TONALITE
身体形状から音色を最適化する音色パーソナライズ技術「DTAS」を搭載した完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル

-
- イヤホン・ヘッドホン 12位
- カナル型イヤホン 6位
- ワイヤレスイヤホン・Bluetoothイヤホン 10位
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
3.24 | 4.19 | 308位 |
| 高音の音質 |
4.82 | 4.15 | 33位 |
| 低音の音質 |
4.55 | 4.12 | 62位 |
| フィット感 |
4.04 | 4.08 | 195位 |
| 外音遮断性 |
4.37 | 3.79 | 37位 |
| 音漏れ防止 |
4.56 | 3.79 | 26位 |
| 携帯性 |
4.11 | 3.86 | 159位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2025年12月29日 00:58 [2001953-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
正直ノーマークでしたが、かなり評判が良いようなので衝動買いしてしまいました。
なお、レビューの前提として、私は過去にDENON Perl Pro、NUARL Inovatorを所持しており、自動測定によるパーソナライズと、それによる音質向上を経験しています。自動測定と極端に相性が悪いイレギュラーな人間ではないはずと、自分では思っています。
【パーソナライズ機能、DTASについて】
結構な手間と時間がかかります。手順は下記の通り。final公式YouTubeの2025年11月19日のライブ配信アーカイブでもある程度映像で確認できます。
1)付属ヘアバンドにARコードのステッカーを貼り、それを頭に被って、スマホのインカメラで撮影。頭部と耳の形を計測。
2)イヤホンを装着して音波を出し、耳の内部形状などを計測。イヤーピースありとなしの2回実施。
3)好きな音楽を再生しながら、最終的な音色プロファイルを自分の好みで選択。
所要時間は40分程度。撮影や測定よりもサーバとの通信、イヤホンへの転送で時間がかかります。いい年こいたおっさんがヘアバンドを被って自撮りをしている姿はかなりシュールであり、精神的ダメージが大きいですw
【音質】
パーソナライズ後の音は、鮮明度、音場の広がりが向上し、良い効果が得られました。ワイヤレスイヤホンでありがちな、低音を盛って迫力でごまかすタイプの音とは一線を画しており、全体にナチュラルなハイファイ志向の音です。(パーソナライズ時の選択次第で、ある程度低域寄りの押しの強い音にもできます。)
ただ、私の感覚では、高域に刺さりが生じてしまいました。現状、イコライザーで8KHzを4段階下げることで好みの音にできています。なお、高域を下げても、上述した美点は失われません。ハイ上がりの音にして鮮明っぽい印象を与えているだけ、ではないことは申し添えておきます。
パーソナライズ後に高域が刺さるのは、他のレビュアーでも指摘されている方がいらっしゃいますし、SNS上でも散見される事例のようです。測定の最終段階の音色プロファイル選択の時点で既に刺さりましたので、頭の形状測定との相性の問題かもしれません。
また、長時間聴いていると、少し閉塞感が強めで聴き疲れがすると感じました。密閉度が高めのBAイヤモニを使っているときのような感覚です。もっとも、私はその手の閉塞感にかなり敏感な方なので、多くの方は気にならないかもしれません。
【ノイズキャンセリング】
強くもなく、弱くもなく、といったところです。ソニーやBOSEには遠く及ばず、テクニクスやJBLより少し劣るくらいでしょうか。ソニー製のチップを使っているそうですが、設計思想が根本的に違いますから、ソニーと同じノイキャン性能になるわけではありません。
【接続安定性】
LDAC接続時の不安定さを指摘する声が多いようです。当方は、現時点では屋内のみでの確認になりますが、ファームウェアVer2.3.6、Xperia 1 VIとの接続で、まったく問題を感じません。
SNS上では、長時間使用で左右のバランスが狂う、時間差が生じるなどの報告も散見されますが、当方の環境では発生していません。
【音量調節】
Xperia、iPhoneなど、端末側が対応していれば、32段階での音量調節が可能です。(iPhoneの場合は、画面上のスライダー操作で細かい音量調節が可能。)これとは別に、よく使う音量域の刻みを細かくする、ボリュームステップ最適化機能が付いています。
【総評】
「ハイエンド有線イヤホンをも凌駕する」(公式サイトより)は、さすがに大げさ、このメーカー特有のビッグマウスで、いい加減にせえよと思いますが、他のワイヤレスイヤホンでは出せなかった音が出せているのは確かです。価格をハイエンド級にせず、3万円台に抑えているのもいいですね。
測定の面倒くささなどの問題はありますし、音質面でも個人的に相性の合わない面がありましたが、面白い製品でした。コアなオーディオ好きの方には一度試してみていただきたいです。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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- イヤホン・ヘッドホン
- 3件
- 0件
2025年12月29日 00:13 [2001950-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 1 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 3 |
音にクセがなくTWSとは思えない程の高解像度なイヤホンで、どんなジャンルの音楽も高いレベルで鳴らせるけれど、エモい音は出ないから100点の音は出せないイヤホン。
色んなジャンルの音楽をいちいちイコライザ弄らず聴きたい方にオススメなイヤホン。
ノイキャン性能はボチボチ。
DTASをoffにしてノイキャン優先にして初めて、飛行機機内のゴオオオがコオオオオに変わるレベル。
残念な点はLDAC接続時の不安定さとデザイン。
LDACは今後のアップデートに期待。
デザインは一応フラッグシップなんだからもう少しマシなデザインにして欲しかった、スーパーとかディスカウントストアとかで売ってる激安TWSと大差ない。
- 主な用途
- 音楽
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2025年12月28日 16:34 [2001843-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 無評価 |
| 携帯性 | 3 |
普段、ヘッドホンはsony 1000xシリーズ、フルワイヤレスはfinal ze3000、スピーカーはMarshall acton IIIを使っています。音質には拘り強い方だと自覚してますが、このイヤホンは凄い。凄すぎる。
よくこの値段でこの品質が再現できたなと驚くほど。これがsonyなら8万くらいはいく。
【デザイン】
いつものfinalといった感じ。
ze3000と比べて少し縦長になったかなというくらいでそこまで変わりはない。Marshall motif ii ancに形似てるかな。
【高音の音質】
ツンツン刺さる感じはあまりない。
finalらしく伸びがかなりある。
【低音の音質】
クラブハウスのようなドカドカ重低音だけ鳴らすタイプとは程遠く、深みのある低音。生の演奏を聞いているよう。
【ボーカルの音質】
このイヤホンはボーカルの音質が凄い。sonyの360度リアリティオーディオがライブ空間を再現するとするなら、finalは、脳内の奥に訴えかけてくる感じ。耳元で歌われている感じがする。
よりリアルな生演奏に近いと感じた。息遣いや、sony 1000xm4で感じなかった細かな音まで聞こえてくる。これは凄い。口の開け閉じレベルまで聞こえる。
【音量】
finalらしく、音を真ん中より下(最小から3段階up)くらいできちんと聞こえる。
フルワイヤレスイヤホンは音を中央から大きくしないと聞こえないモデルが殆どの中これは凄い。
【フィット感】
イヤーピースの問題だろうが、初め開けてすぐついていたものはスカスカで落ちそうで心配だった。
【外音遮断性】
これが凄すぎる。
ze3000もノイズキャンセルはないが、ノイズキャンセルイヤホンと同等レベルで遮音性があった。トナリテは、さすがsonyのチップを採用してるだけあってノイズキャンセルがかなり良い。
音楽流すと電車のガタゴトやアナウンスも殆ど聞こえなくなる。話し声が聞こえるsonyとは大違い。
ノイズキャンセルレベルをsonyで例えると、wh-1000xm4とm5の間くらいでm5とほぼ同じレベル。かなり優秀な方。
【タッチ感】
タッチの反応は悪くないが実際に一時停止、ノイズキャンセルから外音取り込みとなるまで1テンポ遅い。これはアプリで操作したときも同じで1テンポ遅いのでここは残念。また、これもフルワイヤレスイヤホンあるあるだが、音量の上下がてきないのも残念。
【通信の安定性】
LDAC接続できるのが強みだがいざLDACで接続すると3割の確率で途切れる。
左右遅れるのもそうだし、ズボンのポッケに入れてると途切れる。ここも残念。
普通に部屋でスマホを出して聞いている分には問題ない。AACやSBCでは途切れることはない。
【携帯性】
とてもいい。他のfinalと同じくコンパクトで持ち運びは良い。ただ、バッテリーの持ちがそこまで良くないので旅などのときにモバイルバッテリーを持ち歩く必要がありその点ではsonyに軍配が上がる。
また、なぜかfinal tonaliteを接続してるとスマホのバッテリーも減るのが早い。
他のイヤホン、ヘッドホンでは気になったことがないが……。
【総評】
音質で見ると、本当にこれを使ってしまうと他のイヤホンにはもう戻れない。
1000xから乗り換えることは必至。私もwh-1000xm5を売却してこちらにしようかと思うくらいだ。
(今は2つ使いですが)
買うか迷ってるなら完全にアリ。
普段、1000xシリーズが日常使いだとze3000やze3000svの音質が平均的に聞こえてしまうがその中でも、tonaliteはそれらを凌駕する音質。これは凄い。
イコライザーoffだと音がモッサリすることがある。私はsonyのときと同じ波形をfinalアプリでしてみたが音が見違えた。ちなみにまだDTASをやっていないのでやるのが楽しみ。
DTAS使わずに、sony wh-1000xm5やwh-ult900nのlut2とイコライザー併用を超えてくる音質なので迷うなら買うべきイヤホン。
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- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2025年12月28日 00:52 [2001355-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
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|---|---|---|
昔100均で買ったケースに入れてます。 |
たまたまピッタリ入ってます。AirPodsは専用シリコンケースに.. |
イコライザー例 |
final
TONALITE
追記
・20251228時点で専用シリコンケースなどが無いため昔100均で買ったケースに入れてます(写真 手前が当機、奥がAirPods pro3)
・イコライザーの設定例を追加(写真)
・LDAC接続出来ない場合の対処)
DAP(hiby M300)に接続しましたが最初AAC接続になりました。そんな場合はアプリで左上角のアイコン(3本線)メニューから「各種設定」をクリックして「LDAC」をONにして下さい。ここがOFFの場合androidでもLDACでは無くAACとなります
LDAC接続での音がタッチ割当の不自由さを吹っ飛ばす良さだったので評価を5に上げました。
●購入(2025.12.25購入)
クラファンを見逃したためヨドバシで購入「39,800円-13%P=34,626円)。クラファンはシステム使用料含み32,500円くらいなので2千円ほど割高でした。クラファン終了直後に通常発売されるのは珍しいですが有り難いです
●環境
・iPhone SE3にAAC接続
・hiby M300(DAP android v.13)にLDAC接続(アプリ左上メニュー、各種設定からLDACがONに)
●良いところ
・デフォルト状態でも音が好み
・DTASオンで鮮明度が上がり、拡がりつつも音が近くなり、そして艶かしくなる。AAC接続でも優秀。LDACは更に素敵
・マルチポイント接続でAACとLDACが両立
●微妙なところ
・設定価格(フラッグシップ機の価格帯なのにデザインや質感がチープ過ぎるので、趣味の方、お財布に余裕のある方以外が選択するにはハードルが高いか。個人的には抜群の美音なので高いとは感じないが...)
・DTASは設定に時間を要す(趣味人向け)
・EQ設定はDTASオン、オフで各1種のみ(各3種くらいは欲しい)
・タッチコントロールに自由度無し
(既定4種から選択できるが、custom設定が無く各タッチ毎の設定は出来ず、1タッチを無効に出来ない。接触による誤動作を防げない)
・接続機器の切替挙動が微妙
(切替後の再接続が自動にならずBT設定で選択して接続しないと繋がらない挙動あり)
【デザイン】
充電ケースはフタにロゴと社名があるがシンプル。イヤホン本体もデザイン性は無く楕円形でプラスチック感があり高級感は感じず
【音質】
DTASによるパーソナル化が特徴だが、デフォルトでも多少モサっとはしているもののEQ設定して充分に聴ける良い音です。DTASは個人差があると推測するが自分の場合は音が近くなりクッキリして立体感が出てライブ感(艶かしさ&拡がり)も感じられ素晴らしい
高域は突き抜けるシャープさは感じないが綺麗に伸びるので充分です。キレがあるので軋んで刺さるギリギリか。中域は明瞭で前に出てクリアー。ボーカルが聴きやすく好ましい。低域はズシッではなくビシッとした印象で厚みや深みも感じる。全体バランスも良く素晴らしい音です。ボアっとした低域が覆い尽くして全てを台無しにしていた finalの前フラッグシップ機(ZE8000)のダメさを払拭する音の良さです
【フィット感】
イヤーチップが柔らかく密着が必要なため個人差があるかも。視聴(着)した方が良い。自分はデフォルトのLサイズチップで問題なし
【遮音性、音漏れ】
DTASオンの場合(音質優先)でもノイキャンは低域雑音には効き充分に実用的です。とはいえ、人声は聞こえるのでBOSE2やAirPods pro3ほどではありません。DTASオフの場合はANC優先が選択可能となり更に効きは良くなりますが音第一の当機では使わないかも..
音漏れは大音量でなければ大丈夫です
【携帯性】
大きさ的には持ち運びに問題はありませんが、滑りやすいので落下注意
【感想】
次元の違う音が楽しめる画期的ワイヤレスイヤホン。まさに「音」を追求した製品であり、「ワイヤレスは音が悪い」という印象は無くなります。革新的な性能であり極めて優秀な音響機器だと思います
●参考(メーカー主張より抜粋)
「8K SOUND」をうたった前フラッグシップ機(ZE8000)は「低域過多でモッサリ..」だったので売却済み。そんな経験からfinalのアピールは使用者では無くて「作り手側の主張」が強い印象があり信じていないので、以下にメーカー主張を抜粋しつつ感想を記載しておきます。
・全ての機能を満たした
>>>タッチ割当の自由度に工夫無し。イコライザーの設定が1つだけで他社に大きく劣る。全ての機能はあっても不完全でありそれで満たしているというアピールは「?」
・今までに無い超高音質
(ハイエンド有線イヤホンをも凌駕)
>>>音は素晴らしい。ワイヤレスだから音が悪いという印象は払拭しているが、「ハイエンド有線イヤホンを凌駕」は言い過ぎか。iPhoneからBTR7にBT接続して有線イヤホン(4.4mmバランス接続のie900、Technics TZ700、Meze Audio RAI PENTAなど)で聴いた場合で比べると分解能や鮮明さでは至らずという印象であり凌駕は表現として不適切。ただし、どれも10万円以上の有線イヤホンなのでそれに近い音が4万円以下で楽しめることは素晴らしい。また、曲によって「今までにない」と強く感じる場合があり、分野的には演歌がわかりやすく、「津軽海冬景色」などは違う楽曲に聴こえるくらい凄い。
・最高水準のノイズキャンセリング性能
>>>かなり効きますが最高水準かは微妙です。BOSEやAirPods pro3とはまだ差を感じます
・パーソナライズ技術「DTAS」を採用
>>>効果的ですが、設定には時間が掛かります。視聴時設定は難しいかも..
・静かな場所でも使えるアンビエントモード
>>>未検証
・抜群のフィット感と快適な着け心地
>>>人によって着け心地は異なるでしょう
・最大9時間のロングバッテリー仕様
>>>未検証
・指紋がつきにくいグレインフィニッシュ
>>>指紋はつき難いが滑りそう
以上、finalのアピールのままとはいきませんが割と近い印象です。特に音響機器として「音」に関する優秀さは他社と大きな差がついた気がします
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2025年12月26日 22:24 [2001290-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 3 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
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|---|---|---|
左上:TONALITE 左下:AirPods Pro3 右上:BOSE QCUE2 右下:Pi8 |
GREEN FUNDINGで支援し、暫く愛用しています。
finalのワイヤレスイヤホンはZE2000、ZE3000、ZE8000、ZE8000MK2の他agブランドのものをいくつか使用してきました。
特段finalのファンではありませんが、何か色々買っていました。
普段はB&W Pi8、Bose Quietcomfort Ultra Earbuds II、AirPods Pro3を愛用しています。
音質の評価の前に、このイヤホンの特徴であるDTASを使ってみての所感です。
DTASを設定するにあたり、本体に付属のDTASキットのヘッドバンドとQRコードを使用するのですが、リセールバリュー考えて付属品一切使わないマンの自分にとっては付属品を開封しなければならないのが断腸の思い。
今後手放す場合に備えて、DTASキットを別売りしてくれるだろか。多分手放さないですが。
DTASを最初に設定したときはサ行が刺さる感じがして、音色係数を一番低い-9にしていましたが、それだとGeneralとほとんど変わらない感じでした。
これではあまり意味が無いので、音色係数0で我慢して聞き続けたところ、人間の体の不思議なところで慣れてしまうんですね。
前置きが長くなりましたが、レビューを行います。
試聴環境はOPPO Find X8とLDAC接続でQobuzのハイレゾ音源です。
【デザイン】
ケースは標準的なサイズ。シボ加工があるので指紋はつきにくいです。
イヤホンのハウジングについては類まれなダサさというか、ただの卵型。
突起があるのでケースから取り出しやすいですが、高級なイヤホンを使っているというような目で見ても楽しいというデザインではないです。
何でこんなデザインにしたのか不思議です。
【高音の音質】
前段の通り、設定当初はサ行の刺さりが気になっていましたが、聴いているうちに慣れてしましました。
TONALITEから他のイヤホンを聴くと物足りなさを感じるくらいです。
DTAS設定後は解像度の高い音が頭の中で響く感じとなり、抜け感は無いのですが繊細に音を再現されているように感じます。
【低音の音質】
前段の通りBose Quietcomfort Ultra Earbuds IIを使用していたこともあり、低音に関しては物足りなさを感じます。
イメージで語るのは難しいですが、高音から低音まで360度の球体の中に、高い解像度で音が均等に散らばっているので、物量的に低音が乏しいように感じます。
中音域の情報量が多く、高音・低音の頂点部分の音量が少ないイメージです。
高音は少ない量でも響くので問題ないですが、低音は響かないので物足りなさを感じます。
ただ、これは簡単な方法で解決します。(後述)
【フィット感】
個人的には良くも悪くもなくといったところ。
足があるので、落ちやすいということは無いです。
【外音遮断性】
Bose Quietcomfort Ultra Earbuds II、AirPods Pro3に比べるとどうしてもANC性能は低いです。
キーボードの音などは普通に聞こえます。
音楽流していればあまり気にはならないです。
アンビエントはとても自然で、違和感はとても少ないです。
【音漏れ防止】
大きな音で聴かな刈ればあまり漏れません。
【携帯性】
ケースのサイズはAirPods Pro3より少し大きく、Bose Quietcomfort Ultra Earbuds IIよりは小さいです。
持ち運ぶ際も一般的なイヤホンのサイズなので邪魔にならないかと思います。
【総評】
標準のイヤーピースだと個人的には満足度は低かったのですが、イヤーピースをSednaEarfit MAX for TWSに変えたことで、大幅に音が好みに代わりました。
標準のイヤーピースと異なり、耳の中にしっかり密着することで低音が逃げず、物足りなかった低音がしっかり響くようになりました。
イヤーピースを変える前の満足度はそこまで大きくなかったのですが、変えた後は最も愛用しています。
もしTONALITEの音質が期待外れと感じたら、イヤーピースを変えてみてください。
音色係数を変えて試すより、より好みの音質の調節がしやすいかもしれません。
DTASの設定がうまくいって、イヤーピースが標準含めて良いものに出会えたら、とても満足できるイヤホンになるかと思います。
- 主な用途
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2025年12月25日 13:35 [2001353-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
【デザイン】
なんか隕石みたいな見た目ですね…。
お世辞にも良くはないです。
3I/ATLASか?という印象。
【高音の音質】
無線なのに天井を感じません。よく出来た有線のように抜けが良いです。密閉感はかなりあるのに、音に壁を感じません。解像度もかなり高め。
【低音の音質】
少し多めで、かなり底から出ています。
それこそ20hzあたりまでキチンと感じられる高解像度な低音です。有線でもここまで下の音を感じられるのは少ないのでは?
【フィット感】
あまりフィットしてる感じはなく、気密で吸い付いている感じです。かなり閉塞感がありますが、音に全く閉塞感が無く、音場も広がる不思議。
【外音遮断性】
音質重視モードでも十分実用的です。
ノイズキャンセリングはかなり良い方だと思います。
【携帯性】
ケースに入れやすく、取り出しもしやすくなりました。
ze8000より小さく、断然使いやすい
【総評】
デフォルトでも十分に高音質です。
しかしパーソナライズで恐ろしくいい音になります。
Perlproにも似たような機能はありましたが、レベルが違います。
リファレンスとして使っていたGEMINI2の代替に十分すぎる音質です。
自分のための最適な音なので、聴こえない音がない。
ここまで行くと、これを使ってしまったら幾つもの有線イヤホンとDAPが御蔵入りになりそう。
せっかくの高価なアンプやDAPとケーブル、イヤホン達の為に、
なるべく使わないようにしてるくらいです。
- 主な用途
- 音楽
- 映画
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2025年12月24日 20:08 [2001253-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
Denon perlproで個人最適化というものを気に入ったので、このTONALITE(以下本機)も購入(クラウドファンディング)してみました。
ちなみに同社のZE8000も購入したことがあり、聴いてみて「これが8Kサウンド?なにこのモコモコした音、、、」とすぐに売却した過去があるので、今回の購入は賭けでした。
そして本機の音を聴いた結果、、、一聴して「音質がめちゃくちゃ良い」と感じられました。ZE8000とは音のクリアさがまるで違います。
2万円から5万円くらいのワイヤレスイヤホンを色々持っていますが、純粋な音質の良さはナンバーワンです。
ただし思うところも多々あったので、以下に詳しく記します。
【デザイン】
ZE8000よりも塗装のシボの凹凸がおとなしくなりました。
プラスチック感がなく高見えして良いです。
ただケース・イヤホン共にずんぐりしており、スタイリッシュさはないです。特にイヤホンに持ちやすくするための丸いポッチがありますが、掴みやすい反面たまに耳に当たることがあり、良いデザインとは思えません、、、
改めて、JBLやBOSEはデザインがカッコいいなぁと思いました。
【パーソナライズ】
時間と手間はかかりますが、アプリが丁寧に指示してくれるので詰まることはありません。
効果のほどは以下の【音質】で語りますが、何回かパーソナライズして気づいた注意点があります。
・保存できる測定結果は1つ
perlproは3つ保存できるのに…と思いました。
・計測には40分かかる
ヘアバンドの付け方などを覚えれば少し時短になりますが、サーバーとの通信やイヤホンにデータを送信する待ち時間があるので、最低30分はかかります。
・イヤーピースによって結果がだいぶ変わる
perlproでも同様でしたが、イヤーピースによって測定結果がだいぶ変わります。Lサイズで測定したら中高音メインの明瞭な音になりましたが、LLサイズで測定すると中低域メインのややこもった音になりました。
特にイヤーピース・アジャストリングの事前選定は大切です。キツ過ぎず、緩すぎないジャストなものを選ばなければなりません。
【高音の音質】
しっかり出ているのに、耳に刺さらずとても聴きやすいです。
ただキラキラした煌びやかさや、抜けの良さみたいなものは少なめです。
解像度は高いのに、耳に優しい音です。
【低音の音質】
他の帯域に被ることなく、タイトに鳴ります。
ただし深さはあまりなく、BOSEやJBLなどに慣れていると低音が弱いと感じると思います。
私もperlproを聴いた直後だと「低音が弱いなぁ」と思いました。
しかし色々な曲を聴いているうちに、本機は「原曲の低音を忠実に再現しているだけ」「他のイヤホンはどんな曲だろうと低音マシマシで鳴らしている」ということに気づきました。
つまり低音が弱いというより、低音をあまり盛っていないだけでした。
、、、とはいいつつ、やはりノリの良い曲はAirpodsPro3やperl proの低音マシマシで聴いた方がアガります。
【音質の総評】
パーソナライズオフはZE8000を数段クリアにしたような音、
パーソナライズオンは、オフに比べてメリハリが付き、
・低音アップ
・ボーカルが前面にきて、楽器と前後関係が生まれる
という効果がありました。
そしてとにかく解像度が高く、細かい楽器の音、声の抑揚、声や楽器の消えるまでの音まで聴こえます。今まで聴き慣れた曲でも新たな発見があり、聴くのが楽しいです。
ただメリハリはあるものの全体的にはフラット傾向で、B&Wのようなキラキラした高音や、BOSEのような地響きのような低音は出ません。
また音場は普通レベルで、perlproのような包み込まれるような臨場感はありません。
「正確で、綺麗で、繊細な音」といった感じです。
【フィット感】
最初つけた時はかなり圧迫感を感じ、1時間付けて外した後に鈍い痛みがありました。
しかしアジャストリングを小さいものに変えるとだいぶ良くなりました。
ただそれでも「つけ心地最高!」とはならず、、、perlproよりはフィットしますが、ワイヤレスイヤホンの中では並のフィット感といった感じです。
【ノイズキャンセリング】
正直言って弱いです。perlproと同等か、それ以下といった感じ。
BOSEが騒音9割カット、airpodspro3が8割カットだとしたら、本機は4割カットといった感じでしょうか。
特に中高音のノイズに弱く、人の声や電車のアナウンスはほぼ貫通してきます。
イヤーピースを大きめにしたりギチギチに密閉すれば5割カットくらいにはなりますが、そうすると今度は耳が痛くなります。
総じて、finalが謳う「最強クラスのノイキャン」とは感じられませんでした。
【アンビエント】
かなりクリアで、人の声もよく聴こえます。airpodsほどの自然さはありませんが、BOSEと同等くらいのクオリティです。
【携帯性】
イヤホン、ケース共にやや大きめですが、ケースの厚みが薄いので「でかい!」とは思いません。
体積で考えると、ワイヤレスイヤホンの中では標準くらいかと思います。
【総評】
とにかく楽曲が奏でる全ての音が聴こえてきて、音楽を心ゆくまで楽しめるイヤホンでした。
音にこだわる人にぜひ勧めたいです。
ただしノイキャンの弱さ、装着感の微妙さなど、外出時における大事な部分がやや弱いです。
難点はありつつも音質は絶対的に良いので、個人的には良い買い物ができたと感じています。長く愛用していきたいです。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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