『細かい不満と大きな不満はあるが、価格に見合う万能機』 パナソニック LUMIX DC-S1RM2 ボディ リラックマスターさんのレビュー・評価

2025年 3月27日 発売

LUMIX DC-S1RM2 ボディ

  • 8K動画記録を可能にする約4430万画素イメージセンサーを搭載したデジタル一眼カメラ。クリエイターのワークフローを効率化するハイブリッド機。
  • 8K動画記録と、広いダイナミックレンジを持つLogガンマカーブでの撮影を両立。AIによる先進的な認識技術を採用した像面位相差AFを搭載。
  • フォルスカラーをはじめとするサポートメニューや、アプリ「LUMIX Flow」など、映像制作支援ツールが充実しクリエイターの制作ワークフローに貢献する。
最安価格(税込):

¥445,780

(前週比:+19,052円↑) 価格推移グラフ

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価格帯:¥445,780¥500,018 (27店舗) メーカー希望小売価格:オープン
付属レンズ

タイプ : ミラーレス 画素数:4590万画素(総画素)/4430万画素(有効画素) 撮像素子:フルサイズ/35.8mm×23.9mm/CMOS 重量:712g LUMIX DC-S1RM2 ボディのスペック・仕様

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LUMIX DC-S1RM2 ボディパナソニック

最安価格(税込):¥445,780 (前週比:+19,052円↑) 発売日:2025年 3月27日

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満足度5
デザイン5
画質5
操作性5
バッテリー3
携帯性5
機能性5
液晶4
ホールド感5
細かい不満と大きな不満はあるが、価格に見合う万能機

カメラ遍歴は、サンヨーのコンデジ、オリンパスe-m10、e-m10 mark3、パナG9pro、フジX-S10、X-h2s。どのモードでも色合いを変えられる且つ、超音波のダスト除去付きで任意でAFを変えられる利点でここ4年程はフジを使ってきたが、被写体認識と緑色の再現等に不満があり、ニコンZ6V・キヤノンR6 mark2、R5 mark2、OMDのOMー3のどれかでマウント替えを画策していた。そして、CP+に向けて発表されたこの機種も気になったものの、高額が故に候補外としていたが、会場にて実機を触ってその良さを体験したことで考えを改め、Xマウントからの総入替となった。上記カメラ遍歴を踏まえつつ、各項目についてレビューしていく。

一応、個人的にカメラに求めること〜理想のカメラ観であるが、

・撮影モード関係なく任意でAFを変更できる。(S、Cは不可)
・iAモードを含め撮影モード関係なく任意で色合いを変更できる。(フジのみ可)
・センサーダスト除去システムは超音波方式。(NとPはない)
・iAモードがある(O、N、Fはフラグシップ機はない)
・デジタルテレコン実装(O、PとFの高画素機のみ? Nはなし? CとSは知りません。)

【デザイン】
 派手さとかはないが、所謂フィルムカメラやそれ踏襲したクラシカルテイストのカメラのデザインと対極にある、「デジタルカメラ」としてのメカ的なカッコよさや機能美を突き詰めた完成形と思えるカッコ良さがあると思う。

【画質】
 元MFTユーザーとしてセンサーサイズによる画質論争には組していなかったが、夜景や夜桜、飛行機撮影を行った結果、素人目に見ても、MFTどころかフジのAPS-C機と比較しても、その画質の良さや立体感の差に驚いた。カメラを購入する都度、撮影しているお決まりスポットが今まと違って見えた。正直少し感動した。高画素且つパナのカメラの良さが明確に出ている部分だ。


【操作性】
 オリ、フジと操作系で評価の低いメーカーと比較すると、パナの操作性は圧倒的に優れている。新機能や特殊な操作を除き、全般的にマニュアルなしで自分のしたいことを当たり前にストレスなく行える。売れていないが故に評価されないが、パナの操作性は全カメラメーカー中随一だと思う。

【バッテリー】
 細かな不満点その1。バッテリーライフに長けたフジ2機種に比べると大きく劣る。省電力モード設定てんこ盛りでも並以下。特にプレビュー画面を見たり、設定をあれこれいじっていると、いつの間にか爆減りしていてレッドゲージとなっていたのは・・・。一日何かで撮りまくる人は、3,4個の予備とチャージャー必携。もう少し何とかならなかったのかと思う。

【携帯性】
 軽くもないし小さくもない。ただ、純正24−105mmズームレンズを付けたこの機種は、X−h2sとxf16-55mmf2.8より100g以上重いが、半日撮影してもその差を感じることはなかった。塊感は共にあるが、パナの方が重量バランスが優れていて持ちやすい。そして、レンズも大きさの割に軽量だ。但し、レンズ自体はどうしても大きくなるので、カメラバックとリュックは総替えとなり想定外の追加支出に(泣
 デジタルズーム機能はほんと素晴らしい。

【機能性】
 録画時間の制限がパナの他機種と比べて劣っている点は各所で批判も多々あるが、4k30p程度で殆ど動画撮影をしない私にとっては全く問題なし。最近は高性能の動画機能がマストになっているが、個人的には不要でその分安くしてよと思う。動画機能なしでスチルに振り切ったカメラがあればと心底思う。
 この機種の致命的な欠点は、とにもかくにもSSWFがつかなかったこと。もう5万円上がってもいいので、シャッター幕が降りる仕様に加えSSWFがあればよかった。メーカーの人に直に質問したらコストがどうとか言われたが、OMやフジやキヤノンの中級機にすらあるこの機能を何故つけないのか。ソニーやニコンもそうだけど、高額機種でこの機能がないのは、カメラユーザーを馬鹿にしているとすら思う。

【液晶】
 ファインダーに関しては同格のニコン・フジ機と比較すると、明瞭さや解像感等で優っているとは思わない、というかやや劣っているか。少しでも視点がずれると微妙に像が歪むことは他レビューでも指摘があったが、ここはパナのマイナスポイント。
 また、液晶に関してはS1と同様、3.2インチでニコンやキヤノンと同格の210万ドットであってほしかったが許容範囲か。あと肩液晶はやはり欲しかった。


【ホールド感】
 成人男性にしてはかなり小さい手の私でも持ちやすい。純正70−200mmで2時間空撮しても苦ではなかった。非常に良くできた作りだと思う。

【その他】
 動画等の事前レビューなどでローリングシャッター歪みに関する指摘が多々あったが、飛行機撮影でそれを感じることはなかった。かなり厳しい条件・状況でもない限り許容範囲だと思う。購入時の懸念材料ではあったが、電車・飛行機・スポーツ撮影をメインにしないのであれば問題ない。 

【総評】
動画メインのユーザーにとって、長時間撮影が出来ないこの機種は一考の余地はある。また、ソニー、キヤノン、ニコンの同格機と比べて機能面で優っている点はない。つまり、100点とか95点の項目はない。しかし、自分のようなスチルメインのユーザーにとって、価格・性能・画質・扱いやすさなど、撮影に関わるすべての点で非常にレベルが高くバランスもとれており、この点に関しては、現時点で唯一無二だと言える。細かな不満も少なからずあるが、個人的には許容範囲であり、それ以外の要素で十分で補いきれる。
 ただ、やはりSSWFがつかなかった点だけはどうしても納得がいかない。これがあれば、個人的に限りなく理想に近いカメラであった。

 特殊条件や厳しい条件での撮影をメインにしている人は別にして、この不満を除けばほぼ完璧なカメラだと思う。フルサイズ画質も含めて、他メーカーの下位機種では味わえない撮影体験が可能だろう。
 値段は高いが、それに見合った良い機種であることは確かだ。

レベル
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主な被写体
人物
風景
夜景
その他

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バッテリー3
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細かい不満と大きな不満はあるが、価格に見合う万能機

カメラ遍歴は、サンヨーのコンデジ、オリンパスe-m10、e-m10 mark3、パナG9pro、フジX-S10、X-h2s。どのモードでも色合いを変えられる且つ、超音波のダスト除去付きで任意でAFを変えられる利点でここ4年程はフジを使ってきたが、被写体認識と緑色の再現等に不満があり、ニコンZ6V・キヤノンR6 mark2、R5 mark2、OMDのOMー3のどれかでマウント替えを画策していた。そして、CP+に向けて発表されたこの機種も気になったものの、高額が故に候補外としていたが、会場にて実機を触ってその良さを体験したことで考えを改め、Xマウントからの総入替となった。上記カメラ遍歴を踏まえつつ、各項目についてレビューしていく。

一応、個人的にカメラに求めること〜理想のカメラ観であるが、

・撮影モード関係なく任意でAFを変更できる。(S、Cは不可)
・iAモードを含め撮影モード関係なく任意で色合いを変更できる。(フジのみ可)
・センサーダスト除去システムは超音波方式。(NとPはない)
・iAモードがある(O、N、Fはフラグシップ機はない)
・デジタルテレコン実装(O、PとFの高画素機のみ? Nはなし? CとSは知りません。)

【デザイン】
 派手さとかはないが、所謂フィルムカメラやそれ踏襲したクラシカルテイストのカメラのデザインと対極にある、「デジタルカメラ」としてのメカ的なカッコよさや機能美を突き詰めた完成形と思えるカッコ良さがあると思う。

【画質】
 元MFTユーザーとしてセンサーサイズによる画質論争には組していなかったが、夜景や夜桜、飛行機撮影を行った結果、素人目に見ても、MFTどころかフジのAPS-C機と比較しても、その画質の良さや立体感の差に驚いた。カメラを購入する都度、撮影しているお決まりスポットが今まと違って見えた。正直少し感動した。高画素且つパナのカメラの良さが明確に出ている部分だ。


【操作性】
 オリ、フジと操作系で評価の低いメーカーと比較すると、パナの操作性は圧倒的に優れている。新機能や特殊な操作を除き、全般的にマニュアルなしで自分のしたいことを当たり前にストレスなく行える。売れていないが故に評価されないが、パナの操作性は全カメラメーカー中随一だと思う。

【バッテリー】
 細かな不満点その1。バッテリーライフに長けたフジ2機種に比べると大きく劣る。省電力モード設定てんこ盛りでも並以下。特にプレビュー画面を見たり、設定をあれこれいじっていると、いつの間にか爆減りしていてレッドゲージとなっていたのは・・・。一日何かで撮りまくる人は、3,4個の予備とチャージャー必携。もう少し何とかならなかったのかと思う。

【携帯性】
 軽くもないし小さくもない。ただ、純正24−105mmズームレンズを付けたこの機種は、X−h2sとxf16-55mmf2.8より100g以上重いが、半日撮影してもその差を感じることはなかった。塊感は共にあるが、パナの方が重量バランスが優れていて持ちやすい。そして、レンズも大きさの割に軽量だ。但し、レンズ自体はどうしても大きくなるので、カメラバックとリュックは総替えとなり想定外の追加支出に(泣
 デジタルズーム機能はほんと素晴らしい。

【機能性】
 録画時間の制限がパナの他機種と比べて劣っている点は各所で批判も多々あるが、4k30p程度で殆ど動画撮影をしない私にとっては全く問題なし。最近は高性能の動画機能がマストになっているが、個人的には不要でその分安くしてよと思う。動画機能なしでスチルに振り切ったカメラがあればと心底思う。
 この機種の致命的な欠点は、とにもかくにもSSWFがつかなかったこと。もう5万円上がってもいいので、シャッター幕が降りる仕様に加えSSWFがあればよかった。メーカーの人に直に質問したらコストがどうとか言われたが、OMやフジやキヤノンの中級機にすらあるこの機能を何故つけないのか。ソニーやニコンもそうだけど、高額機種でこの機能がないのは、カメラユーザーを馬鹿にしているとすら思う。

【液晶】
 ファインダーに関しては同格のニコン・フジ機と比較すると、明瞭さや解像感等で優っているとは思わない、というかやや劣っているか。少しでも視点がずれると微妙に像が歪むことは他レビューでも指摘があったが、ここはパナのマイナスポイント。
 また、液晶に関してはS1と同様、3.2インチでニコンやキヤノンと同格の210万ドットであってほしかったが許容範囲か。あと肩液晶はやはり欲しかった。


【ホールド感】
 成人男性にしてはかなり小さい手の私でも持ちやすい。純正70−200mmで2時間空撮しても苦ではなかった。非常に良くできた作りだと思う。

【その他】
 動画等の事前レビューなどでローリングシャッター歪みに関する指摘が多々あったが、飛行機撮影でそれを感じることはなかった。かなり厳しい条件・状況でもない限り許容範囲だと思う。購入時の懸念材料ではあったが、電車・飛行機・スポーツ撮影をメインにしないのであれば問題ない。 

【総評】
動画メインのユーザーにとって、長時間撮影が出来ないこの機種は一考の余地はある。また、ソニー、キヤノン、ニコンの同格機と比べて機能面で優っている点はない。つまり、100点とか95点の項目はない。しかし、自分のようなスチルメインのユーザーにとって、価格・性能・画質・扱いやすさなど、撮影に関わるすべての点で非常にレベルが高くバランスもとれており、この点に関しては、現時点で唯一無二だと言える。細かな不満も少なからずあるが、個人的には許容範囲であり、それ以外の要素で十分で補いきれる。
 ただ、やはりSSWFがつかなかった点だけはどうしても納得がいかない。これがあれば、個人的に限りなく理想に近いカメラであった。

 特殊条件や厳しい条件での撮影をメインにしている人は別にして、この不満を除けばほぼ完璧なカメラだと思う。フルサイズ画質も含めて、他メーカーの下位機種では味わえない撮影体験が可能だろう。
 値段は高いが、それに見合った良い機種であることは確かだ。

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