正畳数:30畳のモデルなので、3kgという重さは丁度良いと言えば、丁度良い。が、風は部屋の中に恒久的にあるべきものではなく、一時的にあれば嬉しいものだ。要するに、置きっぱなしではない。
私が、重さに反応したのはそう言う理由だ。
が、このルーバー採用は、ユーザーが求めるハイブリットモデルに対し、明確な回答の1つであり、象印の特許の押さえ方が甘い場合は、一気に主流になるかも知れない。ちょっと自慢できる新型の2WAYサーキュレーターだ。
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