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トルネオ コードレス
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トルネオ コードレス VC-CLP54(C) [シフォンベージュ]
- 「Hi-Power DC モーター」を搭載し、さまざまなゴミをしっかり吸い込む強力パワーを実現した紙パック式コードレスクリーナー。
- 「ふくらむパック」と「パワーキープ風路」でゴミをたっぷり吸引。特殊編み込み加工をした「からみレスブラシ」により、絡みにくい構造。
- 「ワンタッチブラシ」や「すき間ノズル」などを備え、ヘッドのブラシや付属品は洗えて清潔。スタンドに置くだけでサッと充電できる。
トルネオ コードレス VC-CLP54(C) [シフォンベージュ]東芝
最安価格(税込):¥38,484
(前週比:-1,459円↓)
発売日:2025年 7月上旬

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
無評価 | 4.26 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
無評価 | 4.17 | -位 |
吸引力・パワー![]() ![]() |
無評価 | 4.19 | -位 |
静音性![]() ![]() |
無評価 | 3.47 | -位 |
サイズ![]() ![]() |
無評価 | 4.11 | -位 |
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無評価 | 3.98 | -位 |
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無評価 | 4.09 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2025年7月8日 18:44 [1974227-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
吸引力・パワー | 5 |
静音性 | 5 |
サイズ | 5 |
手入れのしやすさ | 5 |
取り回し | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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スタンドに立てた掃除機。 |
使用時。紙パックが入るところは、象を飲み込んだ蛇のようにでっぷりしている。 |
ハンディ掃除機。ユニークな形状。 |
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専用紙パック。一応、4ヶ月持つとのこと。 |
コンソール。シンプル。 |
スタンド上部の物入れとアタッチメント用フック。 |
サイクロン式。本来20年以上前、1997年にあることがわかった時、開発をやめるべきだったのかも知れない。が、当時人気絶頂だったサイクロンを捨てることはできなかった。
が、そのサイクロンも、そろそろ寿命が尽きても可笑しくない頃合いとも言えるだろう。先日発売された、ダイソンの新型機はサイクロン式ではなかった。
では、次に何が来るのか。「紙パック」だ。
「え、サイクロンは紙パックよりいいから流行ったのでは?」と言う人も多いだろう。
まず、そこから説明させていただきたい。
ジェームス・ダイソンにより実用化されたサイクロンの最大の特徴は「吸引力」が落ちないこと。当時の紙パックは、捨てることに重きを置いた紙パック。ペラペラの一枚構成。紙は樹皮の繊維の積層でできている。その繊維の隙間でトラップするわけだが、一枚だと、あっと言う間に目詰まりが始まる。要するに吸引力が落ちるわけだ。
サイクロンは紙パックを使用しない。代わりに使うのが遠心分離だ。吸い込んだゴミを遠心分離にかけるとゴミは回転しなから、重い順に並ぶ。そして細長い円筒形のダストボックス(ゴミ箱)でそれは行われる。目に付く重いゴミは、ダストボックに残し、人間に無害の軽いゴミは排気と一緒に外へ出すという訳だ。
ハウスダスト、花粉など、数百から数十μmのゴミがターゲットの時は、問題なかった。が、SPM(Suspended Particulate Matter:浮遊粒子状物質)のうち、1997年7月米国でPM2.5の環境基準が設定される。当時のサイクロンはここまで軽く、小さいゴミを想定していなかった。対応策としては、遠心速度を上げる、ダストボックスの高さを高くするなどがあるが、最終的に掃除機内で十分分離できないサイクロンはフィルターを付けることになる。
同時にサイクロンは別のことでも問題があるとされた。それは「ゴミ捨て」時の問題だ。サイクロンは、ゴミのないダストボックスを基本とする。ダストボックスにゴミがあると、その分、回転しにくいからだ。このため、頻繁にダストボックスのゴミを捨て易いように、ダストボックスの底がカパッと開く機構を設けたモデルが多い。
が、ここにも問題がある。ダストボックス内のゴミは重さ順に積み上がった状態。つまり、一番軽いPM2.5などは排気フィルターにトラップされていなければ、ゴミの一番上にふわりと乗った状態。つまり、ゴミ捨て時に、容易に大気中に再放出される可能性が高いのだ。各メーカーこの処理に対する機構を考えたが、いいアイディアは出なかったと聞く。
その頃、紙パックは改良が重ねられていた。最終的には、不織布3枚重ねの構成が標準になる。どこかで、聞いたことがあるとお思いの人も多いと思うが、これコロナウイルス対応マスクと同じ。フィルタリング性能は、HEPAフィルター(0.3μmのサイズの物質をトラップできる)と同等だ。枚数を重ねると言うことは、その分、目詰まりするまでの時間を稼げると言うこと。紙パックは、サイクロン同等のシステムになったと言ってよい。
ただ紙パック固有の「使い捨てなのでお金がかかる」のは、しかたがない。代わりに、多くの場合、1200円/年で済ませられるようにしている。
では、スティック型に紙パック式が少ないのは何故か?理由は幾つか挙げられるが、一番大きな理由は、紙パックという消耗品は、ある程度の数量がないとペイしないからだ。しかも、スティック型はより小さなスペースに入れ込むため、独自設計が求められる。別パーツを必要とするモデルの宿命だ。
VC-CLP54は、消臭機能付き紙パック「ふくらむパック VPF-31」を独自設計し、今回のモデルに当てている。
メーカーより新モデルを貸し出してもらいテストした。
【デザイン】
とても洗練されている。ただ単にスマートとかではなく、あるべきものがあるべきところにあるという、極めて日常的なデザインで気に入っている。
良いものでも、非日常の場合、疲れることが多い。オープンカー、スポーツカーをマイカーにしたことがある人ならお分かりいただけるだろう。
当モデルは、日常生活にフィットしたモデルと言える。
【使いやすさ】
使いやすい。まず、本体(ハンディ掃除機)が長くないのが良い。長いものは狭いところに突っ込みやすい反面、正確なコントロールがし難い。当モデルはやや太めであるが、長さがなく、実にコントロールし易い。
難点は、基本ないが、しいてあけるとすると、電源ケーブル。
まず接続位置が高い。そしてケーブル長は1.8m。しかも、初めから、その位置に端子が固定されている。
電源ケーブルのトラブルを防ぐためには、まず床まで落とし這わせる必要がある。宙に剥き出しなど、多くの場合、問題になることが多い。しかし、それには、1.8mだと自由度が余りない。
私は、タップを間に挟み対応しているが、高い位置の場合ということをもう少し考慮して欲しい。
【吸引力・パワー】
十分強い。Hi-Power DC モーターがよく回る。このどんなゴミでも吸い取るということができて初めて、効率的にゴミを吸い取る標準が有効活用できる。
当モデルには「床見極めセンサーplus」が搭載されており、効率的に掃除をすることができた。
ただし強:8分、自動:8-20分と美味しい時間は短め。取説には標準:45分。ローラーを回転させなければ60分とあるが、美味しくない。短時間掃除できることを心掛けるべき。
なお、充電は2.5時間で済む。
【静音性】
普通にうるさいレベル。掃除機らしい、遠慮のない音。
【サイズ】
ちょうど良いレベル。
【手入れのしやすさ】
意識するところはない。せいぜい排気フィルター位。
ローラーブラシは、毛絡み対策済。
【取り回し】
サイズが手頃で使いやすい。
【総評】
とてもよい。掃除の自由度が高く、日常にフィットする。軽く、十分なパワー。色、素材共に汚れに強い。気を使わずに済む力強い相棒と言う感じ。
アタッチメントもスタンドの取りやすい位置に付けられ、こちらも使いやすい。
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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2025年7月1日 14:39 [1972765-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 3 |
---|---|
使いやすさ | 4 |
吸引力・パワー | 4 |
静音性 | 4 |
サイズ | 4 |
手入れのしやすさ | 4 |
取り回し | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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ヒダ形状をなくすことで隅までしっかり膨らみ、約3ヶ月分のゴミを収容可能な紙パック |
ヘッドブラシ裏面。他の東芝の掃除機とほぼ共通仕様だ |
シンプルだが機能的な充電スタンド |
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スタンドには好感用の紙パックやすき間ノズルをセットできる付属品ポケットを装備 |
延長管を取り外すだけでスムーズに使用できる「ワンタッチブラシ」 |
薄さに加えて、「床ピタ設計」や「スイング連動」機構により小回りが利くヘッドブラシ |
東芝のコードレススティッククリーナーの2025年新製品。メーカーより提供された実機を自宅で試用した。
「TORNEO cordless(トルネオ コードレス)」シリーズの紙パック式を採用した新ラインナップ。
新たに紙パック「ふくらむパック VPF-31」を開発。ヒダ形状を廃止したことで隅までしっかり膨らみ、約3ヶ月分のゴミを収集できるとのこと。抗菌・消臭機能付きで菌や臭いの発生も抑える。紙パック内にゴミが溜まっても「パワーキープ風路」に風を通すことで吸引力の低下を抑制する。
紙パックの交換も「らくらく着脱」と呼ぶ機構で、スリットに差し込むだけで簡単かつスムーズに完了する。交換用の紙パック(5枚入り)の価格(税込)は1320円。
本体サイズ(スティック時)は、幅25.8×奥行15.1×高さ106.6センチ、重量1.5キロ。約3ヶ月分のゴミ収集容量がありながら、軽量コンパクトで、高さが低めなので小柄な女性でも使いやすい。
「Hi-Power DC モーター」を採用。左右方向にも走行する「なめらか自走ヘッド」を搭載したヘッドブラシとの合わせ技で、高い吸引力ながらも軽快な操作性を実現している。
ヘッドブラシもハンドルを寝かせてもヘッドが浮かず、家具下などの掃除しにくい場所も掃除がしやすい「床ピタ設計」や、ハンドルを左右に倒すとヘッドの向きが簡単に切り替わる「スイング連動」といった設計を採用し、小回りが利いて使いやすい。グリップ裏に設けられた小さな突起により、握りやすく、ホールドしやすい。
他にも床の種類を見分けて最適な制御でゴミをしっかり取り除く機能や、ブラシ毛の中央部分が横糸で編み込まれたブラシを採用することで髪の毛などの絡みつきを軽減している。
アタッチメントは、すき間ノズルと新開発の「ワンタッチブラシ」の2点。「ワンタッチブラシ」は、延長管を取り外すだけで簡単にブラシ掃除へ切り替えることができる。延長間の先端にも取り付けられ、使用シーンに応じて使い分けられる。
充電スタンドのサイズは、幅28.8×奥行 28.8×高さ91.4センチ。すき間ノズルや紙パックを収納できる付属品ポケットを備え、スッキリかつ効率的に収納できる。
着脱可能なバッテリーを採用。約2.5時間でフル充電でき、連続運転時間は標準モードで約45〜60分、自動モードで約10〜20分、強モードで約8分。
本当に"That's simple"な掃除機で、デザイン上も機能もさほど個性はないものの、そのシンプルさがかえって使いやすいと感じる。シンプル=複雑でないということだ。特に紙パック式に慣れた高齢者向けに使い勝手のいスティッククリーナーを組み合わせて最適化させた印象だ。
そして吸引力も結構強い。見た目がシンプル過ぎるのもあり、パワーはさほど期待していなかったが、ふつうによく吸う。余計なものを極力排して、掃除機に必要な機能と性能をしっかり取捨選択し、紙パック式でシンプルに使えるコードレススティッククリーナーを目指し、非常に研ぎ澄まされた良品だ。
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