ラベルライター「テプラ」PRO SR-R5600P [ブラック] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.10）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：1人　（プロ：1人）

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
印刷品質 文字の綺麗さ、見やすさ	無評価	4.26	-位
操作性 文字入力のしやすさ、使いやすさ	無評価	4.03	-位
機能性 機能が充実しているか	無評価	4.03	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	無評価	4.06	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[神野恵美]

2025年9月25日 09:36 [1987136-1]

満足度	4

印刷品質	4
操作性	4
機能性	4
サイズ	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

スマホ接続が改善！業務向けテプラのロングセラーがリニューアル

同梱品一式。本体の他に、ACアダプター、PCと接続用のUSBケーブルが付属	本体は片手でラクに持てる重さとサイズ	背面のインターフェース。ACアダプターとUSBケーブルの接続端子を備える
乾電池（単三型電池6本）使用にも対応	テープカートリッジセット面。通常のテプラ同様、ワンタッチ	Bluetoothでスマホと接続。ワイヤレスでプリント

キングジムのラベルライター「テプラ」PROシリーズの新製品。メーカーより実機をお借りして試用した。

「テプラ」は、1988年の発売以来、日本語ラベルライターにおけるパイオニアとして長年支持される商品群。本製品は、中でも発売から10年以上にわたりオフィスや製造現場用途を中心にロングセラー商品として支持されている「テプラ PRO SR5500P」をリニューアルした新モデル。

リニューアルにあたっては、SR5500Pでのユーザーの要望を反映し、より使いやすくなっている。その1つがBluetoothとの接続方法。従来のモデルは標準ではスマホ対応を謳っていないものの、Bluetooth接続には対応し、スマホ向けアプリ「TEPRA LINK 2」の利用は可能。しかし、ペアリングが必要な点が少々手間だった。本製品では、一度ペアリングした後は電源をオンにすれば自動的にBluetoothと接続し、以降は不要。接続も安定しており、試用時は一度も問題はなかった。

その他の機能や仕様は、SR5500Pをほとんど踏襲している。

幅5.4×奥行13.2×高さ14.6センチの本体サイズ（約）、重量（電池、テープ除く） 約430グラム。

サーマルヘッド（180dpi・128ドット、熱転写PRO印刷方式）のプリント方式を採用。テープカートリッジは、R-TAPE規格の4、6、9、12、18、24ミリに対応し、最大印刷可能幅は18.1ミリ（24ミリ幅テープ使用時）。オートカッター機能を搭載。

ACアダプターに加えて、単三型電池6本による乾電池駆動にも対応している。製造現場や倉庫など電源の確保が難しい場所でもコードレスで使用できる。

USB（macOSのみ）、Bluetooth接続に対応。PCではウィンドウズ向けのラベルソフト「テプラ クリエイター」に対応。従来のバージョンからインストール手順が簡易化され、セットアップがしやすくなっている。大量印刷や連番ラベルの作成なども簡単に行える。

スマホは、iOS/Android向けアプリ「TEPRA LINK 2」に対応。備品管理用のラベル作成に役立つ「流し込みフォーム」も搭載。デザインも豊富なため、オリジナリティの高いラベルを作成できる。

テプラは、キーボードを搭載するモデルと搭載しないモデルがあるが、キーボードがないと、本体サイズがコンパクトで、使い慣れたスマホやPCで入力できるのが魅力だ。

ただし、職場等で共有する際は、ユーザーがそれぞれアプリをインストールする必要がある。そのため、キーボードの搭載/非搭載はそれぞれに一長一短があり、環境に応じて選択肢が用意されているのはありがたい。

従来モデル同様、オフィス、工場、工事現場、サービス業などのビジネスシーンのニーズを満たすテプラの新モデル。本体カラーもホワイト基調からブラックとなり、スタイリッシュな上に、工場や工事現場などにおいても汚れを気にせずに使えるのもうれしい。