Core Ultra 9 285K BOX レビュー・評価

2024年10月25日 発売

Core Ultra 9 285K BOX

  • 24(8+16)コア24スレッドで動作するソケットLGA1851対応のデスクトップ向けCPU。基本クロックは3.2GHz、最大クロックは5.7GHz、PBPは125W、MTPは250W。
  • PCIe Gen 5.0に対応。「Intel Graphics」を搭載。
  • コードネームは「ArrowLake-S」。RetailBox版で、CPUクーラーは付属しない。
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価格帯:¥88,980¥130,800 (23店舗) メーカー希望小売価格:¥―

プロセッサ名:Core Ultra 9 285K/(Arrow Lake) 世代・シリーズ:Core Ultra シリーズ2 クロック周波数:3.7GHz ソケット形状:LGA1851 二次キャッシュ:40MB Core Ultra 9 285K BOXのスペック・仕様

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Core Ultra 9 285K BOXインテル

最安価格(税込):¥88,980 (前週比:±0 ) 発売日:2024年10月25日

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Core Ultra 9 285K BOX のユーザーレビュー・評価

rss

満足度:3.99
(カテゴリ平均:4.68
集計対象7件 / 総投稿数8
  1. 2 0%
  2. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
処理速度 処理速度は速いか 4.28 4.56 42位
安定性 安定して動作するか 4.44 4.72 36位
省電力性 発熱は少ないか、バッテリを消耗しないか 3.84 4.25 34位
互換性 対応マザーボードは豊富か 4.49 4.41 27位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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はじごんさん

  • レビュー投稿数:251件
  • 累計支持数:949人
  • ファン数:4人

よく投稿するカテゴリ

SSD
32件
0件
グラフィックボード・ビデオカード
17件
0件
マザーボード
14件
1件
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満足度5
処理速度5
安定性5
省電力性5
互換性5

 

 

ここ数年(10年以上)AMDのCPUばかり使っていました。何となくIntelにおされていて「頑張れAMD」的な気持ちも強かったのかもしれません。
ただ最近はIntelがAMDにおされているような状況があり、実際IntelのCPUはどうなんだろうと素朴に気になり、何年かぶりにメインPCをIntel環境に変更しました。
早速、使用してみた感じを記したいと思います。

【構成】
CPU:Intel Core Ultra 9 285K
CPU Cooler:PCCOOLER CPS DT360-ARGB-WH
M/B:ASRock Z890 Taichi OCF
MEM:ADATA AX5CU9200C4224G-DCLACRSG [DDR5 PC5-73600 24GB 2枚組 CUDIMM]
GPU:GAINWARD RTX 5090 PHANTOM
SSD:SAMSUNG 9100 PRO MZ-VAP1T0B-IT
PSU:PCCOOLER CPS YS1200

【処理速度】
正直速度的な体感は、今まで使っていたAMDのCPUと大きく変化は感じません。(それなりのハイエンドCPUを使っていたので)
使用するソフトウエアによって変わってくるとは思いますが、自分の環境でのCINEBENCH R24のスコアを見てみました。
・Intel Core Ultra 9 285K(Multi):2269
・Intel Core Ultra 9 285K(Single):139
・Ryzen 9 9950X3D(Multi):1749
・Ryzen 9 9950X3D(Single):134
・Ryzen 9 9950X(Multi):2008
・Ryzen 9 9950X(Single):128
・Ryzen 9 7950X3D(Multi):1972
・Ryzen 9 7950X3D(Single):112
今まで使っていたAMDのCPUとの比較を記しますが、マルチ、シングル共に一番良いスコアとなりました。
因みに、CINEBENCH R23のスコアは、
・Intel Core Ultra 9 285K(Multi):39540
・Intel Core Ultra 9 285K(Single):2243
でした。

あとIntel 200S Boostも試してみましたが、正直微妙と感じました。
確かに使用環境によっては、多少のパフォーマンスアップは見込める感じではありますが、高クロックもメモリを使った方が安定している感じを受けました。

【安定性】
Intel14世代の不具合?等を体感していないので、比較はできませんが、使った印象としてはこの15世代のCore Ultraは非常に安定していると感じます。
またメモリが少し微妙と感じていたAMD Ryzenですが、高クロックでもIntelの方が安定していると感じますし、CUDIMMが使えるのも気軽に高クロック環境を楽しめるのも良い点だと感じました。

【省電力性】
本PC構成で以下ベンチマークを回した際の消費電力です。
・3D MARK TIME SPY:ベンチマーク時の最大消費電力量:900W
・ENDWALKER:ベンチマーク時の最大消費電力量:680W
・MONSTER HUNTER WILDS:ベンチマーク時の最大消費電力量:770W
グラボの消費電力が支配的ですが、Ryzen 9 9950X3Dを使用していた時のアイドリング時は、200W程度で、Core Ultra 9 285Kだと180W程度なので、環境差はありますが、個人的にはおおむね満足しています。

【総評】
最近Intelの人気は落ちているとの話を聞きますが、実際に使ってみると非常に良い点が多いと感じます。
CPUの単体性能もゲームの種類等で変わってはきますが、AMDのハイエンドに決して引けはとらないと感じますし、メモリも高クロックなCUDIMMが使えたり、M/Bも同性能だとAMDよりはシンプル・コンパクトですし、搭載可能なM.2もGen4で多く積めるチップセットだったりと製品によりけりではありますが、使い勝手の良い製品が多いと感じます。
Intelの動向は今後も楽しみです。

レベル
自作経験豊富
重視項目
スペック重視

参考になった9人(再レビュー後:9人)

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K四EE葉Nさん

  • レビュー投稿数:8件
  • 累計支持数:7人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

SSD
2件
0件
マザーボード
2件
0件
CPU
1件
0件
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満足度3
処理速度3
安定性5
省電力性2
互換性5

"OC無し PL1 PL2 Tau設定" を導入してからしばらく使ってきたけれど正直なところ劇的に速くなったという実感はあまりない7700Kの頃と比べても普段の作業において体感できるような大きな変化は感じていない

動画の再生ブラウザの動作ファイルの操作どれも以前から特に困っていたわけじゃなかったし今もそれは変わっていないけれど実はそこが変わった証拠なのかもしれない

同時作業で引っかかるタブを開きすぎてややカクつくなどストレスがまったく起きない
何をしても安定していて何を同時に動かしてもスムーズにこなせる。
昔ならどこかしらで感じていた限界が今はまったく見えてこないということ

速くなったと感じる余地すらないほどすべてが当たり前に快適になってしまった
わかりやすい驚きはないけれど使用においてまったく不満がないという事が進化なのか?

レベル
自作経験あり
重視項目
その他

参考になった2

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shomajin55さん

  • レビュー投稿数:248件
  • 累計支持数:634人
  • ファン数:15人

よく投稿するカテゴリ

自動車(本体)
8件
25件
マザーボード
12件
20件
グラフィックボード・ビデオカード
16件
0件
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満足度5
処理速度4
安定性5
省電力性4
互換性無評価

CPUをマザーボードに取り付けた状態

CPS RZ820 トリプルファン仕様を取り付けた状態

CINEBENCH_R23の結果

   

CPU-ZのStress CPUでフルロードしている時のCPU到達温度

   

Intel Core 13世代(13900K)と14世代(14900KF)を使ってきたのですけど、発熱がものすごく、しかもどちらも運悪くハズレ石を引いてしまい、Core電圧を-0.03VオフセットするだけでBSoD確定コースで省電力化も出来ずに困っていました。
そんな折、インテルはCore iシリーズからCore UltraシリーズへとCPUをモデルチェンジしてきました。
ワットパフォーマンスを向上させて最上位のCore Ultra 9 285Kでも空冷式CPUクーラーを使えるようにしているとのことで、意気揚々と購入したのが今年の1月です。

【PCのハードウェア環境】
M/B:MSI MPG Z890 Carbon
CPU:Intel Core Ultra 9 285K
RAM:G.Skill DDR5-6800 64GB
G/B:MSI GeForce RTX 4080 SUPER 16G GAMING X SLIM
ケース:Fractal Design Define 7 XL Black
P/U:MSI MAG A1250GL PCIE5
CPUクーラー:CPS RZ820 +Noctua 120mmファン追加 トリプルファン仕様
CPUグリス:Ainex JP-DX-ELITE
CPUの固定は純正ではなくPCER24さんのAnti bent cool boosterを使用しています。

BIOS:7E17v1A56
設定について、CPU電力制限および電流制限は無制限とし、Core電圧を-0.07Vオフセットしています。
なお、オーバークロックは一切しておりません。



【処理速度】
条件付きではありますが、前世代となるCore i9-14900KFから有意差のある進化を見せています。

・CINEBENCH R23 CPU(Multi Core)結果
 Core i9-14900KF :40266pts
 Core Ultra 9 285K:43148pts

Core Ultra 9 285Kが優位な結果を出したのがCINEBENCH R23でした。一見して違いはわかりにくいのですが、4万点に到達するのがやっとのCore i9-14900KFに対して、Core Ultra 9 285Kは3000ptsほど上回るスコアを出しました。
なお、Single Coreはどちらも2250pts前後でほぼ同じ成績でした。
ハイパースレッディングが廃止されて32スレッドから24スレッドへ減少しているにも拘わらず、スコアアップしているところは天晴れですね!

・ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク
 Core i9-14900KF :スコア14408、平均フレームレート102fps
 Core Ultra 9 285K:スコア13454、平均フレームレート 94fps

CINEBENCHで好成績を残したのですが、ゲームタイトルになると成績を落としてしまいました。4K画質なのでGPUの性能が支配的になるはずなのですが、同じGPUでテストしたにもかかわらず1000点ほど下回りました。
テスト中にフレームレートのグラフを見ていたのですが、ほとんどの時間でCore i9-14900KFの時よりも下回っていました。
8fps違えば、わかる人にはわかる違いになるかもしれません。


【安定性】
安定性については、かなり向上していると言えます。
AviUtlとAvisynth+を使用して、FullHDで24fpsの動画を補間して48fpsとして、4Kにアップスケールしてエンコードしてみました。
Core i9-14900KFではエンコードがなかなか進まずにしばしば異常終了していたのですが、Core Ultra 9 285Kでは異常終了することなく動画エンコードを完了できました。
CPUアーキテクチャが新しくなるだけでここまで安定するものなのか?釈然としないのですが、結果は結果ですねw


【省電力性】
温度リミッターに当てながら性能を出していたのが前世代でしたが、Arrow Lakeでも同じような運用になるかもしれません。
特に調整せずにBENCHを走らせても、105℃でサーマルスロットリングが作動して性能が落ちることになります。
例えそれが最強の空冷式CPUクーラーと呼ばれるCPS RZ820であってもです。
そこから、CPUコア電圧を引き下げて、RZ820をトリプルファン仕様にして、CPU固定金具をAnti bent cool boosterへ交換して、(恐らく)登場したばかりのAinex JP-DX-ELITEで塗り直したら、かなり冷えるようになりました。

CPU-ZのAll CoresでStress CPUを実施した際の到達温度
0. ドノーマル:105℃
1.電圧引き下げ:92℃
2.トリプルファン化:88℃
3.Anti bent cool boosterへ交換:81℃
4.JP-DX-ELITEへ塗り直し:76℃

少々手が込んでしまいましたが、空冷式CPUクーラーでもフルロードできるようになりました。


【互換性】
LGA1851はまだ歴史が浅いため、無評価といたします。


【総評】
少し難しいことをやってますが、空冷式CPUクーラーで不自由なくフルロード出来ますし、サーマルスロットリングが起こっていないため、水冷式CPUクーラーを使った場合と比較して遜色ない性能になっていると思われます。
もっとも、空冷式CPUクーラーに拘るのであれば、電力無制限じゃなく、Intel Default Settingsを用いた方が間違いないと思いますw
なお、4月下旬にArrow Lake-S向けに"200S Boost"という公式オーバークロックのプロファイルが追加されていますが、速いメモリが必要になります。6800MT/sのメモリでは御利益がありませんでした・・・
ゲーム用途で使用する場合、未だにRaptor Lakeに負けている状態なのは悲しいところです。

使用しているMSIマザーボードの機能であるCPU Lite Loadを使いたいのですけど、最新のBIOSをもってしても、CPU Lite Loadの設定を変更しても反映されません。
また、enhanced Thermal Velocity Boostは自動または無効にしないと、有効にするとBSoDで確定してしまいます。
これらの現状から、恐らくBIOSの完成度が未だに高くないように思えます。
少なくとも、enhanced Thermal Velocity Boostを有効活用できるようになれば、ここから確実に性能アップできると思います。
Arrow Lakeはこれからに期待しましょう!

比較製品
インテル > Core i9 14900KF BOX
レベル
自作経験あり
重視項目
スペック重視

参考になった18

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せなたさん

  • レビュー投稿数:41件
  • 累計支持数:98人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

CPU
3件
0件
グラフィックボード・ビデオカード
3件
0件
イヤホン・ヘッドホン
3件
0件
もっと見る
満足度3
処理速度5
安定性5
省電力性3
互換性5

【処理速度】
早いです。ベンチの結果なんて用途次第だと思ってます。
【安定性】
安定して動作します。水冷は420mm使ってますが問題なしです。
【省電力性】
高ロック固定とかはしていないので普通にこのクラスでは省電力といっていいかと。
【互換性】
現状はインテルグラボのエンコード機として使ってます。むしろ互換性のために選んだCPUとも言えます・・・。
【総評】
将来のパーツ交換や拡張性を考えるとメインに据えるべきCPUでは無いと思います。
私はサブの専用としてとりあえず使います。

レベル
自作経験豊富
重視項目
スペック重視

参考になった0

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鵺晦さん

  • レビュー投稿数:29件
  • 累計支持数:67人
  • ファン数:0人

よく投稿するカテゴリ

マザーボード
10件
0件
CPU
7件
0件
CPUクーラー
3件
0件
もっと見る
満足度3
処理速度3
安定性3
省電力性3
互換性2

アップグレード性に関して、Intelは将来のプロセッサ世代でLGA 1851ソケットを使用するという公式な発表を行っていません。Core Ultra 2000S Refresh世代の開発が進んでいる可能性はありますが、これは確証されていません。この不確実性から、LGA 1851ソケットは単一世代のプロセッサに限定される可能性が示唆されます。
したがって、Core Ultra 9 285K は堅牢なパフォーマンスを提供しますが、同じマザーボードでの将来の CPU アップグレードの見通しは現時点では不明です。

参考になった5

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かぐーや姫さん

  • レビュー投稿数:17件
  • 累計支持数:44人
  • ファン数:3人

よく投稿するカテゴリ

マザーボード
2件
783件
グラフィックボード・ビデオカード
2件
620件
CPU
2件
554件
もっと見る
満足度5
処理速度5
安定性5
省電力性5
互換性5
 

デフォルトセッティングのシングル性能

インテルのツールでPASSしました。

 

【処理速度】速いです!速すぎだと思います。

【安定性】特になんの問題もありませんが360水冷で使っているので、マルチコアで負荷を掛けるとすぐにサーマルスロットリングをすることです。今、420水冷にしようかと考えています。

【省電力性】WIN11の電源設定を変えるとすぐに省電力にできますので、切り替えて使えば良いなと思っています。

【互換性】INTELのグラボで試していますがなんの不自由もなく使用できていると思います。

【総評】なんてことのない普通に使用できるINTEL最強CPUです。発熱対策をきちんとすれば性能をフルに出せそうです。
CINEBENCH シングルはデフォルトセッティングで写真のスコア程度です。インテルにはCPUをツールでチェックできる様です。
私のはPASSしましたが不安な方は使われると良いかもしれません。
使用環境 マザーボード Z890AURUSPROICE メモリ V-Color 8800MT/S

レベル
自作経験あり
重視項目
スペック重視

参考になった8

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ジャイアン鈴木さん

  • レビュー投稿数:216件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールEYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで編集兼ライターとして勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターと…続きを読む

満足度4
処理速度4
安定性無評価
省電力性4
互換性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は41601pts、CPU(Single Core)は2252pts

「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」のスコアは26555(RTX 4070使用時)

「Premiere Pro」で4K動画書き出しにかかった時間は1分5秒99

メーカーから借用した製品でレビューします

【処理速度】
「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は41601pts、CPU(Single Core)は2252pts。今回は、水冷CPUクーラー「ROG RYUJIN III 360 ARGB」を使用しましたが、公表値どおりのスコアが出ています。

【安定性】
長期間運用していないので現時点では「無評価」としますが、「CINEBENCH 2024」が複数回正常に動作しなかったです。なんらかの相性問題が発生していた可能性があります。

【省電力性】
ベースパワーについては「Core Ultra 9 285K」、「Core Ultra 5 245K」ともに125Wと同じですが、最大ターボパワーは「Core Ultra 9 285K」が250W、「Core Ultra 5 245K」が159Wと大きな開きがあります。「Core Ultra 9 285K」も省電力性能は前世代より向上していますが、ピークパワーが必要ないのであれば「Core Ultra 5 245K」のほうがお勧めです。

【互換性】
ソケット形状がLGA7000からLGA1851に変更されているのでマザーボードもセットを購入する必要があります。前世代からでもプロセッサーをリプレースする際にはマザーボードも同時購入しなければなりません。

【総評】
Arrow Lake世代のプロセッサーは前世代と比べて、マルチスレッド性能で最大14%、シングルスレッド性能で最大6%の性能向上を実現しつつ、パッケージでの消費電力を最大58%削減すると謳われています。処理性能よりも省電力性能を重視したプロセッサーと言えます。とは言えAI処理に利用できる「NPU」を搭載しており、特にAI関連アプリで性能向上と電力削減を期待できます。「NPU」対応アプリが増えてきたときに、真価を発揮するプロセッサーと言えます。

参考になった16

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Ghost Reconさん

  • レビュー投稿数:17件
  • 累計支持数:176人
  • ファン数:2人

よく投稿するカテゴリ

CPU
3件
476件
イヤホン・ヘッドホン
1件
88件
電源ユニット
1件
34件
もっと見る
満足度4
処理速度5
安定性3
省電力性5
互換性5

まだ組み立てたばかりなので詳しいレビューはできないがとりあえずは
CineBench2024とPassMarkのベンチマークをしてみました
各所ゲームについてはプレイにおける支障については特に無い、とだけは言っておきます

(構成)
@CPU:Intel Core Ultra 9 285K
AGPU:MSI RTX4080 GamingXTrio(Superではないです)
BM/B:ASRock Z890 Taichi
CSSD:WD_Black SN850X NVMe SSD WDS100T2X0E
D簡易水冷:MasterLiquid 360 Atmos
EDDR5:Trident Z5 RGB F5-7200J3445G16GX2-TZ5RK
F電源:MSI MAG A1000GL PCIE5
Gケース:H7 Flow CM-H71FG-01 2023モデル(白/黒)
HCPU用固定フレーム:Thermal Grizzly Intel 1851 CPU Contact Frame V1(個人輸入)
その他:NoctuaのNF-A12X25 PWMをx7個

ゲームについてはこの3タイトルをプレイしましたが問題はありませんでした

@Call of Duty:Black Ops 6
ABattlefield 2042
Bスローンアンドリバティ

次にベンチマーク結果ですが個人的には悪くないような気もします
どうなんでしょうか?
Intel側は最適化不足を公表したので、解消されるまで気を長くして待ってみます
実際にFFのベンチマーク結果が予想していた数値よりも低く感じました
フレームレートは約180程でした
(ちもろぐさんのデータ結果とほぼ同じです)
その理由から満足度4で安定性を星3つにしました
https://i.imgur.com/PWoCO15.jpeg
https://i.imgur.com/KaAYyms.jpeg
https://i.imgur.com/rTHvyQ7.jpeg

レベル
自作経験あり
重視項目
スペック重視

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最安価格(税込):¥88,980発売日:2024年10月25日 価格.comの安さの理由は?

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