AUREX AX-RP10(W) [ホワイト]
バッテリーを内蔵したBluetooth対応コンパクトレコードプレーヤー
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2025年4月30日 13:48 [1957121-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
プレーヤー外観とサイズ。ポータブルであり、フルサイズではない。 |
使用時はカバーオープン。最大90度まで開く。 |
コントロールパネル。普段使いのスィッチが並ぶ。 |
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プレーヤー後ろ端子。ボリュームはここにあり、なぜと言う気分にさせられた。 |
カートリッジはオーディオテクニカ製。MM型で外せるのは針のみ。 |
同梱のキャリアバッグ。 |
昔、今の総合家電メーカーもオーディオを作っていた。が、オーディオは世界三大趣味の一つと言われる程、趣味性が高かった。有名メーカーでもただ出しただけでは売れない。
そのため、考え出された手法が、ブランドを変えることだ。
具体的に言うと、松下電器は自社最強の「ナショナル」ブランドではなく「テクニクス」。三菱電機は「ダイヤトーン」、日立は「ローディ」。そして東芝は「オーレックス」というオーディオ・ブランドを設立した。この「音」に命かけていますという様な、情熱を示した。当時は、音に一家言ある人も多く、クルマでいうとバックヤード・ビルダーが注目された時代。多分、もっとも多様性があった時代だろう。
が、その後、ソニーがウォークマンを発売。以降、それまで幅を聞かせていた、「音」も楽しむピュア・オーディオから、とにかく「音楽」を聞いて楽しむ時代になる。
以降、デジタル技術などが導入されCDが一般的になる。CDの音はノイズはないが、伸びやかさに欠ける。が、とても便利。メイン音源となる30cmのレコードが、12cmのCDに変わったため、プレーヤーがラジカセにも搭載できるので、いろいろなところで楽しめる様になった。
その分レコード時代の様に、音楽と正面から向き合うことは、少なくなった。音の悪いCDも、DVDオーディオ、SACDの様にマニアも驚く高音質の規格も出てきて、レコードは基本なくなると思われていた。
が、ここに別方面からサポートが現れる。クラブのDJだ。
ウォークマン、CDで音楽人口は飛躍的に伸び、音楽プレーヤーも多種多様になった。プレーヤーは楽器演奏者に留まらない。DJも室内空間を、レコードプレーヤー2台、そしてミキサーを使って音楽で満たすプレーヤーだ。ヘッドホンを片耳に当てながら、ミキシング、スクラッチなどをするDJがかっこいいとされた。
使われるレコードプレーヤーは、強引に回転を変えるのでタフでなければならない。その時、使われたのが「テクニクス」。テクニクスはすごくイメージをあげた。
そして音楽配信が当たり前になった今、丁寧に音楽を聞くためにレコードを選ぶ人が増えているという。CDはトレイに乗せて、プレイボタンを押せば、再生が始まるが、レコードの場合は、最低でも針を落とす位置を決めなければならない。この面倒臭さが、自分の好きな音楽を聞くための没入儀式として受けているのだ。
東芝は、事業に失敗。テレビは中国のハイセンスに売却され、白物家電は、東芝ライフスタイル社として中国の美白グループの傘下になった。今回、プレーヤーを手がける東芝エルイートレーディング社は東芝ライフスタイル社のグループ会社になる。
今回のモデルは、パッケージに「WALKY」とある。WALKYは、東芝がウォークマンタイプのカセットプレーヤーに名付けたペットネームであり。東芝、オーレックス ブランドのポータブル・オーディオで使われる。
今回、このポータブル・レコードプレーヤーをメーカーから借り、テストした。
【デザイン】
とてもスマート。
オーディオは、もともとスマートなデザインが売りだが、レコードプレーヤーは、再生メディアのレコード径が30cmあるため、優雅というよりは、どちらかというと不恰好なモデルが多かった。
が、これは見た目からしてスマート。ただし、それは余分なものを全部取っ払ってと言う意味だ。プレーヤーも求められるのは、安定性と正確さ。このため、ターンテーブルなどはかなり重く、それを動かすモーターは正確無比なのが好まれた。
が、それではポータブルにならない。今回のモデル:AX-RP10はあくまでもポータブル前提だ。
その視点でみると1つのイメージが沸く。昭和生まれ。マニアと呼ばれるほど熱心ではなかったが、オーディオは趣味の1つで、レコードもまぁ集めた人。しかも親が実家にそれを保管していたような人、とりあえずレコードに入っている音楽を聞いてみたい人が対象だ。
その場合、2万円以下で、すごく裕福な気分になれる。しかも、再生データーはPCなどにストックしておける。
そんな感じで企画された製品で、そういう意味ではよくできている。
【音質】
カートリッジ部は名門:オーディオテクニカ製だが、針圧などは全くいじることができない。
音質を追い込んで楽しむのではなく、レコードらしさを楽しむと言った方が、雰囲気だ。
レコードの盤面も死ぬほど掃除するのではなく、「ノイズあるね」と楽しみたい。プレーヤーにはアンプ、スピーカーなどなく、Blutooth接続もしくはケーブル接続で信号を送る。
岩崎宏美の「万華鏡」でチェックをしてみたが、声のらしさは、線は細目だが、上出来。伸びはまあまあ。2万円以下というコストを考えるとよくできている。
【操作性】
悪くはない。
が、その前に十分なスペースを確保したい。40cm四方と言ったところか。ちなみに本体サイズは、16cm×30cmになる。
また振動がなく安定したところで使う必要がある。
使用時はダストカバーを開けて使うが、このカバーは途中で止めることもできる。
そして、アームは位置合わせの前に、一旦、最外側まで移動させ、クリック感を確認する。
この面倒臭さに惹かれる人も多いと思う。
【機能性】
必要な機能は全部ついている。1つ面白かったのはボリュームだ。後ろ側ケーブルの横に付いている。本来、ボリューム設定は、アルバム毎に行うため、使いやすいところ、しかもディスク式で、細かく調整する様になっていない。付ける必要ありますかと思ってしまった。
【総評】
よくできるている。いろいろ書いたが、基本細かいところで、気にならない人も多いと思う。オーディオをいじってきたやつの独り言とでも思って欲しい。
レコードと言うレガーシーメディアに触れるなら、まず合格点。これ以上を望むなら、5万、10万の単位でお金がかかる。
ということでも、これは便利。重宝なプレーヤーでもある。持ち運べるので、飲み会で友だちに見せたら、話もすげー盛り上がった。気分揚げ揚げのギアと言える。
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よく投稿するカテゴリ
2025年4月19日 17:13 [1954214-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
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|---|---|---|
本体とバッグとUSBケーブル |
本体にLPジャケットをセット |
アームホルダーを起こした場合 |
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アームホルダーを倒した場合 |
背面(ボリューム調整とLINE OUTとUSB Type-C) |
裏面 |
既にレコードプレーヤーを1台保有していますが、2台目として最後までオーディオテクニカのサウンドバーガー(AT-SB727)とAUREX AX-RP10のどちらを購入するか迷いました。
【デザイン】
白い本体と透明なトップカバー。シンブルは色合いでなかなか良いですね。操作ボタンは天面に配置しているため押しやすいです。デザインの最大の特徴は本体の上面にジャケットホルダーを搭載している事です。今までレコードを聴いている時、LPジャケットの置き場所に困っていました。しかし、これで解決です。少し気になった事は可動式のアームホルダーは保管時にはアームホルダーを起こして固定し、レコードを置く場合は自分で倒さないといけない。偶に使用時にアームホルダーを倒し忘れる事がありました。また、ターンテーブルの安定性のためオーディオテクニカのスタビライザー(AT618a)などを置いた場合、トップカバーを閉じる事が出来なくなります。
背面に充電用のUSB Type-CとLINE OUTあとLINE OUT時のボリューム調整があります。保管用のバッグが付属しているのも良いですね。
裏面は4点の支えがあります。ゴム足ではなく、柔らかい度材ですね。水平を保つため4足は傾きに対応して動きます。
【音質】
LINE OUTから接続してヘッドホンなどで聴く事もできますがBluetoothで接続してワイヤレススピーカーで聴く事もできます。私はBluetoothからワイヤレススピーカーにつなげて聴いています。正直、音質にこだわる人は、ワンランク上のレコードプレーヤーを購入していると思います。
【操作】
本体、天面に電源ボタン、回転数切替スイッチ、Bluetoothペアリングボタンがあります。あとアームリフターを上下するレバーあります。
背面にボリューム調整がありますが、これはLINE OUTに接続した時に使用します。Bluetoothスピーカーの場合は、Bluetoothスピーカー側でボリューム調整します。
【機能】
この製品を選んだ理由の一つとして、充電機能ある事で場所を選ばず使用できます。今は音楽配信やダウンロードでスマートホンや音楽プレーヤーなど手元で操作して聴くのが主流となっています。レコードは数分でA面、B面を手で裏返す必要があります。私は既に所有しているレコードプレーヤーは部屋の隅っこの棚の上に置いてあるため、わざわざ歩いてレコードを裏返す必要があります。これがスマートホンや音楽プレーヤーになれてしまうと、かなり面倒な動作となります。しかし、AUREX AX-RP10は充電機能ある事で目の前のテーブルに置いて操作できるため、歩き回る必要がありません。私はテーブルにAUREX AX-RP10を置いて、リズム社のMAGSPEAKER DUO(9YYA30RH08)の Bluetoothスピーカーを置いて聴いています。小型の2つのスピーカーがセットになっていて設置場所を取らずに使い勝手が良いスピーカーです。
あと、レコードの再生が終了するとターンテーブルの回転が自動で停止するオートストップ機能が搭載されています。しかし、トーンアームが自動的に元の位置に戻るオートリターン機能を搭載していません。このレコードプレーヤーの構造上、オートリターン機能は無理ですね。
【総評】
購入した理由は3つ。@ジャケットホルダーA充電機能B保管用バッグの付属です。電源コードが不要なので設置が自由。使用中はLPジャケットをジャケットホルダーの置き、使用後はレコードプレーヤーを付属のバッグに保管できます。使って見て気楽にレコードが聴けて、とても良い製品だと思いました。スマートホンや音楽プレーヤーなど聴くのが主流な中、偶にレコードの柔らかい感じの音を聴きたくなる時があります。何でかな。
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