プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年5月29日 04:47 [2023025-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 風量 | 4 |
| 静音性 | 4 |
| 微風 | 5 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
フロントビュー。リモコンホルダーが妙に目立つ。 |
7枚羽根。径:約30cm。体を包むような微風を作る。 |
バックビュー。 |
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持ちやすい持ち手で移動できる。 |
コンソール。モードの部分以外はお馴染みのワードが並ぶ。 |
リモコン。ボタンを詰めた配置にする理由はあるのだろうか? |
扇風機の定番・標準技術で組み上げられたリビング扇風機の定番型。
扇風機は理想には達していないものの、現実解としてはかなり満足できるレベルにあると言えるが、それは何度となくモデルチェンジを繰り返し、余分な要素を除外し、必要最低限の機能を、普遍的な技術、普遍的なデザインに落とし込んだためだ。
余分なものを付けていない分、安価。特殊な技術でない上、長い時間かけて、熟成されているので、まず壊れることはない。こう言うモデルは、ある意味、間違いのない家電とも言えるが、面白みの薄い家電でもある。ただそれだけだと、日本の場合、ユーザーより流通から他社と全く同じものは置けないと言われる可能性がある。
今回、約15000円(税込)で販売されている東芝の扇風機、TF-30DL29をテスト、いわゆるメーカー定番の実力を確認した。
なお、テストサンプルはメーカーより貸し出してもらった。
【デザイン】
扇風機といえば、誰もがこう書くよねというデザイン。
30cmに近い径を持つ多枚羽根にそれを支える大きな台座。支柱は伸び縮みして収納しやすく、羽根部のネットは目を小さくして、子供でも指を入れられないレベルにしている。
デザイン破綻があるとすれば、リモコンホルダーか。簡易な後付けデザインは一体感がない。
が、リモコンが取り出しやすいのは事実。良い見た目=良いデザインではない。
【使いやすさ】
使いやすさと言うのは、自分がその機械の主人となることだ。クルマで言うと、どの位ブレーキを踏めば確実に、安全に止まれるのかがわかっていると言うことだ。
TF-30DL29のほとんど機能は既知であり、上手く扱える。
風量、首振り、タイマー、チャイルドロック。この中で認識違いが起きやすいのは風量だが、ビジュアル化されており、風量を直感でイメージできる。
扱えないのは「モード」に並んだ「おやすみ」「ゆらぎ風」「ふわり風」だ。日本語でしか書かれていないので、分かり難い。私は「ゆらぎ」と言う言葉で、それなりに緩やかな風をイメージしたが、それはふわり風の方、同じモードは必要ないと言うことで、かなりの強風の上、ゆらぎと言うよりゆり動かすと言う方が適切なほど。
経験したあとは、それなりに使えるが、初めて使用した時はびっくり。言葉でのイメージ共有は中々難しい。
【風量】
7段階。リビング用と言うことでDCモーターが搭載されているのだが、その割に、段階としては7段階。個人的には少ないように思う。
【静音性】
7段階のうち、2段階がほぼ無音。以降は大きくはないが動作音がする。
【微風】
無音の2段階は微風と言える風量。
【サイズ】
それなりに大きい。特に台座の大きさは気になる。
【総評】
標準を意識した仕様ではあるが、その一方技術・機能が十分研ぎ澄まされているとは言い難い。悪くはないが、良くもないと言う感じか。またモードに関しては、言葉の感覚が合わないので、個人的に使い難い。
「定番」に近いモデルでもあり、もう少し、普遍性を煮詰めて欲しいと感じた。
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